JPH04136404A - バルブタイミング制御装置 - Google Patents
バルブタイミング制御装置Info
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- JPH04136404A JPH04136404A JP2261637A JP26163790A JPH04136404A JP H04136404 A JPH04136404 A JP H04136404A JP 2261637 A JP2261637 A JP 2261637A JP 26163790 A JP26163790 A JP 26163790A JP H04136404 A JPH04136404 A JP H04136404A
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、エンジンの運転中に吸気バルブ及び排気バ
ルブの作動タイミングを制御するバルブタイミング制御
装置に係り、詳しくはクランクシャフトを中心に各気筒
を二つのバンクに分けて配置してなる多気筒エンジンに
おけるバルブタイミング制御装置に関するものである。
ルブの作動タイミングを制御するバルブタイミング制御
装置に係り、詳しくはクランクシャフトを中心に各気筒
を二つのバンクに分けて配置してなる多気筒エンジンに
おけるバルブタイミング制御装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種のバルブタイミング制御装置として、例え
ば実開昭61−145806号公報には、クランクシャ
フトを中心に左右二つのバンクをV型に配置してなる多
気筒V型エンジンにおいて、各バンクのカムシャフトに
対してバルブタイミング可変機構(VVT)を設けたこ
とが開示されている。このようなバルブタイミング制御
装置では、各バンクのカムシャフトを−っのタイミング
ベルト又はチェーンを介してクランクシャフトに駆動連
結している。又、エンジン運転中に各VVTを同じタイ
ミングで制御することにより、各バンクのカムシャフト
を同じ回転位相で制御し、各バンクの吸気バルブ及び排
気バルブの作動タイミングを同位相で制御可能にしてい
る。
ば実開昭61−145806号公報には、クランクシャ
フトを中心に左右二つのバンクをV型に配置してなる多
気筒V型エンジンにおいて、各バンクのカムシャフトに
対してバルブタイミング可変機構(VVT)を設けたこ
とが開示されている。このようなバルブタイミング制御
装置では、各バンクのカムシャフトを−っのタイミング
ベルト又はチェーンを介してクランクシャフトに駆動連
結している。又、エンジン運転中に各VVTを同じタイ
ミングで制御することにより、各バンクのカムシャフト
を同じ回転位相で制御し、各バンクの吸気バルブ及び排
気バルブの作動タイミングを同位相で制御可能にしてい
る。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、前記従来のバルブタイミング制御装置では、
−各カムシャフトをクランクシャフトに駆動連結してい
るタイミングベルト又はチェーンが、経時変化によって
延びるという問題があった。そして、タイミングベルト
又はチェーンが延びることにより、左右各バンクでVV
Tの作動タイミングにズレが生じる。例えば6気筒V型
エンジンにおいて、左バンクで2°CAのズレを生じた
場合、右バンクでは4°CAのズレを生じる。このため
、各バンクのカムシャフトとクランクシャフトとの間に
回転位相差が生じ、各バンクの間においてバルブタイミ
ングにズレが生じることになった。その結果、各バンク
の間で要求点火時期や要求噴射量が異なることになり、
エンジンの回転変動が大きくなったり、トルク変動が増
加したりして、ドライバビリティ悪化や排気ガス悪化の
虞があった。
−各カムシャフトをクランクシャフトに駆動連結してい
るタイミングベルト又はチェーンが、経時変化によって
延びるという問題があった。そして、タイミングベルト
又はチェーンが延びることにより、左右各バンクでVV
Tの作動タイミングにズレが生じる。例えば6気筒V型
エンジンにおいて、左バンクで2°CAのズレを生じた
場合、右バンクでは4°CAのズレを生じる。このため
、各バンクのカムシャフトとクランクシャフトとの間に
回転位相差が生じ、各バンクの間においてバルブタイミ
ングにズレが生じることになった。その結果、各バンク
の間で要求点火時期や要求噴射量が異なることになり、
エンジンの回転変動が大きくなったり、トルク変動が増
加したりして、ドライバビリティ悪化や排気ガス悪化の
虞があった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、二つのバンクの間におけるバルブタイミ
ングのズレを無くすことが可能で、延いてはエンジンの
トルク変動を抑えてドライバビリティや排気ガスの悪化
を抑えることが可能なバルブタイミング制御装置を提供
することにある。
、その目的は、二つのバンクの間におけるバルブタイミ
ングのズレを無くすことが可能で、延いてはエンジンの
トルク変動を抑えてドライバビリティや排気ガスの悪化
を抑えることが可能なバルブタイミング制御装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、この発明においては、多
気筒エンジンの各気筒がクランクシャフトを中心に二位
