JP3116776B2 - V型エンジン - Google Patents

V型エンジン

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JP3116776B2
JP3116776B2 JP14785895A JP14785895A JP3116776B2 JP 3116776 B2 JP3116776 B2 JP 3116776B2 JP 14785895 A JP14785895 A JP 14785895A JP 14785895 A JP14785895 A JP 14785895A JP 3116776 B2 JP3116776 B2 JP 3116776B2
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bank
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intake valve
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    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/024Belt drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一本のタイミングベル
トで吸気弁側カムシャフト及び排気弁側カムシャフトを
駆動する、V型エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、左右の各バンクにシリンダ列
が配置されたV型エンジンのうち、各シリンダ列の上部
に吸排気弁駆動用のカムシャフトがそれぞれ配設された
DOHC型式のV型エンジンでは、通常これらの各カム
シャフトを一本のタイミングベルトで駆動している。
【0003】ここで、このようなV型エンジンのカムシ
ャフトの駆動系について説明すると、図2に示すよう
に、通常は設計上の要求や整備性等を考慮して、各バン
ク1,2のエンジン3の中心側に吸気弁駆動用カムシャ
フト4,6が配設され、各バンク1,2の外側に排気弁
駆動用カムシャフト5,7が配設されている。また、こ
れらのカムシャフト4〜7の一端部には、カムプーリ8
〜11がそれぞれ設けられるとともに、エンジン本体3
のクランクシャフトの一端部には、クランクプーリ(図
示省略)が設けられており、これらの各プーリに噛合す
るように一本のタイミングベルト12が取り付けられて
いる。なお、このタイミングベルト12には、図示しな
いベルトテンショナ等により常に所要の張力が作用する
ようになっている。
【0004】ところで、各気筒の排気行程終了直前から
吸気行程開始直後にかけては、吸排気弁がともに開いて
いるようないわゆるオーバラップが設けられている。こ
のオーバラップは、図3のカムプロフィール線図に斜線
で示すような、排気弁と吸気弁とがともに開状態となっ
ているゾーンである。そして、このようなオーバラップ
時は、各カムシャフト4〜7には以下のような力が作用
することになる。まず排気弁側においては、排気弁がバ
ルブスプリングの付勢力にしたがって上昇して閉鎖状態
となりつつあるので、バルブステムの上端からカムシャ
フト5,7のカム山に沿って、カムシャフト5,7の回
転を加勢させる方向に力が作用することになる。一方、
吸気弁側では、吸気弁がバルブスプリングの付勢力に抗
して下降して開放状態となりつつあるので、バルブスプ
リングの付勢力によりカムシャフト4,6の回転を妨げ
る方向に力が働くことになる。
【0005】したがって、オーバラップ時の吸気弁側カ
ムシャフト4,6には、図2に示すように、タイミング
ベルト12の進行方向と逆方向の力が作用し、排気弁側
カムシャフト5,7にはタイミングベルト12の進行方
向の順方向に力が作用するのである。さて、ここでタイ
ミングベルト12の進行方向に対して後側のバンク(即
ち、図中左側のバンク)1を第1バンク,タイミングベ
ルト12の進行方向の前側のバンク(即ち、図中右側の
バンク)2を第2バンクとする。また、第1バンク1に
そなえられた吸排気弁用カムシャフト4,5を、それぞ
れ第1吸気弁駆動用カムシャフト及び第1排気弁駆動用
カムシャフトとし、同様に第2バンク2にそなえられた
カムシャフト6,7を、第2吸気弁駆動用カムシャフト
及び第2排気弁駆動用カムシャフトとする。
【0006】この場合、タイミングベルト12が作動す
ると、第1排気弁駆動用カムシャフト5,第1吸気弁駆
動用カムシャフト4,第2吸気弁駆動用カムシャフト
6,第2排気弁駆動用カムシャフト7の順に各カムシャ
フトが回転することになる。このような構成のV型エン
ジン3では、第1バンク1においては、吸気弁駆動用カ
ムシャフト4の方が排気弁駆動用カムシャフト5に対し
てタイミングベルト12の進行方向の前方に配設される
ため、オーバラップ時には、タイミングベルト12の進
行方向前方側ではタイミングベルト12の作動を妨げる
方向の力が働き、進行方向後方側ではタイミングベルト
12の作動を加勢する方向に力が働くことになる。
【0007】したがって、第1バンク1の各気筒のオー
