JPH04135148U - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH04135148U
JPH04135148U JP5154691U JP5154691U JPH04135148U JP H04135148 U JPH04135148 U JP H04135148U JP 5154691 U JP5154691 U JP 5154691U JP 5154691 U JP5154691 U JP 5154691U JP H04135148 U JPH04135148 U JP H04135148U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection coil
bobbin
tube
separator
neck
Prior art date
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Pending
Application number
JP5154691U
Other languages
English (en)
Inventor
浩成 田中
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士通ゼネラル filed Critical 株式会社富士通ゼネラル
Priority to JP5154691U priority Critical patent/JPH04135148U/ja
Publication of JPH04135148U publication Critical patent/JPH04135148U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラウン管のネック部に対する偏向ヨークの
位置決めを、管軸に対して回転方向と前後方向とに分離
して調節できるようにする。 【構成】 水平偏向コイル17と、垂直偏向コイル15と、
同垂直偏向コイル15のコア16と、ボビン11とにより偏向
ヨークを構成すると共に、このボビン11を水平偏向コイ
ル17と垂直偏向コイル15との相互を絶縁し、かつ両コイ
ルを支持するセパレータ部14と、このセパレータ部14を
ブラウン管のネック部に固定する保持部12とに分割し、
セパレータ部14を保持部12にネック部の管軸方向に沿っ
て摺動可能に結合せしめた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビジョン受像機等のブラウン管に装着する偏向ヨークに関する 。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の偏向ヨーク1を示すもので、環状コア2に卷回された垂直偏向コ イル3と、鞍型に形成された水平偏向コイル(図示せず)と、前記各コイルを保 持するボビン4と、このボビンを受像管(図示せず)のネック部に固定するため の締付具5とで構成されている。前記ボビン4は合成樹脂により一端側に大口径 のラッパ状部6を形成して外側に前記垂直偏向コイル3を、内側に前記水平偏向 コイルをそれぞれ保持し、他端側には受像管のネック部への取付部7を備えてい る。前記取付部7は小口径の筒状に形成すると共に、受像管の管軸方向に切込み 8が複数設けられ、この切込み8によって複数の締付片9が形成され、前記締付 具5を外周に嵌装している。
【0003】 このように構成された偏向ヨーク1は、ラッパ状部6を前方にして受像管のネ ック部に挿入し、取付部7に備えた締付具5のネジ10を締付けることにより受 像管に装着することができる。ところで、偏向ヨークの受像管への装着に関して は、偏向ヨークと受像管との機械的な結合と共に、次に述べる2項目に付いて、 偏向ヨークの受像管ネック部への正確な位置決めが要求される。第1の項目は受 像管の管軸に対して回転方向の位置決め(傾き調整)であり、この位置決めがず れると、受像管の映像に傾きが生ずる。第2の項目は受像管の管軸に対して前後 方向の位置決め(ピュリティ調整)であり、この位置決めがずれるとカラー受像 管の場合、色純度(ピュリティ)の低下を生じる。しかしながら、双方の項目共 極めて微細な調整であり、締付具5一箇所によって双方の位置決めが成されてい るため、一方の項目の調整を行っている間に他方の項目の調整点がずれてしまう と云う問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を解決し、受像管の管軸に対して回転方向の位置決めと、受 像管の管軸に対して前後方向の位置決めとを分離して行うことができる偏向ヨー クを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案では、水平偏向コイルと、垂直偏向コイルと 、同垂直偏向コイルのコアと、ボビンとを備えてブラウン管に装着する偏向ヨー クであって、前記ボビンが前記両コイルの相互を絶縁すると共に、両コイルを支 持するセパレータ部と、同セパレータ部を前記ブラウン管のネック部に固定する 保持部とから成り、前記セパレータ部が前記ネック部の管軸方向に沿って摺動可 能に前記保持部に結合せしめた。そして、前記ボビンの一方に前記ネック部の管 軸方向に沿って少なくとも一つのリブを突出形成し、前記ボビンの他方に前記リ ブに対応する溝を前記ネック部の管軸方向に沿って形成した。