置に分けて配置されてなる各バンクと、それら各バンク
のそれぞれに設けられたカムシャフトをクランクシャフ
トに駆動連結するために掛装された一つのタイミングベ
ルト又はチェーンと、各バンクにおけるバルブタイミン
グを可変にするために設けられたバルブタイミング可変
機構と、各バンクにおけるバルブタイミングを同位相で
制御すべくエンジンの運転状態に応じてバルブタイミン
グ可変機構を駆動制御する制御手段とを備えたバルブタ
イミング制御装置において、タイミングベルト又はチェ
ーンの経時変化による形状変化量を検出する経時変化検
出手段と、タイミングベルト又はチェーンの経時変化に
よって生じる各バンクの間におけるバルブタイミングの
ズレを補正すべく、検出された形状変化量に基づいて制
御手段によるバルブタイミング可変機構の制御量を補正
する制御量補正手段とを備えている。
気筒エンジンの各気筒がクランクシャフトを中心に二位
置に分けて配置されてなる各バンクと、それら各バンク
のそれぞれに設けられたカムシャフトをクランクシャフ
トに駆動連結するために掛装された一つのタイミングベ
ルト又はチェーンと、各バンクにおけるバルブタイミン
グを可変にするために設けられたバルブタイミング可変
機構と、各バンクにおけるバルブタイミングを同位相で
制御すべくエンジンの運転状態に応じてバルブタイミン
グ可変機構を駆動制御する制御手段とを備えたバルブタ
イミング制御装置において、タイミングベルト又はチェ
ーンの経時変化による形状変化量を検出する経時変化検
出手段と、タイミングベルト又はチェーンの経時変化に
よって生じる各バンクの間におけるバルブタイミングの
ズレを補正すべく、検出された形状変化量に基づいて制
御手段によるバルブタイミング可変機構の制御量を補正
する制御量補正手段とを備えている。
[作用]
上記発明の構成によれば、多気筒エンジンの各バンクに
設けられたカムシャフトは、クランクシャフトとの間で
掛装されたタイミングベルト又はチェーンを介して回転
駆動される。そして、制御手段は各バンクのバルブタイ
ミングを同位相で制御スべ(、エンジンの運転状態に応
じてバルブタイミング可変機構を駆動制御する。
設けられたカムシャフトは、クランクシャフトとの間で
掛装されたタイミングベルト又はチェーンを介して回転
駆動される。そして、制御手段は各バンクのバルブタイ
ミングを同位相で制御スべ(、エンジンの運転状態に応
じてバルブタイミング可変機構を駆動制御する。
この時、制御量補正手段は、経時変化検出手段により検
出された経時変化による形状変化量に基づいて制御手段
によるバルブタイミング可変機構の制御量を補正する。
出された経時変化による形状変化量に基づいて制御手段
によるバルブタイミング可変機構の制御量を補正する。
これによって、タイミングベルト又はチェーンの経時変
化(延び等)によって生じる各バンクの間におけるバル
ブタイミングのズレが補正される。
化(延び等)によって生じる各バンクの間におけるバル
ブタイミングのズレが補正される。
[第1実施例]
以下、この発明を具体化した第1実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図はこの発明のバルブタイミング制御装置を適用し
たガソリンエンジンにおける概略構成図を示している。
たガソリンエンジンにおける概略構成図を示している。
ここでは、エンジン1の運転制御については周知の制御
が行われているものとして説明を省略し、バルブタイミ
ング制御についてのみ説明を行う。
が行われているものとして説明を省略し、バルブタイミ
ング制御についてのみ説明を行う。
この実施例において、多気筒V型のエンジンIの各気筒
は、クランクシャフト2を中心に左右二つの位置に分け
て配置されて左右各バンク3,4を構成している。各バ
ンク3,4に設けられたカムシャフト5,6の一端には
、同カムシャフト5゜6によって開閉駆動される図示し
ない吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミング(バル
ブタイミング)を可変にするカムプーリアラシイ7,8
がそれぞれ設けられている。
は、クランクシャフト2を中心に左右二つの位置に分け
て配置されて左右各バンク3,4を構成している。各バ
ンク3,4に設けられたカムシャフト5,6の一端には
、同カムシャフト5゜6によって開閉駆動される図示し
ない吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミング(バル
ブタイミング)を可変にするカムプーリアラシイ7,8
がそれぞれ設けられている。
各カムプーリアラシイ7,8には油圧によって駆動され
る図示しないアクチュエータが内蔵されている。これら
カムプーリアラシイ7,8の構成については、既に周知
であるのでここでは詳しい説明を省略する。又、各カム
プーリアラシイ7゜8への油圧の供給を調節する油圧回
路9が設けられている。この油圧回路9は各カムプーリ
アラシイ7,8に通じる油路10,11と、タンクI2
の作動油を圧送する油圧ポンプ13及び電磁バルブ14
よりなるポンプユニット15とから構成されている。こ
のように、カムプーリアラシイ7゜8及び油圧回路9に
より、各バンク3,4のバルブタイミングを可変にする
ためのバルブタイミング可変機構(VVT)が構成され
ている。そして、各カムプーリアラシイ7,8が油圧に