バラップ時には、タイミングベルト12に緩みが生じて
しまい、図3の実線に示すように、吸排気弁の各カムシ
ャフト4,5の位相が変化してしまう。そして、これに
より、排気弁が早閉じ、吸気弁が遅開きとなり、図3に
示すように、実質的なオーバラップが減少してしまう場
合がある。
【0008】これに対して、第2バンク2では、排気弁
駆動用カムシャフト7の方が吸気弁駆動用カムシャフト
6に対してタイミングベルトの進行方向の前方に配設さ
れるので、上述の第1バンク1とは逆に、オーバラップ
時のタイミングベルト12には、タイミングベルト12
を引っ張るような方向に力が作用することになる。もち
ろん、この場合は、吸排気弁駆動用カムシャフト6,7
の位相が変化するようなことはない。
【0009】このように第1バンク1側のオーバラップ
が減少すると、第1バンク1側の各気筒へのEGRガス
の流入量が減少するとともに、吸入空気量が増加して空
燃比がリーンとなってしまう。例えば、図2に示すV型
エンジン3が、第1バンク1側に1番,3番,5番の気
筒を有し、第2バンク2側に2番,4番,6番の気筒を
有するV型6気筒エンジンの場合、図4のグラフに示す
ように、同一の燃料噴射量にもかかわらず、第1バンク
1側の各気筒(1番,3番,5番)の吸入空気量が、第
2バンク2側の各気筒(2番,4番,6番)よりも増加
してしまい、空燃比が各バンク1,2間で異なるように
なる。
【0010】さらに、通常のV型6気筒エンジンは点火
動作が1番,2番,3番,4番,5番,6番の順番で行
なわれるので、第1バンク1の気筒と第2バンク2の気
筒とが交互に燃焼することになる。したがって、上述し
たようなV型エンジン3では、図5(b)の振動波形図
に示すように、1気筒毎に燃焼変動を起こして1.5次
の振動が発生してしまうのである。なお、図5(a)
は、各気筒の空燃比が均一の場合の燃焼変動を示す波形
図である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、一本のタ
イミングベルトで吸排気弁のカムシャフトを駆動してい
るようなV型エンジンでは、第1バンクと第2バンクと
でオーバラップが異ることで、第1,第2バンク間で燃
焼変動を起こしてしまい、特にアイドリング時に1.5
次の不快な振動が発生するという課題がある。
【0012】ところで、特開平1−300009号公報
には、第1,第2のシリンダ列を有するV型エンジンに
おいて、各シリンダ列の上部に吸排気弁を駆動するカム
シャフトを設け、これら第1のシリンダ列と第2のシリ
ンダ列とでカムシャフトの位相又はプロフィールを異な
らせて構成し、吸排気弁を適正時期に開閉できるように
した技術が開示されている。
【0013】しかしながら、上述の技術は、各バンク上
にそれぞれ配設された1本のカムシャフトにより吸気弁
及び排気弁を駆動するような、いわゆるSOHC型のV
型エンジンであって、このようなV型エンジンでは、各
カムシャフトは同一位相だけずれることになり、各カム
シャフト間の相対的な位相のずれはあまり大きくはな
い。したがって、上述したV型エンジンのように、第1
バンクと第2バンクとでオーバラップ量が異なるような
ことはなく、上述の課題を解決できるようなものではな
かった。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、左右バンク間での燃焼変動を抑制し、特にア
イドリング時の振動を低減できるようにした、V型エン
ジンを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のV型エンジンは、第1バンク及び第2バンク
と、該第1バンクのエンジン本体の中心側に配置された
第1吸気弁駆動用カムシャフトと、該第2バンクのエン
ジン本体の中心側に配置された第2吸気弁駆動用カムシ
ャフトと、該第1バンクのエンジン本体の外側に配置さ
れた第1排気弁駆動用カムシャフトと、該第2バンクの
エンジン本体の外側に配置された第2排気弁駆動用カム
シャフトと、これらの全てのカムシャフトを駆動すべ
く、該第1排気弁駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆
動用カムシャフト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,
該第2排気弁駆動用カムシャフトの順に進行するような
回転方向で回転する一本のタイミングベルトとをそなえ
たV型エンジンにおいて、吸気弁のバルブスプリングの
付勢力による駆動時の該タイミングベルトの緩みに応じ
た該第1吸気弁駆動用カムシャフトの開放タイミングの
ずれを補正すべく、第1吸気弁駆動用カムシャフトの回
転位相が該第2吸気弁駆動用カムシャフトよりも進角補
正され、排気弁のバルブスプリングの付勢力による駆動
時の該タイミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁駆
動用カムシャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべ
く、第1排気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2
