JPH04137481A - マグネトロン駆動電源 - Google Patents

マグネトロン駆動電源

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JPH04137481A
JPH04137481A JP25731190A JP25731190A JPH04137481A JP H04137481 A JPH04137481 A JP H04137481A JP 25731190 A JP25731190 A JP 25731190A JP 25731190 A JP25731190 A JP 25731190A JP H04137481 A JPH04137481 A JP H04137481A
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JP
Japan
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heater
current
anode current
anode
magnetron
Prior art date
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Pending
Application number
JP25731190A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Nakagawa
達也 中川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電子レンジ等のマグネトロンを駆動するマ
グネトロン駆動電源に関する。
(従来の技術) 電子レンジ等に用いられるマグネトロンは、その寿命を
決める要因の一つにヒータ温度Tfがあり、このヒータ
温度Tfを一定にするため、通常、ヒータ電圧Ef又は
ヒータ電流Ifを一定の値に制御することか行われてい
る。
ところで、マグネトロンのヒータ温度T「は、ヒータ電
圧Ef又はヒータ電流Ifが一定の値に制御されても、
入力電力制御のためにアノード電流1bが可変されると
、そのアノード電流1bの値により変化し、第2図中の
b特性群で示すように、アノード電流rbの値が大にな
ると、ヒータ温度Tfは高くなる。このため、アノード
電流Ibが大になる最大入力電力点てヒータ温度Tfが
最適温度になるようにヒータ電流Ifを調整すると、最
小人力電力点てヒータ電流Ifが足りなくなる。このこ
とから、結局、最大入力電力点と最小人力電力点での各
ヒータ温度Tfが、マグネトロンの寿命から決まる最高
ヒータ温度T fM A Xとエミッション特性から決
まる最低ヒタ温度TfMINとを満すようにヒータ電流
Ifの値を一定に決定することが行われ”Cいる。
(発明か解決しようとする課題) しかし、電子レンジの大出力化及び解凍性能の向上環を
狙った小出力化の要求からくるマグネトロンに対する広
い動作電力範囲を考えたとき、ヒータ電流IfO値を一
定としてもその広い動作電力の全範囲てヒータ温度T 
fを、最高ヒータ温度TfMAXと最低ヒータ温度Tf
MINの間に抑えることは難しい。このため、マグネト
ロンへの入力電力の可変範囲を広くすることが難しく、
また、ヒータ温度Tfか最高ヒータ温度T fM A 
Xと最低ヒータ温度TfMr〜の範囲を満すことができ
ても、ヒータ温度Tfの変化幅が最大変化幅になること
を考えると最適な動作範囲とは云えず、マグネトロンが
短寿命化し易いという問題がある。
この他、マグネトロンのアノード電圧Ebの安定性を利
用してヒータ加熱電力の定電力化を行うようにしたマグ
ネトロン駆動電源があるが、このようなマグネトロン駆
動電源ては、マグネトロンのフェライトマグネットの熱
減磁によりアノード電圧Ebか低下する現象があり、ヒ
ータ電流Ifの値も変化する。このため、このようなマ
グネトロン駆動電源を用いた場合も、広範囲な電力可変
を安定に行うことは難しいという問題がある。
そこで、この発明は、マグネトロンへの人力電力を安定
して広く可変することができ、これとともにマグネトロ
ンを長寿命化することのできるマグネトロン駆動電源を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は上記課題を解決するために、マグネトロンの
アノードに電力を供給するアノード電源と、前記マグネ
トロンのヒータを加熱するヒータ電源と、前記マグネト
ロンのアノード電流を検出するアノード電流検出手段と
、該アノード電流検出手段による前記アノード電流の検
出値を入力して前記ヒータ電源を制御し前記アノード電
流の増減量に応じて当該増減方向とは逆方向に前記ヒー
タへのヒータ電流を可変させるヒータ温度制御手段とを
有することを要旨とする。
(作用) アノード電源からマグネトロンへのアノード電流か、例
えば増大されて入力電力が犬にされると、ヒータ温度制
御手段によるヒータ電源の制御により、そのアノード電
流の増大量に対応した値だけヒータ電流が小になるよう
に可変される。これにより、アノード電流の増大による
ヒータ温度の増大傾向が抑えられる。このように、マグ
ネトロンのヒータ温度は入力電力の変化に依存しなくな
り、アノード電流の変化によるヒータ温度の変化幅が小
