JPH04137642U - 通信機器の機能表示構造 - Google Patents

通信機器の機能表示構造

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JPH04137642U
JPH04137642U JP4441591U JP4441591U JPH04137642U JP H04137642 U JPH04137642 U JP H04137642U JP 4441591 U JP4441591 U JP 4441591U JP 4441591 U JP4441591 U JP 4441591U JP H04137642 U JPH04137642 U JP H04137642U
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sheet
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JP4441591U
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英明 岡本
顕一 古徳
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キヤノン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示物を容易に挿入でき、さらに表示物が外
部からの力で変形しないように保護することができる。 【構成】 上ケース9の下面には、透明部材10が固定
されているとともに、透明部材10と間隔をおいてシー
トガイド11が固定されており、透明部材10とシート
ガイド11との間で形成される空間に、側方から、表示
物であるシート8が挿入される。シート8の表示内容
は、透明部材10の凸部を介して目視できる。シートガ
イド11の、シート挿入口7側の端部は側方に突出した
挿入ガイド11cとなっている。シート8を挿入する
際、挿入ガイド11cにシート8を載せた状態で位置決
めができ、容易にシート8を挿入することができる。ま
た、シート挿入口7側から衝撃等が加わった場合、シー
ト8のつかみしろ8bは挿入ガイド11に保護され、つ
かみしろ8bがつぶれることがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワンタッチダイヤル等の機能キーを有し、そのキーの近傍に、その キーの目的を表示する表示物を備えた電話機やファクシミリなどの通信機器の機 能表示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンタッチダイヤル等の機能キーを有する電話機やファクシミリなどの 通信機器において、前記機能キーの目的を表示する表示物を前記機能キーの周辺 に備えるものとして前記表示物を通信機器本体の側面から、前記通信機器の外観 部品の側面側に形成された空間部に挿入する構造のものが知られている。
【0003】 前記構造において、通信機器の側壁には、前記表示物を前記空間部に挿入する ための開口が設けられている。また、表示物には、表示物を通信機器本体から引 き抜きやすくするために、表示物が空間部に挿入されたとき、通信機器本体の側 壁から突出する突出部を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、表示物を空間部に挿入する際、直接、 表示物の先端を空間部の開口に位置決めしなければならず、表示物をなかなか空 間部に挿入できない場合があるという問題点があった。また、通信機器本体の側 壁に他の物体がぶつかる等した場合、表示物の突出部がつぶれてしまい、表示物 が引き抜けなくなるおそれがあるという問題点があった。加えて、前記突出部の みが前記側壁から突出しているのは、見た目にも好ましいものではなかった。
【0005】 本考案は上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、機能の 目的を表示する表示物を容易に挿入でき、さらに、表示物が外部からの力で変形 しないように保護することのできる、通信機器の機能表示構造を提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、キーが配置された筺体の前記キーの周辺部 に、前記キーの位置に対応して貫通孔を形成し、 前記筺体の裏面側には、前記貫通孔に嵌合する凸部を有し前記筺体の裏面に密 接された透明部材と、前記筺体の裏面に前記筺体と間隔をおいて固設された、前 記キーの目的を表示した表示物のガイドをするためのガイド部材との間で形成さ れた、前記表示物が挿入可能であり、前記筺体の側壁に開口をもつ空間部を設け るとともに、 前記側壁の開口に、前記ガイド部材の底壁に沿って前記ガイド部材から一体的 に突出した平板部を設け、 前記表示物が前記空間部に挿入された状態では、前記貫通孔に対応する部位に 前記表示物の表示部が位置することを特徴とする。
【0007】 また、平板部の突出量は、表示物の、筺体の側壁からの突出量より大きいもの でもよい。
【0008】
【作用】
キーが配置された筺体の裏面側の、前記キーの周辺部に対応する部位に、前記 筺体の側壁に開口した空間部を設け、前記側壁の開口に平板部を設けることで、 キーの目的を表示した表示物を前記開口に挿入する際、表示物を直接前記開口に 位置決めしてから挿入しなくても、平板部に置いた状態で挿入するだけで、容易 に表示物が挿入される。