排気弁駆動用カムシャフトよりも遅角補正されているこ
とを特徴としている。
【0016】また、請求項2記載の本発明のV型エンジ
ンは、第1バンク及び第2バンクと、該第1バンクのエ
ンジン本体の中心側に配置された第1吸気弁駆動用カム
シャフトと、該第2バンクのエンジン本体の中心側に配
置された第2吸気弁駆動用カムシャフトと、該第1バン
クのエンジン本体の外側に配置された第1排気弁駆動用
カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の外側に
配置された第2排気弁駆動用カムシャフトと、これらの
全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気弁駆動用
カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフト,該第
2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆動用カム
シャフトの順に進行するような回転方向で回転する一本
のタイミングベルトとをそなえたV型エンジンにおい
て、吸気弁のバルブスプリングの付勢力による駆動時の
該タイミングベルトの緩みに応じた該第1吸気弁駆動用
カムシャフトの開放タイミングのずれを補正すべく、第
1吸気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2吸気弁
駆動用カムシャフトよりも進角補正されていることを特
徴としている。
【0017】また、請求項3記載の本発明のV型エンジ
ンは、第1バンク及び第2バンクと、該第1バンクのエ
ンジン本体の中心側に配置された第1吸気弁駆動用カム
シャフトと、該第2バンクのエンジン本体の中心側に配
置された第2吸気弁駆動用カムシャフトと、該第1バン
クのエンジン本体の外側に配置された第1排気弁駆動用
カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の外側に
配置された第2排気弁駆動用カムシャフトと、これらの
全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気弁駆動用
カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフト,該第
2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆動用カム
シャフトの順に進行するような回転方向で回転する一本
のタイミングベルトとをそなえたV型エンジンにおい
て、排気弁のバルブスプリングの付勢力による駆動時の
該タイミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁駆動用
カムシャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべく、第
1排気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2排気弁
駆動用カムシャフトよりも遅角補正されていることを特
徴としている
【0018】
【作用】述の請求項1記載の本発明のV型エンジンで
は、一本のタイミングベルトにより、第1バンクのエン
ジン本体の外側に配置された第1排気弁駆動用カムシャ
フト,第1バンクのエンジン本体の中心側に配置された
第1吸気弁駆動用カムシャフト,第2バンクのエンジン
本体の中心側に配置された第2吸気弁駆動用カムシャフ
ト,第2バンクのエンジン本体の外側に配置された第2
排気弁駆動用カムシャフトの順に進行するような回転方
向で各カムシャフトが回転する。ここで、第1吸気弁駆
動用カムシャフトの回転位相が、吸気弁のバルブスプリ
ングの付勢力による駆動時のタイミングベルトの緩みに
応じた分だけ第2吸気弁駆動用カムシャフトよりも進角
補正されており、これにより第1吸気弁駆動用カムシャ
フトの開放タイミングのずれが補正される。また、第1
排気弁駆動用カムシャフトの回転位相が、やはり排気弁
のバルブスプリングの付勢力による駆動時のタイミング
ベルトの緩みに応じた分だけ第2排気弁駆動用カムシャ
フトよりも遅角補正されており、第1排気弁駆動用カム
シャフトの閉鎖タイミングのずれが補正される。したが
って、第1バンクと第2バンクとの間でオーバラップが
異なるようなこともなくなり、燃焼変動が抑制されてア
イドリング時の振動が低減する。
【0019】上述の請求項2記載の本発明のV型エンジ
ンでは、一本のタイミングベルトにより、第1バンクの
エンジン本体の外側に配置された第1排気弁駆動用カム
シャフト,第1バンクのエンジン本体の中心側に配置さ
れた第1吸気弁駆動用カムシャフト,第2バンクのエン
ジン本体の中心側に配置された第2吸気弁駆動用カムシ
ャフト,第2バンクのエンジン本体の外側に配置された
第2排気弁駆動用カムシャフトの順に進行するような回
転方向で各カムシャフトが回転する。ここで、第1吸気
弁駆動用カムシャフトの回転位相が、吸気弁のバルブス
プリングの付勢力による駆動時のタイミングベルトの緩
みに応じた分だけ第2吸気弁駆動用カムシャフトよりも
