JPH04136252A - 研磨不織布 - Google Patents

研磨不織布

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JPH04136252A
JPH04136252A JP25830390A JP25830390A JPH04136252A JP H04136252 A JPH04136252 A JP H04136252A JP 25830390 A JP25830390 A JP 25830390A JP 25830390 A JP25830390 A JP 25830390A JP H04136252 A JPH04136252 A JP H04136252A
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nonwoven fabric
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abrasive
core
melting point
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Hiroko Tagata
田方 弘子
Takanobu Miyamoto
孝信 宮本
Yasuki Tsutsumi
泰樹 堤
Tokuo Nakae
中栄 篤男
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Kao Corp
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は研磨性を有する不織布に関するものである。更
に詳しくは台所まわりやリビングまわりの強固な汚れを
簡単に落とすことのできる研磨性を有する不織布に関す
るものである。
〔従来の技術] 台所まわり、リビングまわりの清掃には従来布ぞうきん
が使用されている。布ぞうきんは丈夫で吸収性もよく、
清掃面積も広いが、使用後洗濯しなければならず、手間
がかかるという欠点がある。
最近布ぞうきんに代わって不織布からなる製品があらゆ
る場面で用いられる様になった。これら不織布製品は、
使い捨てできるという点で非常に便利であり、特に清掃
頻度が高い台所まわりにおいては便利な製品である。使
い捨てできるという点では紙製品でもよいが、強度面か
ら見れば不織布製品には及ばない。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような清掃目的に使用される研磨不織布は、特開昭
50−44659号公報、特開昭50−86850号公
報、特開昭52−134260号公報、特開昭53−6
1168号公報、特開昭53−16467号公報、特開
昭54−10565号公報、特開昭56−91077号
公報、特開昭59−129046号公報、特開昭62−
152426号公報、特開昭62−152427号公報
などに開示されているように、不織布に研磨剤粒子を含
有する樹脂結合剤を含浸、スプレー又は塗工し、加熱乾
燥することにより製造されている。
しかしながら、このような研磨不織布は使用持手に与え
る怒触がよくなく、また経済的な面から樹脂結合剤を少
なくすると研磨剤粒子か剥離しやすくなるという問題が
ある。
〔課題を解決するための手段] 本発明者ら:よこのような従来の不織布等の欠点を改良
すべく鋭意検討を重ねた結果、芯鞘構造ををする複合繊
維の鞘部に研磨剤粒子を含有する繊維からなる不織布を
用いることにより、上記目的を達成することを見い出し
、本発明を完成した。
すなわち本発明は鞘部に研磨剤粒子を含有する芯鞘構造
を有する複合繊維を使用したことを特徴とする研磨不織
布を提供するものである。
本発明に使用される不織布の主構成素材である複合繊維
6ごついては本質的ムこ芯鞘構造を持つ繊維であればよ
く、特に限定されない。複合繊維の例としては、芯成分
にはポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド等の各
種合成樹脂が使用され、鞘成分の合成樹脂には芯成分の
合成樹脂の融点より少なくとも20″C以下の融点を有
するものを使用することが望ましい。芯成分と鞘成分と
の合成樹脂は同系のものが望ましいが、親和性があれば
異なる合成樹脂の組合わせでも良い。
複合繊維がポリエステルよりなる場合には、軟化点が2
40″C以上のポリエステルを芯成分とし、軟化点が1