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、ボビンの一方にネック部の管軸方向に沿って少なくとも一 つのリブを突出形成し、ボビンの他方にリブに対応する溝をネック部の管軸方向 に沿って形成したことにより、水平偏向コイルと、垂直偏向コイルとを支持する セパレータ部は、このセパレータ部をブラウン管のネック部に固定する保持部に ネック部の管軸方向に沿ってのみ摺動可能に結合し、管軸に対して回転方向の位 置ずれを起こさずに管軸方向に沿って位置決めを行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1及び図2におい て11は合成樹脂製のボビンで、受像管(図示せず)のネック部に結合する略筒 状の保持部12と、一端部を前記保持部12に摺動可能に結合し、他端部にラッ パ状の傾斜面13を形成したセパレータ部14とで構成されている。15は垂直 偏向コイルで、前記傾斜面13に密着可能な形状に形成された環状のコア16に 卷回され、前記傾斜面13の外側に嵌装されている。17は鞍型に形成された水 平偏向コイルで、前記傾斜面13の内側に装着されて前記垂直偏向コイル15と 絶縁されている。18はネジ19を備えて前記保持部12を受像管のネック部に 結合するための非磁性金属製の取付バンド、20はネジ21を備えて前記セパレ ータ部14を前記保持部12に固定するための非磁性金属製の締付具である。
【0008】 前記保持部12は内径を受像管のネック径より若干大きく形成し、一端側に受 像管の管軸方向に沿って切込み22が複数設けられ、他端側の外面に受像管の管 軸方向に沿ってリブ23が複数設けられている。前記セパレータ部14の一端部 には、内面に前記リブ23に対応する複数の溝24が受像管の管軸方向に沿って それぞれ形成されると共に、スリット25が複数設けられている。なお、前記リ ブ23と、このリブ23に対応する複数の溝24とは、組合わせを逆にして、前 記セパレータ部14にリブ23を、前記保持部12に溝24をそれぞれ形成する こともできる。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、水平偏向コイルと、垂直偏向コイルとを支持す るセパレータ部は、このセパレータ部をブラウン管のネック部に固定する保持部 にネック部の管軸方向に沿ってのみ摺動可能に結合しているため、管軸に対して 回転方向の位置ずれを起こさずに管軸方向に沿って位置決めを行うことが可能に なり、画像の傾き調整と、ピュリティ調整とを分離して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の偏向ヨークの下半分を断面にした側面
図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
11 ボビン 12 保持部 14 セパレータ部 15 垂直偏向コイル 16 コア 17 水平偏向コイル 23 リブ 24 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向コイルと、垂直偏向コイルと、
    同垂直偏向コイルのコアと、ボビンとを備えてブラウン
    管に装着する偏向ヨークであって、前記ボビンが前記両
    コイルの相互を絶縁すると共に、両コイルを支持するセ
    パレータ部と、同セパレータ部を前記ブラウン管のネッ
    ク部に固定する保持部とから成り、前記セパレータ部が
    前記ネック部の管軸方向に沿って摺動可能に前記保持部
    に結合して成ることを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 前記ボビンの一方に前記ネック部の管軸
    方向に沿って少なくとも一つのリブを突出形成し、前記
    ボビンの他方に前記リブに対応する溝を前記ネック部の
    管軸方向に沿って形成して成ることを特徴とする請求項
    1記載の偏向ヨーク。
JP5154691U 1991-06-07 1991-06-07 偏向ヨーク Pending JPH04135148U (ja)

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JP5154691U JPH04135148U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 偏向ヨーク

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JP5154691U JPH04135148U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 偏向ヨーク

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JPH04135148U true JPH04135148U (ja) 1992-12-16

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ID=31928417

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JP5154691U Pending JPH04135148U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 偏向ヨーク

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