よって駆動されることにより、カムプーリアラシイ7,
8と各カムシャフト5.6との間に捩じりが付与されて
バルブタイミングが調節される。尚、ポンプユニット1
5はエンジン1に予め装着されているオイルポンプとの
共用も可能である。
る図示しないアクチュエータが内蔵されている。これら
カムプーリアラシイ7,8の構成については、既に周知
であるのでここでは詳しい説明を省略する。又、各カム
プーリアラシイ7゜8への油圧の供給を調節する油圧回
路9が設けられている。この油圧回路9は各カムプーリ
アラシイ7,8に通じる油路10,11と、タンクI2
の作動油を圧送する油圧ポンプ13及び電磁バルブ14
よりなるポンプユニット15とから構成されている。こ
のように、カムプーリアラシイ7゜8及び油圧回路9に
より、各バンク3,4のバルブタイミングを可変にする
ためのバルブタイミング可変機構(VVT)が構成され
ている。そして、各カムプーリアラシイ7,8が油圧に
よって駆動されることにより、カムプーリアラシイ7,
8と各カムシャフト5.6との間に捩じりが付与されて
バルブタイミングが調節される。尚、ポンプユニット1
5はエンジン1に予め装着されているオイルポンプとの
共用も可能である。
クランクシャフト2の一端にはクランクプーリ■6が固
着されている。そして、各カムプーリアラシイ7,8と
クランクプーリ16との間には一つのタイミングベルト
17が掛装され、各カムシャフト5,6がクランクシャ
フト2に駆動連結されている。又、エンジン1には、掛
装されたタイミングベルト17に所要の張力を付与する
ためのアイドラ18.19及びテンションブー920が
設けられている。
着されている。そして、各カムプーリアラシイ7,8と
クランクプーリ16との間には一つのタイミングベルト
17が掛装され、各カムシャフト5,6がクランクシャ
フト2に駆動連結されている。又、エンジン1には、掛
装されたタイミングベルト17に所要の張力を付与する
ためのアイドラ18.19及びテンションブー920が
設けられている。
右バンク4には、そのカムシャフト6の回転位相を検出
するカム回転数センサ21が設けられている。又、クラ
ンクシャフト2と同位相で回転しているエンジン1の回
転数(エンジン回転数)を検出するエンジン回転数セン
サ22が設けられている。
するカム回転数センサ21が設けられている。又、クラ
ンクシャフト2と同位相で回転しているエンジン1の回
転数(エンジン回転数)を検出するエンジン回転数セン
サ22が設けられている。
前述したカム回転数センサ21及びエンジン回転数セン
サ22等は制御手段及び制御量補正手段を構成する電子
制御装置(ECU)23の入力側に接続されている。又
、ECU23の出力側には前述したポンプユニット15
の電磁バルブ14等が接続されている。このECU23
は、中央処理装置(CPU)、呼び出し専用メモリ(R
OM)及び呼び出し書き替え可能なメモリ(RAM)等
よりなる論理演算回路として構成されている。そして、
ECU23はエンジン1の運転状態に応じて、即ち各セ
ンサ21,22の検出値に基づき、各バンク3,4にお
けるバルブタイミングを同位相で制御すべく、電磁バル
ブ14を好適にデユーティ制御する。
サ22等は制御手段及び制御量補正手段を構成する電子
制御装置(ECU)23の入力側に接続されている。又
、ECU23の出力側には前述したポンプユニット15
の電磁バルブ14等が接続されている。このECU23
は、中央処理装置(CPU)、呼び出し専用メモリ(R
OM)及び呼び出し書き替え可能なメモリ(RAM)等
よりなる論理演算回路として構成されている。そして、
ECU23はエンジン1の運転状態に応じて、即ち各セ
ンサ21,22の検出値に基づき、各バンク3,4にお
けるバルブタイミングを同位相で制御すべく、電磁バル
ブ14を好適にデユーティ制御する。
又、カム回転数センサ21及びエンジン回転数センサ2
2は、タイミングベルト17の経時変化による形状変化
量としてのF延びJを検出する経時変化検出手段を構成
している。そして、タイミングベルト17の延びによっ
て生じる各バンク3゜4の間におけるバルブタイミング
のズレを補正すべく、ECU23では各センサ21,2
2の検出値に基づいて電磁バルブ14の制御量を補正す
る。
2は、タイミングベルト17の経時変化による形状変化
量としてのF延びJを検出する経時変化検出手段を構成
している。そして、タイミングベルト17の延びによっ
て生じる各バンク3゜4の間におけるバルブタイミング
のズレを補正すべく、ECU23では各センサ21,2
2の検出値に基づいて電磁バルブ14の制御量を補正す
る。
次に上記のように構成されたバルブタイミング制御装置
の作用について第2図のフローチャートに従って説明す
る。尚、このフローチャートはECU23により実行さ
れるルーチンの中で、タイミングベルト17の延びによ
る各カムシャフト5゜6とクランクシャフト2との間の
位゛相ズレを補正するための補正ルーチンを示している
。この補正ルーチンはECU23によって所定時間の定
時割り込みで実行される。
の作用について第2図のフローチャートに従って説明す
る。尚、このフローチャートはECU23により実行さ
れるルーチンの中で、タイミングベルト17の延びによ
る各カムシャフト5゜6とクランクシャフト2との間の
位゛相ズレを補正するための補正ルーチンを示している
