JPH0413499Y2 - - Google Patents

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JPH0413499Y2
JPH0413499Y2 JP1984086347U JP8634784U JPH0413499Y2 JP H0413499 Y2 JPH0413499 Y2 JP H0413499Y2 JP 1984086347 U JP1984086347 U JP 1984086347U JP 8634784 U JP8634784 U JP 8634784U JP H0413499 Y2 JPH0413499 Y2 JP H0413499Y2
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JP
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gas
tank
gas tank
holder
water
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JP1984086347U
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JPS611800U (ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は多槽型湿式ガスホルダーの改良に係
わり、詳しくは前記ガスホルダーの下部シールカ
ツプおよび下部ローラーの点検、修理等を容易に
行えるようにした多槽型湿式ガスホルダーに関す
る。
一般に多槽型湿式ガスホルダーは第4図に示す
如く、水槽1内にガス槽2を浮べ、ガスの出入り
に応じてガス槽2の上部ローラー3が基柱ガイド
レール4、下部ローラー5がガス槽ガイドレール
6に添つてガス槽2が昇降するものである。又ガ
ス槽2とガス槽2の噛み合い部はガス槽2の上下
に設けた上カツプ7と下カツプ部8の噛み合いで
水封水の吸上げによつてシール部を形成し外気を
遮断してガスを貯える構造となつている。なお1
4はガス出入管である。
一般にこの多槽型湿式ガスホルダーにおいて第
1ガス槽2-1はホルダーのバキユーム事故防止の
目的から浮上状態で使用されることが多く、第2
ガス槽2-2以降のガス槽のシールカツプ噛み合い
回数が比較的多くなる。特に製鉄所向けの副生ガ
スホルダーはガス槽2の昇降頻度が50〜100回/
日と多くしかも昇降スピードも速い、など苛酷な
作動となる為、ガス槽2の下カツプ8の低サイク
ル疲労による破損或は、下部ローラー5の摩耗、
破損等の故障が多発し、下カツプ8の水封水漏
れ、ガス槽2の傾斜などトラブルを起こしてい
る。従つてこれらガス槽2の下カツプ8及び下部
ローラー5の補修工事又取替工事或はこれら故障
の事前予知のための点検が必然的に生じている。
(従来の技術) 従来の多槽型湿式ガスホルダーでの、水槽1の
下部に設けられるガス槽受け台9は例えば実開昭
52−78816号公報に示されているように単一水平
面の受け台である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで係かる従来装置で、ガス槽2の下カツ
プ8や下部ローラー5の点検や補修、取替を行な
うにはガス槽2の第1ガス槽2-1、第2ガス槽2
−2、第3ガス槽2-3をガス槽受け台9上に着地さ
せた後、水槽1中の水を抜いて行なわなければな
らない。この水槽水は多量であり又環境規制上水
質によつては容易に放流出来ない場合もあり工期
が長期化する、又多大な工事費を要するなど極め
て困難な作業となつていた。
(問題を解決するための手段) 本考案は多槽型湿式ガスホルダーの宿命的なト
ラブルが第2ガス槽以降のガス槽の下カツプ及び
下部ローラーに多発することに着目し水槽内の水
を抜くことなく第1ガス槽を有効に利用して他の
ガス槽を水面上に露出させガス槽の下カツプ及び
下部ローラーの点検、修理等を容易に行なえる多
槽型湿式ガスホルダーを目的とするものであり、
その要旨とするところは水槽内に、該水槽内面に
沿つてガスの出入りに応じて昇降自在な複数のガ
ス槽が設けられ、かつガス槽の上下に設けた上カ
ツプと下カツプの噛み合いと下カツプに汲み上げ
た水槽水でシール部を形成し外気を遮断しガスを
貯える湿式ガスホルダーにおいて、ガス槽が下降
し着地する水槽の底面に、内側になるほど階段状
に低くなる段差付ガス槽受け台を設けるととも
に、前記段差付ガス槽受け台の段差に合わせて内
側のガス槽を高くし着地状態で各ガス槽上部を同
一レベルとしたことを特徴とする多槽型湿式ガス
ホルダーである。
