JPH0413507Y2 - - Google Patents

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JPH0413507Y2
JPH0413507Y2 JP5684584U JP5684584U JPH0413507Y2 JP H0413507 Y2 JPH0413507 Y2 JP H0413507Y2 JP 5684584 U JP5684584 U JP 5684584U JP 5684584 U JP5684584 U JP 5684584U JP H0413507 Y2 JPH0413507 Y2 JP H0413507Y2
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば病院内の各病室等に、液体酸
素ボンベから酸素ガスを供給できるよう配管され
てなる液化ガスの供給システムにあつて、上記液
体酸素ボンベ等を2本当該システムに連結配備し
ておき、使用バンク側であるボンベが、ガス欠状
態となつたならば、予備バンクとしての液体酸素
ボンベから自動的に酸素ガスが供給できるように
した自動切換供給システムに関し、特にかかるシ
ステムにあつて上記液体酸素ボンベの内圧が高温
環境などにより不本意に上昇した際、これを同ボ
ンベに付設した安全弁から、単に放出してしまう
不経済をさけるため、上記ガス圧上昇時に排出さ
れる酸素ガス等を、有効に利用し得るようにした
ガスエコノマイザー装置の改良に係るものであ
る。
上記液化ガスの自動切換供給システムは、第1
図に示す如く第1液化ガスボンベ1aだけでな
く、予備的に第2液化ガスボンベ1bをも用意し
ておくのであり、これらのボンベ1a,1bと自
動切換弁2における夫々第1、第2導入口2a,
2bとの間に、順次第1蒸発器3aと第1圧力一
次調圧器4a、第2蒸発器3bと第2圧力一次調
圧器4bが夫々連結されており、実際上は当該第
1、第2圧力一次調整器4a,4bにより、8
Kg/cm2で入来したガス圧を7Kg/cm2程度に降圧し
て自動切換弁2に送つている。
図中5a,5bは第1、第2蒸発器3a,3b
の前段に介設された導入配管部を示し、何れも第
1、第2気相バルブ付パイプ6a,6bと、第
1、第2液相バルブ付パイプ7a,7bおよび両
パイプを結合した第1、第2合流パイプ8a,8
bとにより構成されており、9a,9bは各ボン
ベ1a,1bの第1、第2の安全弁を示してい
る。
さらに同供給システムでは、上記自動切換弁2
の供給口2cが、順次圧力二次調整器10、シヤ
ツトオフバルブ11を介して前記病院内等に配設
されている需要側パイプライン12に連結されて
おり、実際に上記の圧力二次調整器10によつ
て、前掲7Kg/cm2を4Kg/cm2に減圧しており、ま
た自動切換弁2としては第2図に示す如きものが
用いられる。
すなわち、第1液化ガスボンベ1aから需要側
パイプライン12にガスを供給しているときは、
同図の通り第1導入口2aから連通室13に流入
したガスの圧力により、切換ピストン14が左動
していると共に、第1開閉弁2dが第1スプリン
グ2eの弾力に抗して押下されることで、第1供
給通口2fが開成され、これにより当該ガスは供
給口2cから送出されるものであり、このような
供給状態が続いて、第1液化ガスボンベ1aの液
化ガス消費によりガス圧が降下すれば、第2液化
ガスボンベ1bによるガス圧にて前記切換ピスト
ン14が右動し、この結果第2開閉弁2d′が第2
スプリング2e′を押縮して、第2供給通口2f′が
開成され、同ボンベ1bからのカズ供給に切換ら
れるのであり、図中2g,2g′はパツキン、2
h,2h′はOリング、15a,15bは第1、第
2圧力一次調整器4a,4bの出口側に付設した
圧力スイツチを示している。
さて上記の如き自動切換供給システムにあつて
は、前記の通りガスの無益な安全放出をされるた
め、ガスエコノマイザー装置なるものが付設され
ているが、従来のものは第1図に示すように第
1、第2液化ガスボンベ1a,1bの気相部に開
口した第1、第2エコノマイザーパイプライン
A,A′が、順次第1、第2エコノマイザーバル
ブB,B′そして第1、第2エコノマイザー弁C,
C′を介して、夫々前記した第2、第1圧力一次調
整器4b,4aの前段側に連結されており、この
際当該エコノマイザー弁C,C′は第2、第1圧力
一次調整器4b,4dの前段側におけるガス圧よ
りも高い圧力、例えば10Kg/cm2のガス圧が入口側
に印加されることで開成されるよう構成されてい
る。
従つて上記のガスエコノマイザー装置によると
きは、第1液化ガスボンベ1aのガス供給中、第
2液化ガスボンベ1bのガス圧が上昇して10Kg/