。この補正ルーチンはECU23によって所定時間の定
時割り込みで実行される。
処理がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ101
において、バルブタイミングがベースタイミング状態で
あるか否かを判断する。即ち、電磁バルブ14が閉じら
れていて、各カムプーリアラシイ7,8に制御油圧が供
給されていない状態であるか否かを判断する。
において、バルブタイミングがベースタイミング状態で
あるか否かを判断する。即ち、電磁バルブ14が閉じら
れていて、各カムプーリアラシイ7,8に制御油圧が供
給されていない状態であるか否かを判断する。
ベースタイミング状態でない場合には、その後の処理を
一旦終了する。又、ベースタイミング状態である場合に
は、ステップ102へ移行する。
一旦終了する。又、ベースタイミング状態である場合に
は、ステップ102へ移行する。
ステップ102においては、カム回転数センサ21及び
エンジン回転数センサ22の検出値に基づき、第3図に
タイムチャートで示すように、今回の処理周期における
クランクシャフト2の回転位相θ2とカムシャフト6の
回転位相θ1との間の位相差「θ1−θ2」を求め、そ
の位相差「θl−θ2」と正規位相差θ0とを比較し、
その差を今回の位相偏差θN1とする。
エンジン回転数センサ22の検出値に基づき、第3図に
タイムチャートで示すように、今回の処理周期における
クランクシャフト2の回転位相θ2とカムシャフト6の
回転位相θ1との間の位相差「θ1−θ2」を求め、そ
の位相差「θl−θ2」と正規位相差θ0とを比較し、
その差を今回の位相偏差θN1とする。
次に、ステップ103において、今回の位相偏差θN1
をこれまでの位相偏差加算値θNに加算して新たな位相
偏差加算値θNとする。
をこれまでの位相偏差加算値θNに加算して新たな位相
偏差加算値θNとする。
続いて、ステップ104において、ステップ103にお
ける前回までの位相偏差θN1の加算回数Nに「1」を
新たに加算して今回の加算回数Nとする。
ける前回までの位相偏差θN1の加算回数Nに「1」を
新たに加算して今回の加算回数Nとする。
そして、ステップ105において、加算回数Nが所定値
αに達したか否かを判断する。ここで、加算回数Nが所
定値αに達していない場合には、その後の処理を一旦終
了する。又、加算回数Nが所定値αに達した場合には、
ステップ106へ移行する。
αに達したか否かを判断する。ここで、加算回数Nが所
定値αに達していない場合には、その後の処理を一旦終
了する。又、加算回数Nが所定値αに達した場合には、
ステップ106へ移行する。
ステップ106においては、位相偏差加算値θNを加算
回数Nで割り算し、その結果を右バンク4のカムシャフ
ト6における補正量としての平均位相偏差θRHとする
。
回数Nで割り算し、その結果を右バンク4のカムシャフ
ト6における補正量としての平均位相偏差θRHとする
。
又、ステップ107において、右バンク4の平均位相偏
差θRHに適合値に1を掛は算し、その結果を左バンク
3のカムシャフト5における補正量としての平均位相偏
差θLHとする。
差θRHに適合値に1を掛は算し、その結果を左バンク
3のカムシャフト5における補正量としての平均位相偏
差θLHとする。
この実施例では、右バンク4のカムプーリアラシイ8の
みにカム回転数センサ21が設けられている。又、第4
図のグラフに示すように、タイミングベルト17の延び
に対する左右各バンク3゜4におけるバルブタイミング
のズレには、それぞれある一定の比例関係があることが
分かっている。
みにカム回転数センサ21が設けられている。又、第4
図のグラフに示すように、タイミングベルト17の延び
に対する左右各バンク3゜4におけるバルブタイミング
のズレには、それぞれある一定の比例関係があることが
分かっている。
そこで、このステップ107では、カム回転数センサ2
1及びエンジン回転数センサ22の検出値に基づいて得
られる平均位相偏差θRHを基に、左バンク3のカムシ
ャフト5における平均位相偏差θLHを求める演算が行
われている。ここで、前述した適合値Klはタイミング
ベルト17のレイアウトによる設計長さによって決定さ
れる値(0<Kl≦1)である。
1及びエンジン回転数センサ22の検出値に基づいて得
られる平均位相偏差θRHを基に、左バンク3のカムシ
ャフト5における平均位相偏差θLHを求める演算が行
われている。ここで、前述した適合値Klはタイミング
ベルト17のレイアウトによる設計長さによって決定さ
れる値(0<Kl≦1)である。
そして、ステップ108において、実際の制御値θVV
Tに平均位相偏差θRHを加算して右バンク4における
最終的な制御値θVVTrとし、その制御値θVVTr
に従って電磁バルブ14をデユーティ制御する。これに
よって、右バンク4におけるカムプーリアラシイ8が駆
動されるに際し、タイミングベルト17の延びに起因し
て生じるカムシャフト6とクランクシャフト2との間の
位相差が補正され、右バンク4におけるバルブタイミン
グが適正なタイミングに補正される。
Tに平均位相偏差θRHを加算して右バンク4における
最終的な制御値θVVTrとし、その制御値θVVTr
に従って電磁バルブ14をデユーティ制御する。これに
よって、右バンク4におけるカムプーリアラシイ8が駆
動されるに際し、タイミングベルト17の延びに起因し
