JPH04135744A - 回折格子付包装材料の製造方法 - Google Patents

回折格子付包装材料の製造方法

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JPH04135744A
JPH04135744A JP2258503A JP25850390A JPH04135744A JP H04135744 A JPH04135744 A JP H04135744A JP 2258503 A JP2258503 A JP 2258503A JP 25850390 A JP25850390 A JP 25850390A JP H04135744 A JPH04135744 A JP H04135744A
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diffraction grating
resin
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radiation
heat sealing
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Kazumasa Kurozumi
黒住 一正
Kazuhisa Hoshino
星野 和久
Kazunari Arai
一成 新井
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回折格子付包装材料の製造方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は、溶融押出成形機か(従来の
技術) ホログラムスタンパ等の回折格子ス・タンパは薄い金属
製のもので、感光性樹脂に物体光と参照光を照射してエ
ンボス状の回折格子を作成し、この表面にメツキし、メ
ツキ層を剥離し、更にこの表面にメツキと剥離を何度も
繰り返して得られる。
このスタンパを樹脂の溶融押出成形機の冷却ロールに装
着し、押し出された溶融状態の樹脂に押しつけて回折格
子シートを製造する方法は公知である(特開昭62−1
91872号公報、特開昭62−192779号公報、
特開昭62−217282号公報、特開昭62−282
078号公報)。この方法によれば、極めて高速度で能
率良く回折格子シートを製造することが可能である。
得られる回折格子シートは、その回折格子形成面に金属
蒸着膜や高屈折率透明材料の蕉着膜等の光反射層を設け
て、ラヘル等に使用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この回折格子シートを袋の素材等の包装
材料として使用しようとすると、袋側辺部でヒートシー
ルする際に樹脂が軟化し、回折格子の凹凸が消失すると
いう問題があった。
そこで、本発明は、溶融押出成形された樹脂にスタンバ
を押しつけて回折格子をエンボスする方法を採用して、
しかもヒートシールに当たって回折格子の消失すること
のない回折格子付包装材料の製造方法を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、溶融押出成形機か
ら押し出された熔融状態の樹脂を、冷却ロールの周囲に
配置されたニップロールと回折格子スタンバを装着した
冷却ロールの間で押圧して樹脂表面にレリーフ型回折格
子を形成し、この回折格子形成面に光反射層を設けた後
、さらに光反射層上に放射線硬化型樹脂層を形成硬化す
ることを特徴とする回折格子付包装材料の製造方法を提
供する。
(実施例) 本発明に係る樹脂(11)は回折格子を形成する材料と
なるものである。かかる樹脂(11)としては、溶融押
出成形可能なものであれば任意の樹脂が使用でき、ポリ
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリアミド樹脂等が使用できる。
また、溶融押出成形機(3)は周知の溶融押出成形機が
使用でき、その押出成形条件も樹脂の種類に応して周知
の条件で良い。
押出成形された樹脂(11)を、成形に連続してエンボ
スしてレリーフ型回折格子を形成するため、樹脂(11
)が熔融状態にある間にエンボススル必要がある。エン
ボスは、成形機(3)の直後に配置された冷却ロール(
2)とニップロール(4)とで行なうことができる。
冷却ロール(2)は、ニップロール(4)と共に樹脂(
11)に圧力をかけて回折格子をエンボスするものであ
る。このため、冷却ロール(2)はその一部にスタンバ
(21)を装着しており、ニップロール(4)は、この
冷却ロール(2)の周囲に配置する必要がある。
スタンバ(21)は、第3図に示すように、くわえ部(
2a)にスタンバ(21)端部を差し込み、ビス等で固
定することができる。
なお、スタンバ(21)は凹凸により回折格子を形成し
た周知のスタンバで良く、ニッケル等の金属板から成る
スタンバが例示できる。また、回折格子は、ホログラム
であっても良い。
また、冷却ロール(2)は、回折格子をエンボスした樹
脂(11)を速やかに冷却して、エンボスの消失と歪み
を防ぐ機能を有する必要がある。
例えば、冷却水を内部に循環する流路を有する金属製の
ロールが使用できる。
ニップロール(4)は、樹脂(11)に十分な圧力で押
圧するため、表面がウレタン又はシリコーン等の弾性体
から成るロールが望ましい。
樹脂(11)は、溶融押出成形機(3)から溶融状態で