さくなって人力電力の可変範囲を安定して広くすること
が可能となる。また、ヒータ温度の変化幅が小さくなる
ことがらマグネトロンの長寿命化が可能となる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
まず、マグネトロン駆動電源の構成を説明すると、駆動
電源には、何れもインバータ電源で構成されたアノード
電源10とヒータ電源20とか備えられている。アノー
ド電源10から説明すると、第1図において、1は商用
交流電源であり、この商用交流電源1からの交流電圧が
整流ブリッジ2で整流されたのち、チョークコイル3及
び平滑コンデンサ4で平滑されて人力直流電圧が得られ
るようになっている。5はI G B T (I n5
ulatedG ate B 1polar  T r
ansistor )からなるスイッチング素子であり
、スイッチング素子5のコレクタ・エミッタ間に並列に
7リーホイーリングダイオード6及び共振コンデンサ7
が接続されて共振型スイッチング回路が構成されてい°
る。
8は高周波の高圧トランスであり、1次巻線9及び2次
巻線11が備えられている。入力直流電圧が高圧トラン
ス8の1次巻線9を介してスイッチング素子5のコレク
タに供給されている。12は制御回路であり、この制御
回路12からの駆動信号によりスイッチング素子5がオ
ン・オフされ、人力直流電圧が周期的にスイッチングさ
れて高周波に変換される。このとき、共振型スイッチン
グ回路を構成するスイッチング素子5のコし・フタ・エ
ミッタ間に正弦波状の共振電圧が現われ、この正弦波状
の高周波が高圧トランス8の1次巻線9に供給されるよ
うになっている。また、2次巻線11には、倍電圧コン
デンサ13と高電圧整流ダイオード14.15て構成さ
れた倍電圧整流回路か接続されている。この倍電圧整流
回路で高圧トランス8の2次巻線11に発生する高周波
高電圧が倍電圧整流されて直流高電圧が得られ、この直
流高電圧がマグネトロン16のアノード17とカソード
18(以下、ヒータというときもカソードと同符号を用
いる)との間にアノード電圧Ebとして印加されるよう
になっている。なお、マグネトロン16はアノード17
側がアースされている。
一方、マグネトロン16のヒータを加熱するため、上述
のアノード電源10とは別途に、これと類似の素子によ
りヒータ電源20が構成されている。即ち、商用交流電
源1に接続された整流ブリッジ22、チョークコイル2
3、平滑コンデンサ24、スイッチング素子25、フリ
ーホイーリングダイオード26、共振コンデンサ27及
び高周波のヒータトランス28によりヒータ電源20が
構成されている。ヒータトランス28には1次巻線29
及び2次巻線であるヒータ巻線31が備えられている。
ヒータ巻線31に発生するヒータ電圧が、マグネトロン
16のヒータ18に供給されている。
また、この実施例ては、アノード電源10により、マグ
ネトロン16への入力電力制御のため、アノード電流I
bが可変されても、ヒータ18のヒータ温度18の変化
幅を小さく抑えるため、アノード電流検出手段及びその
アノード電流の検出値を入力してヒータ電源20を制御
するヒータ温度制御手段が次のように構成されている。
即ち、まず、アノード電源10における倍電圧整流回路
とマグネトロン16のアノード17との間にアノード電
流1b検出用の抵抗19が接続されている。この抵抗1
9によりアノード電流検出手段が構成されている。抵抗
19によるアノード電流1bの検出信号線は、抵抗を介
してオペアンプで構成されたヒータ電流誤差積分器32
の反転入力端子(=)に接続されている。また、ヒータ
トランス28のヒータ巻線31とマグネトロン16のヒ
ータ18との間にはヒータ電流Ifを検出するためのカ
レントトランス34が接続されている。カレントトラン
ス34によるヒータ電流Ifの検出値は整流ブリッジ3
5で直流電圧に変換され、前記アノード電流1b検出値
と同様に、抵抗を介してヒータ電流誤差積分器32の反
転入力端子(−)に与えられている。カレントトランス
34と整流ブリッジ35とでヒータ電流検出手段が構成
されている。ヒータ電流誤差積分器32の非反転入力端
子(+)は接地され、反転入力端子(−)には、マグネ
トロン16のヒータ温度を所定値に設定するためのヒー
タ電流設定値−VRが設定されている。
このような、アノード電流及びヒータ電流の各検出手段
の検出信号線のヒータ電流誤差積分器32への接続態様
により、ヒータ電流設定値−VRと抵抗19で検出され
たアノード電流rbの検出電圧VAとの加算値−(VR
−VA )が、ヒータ温度を所定値に設定するためのダ
イナミックなヒータ電流制御基準値となる。そして、ヒ
ータ電流検出手段34.35の検出電圧値とヒータ電流
制御基準値−(VR−VA )との和が負の場合には、
ヒータ電流誤差積分器32の積分出力は、ヒータ電流検
出手段34.35の検出電圧値が(VR−VA)になる
まで、即ち基準値とヒータ電流検出値との誤差がゼロに
なるまで単調に増加し、これと逆にヒータ電流検出手段
34.35の検出電圧値とヒータ電流制御基準値−(V
RVA)との和が正の場合は、ヒータ電流誤差積分器3
2の積分出力は、ヒータ電流検出手段34.35の検出
電圧値が(VR−VA )になるまで、即ち基準値とヒ
ータ電流検出値との誤差がゼロになるまで単調に減少す