て生じるカムシャフト6とクランクシャフト2との間の
位相差が補正され、右バンク4におけるバルブタイミン
グが適正なタイミングに補正される。
更に、ステップ109において、実際の制御値θVVT
に平均位相偏差θLHを加算して左バンク3における最
終的な制御値θVVTlとし、その制御値θVVTIに
従って電磁バルブ14をデユーティ制御し、その後の処
理を一旦終了する。
に平均位相偏差θLHを加算して左バンク3における最
終的な制御値θVVTlとし、その制御値θVVTIに
従って電磁バルブ14をデユーティ制御し、その後の処
理を一旦終了する。
これによって、左バンク3におけるカムプーリアラシイ
7が駆動されるに際し、タイミングベルト17の延びに
起因して生じるカムシャフト5とクランクシャフト2と
の間の位相差が補正され、左バンク3におけるバルブタ
イミングが適正なタイミングに補正される。
7が駆動されるに際し、タイミングベルト17の延びに
起因して生じるカムシャフト5とクランクシャフト2と
の間の位相差が補正され、左バンク3におけるバルブタ
イミングが適正なタイミングに補正される。
上記のように、この実施例のバルブタイミク制御装置に
よれば、タイミングベルト17の延ヒに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5,6とクランクシ
ャフト2との間の位相差がそれぞれ補正され、各バンク
3,4におけるバルブタイミングがそれぞれ適正なタイ
ミングに補正される。
よれば、タイミングベルト17の延ヒに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5,6とクランクシ
ャフト2との間の位相差がそれぞれ補正され、各バンク
3,4におけるバルブタイミングがそれぞれ適正なタイ
ミングに補正される。
従って、タイミングベルト17が経時変化によって延び
ていても、左右各バンク3,4の間におけるバルブタイ
ミングのズレを補正してそのズレを無くすことができる
。その結果、バルブタイミングのズレに起因して生じる
エンジンlの回転数変動やトルク変動を抑えることかで
き、ドライバビリティや排気ガスの悪化を未然に防止す
ることができる。
ていても、左右各バンク3,4の間におけるバルブタイ
ミングのズレを補正してそのズレを無くすことができる
。その結果、バルブタイミングのズレに起因して生じる
エンジンlの回転数変動やトルク変動を抑えることかで
き、ドライバビリティや排気ガスの悪化を未然に防止す
ることができる。
[第2実施例]
次に、この発明を具体化した第2実施例を図面に従って
説明する。
説明する。
第5図はこの発明のバルブタイミング制御装置を適用し
たガソリンエンジンにおける概略構成図を示している。
たガソリンエンジンにおける概略構成図を示している。
ここでも、エンジン1の運転制御については周知の制御
が行われているものとして説明を省略し、バルブタイミ
ング制御についてのみ説明を行う。尚、この実施例のバ
ルブタイミング制御装置の構成は、基本的には前記第1
実施例のそれとほぼ同じであるとして詳しい説明を省略
し、異なった点についてのみ説明する。
が行われているものとして説明を省略し、バルブタイミ
ング制御についてのみ説明を行う。尚、この実施例のバ
ルブタイミング制御装置の構成は、基本的には前記第1
実施例のそれとほぼ同じであるとして詳しい説明を省略
し、異なった点についてのみ説明する。
第5図に示すように、この実施例では、左右各バンク3
,4に設けられたカムシャフト5,6の一端に、油圧制
御用のアクチュエータを内蔵しない単なるカムプーリ2
6,27が固着されている。
,4に設けられたカムシャフト5,6の一端に、油圧制
御用のアクチュエータを内蔵しない単なるカムプーリ2
6,27が固着されている。
一方、クランクシャフト2の一端には、油圧制御用のア
クチュエータを内蔵してなるクランクプーリアラシイ2
8が設けられている。又、クランクプーリアラシイ28
に通じる油路29と、ポンプユニット15により、クラ
ンクプーリアラシイ28への油圧の供給を調節する油圧
回路30が構成されている。即ち、この実施例では、ク
ランクシャフト2に油圧制御用のアクチュエータを内蔵
したクランクプーリアラシイ28を設け、左右各バンク
3,4のカムシャフト5,6の回転を同時に位相制御し
ようとしている。
クチュエータを内蔵してなるクランクプーリアラシイ2
8が設けられている。又、クランクプーリアラシイ28
に通じる油路29と、ポンプユニット15により、クラ
ンクプーリアラシイ28への油圧の供給を調節する油圧
回路30が構成されている。即ち、この実施例では、ク
ランクシャフト2に油圧制御用のアクチュエータを内蔵
したクランクプーリアラシイ28を設け、左右各バンク
3,4のカムシャフト5,6の回転を同時に位相制御し
ようとしている。
次に上記のように構成されたバルブタイミング制御装置
の作用について第6図のフローチャートに従って説明す
る。尚、このフローチャートはECU23により実行さ
れるルーチンの中で、タイミングベルト17の延びによ
る各カムシャフト5゜6とクランクシャフト2との間の
位相ズレを補正するための補正ルーチンを示している。
の作用について第6図のフローチャートに従って説明す
る。尚、このフローチャートはECU23により実行さ
れるルーチンの中で、タイミングベルト17の延びによ