00〜150°Cのポリエステルを鞘成分とした複合繊
維であることが望ましい。さらに詳細には芯成分として
は主としてポリエチレンテレフタレートであり、鞘成分
としては二塩基酸またはその誘導体のいずれか1種とグ
リコール類の1種とこれらと異なる二塩基酸またはグリ
コール類の1種以上とを反応せしめて得られるものであ
ることが望ましく、後者の一例としてはテレフタル酸、
イソフタル酸およびエチレングリコールを主成分とする
共重合ポリエステルが挙げられる。鞘成分としては、上
記のばかポリエチレン、ポリプロピレン等も使用するこ
とができる。ポリエステルを複合繊維とじて使用する場
合には、嵩高性、弾性回復性が優れている。
他の複合繊維としては、芯成分をポリプロピレンとし、
鞘成分をポリエチレン、ポリスチレン、エチレンプロピ
レン共重合体、芯成分のポリプロピレンよりも低融点の
ポリプロピレン等とするものも望ましい。
複合繊維の繊度は10デニール以下が望ましいが、これ
に限らない。複合繊維の芯成分の繊度は複合繊維全体の
繊度の1/2〜1/6であることが望ましい。
複合繊維は50〜150閣にカントされ、捲縮が付与さ
れていることが望ましい。
本発明中の複合繊維の鞘部に含まれる研磨剤粒子とじて
は、無機鉱物系、樹脂系(ポリマービーズ)のもの等が
挙げられる。無機鉱物系の研磨剤としては炭酸力ルノウ
ム、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、g酸カル
シウム、十石(SiOz)、ゼオライト、長石(KAI
Si:+03)、タルク(Mg3(S+aO+o)(O
H)z)、蛍石(CaFz)、リン灰石(CasPzO
12F) 、黄玉(SiAlzFzO<) 、ざくろ石
(3FeO・Alz03・3SiOz)、l容融ジルコ
ニア(lrOz)、炭化ケイ素、炭化示つ素、ガラスピ
ーズ等が挙げられる。樹脂系の研磨剤としては、尿素樹
脂、ポリ塩化ビニル、へBS樹脂、ナイロン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等が挙げられる。どの粒子を使用
するかは特に限定されず、用途に応して粒子の硬度等の
性質より選択すればよい。
本発明に使用される研磨剤粒子の複合繊維の鞘部に対す
る含有率は0.5〜30重量%の範囲にあるものか使用
でき、特に5〜25重量%の範囲のものが望ましい。ま
た、粒子の平均粒径は0.5〜30μの範囲にあるもの
が使用でき、特に1〜20μの範囲にあるものが望まし
い。
鞘部に研磨剤粒子を含有させる方法は特に限定されるも
のではない。例えば原料モノマーに添加混合後重合する
方法、反応中間体に添加混合する方法、重合終了時のポ
リマーに添加混合する方法、ポリマーベレットに添加混
合して溶融する方法、紡糸原液へ添加混合する方法など
がある。通常、紡糸直前5二添加混合する方法が好適で
ある。しかし良好な研磨剤粒子の分散のためにモノマー
に添加混合することが好ましい場合もある。
鞘部を形成する研磨剤粒子を含有する合成樹脂と芯部を
形成する合成樹脂は通常行なわれている複合技術、例え
ばコンジュゲート紡糸技術を利用して複合繊維の鞘部に
研磨粒子を含有する芯鞘構造を有する複合繊維が作られ
る。
本発明における研磨不織布はウェブ形成及び接着の二工
程により製造されるがその製法は特に限定されない。ウ
ェブ成形法には乾式、湿式があり、接着法には熱融着法
、接着剤法、繊維文略法等があり、それらの組合わせに
より不織布を製造すればよい。例えば芯鞘構造を有する
複合繊維の鞘部に粒子を含有する繊維でランダムカード
法(乾式)によりウェブを形成し、サクション法により
繊維を熱融着させて研磨不織布を得る。
又、芯鞘構造を有する複合繊維の鞘部に粒子を含有する
繊維で抄紙法(湿式)によりウェブを形成し、接着剤に
より繊維を接着させることによっても研磨不織布を得る
ことかできる。
本発明の研磨不織布Sこは、上記複合繊維の他に通常の
他の繊維、例えば木材パルプ繊維、非木材系植物繊維、
レーヨン繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維等を混抄
することができる。
その場合、複合繊維の混合割合は30重量%以上、好ま
しくは60重量%以上であることが望ましい。
本発明の研磨不織布は、使用目的によっても異なるが、
通常、後述の研磨力評価法によって測定される研磨力が