cm2に達したとき、第2エコノマイザー弁C′が開い
て、これを第1液化ガスボンベ1aによる供給系
に流入させるので、当該カズは需要側パイプライ
ン12へ送られて有効に利用され、ガスの無駄な
放出を阻止できることとなるのであり、ここで安
全弁9a,9bは、例えばガス内圧が20〜30Kg/
cm2にまで昇圧したような場合、同ガスを外気に放
出するための安全機能を果すことになる。
しかし上記装置によるときは、今若し上記稼動
中の第1液化ガスボンベ1aに関し、需要側にお
けるガスの消費がないか、極めて少ないときに
は、前記第2エコノマイザー弁C′の開成時にあつ
て、第1液化ガスボンベ1a側へ流入して来た当
該ガスは需要側で消費されないか、充分に消費さ
れず、従つて同ガスは第1液化ガスボンベ1a内
に流入して、その内圧を高めることとなり、この
結果第1エコノマイザー弁Cが開成されて、同ガ
スが第2液化ガスボンベ1bを昇圧することとな
り、このため同ボンベ1bのガスは、さらに加圧
されて第1液化ガスボンベ1a側へ流入すること
となるから、稼動中でない第2液化ガスボンベ1
bの液化ガスが蒸発を促進されて、当該ガスが消
費されてしまい、この結果第1液化ガスボンベ1
aの消費時に、第2液化ガスボンベ1bの液化ガ
スも空になつてしまつていたり、僅かの残量とな
つていて、液化ガスボンベの正常な補給に支障を
来すといつた難点があつた。
本考案は上記の難点に鑑み検討し、エコノマイ
ザー弁をもつた一対のエコノマイザーパイプライ
ンを適切な配管とその連結とにより構成すること
で、従来例による前掲支障を解消しようとするも
のである。
本考案は第3図以下に示す実施例によつて詳記
すれば、液化ガスの自動切換供給システムは、前
記第1図のものと全く同一構成であり、第1、第
2液化ガスボンベ1a,1b、自動切換弁2、第
1、第2導入口2a,2b、供給口2c、第1、
第2蒸発器3a,3b、第1、第2圧力一次調整
器4a,4b、第1、第2導入配管部5a,5
b、第1、第2気相バルブ付パイプ6a,6b、
第1、第2液相バルブ付パイプ7a,7b、第
1、第2合流パイプ8a,8b、第1、第2安全
弁9a,9b、圧力二次調整器10、シヤツトオ
ブバルブ11、需要側パイプライン12、第1、
第2圧力スイツチ15a,15bの如く同一部材
については同一符号にて示されている。
ここで、上記自動切換弁2については、前掲第
2図のものでもよいが、第4図の如く供給口2c
の直上に一つだけ供給通口2iを設け、その下位
に同口2iをスプリング2jの弾力にて平閉止し
ている開閉弁2kを設けるようにし、第1図の如
く切換ピストン14が左側に移行している第1液
化ガスボンベ1aの稼動状態から、右側へ移行す
ることで第2液化ガスボンベ1bの稼動状態に切
換え自在としてもよく、同図にあつても同一部材
については、第2図と同一符号が用いられてい
る。
次に本考案に係るガスエコノマイザー装置は、
第3図に明示の如く第1、第2液化ガスボンベ1
a,1bの気相部に開口した第1、第2エコノマ
イザーパイプライン16a,16bに、夫々順次
第1、第2エコノマイザーパイプライン17a,
17bそして第1、第2エコノマイザー弁18
a,18bが介設されている点、前記第1図と同
じであるが、上記第1、第2エコノマイザー弁1
8a,18bの出口側が、合流配管19にて連結
されており、当該配管19を自動切換弁2の供給
口2cと前記圧力二次調整器10との間に連結す
るのである。
ここで上記第1、第2エコノマイザー弁18
a,18bは、前記第1、第2圧力一次調整器4
a,4bの出口側、すなわち第1導入口2a、第
2導入口2bにおけるガス圧よりも高圧となつた
とき、例えば10Kg/cm2のガス圧にて開成されるよ
うになつている。
そこで今第1液化ガスボンベ1aからのガス供
給中にあつて、予備バンクとしての第2液化ガス
ボンベ1bが、高温環境等により液化ガスの蒸発
を来し、これにより第2エコノマイザー弁18b
の入口側が10Kg/cm2に昇圧すれば、同弁18bの
開成により、当該ガス合流配管19−圧力二次調
整器10、シヤツトオフバルブ11を介して需要
側パイプライン12へ送られて放出されることな
く消費される。
そしてこの際、第2エコノマイザー弁18bか
ら流入して来たガスは10Kg/cm2以上であり、第1
導入口2aにおけるガス圧7Kg/cm2よりも大きい
から、自動切換弁2の前記開閉弁2kが押し上げ
られて、供給通口2iが閉止されるから、当該流
入ガスが第1導入口2aを介して第1液化ガスボ
ンベ1aに逆流されることはなく、従つて需要側
パイプライン12におるけるガスの使用量が少な
い場合にあつても、第1液化ガスボンベ1aが昇
圧してこれにより第2液化ガスボンベ1aの昇圧