る各カムシャフト5゜6とクランクシャフト2との間の
位相ズレを補正するための補正ルーチンを示している。
この補正ルーチンはECU23によって所定時間の定時
割り込みで実行される。
割り込みで実行される。
処理がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ201
において、バルブタイミングがベースタイミング状態で
あるか否かを判断する。即ち、電磁バルブ14が閉じら
れていて、クランクプーリアラシイ28に制御油圧か供
給されていない状態であるか否かを判断する。
において、バルブタイミングがベースタイミング状態で
あるか否かを判断する。即ち、電磁バルブ14が閉じら
れていて、クランクプーリアラシイ28に制御油圧か供
給されていない状態であるか否かを判断する。
ベースタイミング状態でない場合には、その後の処理を
一旦終了する。又、ベースタイミング状態である場合に
は、ステップ202へ移行する。
一旦終了する。又、ベースタイミング状態である場合に
は、ステップ202へ移行する。
ステップ202においては、カム回転数センサ21及び
エンジン回転数センサ22の検出値に基づき、今回の処
理周期におけるクランクシャフト2の回転位相θ2とカ
ムシャフト6の回転位相θlとの間の位相差「θl−θ
2Jを求め、その位相差「θ1−θ2」と正規位相差θ
0とを比較し、その差を今回の位相偏差θN1とする。
エンジン回転数センサ22の検出値に基づき、今回の処
理周期におけるクランクシャフト2の回転位相θ2とカ
ムシャフト6の回転位相θlとの間の位相差「θl−θ
2Jを求め、その位相差「θ1−θ2」と正規位相差θ
0とを比較し、その差を今回の位相偏差θN1とする。
次に、ステップ203において、今回の位相偏差θN1
をこれまでの位相偏差加算値θNに加算して新たな位相
偏差加算値θNとする。
をこれまでの位相偏差加算値θNに加算して新たな位相
偏差加算値θNとする。
続いて、ステップ204において、ステップ203にお
ける前回までの位相偏差θN1の加算回数Nに「IJを
新たに加算して今回の加算回数Nとする。
ける前回までの位相偏差θN1の加算回数Nに「IJを
新たに加算して今回の加算回数Nとする。
そして、ステップ205において、加算回数Nが所定値
αに達したか否かを判断する。ここで、加算回数Nが所
定値αに達していない場合には、その後の処理を一旦終
了する。又、加算回数Nが所定値αに達した場合には、
ステップ206へ移行する。
αに達したか否かを判断する。ここで、加算回数Nが所
定値αに達していない場合には、その後の処理を一旦終
了する。又、加算回数Nが所定値αに達した場合には、
ステップ206へ移行する。
ステップ206においては、位相偏差加算値θNを加算
回数Nで割り算し、更に適合値に2を掛は算してその結
果を左右各バンク3.4のカムシャフト5,6に対する
共通な補正位相偏差θADとする。
回数Nで割り算し、更に適合値に2を掛は算してその結
果を左右各バンク3.4のカムシャフト5,6に対する
共通な補正位相偏差θADとする。
ここで、前述した適合値に2はタイミングベルト17の
レイアウトによる設計長さによって決定される値(0<
K2≦1)である。第7図はタイミングベルト17の延
びに対する各バンク3,4のバルブタイミングのズレの
関係を示すグラフである。この実施例では、左右各バン
ク3,4のバルブタイミングのズレを同時に補正するた
めに、位相偏差加算値θNを加算回数Nで割り算した結
果に適合値に2を掛は算することにより、第7図に実線
で示すように、左右各バンク3,4におけるバルブタイ
ミングのズレの中間的な値を求めることになる。
レイアウトによる設計長さによって決定される値(0<
K2≦1)である。第7図はタイミングベルト17の延
びに対する各バンク3,4のバルブタイミングのズレの
関係を示すグラフである。この実施例では、左右各バン
ク3,4のバルブタイミングのズレを同時に補正するた
めに、位相偏差加算値θNを加算回数Nで割り算した結
果に適合値に2を掛は算することにより、第7図に実線
で示すように、左右各バンク3,4におけるバルブタイ
ミングのズレの中間的な値を求めることになる。
そして、ステップ207において、実際の制御値θVV
Tに補正位相偏差θADを加算して左右各バンク3,4
における最終的な制御値θVVTaとし、その制御値θ
VVTaに従って電磁バルブ14をデユーティ制御し、
その後の処理を一旦終了する。これによって、クランク
シャフト2のクランクプーリアラシイ28が駆動される
に際し、タイミングベルト17の延びに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5.6とクランクシ
ャフト2との間の位相差が減少するように同時に補正さ
れる。
Tに補正位相偏差θADを加算して左右各バンク3,4
における最終的な制御値θVVTaとし、その制御値θ
VVTaに従って電磁バルブ14をデユーティ制御し、
その後の処理を一旦終了する。これによって、クランク
シャフト2のクランクプーリアラシイ28が駆動される
に際し、タイミングベルト17の延びに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5.6とクランクシ
ャフト2との間の位相差が減少するように同時に補正さ
れる。
上記のように、この実施例のバルブタイミン制御装置に