進角補正されており、これにより、第1吸気弁駆動用カ
ムシャフトの開放タイミングが遅れても、このずれが補
正される。したがって、第1バンクと第2バンクとの間
で、燃焼変動が抑制されてアイドリング時の振動が低減
する。
【0020】上述の請求項3記載の本発明のV型エンジ
ンでは、一本のタイミングベルトにより、第1バンクの
エンジン本体の外側に配置された第1排気弁駆動用カム
シャフト,第1バンクのエンジン本体の中心側に配置さ
れた第1吸気弁駆動用カムシャフト,第2バンクのエン
ジン本体の中心側に配置された第2吸気弁駆動用カムシ
ャフト,第2バンクのエンジン本体の外側に配置された
第2排気弁駆動用カムシャフトの順に進行するような回
転方向で各カムシャフトが回転する。ここで、第1排気
弁駆動用カムシャフトの回転位相が、排気弁のバルブス
プリングの付勢力による駆動時のタイミングベルトの緩
みに応じた分だけ第2排気弁駆動用カムシャフトよりも
遅角補正されており、これにより、第1排気弁駆動用カ
ムシャフトの閉鎖タイミングが早まっても、このずれが
補正される。したがって、やはり第1バンクと第2バン
クとの間で、燃焼変動が抑制されてアイドリング時の振
動が低減する
【0021】
【実施例】下、図面により、本発明の一実施例として
のV型エンジンについて説明すると、図1はその要部を
説明するためのカムプロフィール線図である。まず、本
発明のV型エンジンは、各シリンダ列の上部に吸排気弁
駆動用のカムシャフトがそれぞれ配設されたDOHC型
式のV型エンジンであって、これらの各カムシャフトは
一本のタイミングベルトで駆動されるようになってい
る。
【0022】すなわち、図2に示すような従来からのV
型エンジンと同様に、各バンク1,2のエンジン3の中
心側に吸気弁駆動用カムシャフト4,6が配設され、各
バンク1,2の外側に排気弁駆動用カムシャフト5,7
が配設されている。また、これらのカムシャフト4〜7
の一端部には、カムプーリ8〜11がそれぞれ設けられ
るとともに、エンジン本体3のクランクシャフトの一端
部には、クランクプーリが設けられており、これらの各
プーリに噛合するように一本のタイミングベルト12が
取り付けられている。なお、このタイミングベルト12
には、図示しないベルトテンショナ等により常に所要の
張力が作用するようになっている。
【0023】ここで、各気筒のバルブオーバラップ時の
各カムシャフト4〜7には、以下のような力が作用す
る。即ち、排気弁側においては、排気弁がバルブスプリ
ングの付勢力にしたがって上昇して閉鎖状態となりつつ
あるので、バルブステムの上端からカムシャフト5,7
のカム山に沿って、カムシャフト5,7の回転を加勢さ
せる方向に力が作用する。一方、吸気弁側では、吸気弁
がバルブスプリングの付勢力に抗して下降して開放状態
となりつつあるので、バルブスプリングの付勢力により
カムシャフト4,6の回転を妨げる方向に力が働くので
ある。
【0024】したがって、オーバラップ時の吸気弁側カ
ムシャフト4,6には、図2に示すように、タイミング
ベルト12の進行方向と逆方向の力が作用し、排気弁側
カムシャフト5,7にはタイミングベルト12の進行方
向の順方向に力が作用することになる。そして、このよ
うな構成のV型エンジン3では、タイミングベルト12
の進行方向に対して後側となる第1バンク1において
は、吸気弁駆動用カムシャフト4の方が排気弁駆動用カ
ムシャフト5に対してタイミングベルト12の進行方向
の前方に配設されるため、オーバラップ時には、タイミ
ングベルト12の進行方向前方側ではタイミングベルト
12の作動を妨げる方向の力が働き、進行方向後方側で
はタイミングベルト12の作動を加勢する方向に力が働
くことになる。
【0025】これにより、第1バンク1の各気筒のオー
バラップ時には、タイミングベルト12に緩みが生じて
しまい、第1バンク1の各カムシャフト4,5の位相が
変化してしまう。そこで、本発明のV型エンジンでは、
これら第1バンク1の各カムシャフト4,5の位相のず
れを補正すべく、図1に太線で示すように、第1吸気弁
駆動用カムシャフト4の回転位相が予め所定角度分だけ
進角補正されて配設されているのである。また、これと
同様に第1排気弁駆動用カムシャフト5についても予め
所定角度分だけ回転位相が遅角補正されて設けられてい
る。
【0026】これにより、設計値(タイミングベルトが
緩まない場合)では、第1バンク1側の方が吸気弁の開
閉時期が早まるとともに排気弁の開閉時期が遅れるよう
になり、第1バンク側の方がオーバラップ時間が長くな
るのである。つまり、第1バンク1側の各気筒と第2バ
ンク2側の各気筒とのオーバラップが異なることにな
る。しかしながら、エンジン3の実際の状態(タイミン
グベルトが緩む場合)では、上述したように第1バンク
1側では各気筒のオーバラップ時にタイミングベルト1
2に緩みが生じるので、この分だけオーバラップが減少
するため、予め吸排気弁の開閉時期を補正することで、
第1バンク1側と第2バンク2側とのオーバラップが等
しくなるようになっているのである。
【0027】なお、この第1吸気弁駆動用カムシャフト
4及び第1排気弁駆動用カムシャフト5の進角補正量及
び遅角補正量は、タイミングベルト12の緩みにより生