【0009】 また、平板部の突出量を、表示物を前記開口から引き出す際のつかみしろ等と なる、表示物の突出部の突出量より大きくすることで、筺体の側壁に他の物体が ぶつかる等しても前記突出部は平板部に保護され、前記突出部がつぶれることは ない。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0011】 図1に、本考案の通信機器の一例である電話機の一実施例の斜視図を示す。
【0012】 図1において、電話機はハンドセット部1と電話機本体2とで構成される。電 話機本体2はさらに、ダイヤルキー部3と、ワンタッチダイヤル等の際に使用さ れる機能キー部4とからなる。
【0013】 機能キー部4には、複数個の機能キー5が配置されており、各機能キー5の近 傍には、各機能キー5の機能名称等を表示する、貫通孔としての表示窓6が各機 能キー5に対応して開口し、各表示窓6の下方は空間部となっている。電話機本 体2の側壁の、各表示窓6の側方に対応する部位には、表示窓6の3段分を一体 とし、前記側壁に開口した2つのシート挿入口7が形成されており、各シート挿 入口7から前記空間部内に、弾性を有する表示物としてのシート8が挿入可能と なっている。
【0014】 シート8は、表示窓6の3段分が一体的になったものであり、図2に示すよう に、シート8をシート挿入口7から前記空間部内に挿入したときに、各表示窓6 の下方に位置する表示部8aには、機能名称等が記載されている。また、シート 8の表示部8aとは反対側の一端部には、シート8を前記空間部に挿入したり前 記空間部から引き抜いたりする際につかむためのつかみしろ8bが形成されてい るとともに、後述する抜け止め突起が係合する小孔8cが形成されている。
【0015】 次に、機能キー部4について詳細に説明する。
【0016】 図2に示すように、機能キー部4(図1参照)の筺体としての上ケース9の下 面には、各表示窓6に対応して形成された凸部10aを有する透明部材10が、 各凸部10aを各表示窓6に嵌合させて密接している。さらに、透明部材10の 下方には、ガイド部材としてのシートガイド11が溶着等により上ケース9に接 合されており、シートガイド11は透明部材10の支持もかねている。
【0017】 シートガイド11の上面の所定の部位には、シート8を挿入する際のガイドと なる立設面11aが、シート8の挿入方向に沿って形成され、透明部材10とシ ートガイド11との間には、立設面11aの高さ分だけの高さを有する前記空間 部が形成されている。上ケース9の側壁には凹部9bが形成されており、凹部9 bとシートガイド11の上面とで形成された開口がシート挿入口7(図1参照) となる。
【0018】 そして、機能キー5は、シートガイド11に、シートガイド11の下方から、 シートガイド11、透明部材10および上ケース9に形成された孔を貫通して取 り付けられている。
【0019】 このように、シート8を筺体の側方から挿入できる構成とすることで、シート 8の着脱は、シート8を側方にスライドさせるだけで容易に行うことができる。
【0020】 シートガイド11上面の、シート8の表示部8aが位置する部位には、互いに 間隔をおいて複数の突起11bが設けられている。各突起11bの高さは、透明 部材10とシートガイド11とで形成される空間の高さより低く、透明部材10 と突起11bの先端との間にシート8が挿入可能な高さとなっている。このため 、前記空間にシート8を挿入したとき、シート8の表示部8aは各突起11bの 先端に載置された状態となり、透明部材10に近くなるので、表示部8aの視認 性が向上するとともに、前記空間の高さを一様に前述の透明部材10と突起11 bの先端との間隔と同じにした場合に比較して、各突起11bがシート8に点接 触で接触するためシート8の摩擦抵抗が小さくなり、シート8の挿入および引き 抜きがより容易になる。ここで、各突起11bの先端の形状は、シート8の先端 と突起11bとが当接した際に、シート8が突起11bの上方へ逃げやすくする ために、半球状であることが望ましい。
【0021】 また、図3に示すように実際に操作者が表示窓6を見るときには、操作者の視 点Fは通常表示窓6の真上にはなく、手前側(図示矢印方向側)にある。このた め、シート8の表示部8aの位置が表示窓6の真下にあると、特に上ケース9の 厚さが厚い場合、表示部8aは上ケース9の陰になり、見えなくなる場合が生じ る。そこで、シート8の表示部8aと表示窓6との位置関係は、表示部8aが表 示窓6の真下の位置より、手前側と反対方向に距離Cだけずれた位置に挿入され るようにガイドされる。この距離Cは、上ケース9の厚さや、機能キー部4(図 1参照)の傾斜角度等に応じて最適値に設定される。
【0022】 さらに図4に示すように、上ケース9下面のシート挿入口7の近傍には、下方 に延びる抜け止め突起9aが形成されている。抜け止め突起9aはシート8がシ ート挿入口7に完全に挿入されたときに、シート8に形成された小孔8cに嵌合 して、シート8がシート挿入口から不用意に抜けるのを防止するものである。抜 け止め突起9aの高さは、シート8を挿入する妨げにならず、かつ、小孔8cに 確実に嵌合する高さであることが望ましい。