よれば、タイミングベルト17の延びに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5,6とクランクシ
ャフト2との間の位相差がそれぞれ補正され、各バンク
3,4におけるバルブタイミングのズレが小さくなるよ
うに補正される。
よれば、タイミングベルト17の延びに起因して生じる
左右各バンク3,4のカムシャフト5,6とクランクシ
ャフト2との間の位相差がそれぞれ補正され、各バンク
3,4におけるバルブタイミングのズレが小さくなるよ
うに補正される。
従って、タイミングベルト17が経時変化によって延び
ていても、左右各バンク3,4におけるバルブタイミン
グのズレを補正してズレの影響を同じにすることができ
る。その結果、バルブタイミングのズレに起因して生じ
るエンジンlの回転変動やトルク変動を抑えることがで
き、ドライバビリティや排気ガスの悪化を未然に防止す
ることができる。
ていても、左右各バンク3,4におけるバルブタイミン
グのズレを補正してズレの影響を同じにすることができ
る。その結果、バルブタイミングのズレに起因して生じ
るエンジンlの回転変動やトルク変動を抑えることがで
き、ドライバビリティや排気ガスの悪化を未然に防止す
ることができる。
尚、この発明は前記各実施例に限定されるものではなく
、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適
宜に変更して次のように実施することもできる。
、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適
宜に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記第1実施例では、右バンク4のみにカム回転
数センサ21を設け、その検出値をECU23の入力値
としたが、左右側バンクの各カムプーリアラシイにそれ
ぞれカム回転数センサを設けてECUの入力値としても
よい。
数センサ21を設け、その検出値をECU23の入力値
としたが、左右側バンクの各カムプーリアラシイにそれ
ぞれカム回転数センサを設けてECUの入力値としても
よい。
(2)前記各実施例では、タイミングベルト17の延び
を補正する場合に具体化したが、チェーンの延びを補正
する場合に具体化してもよい。
を補正する場合に具体化したが、チェーンの延びを補正
する場合に具体化してもよい。
(3)前記各実施例では、多気筒V型エンジンに具体化
したが、多気筒水平対向型エンジンに具体化してもよい
・。
したが、多気筒水平対向型エンジンに具体化してもよい
・。
[発明の効果コ
以上詳述したように、この発明によれば、タイミングベ
ルト又はチェーンの経時変化による形状変化量を検出し
て、その形状変化量に基づいてバルブタイミング可変機
構の制御量を補正しているので、タイミングベルト又は
チェーンの経時変化によって生じる二つのバンクの間に
おけるバルブタイミングのズレを補正して両バンクにお
けるバルブタイミングを同等にすることができ、延いて
はエンジンの回転変動やトルク変動を抑えてドライバビ
リティや排気ガスの悪化を未然に防止することができる
という優れた効果を発揮する。
ルト又はチェーンの経時変化による形状変化量を検出し
て、その形状変化量に基づいてバルブタイミング可変機
構の制御量を補正しているので、タイミングベルト又は
チェーンの経時変化によって生じる二つのバンクの間に
おけるバルブタイミングのズレを補正して両バンクにお
けるバルブタイミングを同等にすることができ、延いて
はエンジンの回転変動やトルク変動を抑えてドライバビ
リティや排気ガスの悪化を未然に防止することができる
という優れた効果を発揮する。
第1図〜第4図はこの発明を具体化した第1実施例に係
る図面であって、第1図はバルブタイミング制御装置を
示す概略構成図、第2図はそのバルブタイミング制御を
説明するフローチャート、第3図はクランクシャフト回
転位相とカムシャフト回転位相との関係を説明するタイ
ムチャート、第4図はタイミングベルトの延びに対する
バルブタイミングのズレの関係を説明するグラフである
。 第5図〜第7図はこの発明を具体化した第2実施例に係
る図面であって、第5図はバルブタイミング制御装置を
示す概略構成図、第6図はそのバルブタイミング制御を
説明するフローチャート、第7図はタイミングベルトの
延びに対するバルブタイミングのズレの関係を説明する
グラフである。 図中、■はエンジン、2はクランクシャフト、3は左バ
ンク、4は右バンク、5,6はカムシャフト、7,8は
カムプーリアラシイ、9は油圧回路(7〜9はバルブタ
イミング可変機構を構成している)、17はタイミング
ベルト、21はカム回転数センサ、22はエンジン回転
数センサ(21゜22は経時変化検出手段を構成してい
る)、23は制御手段及び制御量補正手段を構成するE
CU、28はクランクプーリアラシイ、30は油圧回路
(28,30はバルブタイミング可変機構を構成してい
る)である。 特許出願人 トヨタ自動車 株式会社代理人
弁理士 恩 1)博 宣(ほか1名)第 図 タイミングベルトの延び 第 ? 図 タイミングベルトの延び 第 図
る図面であって、第1図はバルブタイミング制御装置を
示す概略構成図、第2図はそのバルブタイミング制御を
説明するフローチャート、第3図はクランクシャフト回
転位相とカムシャフト回転位相との関係を説明するタイ