じる位相差の半分程度になっている。すなわち、タイミ
ングベルト12の緩みにより、オーバラップが5deg
程度減少するのであれば、図1に示すカムシャフト4,
5の進角補正量(進角調整分)及び遅角補正量(遅角調
整分)は、ともに2.5degに設定すればよいことに
なる。
【0028】なお、図1に示す太線は、第1バンク1側
のカムシャフト4,5の進角補正量及び遅角補正量を示
す設計値のカムプロフィールであって、エンジン作動時
は、図中の細線が実際のカムプロフィールとなる。ま
た、この細線のカムプロフィールは、第2バンク2側の
カムプロフィールも併せて示している。また、図1に示
す斜線部分が、第1バンク1及び第2バンク2における
各気筒の実質的なオーバラップを示している。
【0029】本発明の一実施例としてのV型エンジン
は、上述のように構成されているので、第1吸気弁駆動
用カムシャフト4の回転位相を予め所定角度分だけ進角
補正するとともに、第1排気弁駆動用カムシャフト5の
回転位相を予め所定角度分だけ回転位相を遅角補正する
ことで、エンジン3の作動時の第1バンク1側と第2バ
ンク2側とのオーバラップを等しくすることができる。
【0030】これにより、V型エンジン3の振動波形
を、図5(a)に示すような、燃焼変動のほとんどない
直列6気筒相当のエンジンの振動波形とすることがで
き、各バンク1,2間の燃焼変動を抑制することができ
るようになるのである。すなわち、第1バンク1と第2
バンク2とのオーバラップを等しくすることで、各バン
ク1,2におけるそれぞれの気筒の燃焼状態が略均一な
ものとすることができ、点火順序が第1バンク1と第2
バンク2とで交互に行なわれるようなエンジン3であっ
ても、各バンク1,2間での燃焼変動を抑制することが
できるのである。
【0031】したがって、従来からのアイドリング時の
1.5次の振動を抑制することができ、運転者や乗員の
不快感をなくすことができるという利点がある。なお、
本実施例では、第1バンク1の吸気弁駆動用カムシャフ
ト4及び排気弁駆動用カムシャフト5の両方のカムシャ
フトの回転位相を進角補正及び遅角補正しているが、例
えば、第1吸気弁駆動用カムシャフト4の回転位相のみ
を進角補正してもよい。また、これと同様に、第1排気
弁駆動用カムシャフト5の回転位相のみを遅角補正する
ようにしてもよい。
【0032】このような構成によれば、低コストで確実
にV型エンジンのアイドリング時の燃焼変動を低減する
ことができるという利点がある。さらには、本実施例で
は、第2バンク2のバルブ開閉タイミングに合わせて第
1バンク1側のカムシャフトの位相を補正しているが、
本発明は、このような構成に限らず、例えば第1バンク
1のバルブ開閉タイミングに合うように第2バンク2側
のカムシャフトの位相を補正してもよい。
【0033】これは、具体的には、第1バンク1側に生
じるタイミングベルト12の緩みに応じて、第2吸気弁
駆動用カムシャフト6の回転位相を遅角補正するととも
に、第1バンク1側に生じるタイミングベルト12の緩
みに応じて、第2排気弁駆動用カムシャフト7の回転位
相を進角補正するのである。そして、このような構成に
より、上述した本実施例と同様の効果が得られる利点が
ある。
【0034】また、これ以外にも、第2吸気弁駆動用カ
ムシャフト6の回転位相のみを、第1バンク1側に生じ
るタイミングベルト12の緩みに応じて遅角補正しても
よい。また、第2排気弁駆動用カムシャフト7の回転位
相のみを、第1バンク1側に生じるタイミングベルト1
2の緩みに応じて進角補正してもよい。そして、このよ
うな構成によれば、やはり低コストで確実にV型エンジ
ンのアイドリング時の燃焼変動を低減することができる
という利点がある。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のV型エンジンによれば、第1バンク及び第2バン
クと、該第1バンクのエンジン本体の中心側に配置され
た第1吸気弁駆動用カムシャフトと、該第2バンクのエ
ンジン本体の中心側に配置された第2吸気弁駆動用カム
シャフトと、該第1バンクのエンジン本体の外側に配置
された第1排気弁駆動用カムシャフトと、該第2バンク
のエンジン本体の外側に配置された第2排気弁駆動用カ
ムシャフトと、これらの全てのカムシャフトを駆動すべ
く、該第1排気弁駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆
動用カムシャフト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,
該第2排気弁駆動用カムシャフトの順に進行するような
回転方向で回転する一本のタイミングベルトとをそなえ
たV型エンジンにおいて、吸気弁のバルブスプリングの
付勢力による駆動時の該タイミングベルトの緩みに応じ
た該第1吸気弁駆動用カムシャフトの開放タイミングの
ずれを補正すべく、第1吸気弁駆動用カムシャフトの回
転位相が該第2吸気弁駆動用カムシャフトよりも進角補
正され、排気弁のバルブスプリングの付勢力による駆動
時の該タイミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁駆
動用カムシャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべ
く、第1排気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2
排気弁駆動用カムシャフトよりも遅角補正されるという
構成により、第1バンクと第2バンクとの間でオーバラ
ップのずれを補正することができ、燃焼変動が抑制され
てアイドリング時の振動、特に1.5次の振動を低減す
ることができるという利点がある。
【0036】また、請求項2記載の本発明のV型エンジ
ンによれば、第1バンク及び第2バンクと、該第1バン
クのエンジン本体の中心側に配置された第1吸気弁駆動
用カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の中心
側に配置された第2吸気弁駆動用カムシャフトと、該第
1バンクのエンジン本体の外側に配置された第1排気弁
駆動用カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の
外側に配置された第2排気弁駆動用カムシャフトと、こ
れらの全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気弁
駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフ
ト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆
動用カムシャフトの順に進行するような回転方向で回転
する一本のタイミングベルトとをそなえたV型エンジン
において、吸気弁のバルブスプリングの付勢力による
動時の該タイミングベルトの緩みに応じた該第1吸気弁
駆動用カムシャフトの開放タイミングのずれを補正すべ
く、第1吸気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2
吸気弁駆動用カムシャフトよりも進角補正されるという
構成により、低コストで確実にV型エンジンのアイドリ
ング時の燃焼変動を低減することができるという利点が
ある。
【0037】また、請求項3記載の本発明のV型エンジ
ンによれば、第1バンク及び第2バンクと、該第1バン
クのエンジン本体の中心側に配置された第1吸気弁駆動
用カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の中心
側に配置された第2吸気弁駆動用カムシャフトと、該第
1バンクのエンジン本体の外側に配置された第1排気弁
駆動用カムシャフトと、該第2バンクのエンジン本体の
外側に配置された第2排気弁駆動用カムシャフトと、こ
れらの全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気弁
駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフ
ト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆
動用カムシャフトの順に進行するような回転方向で回転
する一本のタイミングベルトとをそなえたV型エンジン
において、排気弁のバルブスプリングの付勢力による
動時の該タイミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁
駆動用カムシャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべ
く、第1排気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2
排気弁駆動用カムシャフトよりも遅角補正されるという
構成により、やはり、低コストで確実にV型エンジンの
アイドリング時の燃焼変動を低減することができるとい
う利点がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのV型エンジンにおけ
る要部を説明するためのカムプロフィール線図である。
【図2】V型エンジンの吸排気弁の駆動系を示す模式図
である。
【図3】従来のV型エンジンの吸排気弁の開閉タイミン
グを説明するためのカムプロフィール線図である。
【図4】従来のV型6気筒エンジンの各気筒毎の吸入空
気量を示すグラフである。
【図5】6気筒エンジンの燃焼変動を説明するためのグ
ラフであって、(a)は燃焼変動のほとんどない場合の
6気筒エンジンの振動波形を示すグラフ、(b)は従来
の一本のタイミングベルトで吸排気弁のカムシャフトを
駆動するV型6気筒エンジンの振動波形を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 第1バンク 2 第2バンク 3 V型エンジン本体 4 第1吸気弁駆動用カムシャフト 5 第1排気弁駆動用カムシャフト 6 第2吸気弁駆動用カムシャフト 7 第3排気弁駆動用カムシャフト 8〜11 カムプーリ 12 タイミングベルト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1バンク及び第2バンクと、 該第1バンクのエンジン本体の中心側に配置された第1