るようになっている。これにより、アノード電流Ibの
増・減に対し、ヒータ電流Ifは単調に減・増するよう
に制御されることになる。ヒータ電流誤差増幅器32の
出力端子は制御回路33に接続され、制御回路33から
出力される駆動信号がスイッチング素子25のベース端
子に与えられている。制御回路33からは、ヒ〜り電流
誤差積分器32の積分出力に対応してスイッチング素子
のオン時間を制御する駆動信号が出力される。上述のヒ
ータ電流検出手段34.35、ヒータ電流誤差積分器3
2及び制御回路33によりヒータ温度制御手段が構成さ
れている。
上述のように構成されたマグネトロン駆動電源は、アノ
ード電源10における制御回路12からの駆動信号の周
波数を可変してスイッチング素子5のスイッチング周期
を変えることによりマグネトロン16への入力電力が制
御される。正常動作時におけるマグネトロン16のアノ
ード電圧Ebはほぼ一定になるという特性から、入力電
力の制御に際しては、主としてアノード電流1bが可変
されることになる。この実施例は、入力電力が所要範囲
で大きく可変されてアノード電流Ibが変化しても、ヒ
ータ温度制御手段によりヒータ温度Tfの変化幅を小さ
く抑えようとするものであり、アノード電流1bが、例
えば増大して抵抗19によるアノード電流1bの検出電
圧VAか増大すると、ヒータ電流誤差積分器32におけ
るヒータ電流制御基準値−(VR−VA )の絶対値が
小となり、ヒータ電流Ifは、アノード電流Ibの増大
量に対応した量だけ小になるように可変される。
これにより、アノード電流1bの増大によるヒータ温度
Tfの増大傾向が抑えられる。このように、アノード電
流Ibの増・減によりヒータ電流Ifが単調に減・増す
るように制御されることにより、入力電力の変化に伴な
うアノード電流1bとヒータ電流Ifの変化を考えると
ヒータ温度Tfは入力電力の変化に依存しなくなり、ヒ
ータ温度Tfの変化幅が小さくなって入力電力の可変範
囲を安定して広くすることが可能となる。第2図中のa
特性線は、このアノード電流Ibの変化に伴うヒータ電
流Ifの変化及びこれに対応したヒータ温度の変化を示
す動作特性を表わしている。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、マグネトロン
のアノード電流を検出するアノード電流検出手段と、こ
のアノード電流検出手段によるアノード電流の検出値を
人力してヒータ電源を制御しアノード電流の増減量に応
じてその増減方向とは逆方向にヒータ電流を可変させる
ヒータ温度制御手段とを具備させたため、入力電力の変
化に伴うアノード電流の変化に対しヒータ温度の変化幅
が小さくなって入力電力を安定して広く可変することが
でき、またヒータ温度の変化幅が小さくなることからマ
グネトロンの長寿命化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明に係るマグネトロン駆動電
源の実施例を示すもので、第1図は回路図、第2図はア
ノード電流の変化に対するヒータ電流の変化とヒータ温
度の変化を示す特性図である。 10ニアノード電源、   16:マグネトロン、17
:アノード、   18:ヒータ、19ニアノード電流
検出用抵抗(アノード電流検出手段)、 20:ヒータ電源、 32:制御回路及びカレントトランス等とともにヒータ
温度制御手段を構成するヒータ電流誤差積分器、 33:制御回路、 34:ヒータ電流検出用のカレントトランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マグネトロンのアノードに電力を供給するアノード電源
    と、前記マグネトロンのヒータを加熱するヒータ電源と
    、前記マグネトロンのアノード電流を検出するアノード
    電流検出手段と、該アノード電流検出手段による前記ア
    ノード電流の検出値を入力して前記ヒータ電源を制御し
    前記アノード電流の増減量に応じて当該増減方向とは逆
    方向に前記ヒータへのヒータ電流を可変させるヒータ温
    度制御手段とを有することを特徴とするマグネトロン駆
    動電源。
JP25731190A 1990-09-28 1990-09-28 マグネトロン駆動電源 Pending JPH04137481A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033278A1 (ja) * 2004-09-24 2006-03-30 Nihon Koshuha Co., Ltd. マグネトロン発振装置
WO2006128212A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Ipv Pty Limited Improvements in an apparatus for heating a food product
JP2008300259A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Micro Denshi Kk マグネトロンの余寿命検出方法とその余寿命検出装置

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