ムチャート、第4図はタイミングベルトの延びに対する
バルブタイミングのズレの関係を説明するグラフである
。 第5図〜第7図はこの発明を具体化した第2実施例に係
る図面であって、第5図はバルブタイミング制御装置を
示す概略構成図、第6図はそのバルブタイミング制御を
説明するフローチャート、第7図はタイミングベルトの
延びに対するバルブタイミングのズレの関係を説明する
グラフである。 図中、■はエンジン、2はクランクシャフト、3は左バ
ンク、4は右バンク、5,6はカムシャフト、7,8は
カムプーリアラシイ、9は油圧回路(7〜9はバルブタ
イミング可変機構を構成している)、17はタイミング
ベルト、21はカム回転数センサ、22はエンジン回転
数センサ(21゜22は経時変化検出手段を構成してい
る)、23は制御手段及び制御量補正手段を構成するE
CU、28はクランクプーリアラシイ、30は油圧回路
(28,30はバルブタイミング可変機構を構成してい
る)である。 特許出願人 トヨタ自動車 株式会社代理人
弁理士 恩 1)博 宣(ほか1名)第 図 タイミングベルトの延び 第 ? 図 タイミングベルトの延び 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多気筒エンジンの各気筒がクランクシャフトを中心
に二位置に分けて配置されてなる各バンクと、 前記各バンクのそれぞれに設けられたカムシャフトを前
記クランクシャフトに駆動連結するために掛装された一
つのタイミングベルト又はチェーンと、 前記各バンクにおけるバルブタイミングを可変にするた
めに設けられたバルブタイミング可変機構と、 前記各バンクにおけるバルブタイミングを同位相で制御
すべく前記エンジンの運転状態に応じて前記バルブタイ
ミング可変機構を駆動制御する制御手段と を備えたバルブタイミング制御装置において、前記タイ
ミングベルト又は前記チェーンの経時変化による形状変
化量を検出する経時変化検出手段と、 前記タイミングベルト又は前記チェーンの経時変化によ
って生じる前記各バンクの間におけるバルブタイミング
のズレを補正すべく、前記検出された形状変化量に基づ
いて前記制御手段による前記バルブタイミング可変機構
の制御量を補正する制御量補正手段と を備えたことを特徴とするバルブタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2261637A JPH04136404A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2261637A JPH04136404A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136404A true JPH04136404A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17364664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2261637A Pending JPH04136404A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | バルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136404A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1310636A3 (en) * | 2001-11-09 | 2007-01-10 | Ford Global Technologies, Inc. | A System and Method for an Engine |
JP2011094594A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの制御装置 |
JP2012193635A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | 可変圧縮比内燃機関の制御装置 |
JP2018009469A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2261637A patent/JPH04136404A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1310636A3 (en) * | 2001-11-09 | 2007-01-10 | Ford Global Technologies, Inc. | A System and Method for an Engine |
JP2011094594A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジンの制御装置 |
JP2012193635A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | 可変圧縮比内燃機関の制御装置 |
JP2018009469A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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