20以上になるように研磨粒子の大きさ、硬度、鞘部の
厚さ、複合繊維の混合割合などを決定するのがよい。
〔発明の効果〕
本発明の研磨不織布は軽い汚れから強固な汚れまで多種
多様の汚れに対して優れた研磨力を有する。その研磨力
は繊維の素材、粒子の種類によって変化させることが可
能であり、用途に応した研磨力を有することができる、
本発明の研磨不織布は手触りがよく、また研磨効果の持
続性にも優れている。
1実 施 例〕 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例l 5iO□(平均粒径4μ)か鞘部に対して20重量%含
有されているES繊維(芯/鞘−PP(ポリプロピレン
、以下同じ)/低融点PE (ポリエチレン、以下同じ
) 、3clX51mm、チッソ製)を原料とし、普通
カード法とアイソマイグー法を用いてウェブを形成しサ
クション法により接着させ研磨不織布(坪量15g/n
2)を得た。
得られた研磨不織布の研磨力5こついて下記の方法で評
価し、研磨力を求めた。
〈研磨力〉 鉄(3C1nX 8 cm )のテストピースにナタネ
油/カーボンブラック(重量比:5/1)混合物を0.
06 g塗布したものを150°Cで30分変性させた
弱変性汚れ(鉛筆硬度5B)を作る。
ウレタンスポンジに両面テープでサンプルをはりつけ、
下記の組成の洗浄剤1gをサンプル面に塗布し、1 k
g/ 30cTIiの荷重によ/)150回洗浄した後
の重量減少率より研磨力を求めた。すなわち、重量減少
率が50%の場合、研摩力は50となる。
・洗浄剤組成: メチルエーテル エタノール         10 モノエタノールアミン     0.5水      
       バランス比較例I ES繊維(芯/鞘−PP/低融点PE、3dX51薗、
チッソ製)を原料とし、実施例1に記載の方法で不織布
(坪量15g/m2)を得た。得られた不織布の研磨力
を求めた。
実施例2 炭酸カルシウム(平均粒径5μ)が鞘部に対して20重
量%含有されている複合繊維(芯/鞘= PP/低融点
pp、6dX51(イ)、チッソ製)を原料とし、実施
例1に記載の方法で研磨不織布(坪量15g/m2)を
得た。得られた不織布の研磨力を求めた。
実施例1、実施例2及び比較例Iの評価結果を表〜1に
示す。
表−1 ESC繊維(芯/鞘−P P 、−’低融点PE、7d
X51m、チッソ′!A)を原料とし、実施例3に記載
の方法で不織布(坪量15g/m2)を得た。得られた
不織布の研磨力を求めた。
実施例3及び比較例2の評価結果を表−2に示す。
表−2 実施例3 炭酸力ルンウム(平均粒径10μ)が鞘部に対して20
重量%含有されているESCli維(芯/鞘=PP/低
融点PE、7dX51mm、チッソ製)を原料とし、普
通カード法を用いてウェブを形成し、ウォーターニード
リンク法により交絡させ研磨不織布(坪量15g/m2
)を得た。得られた研磨不織布の研摩力を求めた。
比較例2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鞘部に研磨剤粒子を含有する芯鞘構造を有する複合
    繊維を使用したことを特徴とする研磨不織布。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049853A1 (fr) * 1996-06-26 1997-12-31 Chisso Corporation Non-tisse a base de fibres longues et article absorbant constitue desdites fibres
US5994244A (en) * 1996-11-22 1999-11-30 Chisso Corporation Non-woven fabric comprising filaments and an absorbent article using the same
EP1211342A1 (en) * 2000-12-01 2002-06-05 Kao Corporation Cleaning sheet
JP2012077451A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toli Corp 内装材用接着剤塗布具

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