JPH04136964U - 内装トリムのトリム端末処理構造 - Google Patents

内装トリムのトリム端末処理構造

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JPH04136964U
JPH04136964U JP5406491U JP5406491U JPH04136964U JP H04136964 U JPH04136964 U JP H04136964U JP 5406491 U JP5406491 U JP 5406491U JP 5406491 U JP5406491 U JP 5406491U JP H04136964 U JPH04136964 U JP H04136964U
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interior trim
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JP5406491U
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雄三 足立
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スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の内装トリムの縁部に装着される端末
トリムの末端が外部に露出しないようにしたものであ
る。 【構成】 内装トリム27の縁部に断面略コ字形の端末
トリム29を嵌合して装着したトリム構造であって、上
記端末トリム29の端部を覆うエンドピース部30を上
記内装トリム27の縁部端末部に一体成形したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の室内に配設される内装トリムのトリム端末処理構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
自動車の室内には内装材としてトリムが配設され、車体パネルの露出を防いで いる。ところで、オープンカーのように、ルーフが開放されるタイプの自動車で は、キャビン部を構成する車体パネルの内側に配設されるトリムには上部側の縁 部が外部から見えるものがあるため、このようなトリムに対する端末処理を必要 とする。
【0003】 図4はオープントップタイプの自動車を示したもので、フロントウィンド1を 含むフロントガラスフレーム2とバックウィンドガラス3を含むロールバー(ク ォーターピラー)4とを残して車体上部を開放した態様と、フロントガラスフレ ーム2の上縁部とロールバー4の上縁部との間にハードルーフ5を差渡して設置 した態様とを採り得る。 この場合、ロールバー4は、ロールバー4の両側下端部に設けられたピン6を 車体内側面に軸支し、このピン6を中心にロールバー4を後方に回動させて、キ ャビン部後部の収納室に格納している。
【0004】 図5はキャビン部7に設けられた収納室8と、パーティションパネル9でキャ ビン部7と仕切られたトランクルーム10とを示したものである。キャビン部7 はシート11を配設した乗員席12と、乗員席12の後部側に設けられた収納室 8に区画されている。乗員席12はメインフロアパネル13上にコンソールボッ クス14を挟んで一対のシート11が配置されており、メインフロアパネル13 の後端部に立設されたバルクヘッド15の上端部に、リヤフロアパネル16の先 端部が接合されている。リヤフロアパネル16は収納室8とトランクルーム10 のフロアを構成し、その途中に上記パーティションパネル9が立設されている。
【0005】 上記収納室8には、左右にシートベルトタワー取付部17が設けられており、 スルーリング等が内蔵されている。この収納室8にはクォータインナパネル18 およびパーティションパネル9と間隙を置いてキャビンバックトリム19および シートベルトタワートリム20が配設されている。
【0006】 上記バックウィンドガラス3およびロールバー4は、回動してキャビンバック トリム19およびシートベルトタワートリム20とクォータインナパネル18お よびパーティションパネル9との間隙21内に格納されるものである。
【0007】 上記キャビンバックトリム19とシートベルトタワートリム20の上端は、車 体上部が開放されるため自由端となっており、この縁部22を隠すために、図6 に示すようなコ字形の端末トリム23を装着している。この端末トリム23の末 端24には外部から見えないように内部が空洞のエンドピース25を装着して外 観の向上を図っている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術ではエンドピース25が成型品のため型費がかかるこ とになる。また、エンドピース25がシートベルトタワートリム20等と別物で あるため色、質感等を一致させることが容易ではないことから一体感に欠け外観 性が乏しくなる。さらに、エンドピース25が外れ易いことから、取付作業性が 困難となる。
【0009】 本考案は上記課題を解決し、内装トリムの末端処理を効果的に行なうことがで きる内装トリムのトリム末端処理構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、内装トリムの縁部に断面略コ字形の端末ト リムを嵌合して装着したトリム構造において、上記端末トリムの端部を覆うエン ドピース部を上記内装トリムの縁部端末部に一体成形したことにある。
【0011】
【作 用】
内装トリムの縁部末端に端末トリムの端部を収容するエンドピース部を一体成 形する。そして、端末トリムを内装トリムの縁部に沿って摺動させ、端末トリム の端部を内装トリムのエンドピース部に収納する。
【0012】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】 図1は内装トリムとしてキャビンバックトリム26とシートベルトタワートリ ム27を示したものである。キャビンバックトリム26とシートベルトタワート リム27の上端縁部28は外側に折り曲げて形成されており、この縁部28に断 面コ字型の端末トリム29が嵌着されている。
【0014】 シートベルトタワートリム27の縁部端末部には上記端末トリム29の端部2 9を覆って収容するエンドピース部30が一体成形されている。
【0015】 上記構成によると、端末トリム29装着後に、端末トリム29を縁部28に沿 って摺動し、端末トリム29の端部29aをエンドピース部30内に収納する。 こうして、端末トリム29の端部29aを外部から隠すことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案による内装トリムのトリム端末処理構造によれば、内 装トリムの縁部に断面略コ字形の端末トリムを嵌合して装着したトリム構造にお いて、上記端末トリムの端部を覆うエンドピース部を上記内装トリムの縁部端末 部に一体成形したので、エンドピースの型費が不要となりコストダウンを図るこ とができる。また、エンドピース部は内装トリムと同一素材で一体成形したので 、外観の向上を図ることができる。さらに、従来のエンドピースを用いないので 、エンドピースの取付作業を省略できると共にエンドピースが外れるといった心 配もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内装トリムのトリム端末処理構造を示す斜視図
である。
【図2】図1のY部拡大分解斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】オープントップタイプの自動車を示す斜視図で
ある。
【図5】図4の自動車の内部車体構造を示す一部断面斜
視図である。
【図6】図5のX部拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
26 キャビンバックトリム 27 シートベルトタワートリム 28 縁部 29 端末トリム 30 エンドピース部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内装トリムの縁部に断面略コ字形の端末
    トリムを嵌合して装着したトリム構造において、上記端
    末トリムの端部を覆うエンドピース部を上記内装トリム
    の縁部端末部に一体成形したことを特徴とする内装トリ
    ムのトリム端末処理構造。
JP1991054064U 1991-06-17 1991-06-17 内装トリムのトリム端末処理構造 Expired - Lifetime JP2565193Y2 (ja)

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JP2565193Y2 JP2565193Y2 (ja) 1998-03-11

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58141948A (ja) * 1982-02-16 1983-08-23 Nissan Motor Co Ltd 車両用トリム部品合せ部構造
JPS62120044U (ja) * 1986-01-23 1987-07-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58141948A (ja) * 1982-02-16 1983-08-23 Nissan Motor Co Ltd 車両用トリム部品合せ部構造
JPS62120044U (ja) * 1986-01-23 1987-07-30

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