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の中心側に配置された第2
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第1バンクのエンジン本体の外側に配置された第1排
    気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の外側に配置された第2排
    気弁駆動用カムシャフトと、 これらの全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気
    弁駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフ
    ト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆
    動用カムシャフトの順に進行するような回転方向で回転
    する一本のタイミングベルトとをそなえたV型エンジン
    において、吸気弁のバルブスプリングの付勢力による 駆動時の該タ
    イミングベルトの緩みに応じた該第1吸気弁駆動用カム
    シャフトの開放タイミングのずれを補正すべく、第1吸
    気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2吸気弁駆動
    用カムシャフトよりも進角補正され、排気弁のバルブスプリングの付勢力による 駆動時の該タ
    イミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁駆動用カム
    シャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべく、第1排
    気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2排気弁駆動
    用カムシャフトよりも遅角補正されていることを特徴と
    する、V型エンジン。
  2. 【請求項2】 第1バンク及び第2バンクと、 該第1バンクのエンジン本体の中心側に配置された第1
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の中心側に配置された第2
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第1バンクのエンジン本体の外側に配置された第1排
    気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の外側に配置された第2排
    気弁駆動用カムシャフトと、 これらの全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気
    弁駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフ
    ト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆
    動用カムシャフトの順に進行するような回転方向で回転
    する一本のタイミングベルトとをそなえたV型エンジン
    において、吸気弁のバルブスプリングの付勢力による 駆動時の該タ
    イミングベルトの緩みに応じた該第1吸気弁駆動用カム
    シャフトの開放タイミングのずれを補正すべく、第1吸
    気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2吸気弁駆動
    用カムシャフトよりも進角補正されていることを特徴と
    する、V型エンジン。
  3. 【請求項3】 第1バンク及び第2バンクと、 該第1バンクのエンジン本体の中心側に配置された第1
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の中心側に配置された第2
    吸気弁駆動用カムシャフトと、 該第1バンクのエンジン本体の外側に配置された第1排
    気弁駆動用カムシャフトと、 該第2バンクのエンジン本体の外側に配置された第2排
    気弁駆動用カムシャフトと、 これらの全てのカムシャフトを駆動すべく、該第1排気
    弁駆動用カムシャフト,該第1吸気弁駆動用カムシャフ
    ト,該第2吸気弁駆動用カムシャフト,該第2排気弁駆
    動用カムシャフトの順に進行するような回転方向で回転
    する一本のタイミングベルトとをそなえたV型エンジン
    において、排気弁のバルブスプリングの付勢力による 駆動時の該タ
    イミングベルトの緩みに応じた該第1排気弁駆動用カム
    シャフトの閉鎖タイミングのずれを補正すべく、第1排
    気弁駆動用カムシャフトの回転位相が該第2排気弁駆動
    用カムシャフトよりも遅角補正されていることを特徴と
    する、V型エンジン
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