シート状に押出成形された後、冷却ロール(2)の周囲
を通過する間に、ニップロール(4)により押圧され、
樹脂(11)に回折格子が形成される。
形成された回折格子をより明るいものとするため、この
回折格子形成面に光反射層(12)を形成する必要があ
る(第2図)。光反射層(12)は周知のもので、金属
蒸着膜又は高屈折率透明材料の蒸着膜から構成すること
ができる。金属としては、例えば、アルミニウム、金、
銀、銅、錫等が使用できる。透明材料としては酸化珪素
、酸化チタン等が使用できる。厚みは100から100
0オングストロームで良い。
光反射層(12)は回折格子形成面に密着して形成する
必要があり、樹脂(11)と光反射層(12)の間に他
の物質が介在してはならない。光反射層(12)が樹脂
(11)に密着して形成される結果、この光反射層(1
2)はエンボスに従って凹凸に形成され、それ自体反射
型回折格子を構成する。
放射線硬化型樹脂層(13)は、ヒートシール時にこの
光反射層(12)の凹凸形状を維持するために設けられ
る。ヒートシールは樹脂(11)の加熱軟化により行わ
れるが、放射線硬化型樹脂層(13)は軟化せず、光反
射層(12)の凹凸形状を維持する。
放射線硬化型樹脂としては紫外線硬化型樹脂や電子線硬
化型樹脂が使用できる。いずれも周知の樹脂で良く、例
えば二官能性アクリル系モノマーまたはオリゴマー あ
るいはこれに必要な増感剤等の添加剤を混合したもので
ある。
放射線硬化型樹脂層(13)は、光反射層(12)の形
状維持のため必要な最小限の厚さに形成すれば良い。例
えば1から20μmである。形成は、グラビアコート、
ロールコート等の方法により塗布した後、所定の放射線
を照射して硬化させることにより可能である。
かかる放射線硬化型樹脂(13)面を保護するため、あ
るいはその他の理由により、この放射線硬化型樹脂層(
13)面に透明プラスチックフィルム(14)を積層す
ることができる。例えば、延伸したポリエステルフィル
ムやナイロンフィルム、ポリプロピレンフィルム等であ
る。
この場合には、光反射層(12)上、又はプラスチック
フィルム(14)面のいずれか一方に放射線硬化型樹脂
を塗布し、両者を重ね合わせて所定の放射線をプラスチ
ックフィルム側から照射し硬化すれば良い。この場合に
は、放射線硬化型樹脂層(13)は光反射層(12)と
プラスチックフィルム(14)を接着する接着剤の役割
を兼ねる。樹脂(11)からプラスチックフィルムまで
強固に一体化した包装材料を得ることが可能である。
こうして得られる包装材料(1)は、例えば、袋の素材
として使用することができる。樹脂(11)面を内面側
として包装材料(1)同士、または包装材料(1)と他
の包装材料を重ね、周辺をヒートシールして袋を製造す
ることができる。この場合、ヒートシール部分において
も回折格子は消失することなく維持される。
(効果) 以上のように、本発明によれば、溶融押出成形に伴って
レリーフ型回折格子を形成するという効率的な方法を採
用しながら、しかもヒートシ一部分においても回折格子
が維持される包装材料の製造が可能となる。
(14)−・・・プラスチックフィルム(2)−−・冷
却ロール   (21)−・−スタンパ(3)・−・−
溶融押出成形機 (4)−・・−ニップロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融押出成形機から押し出された溶融状態の樹脂
    を、冷却ロールの周囲に配置されたニップロールと回折
    格子スタンパを装着した冷却ロールの間で押圧して樹脂
    表面にレリーフ型回折格子を形成し、この回折格子形成
    面に光反射層を設けた後、さらに光反射層上に放射線硬
    化型樹脂層を形成硬化することを特徴とする回折格子付
    包装材料の製造方法。
JP2258503A 1990-09-27 1990-09-27 回折格子付包装材料の製造方法 Expired - Lifetime JP2949820B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226131B1 (en) 1997-09-25 2001-05-01 Korea Institute Of Science And Technology Apparatus and method for fabricating a lenticular plate
US6407865B1 (en) 1997-09-25 2002-06-18 Korea Institute Of Science And Technology Method for fabricating a lenticular plate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226131B1 (en) 1997-09-25 2001-05-01 Korea Institute Of Science And Technology Apparatus and method for fabricating a lenticular plate
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JP2949820B2 (ja) 1999-09-20

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