【0023】 次に、本考案の特徴とするところの平板部について図4を用いて説明する。シ ートガイド11の、シート挿入口7側の端部には、シート8のつかみしろ8bに 対応する部位を除いて、側方に延びる平板部としての挿入ガイド11cが突設さ れている。挿入ガイド11cの突出量Eはシート8のつかみしろ8bの突出量D より大きくなっているとともに、挿入ガイド11cの上面とシートガイド11の 上面とは同一平面上にある。挿入ガイド11cを設けることによって、シート8 を直接シート挿入口7に位置決めしなくても、挿入ガイド11cの上面にシート を載せた状態でシート8の位置決めができるので、シート8の挿入がより容易に なる。また、電話機本体2(図1参照)の側面に他の物体をぶつけた場合でも、 シート8のつかみしろ8bは挿入ガイド11によって保護されるため、つかみし ろ8bがつぶされてシート8が引き抜けなくなることがなくなる。
【0024】 上述のとおり構成された機能キー部4にシート8を挿入する際は、シート挿入 口7とシート8の表示部8aの位置合わせを行ない、表示部8aを挿入ガイド1 1c上に置いた状態で挿入していく。シート8を挿入していくと、シート8は突 起11bによって透明部材10側に持ち上げられて挿入され、シート8が完全に 挿入されると、シート8は弾性を有しているので、小孔8cが自動的に抜け止め 突起9aに嵌合し、シート8の抜け止めがなされる。
【0025】 一方、シート8を引き抜くときは、シート8を下方に押すことによって抜け止 め突起9aが小孔8cから外れ、そのまま容易に引き抜くことができる。
【0026】 以上説明した実施例において、シート8の形状は、表示窓の3段分を一体にし たものについて説明したが、それに限らず、必要に応じて、任意の段数分とする ことができる。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上説明したとおり構成されているので、以下に記載する効果を奏す る。
【0028】 筺体の裏面側に、前記筺体の側壁に開口をもつ空間部を設けることで、表示物 を側方へスライドさせるだけで容易に表示物を着脱することができる。
【0029】 また、側壁の開口に平板部を設けることで、表示物の開口への位置決めが容易 になり、より容易に表示物を挿入することができる。
【0030】 さらに、挿入ガイドの突出量を、表示物の突出量より大きくすることで、筺体 の側壁に他の物体がぶつかる等しても、表示物の突出部がつぶれることがなくな り、前記突出部のつぶれによって表示物を引き抜きにくくなることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の通信機器の一例である電話機の一実施
例の概略斜視図である。
【図2】図1に示す機能キー部の要部分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示す機能キー部のA−A断面図である。
【図4】図1に示す機能キー部のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 ハンドセット部 2 電話機本体 3 ダイヤルキー部 4 機能キー部 5 機能キー 6 表示窓 7 シート挿入口 8 シート 8a 表示部 8b つかみしろ 8c 小孔 9 上ケース 9a 抜け止め突起 9b 凹部 10 透明部材 10a 凸部 11 シートガイド 11a 立設面 11b 突起 11c 挿入ガイド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーが配置された筺体の前記キーの周辺
    部に、前記キーの位置に対応して貫通孔を形成し、前記
    筺体の裏面側には、前記貫通孔に嵌合する凸部を有し前
    記筺体の裏面に密接された透明部材と、前記筺体の裏面
    に前記筺体と間隔をおいて固設された、前記キーの目的
    を表示した表示物のガイドをするためのガイド部材との
    間で形成された、前記表示物が挿入可能であり、前記筺
    体の側壁に開口をもつ空間部を設けるとともに、前記側
    壁の開口に、前記ガイド部材の底壁に沿って前記ガイド
    部材から一体的に突出した平板部を設け、前記表示物が
    前記空間部に挿入された状態では、前記貫通孔に対応す
    る部位に前記表示物の表示部が位置することを特徴とす
    る、通信機器の機能表示構造。
  2. 【請求項2】 挿入ガイドの突出量は、表示物の、筺体
    の側壁からの突出量より大きい請求項1に記載の、通信
    機器の機能表示構造。
JP1991044415U 1991-06-13 1991-06-13 通信機器の機能表示構造 Expired - Lifetime JP2524944Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118188U (ja) * 1984-01-20 1985-08-09 株式会社日立製作所 銘板取付構造
JPS6235384U (ja) * 1985-08-21 1987-03-02
JPS63129359U (ja) * 1987-02-17 1988-08-24

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