次に本考案について、図面に示す実施例に基づ
き詳細に述べる。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。こ
の図においては、前述の第4図にて示したものと
同一のものは同一符号を付している。即ち、1は
水槽、2はガス槽で、この実施例では第1水槽2
−1、第2水槽2-2、第3水槽2-3よりなつてい
る。これらにはそれぞれ上部ローラーフレーム1
-1,10-2,10-3が設けられ、その先端には
上部ローラー3-1,3-2,3-3が設けられてい
て、基柱ガイドレール4に沿つて昇降自在であ
る。5-1,5-2,5-3は前記第1水槽2-1、第2
水槽2-2、第3水槽2-3の下部に設けられた下部
ローラーである。8-1,8-2は前記第1水槽2-
、第2水槽2-2に設けられた下カツプであり、
前記水槽2-1,2-2が上昇したとき、該下カツプ
-1,8-2と上部ローラーフレーム10-2,10
−3に設けられた上カツプ7-1,7-2とが入り込み
あつてシール部を形成する。
11は本考案の段差付ガス槽受け台で、水槽1
の下部に設けられている。該段差付ガス槽受け台
11の段差の数は2段以上にすればよいが、該段
差の数はガス槽2の数により例えばこの実施例の
ようにガス槽2が3個であれば3段にするのが好
ましい。ところで、ガス槽を下降させるとまず第
3ガス槽2-3が段差付ガス槽受け台11の最上段
に着地する。その後更に第2ガス槽2-2が中段
に、第1ガス槽2-1が下段に着地する。第2図に
最終的なガス槽の着地状態を示す如く、段差付ガ
ス槽受け台11の段差の高さに合わせて各ガス槽
-1,2-2,2-3の高さを変え着地状態で、各ガ
ス槽上部が同一レベルとなる様に、ガス槽の高さ
は、第1ガス槽2-1>第2ガス槽2-2第3ガス
槽2-3とされる。
この段差付ガス槽受け台11は水槽1の下部に
設けられるが、連続してもよいし、間隔をおいて
設けてもよい。
(考案の作用) 次に本考案の作用について述べる。
いま、例えば第2ガス槽2-2、第3ガス槽2-3
の下部ローラー5-2,5-3や下カツプ8-2の点
検、補修を行う場合には、第2図に示す状態にお
いて、各ガス槽の上部ローラーフレーム10-1
10-2,10-3を結束具12にて結束して、第1
ガス槽2-1に気体を充填して浮上させると、第2
ガス槽2-2、第3ガス槽2-3も一体的に浮上させ
られ、第3図に示す如く、第2ガス槽2-2、第3
ガス槽2-3の下部ローラー5-2,5-3と下カツプ
-2が水面を離れ大気中に出される。
(考案の効果) 従つて水槽1中の水を抜くことなく、ガスホル
ダーの外周に設けた作業用回廊13より、前記
下部ローラー5-2,5-3および下カツプ8-2が見
えて、自由にかつじかに取扱えて、点検、補修あ
るいは取替が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図、
第3図は本考案の作用を説明するための図、第4
図は従来の装置を示す説明図である。 1……水槽、2……ガス槽、3……上部ローラ
ー、4……基柱ガイドレール、5……下部ローラ
ー、6……ガス槽ガイドレール、7……上カツ
プ、8……下カツプ、9……ガス槽受け台、10
……ローラーフレーム、11……ガス槽受け台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水槽内に、該水槽内面に沿つてガスの出入りに
    応じて昇降自在な複数のガス槽が設けられ、かつ
    ガス槽の上下に設けた上カツプと下カツプの噛み
    合いと下カツプに汲み上げた水槽水でシール部を
    形成し外気を遮断しガスを貯える湿式ガスホルダ
    ーにおいて、 ガス槽が下降し着地する水槽の底面に、内側に
    なるほど階段状に低くなる段差付ガス槽受け台を
    設けるとともに、前記段差付ガス槽受け台の段差
    に合わせて内側のガス槽を高くし着地状態で各ガ
    ス槽上部を同一レベルとしたことを特徴とする多
    槽型湿式ガスホルダー。
JP8634784U 1984-06-11 1984-06-11 多槽型湿式ガスホルダ− Granted JPS611800U (ja)

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JPS611800U JPS611800U (ja) 1986-01-08
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JPS611800U (ja) 1986-01-08

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