が促進されるといつた現象は起らず、予備バンク
の不本意な液化ガス消費となる如き支障はなくな
る。
そして上記のガス流入現象は、需要側パイプラ
イン12におけるガスの使用により、次第に供給
口2c側におけるガス圧が低下し、7Kg/cm2にな
つたとき開閉弁2kが開成状態となつて、平常に
復帰することとなる。
本考案は上記実施例によつて具現される通り、
第1、第2液化ガスボンベ1a,1bと、逆流防
止用の開閉弁2d,2d′,2kを備えた自動切換
弁2の夫々第1、第2導入口2a,2bとの間
に、順次第1蒸発器3aと第1圧力一次調整器4
a、第2蒸発器3bと第2圧力一次調整器4bを
連結すると共に、当該自動切換弁2の供給口2c
と需要側パイプライン12との間に、順次圧力二
次調整器10とシヤツトオフバルブ11を連結
し、一方の液化ガスボンベのガス圧降下により作
動した自動切換弁2によつて、需要側パイプライ
ン12へのガス供給を、他方の液化ガスボンベに
切換え自在とした液化ガス自動切換供給システム
にあつて、第1、第2液化ガスボンベ1a,1b
の上位部内に開口した夫々第1、第2エコノマイ
ザーパイプライン16a,16bには、前記第
1、第2圧力一次調整器4a,4bの出口側ガス
圧よりも高いガス圧によつて開成される第1、第
2エコノマイザー弁18a,18bを連結し、当
該各エコノマイザー弁18a,18bの出口側を
連結した合流配管19が、前記逆流防止用の開閉
弁2d,2d′,2kを有する自動切換弁2の供給
口2cと圧力二次調整器10との間に連結した構
成としたから、需要先のガス消費が停止していた
り、少量の場合にあつても予備バンク側の液化ガ
ス蒸発が、使用バンク内に流入することを阻止し
てしまうこととなり、従つて本来ガス有効利用目
的を達成するのはもちろん、蒸発の促進により予
備バンク側が不本意に空となつとしまうといつた
事態の発生を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液化ガス自動切換供給システム
におけるガスエコノマイザー装置を示した全体配
管説明図、第2図は同システムの自動切換弁を示
した縦断正面図、第3図は本考案に係るエコノマ
イザー装置の全体配管説明図、第4図は第2図と
は別異の自動切換弁を示した縦断正面図である。 1a,1b……第1、第2液化ガスボンベ、2
……自動切換弁、2a,2b……第1、第2導入
口、2c……供給口、2d,2d′,2k……開閉
弁、3a,3b……第1、第2蒸発器、4a,4
b…第1、第2圧力一次調整器、10……圧力二
次調整器、11……シヤツトオフバルブ、12…
…需要側パイプライン、16a,16b……第
1、第2エコノマイザーパイプライン、18a,
18b……第1、第2エコノマイザー弁、19…
…合流配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2液化ガスボンベと、逆流防止用の開
    閉弁を備えた自動切換弁の夫々第1、第2導入口
    との間に、順次第1蒸発器と第1圧力一次調整
    器、第2蒸発器と第2圧力一次調整器を連結する
    と共に、当該自動切換弁の供給口と需要側パイプ
    ラインとの間に、順次圧力二次調整器とシヤツト
    オフバルブを連結し、一方の液化ガスボンベのガ
    ス圧降下により作動した自動切換弁によつて、需
    要側パイプラインのガス供給を、他方の液化ガス
    ボンベに切換え自在とした液化ガス自動切換供給
    システムにあつて、第1、第2液化ガスボンベの
    上位部内に開口した夫々第1、第2エコノマイザ
    ーパイプラインには、前記第1、第2圧力一次調
    整器の出口側ガス圧よりも高いガス圧によつて閉
    成される第1、第2エコノマイザー弁を連結し、
    当該各エコノマイザー弁の出口側を連結した合流
    配管が、前記逆流防止用の開閉弁を有する自動切
    換弁の供給口と圧力二次調整器との間に連結して
    なる液化ガスの自動切換供給システムにおけるガ
    スエコノマイザー装置。
JP5684584U 1984-04-18 1984-04-18 液化ガスの自動切換供給システムにおけるガスエコノマイザ−装置 Granted JPS60167898U (ja)

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CN102182914A (zh) * 2011-04-02 2011-09-14 天津华迈燃气装备股份有限公司 一种单盘管双用电加热天然气气化换热器

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