JPH04134926U - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JPH04134926U
JPH04134926U JP4281691U JP4281691U JPH04134926U JP H04134926 U JPH04134926 U JP H04134926U JP 4281691 U JP4281691 U JP 4281691U JP 4281691 U JP4281691 U JP 4281691U JP H04134926 U JPH04134926 U JP H04134926U
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啓一 深沢
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三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、部品点数を減少させるとともに、
回転軸14への取付を簡単にして、全体を安価にし、また
回転軸装置の組立手順の制約をなくすことを目的とする
ものである。 【構成】 互いに反対側が開いたコ字状の第1及び第2
の係合部12a,12bが軸方向に互いに間隔をおいて形成
されている軸受体12を、回転軸14の第1の小径部14aに
第1及び第2の係合部を係合させることにより取り付
け、かつこの軸受体12を固定部12cによりフレーム11に
固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばプリンタなどに用いられ、ゴムローラなどの回転部品が取 り付けられる回転軸を保持する軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は例えば特開昭62−297540号公報に示されたものと同様の従来 のプリンタの軸受装置を示す断面図である。図において、1は孔1aが設けられ ているフレーム、2は端部が孔1aを貫通してフレーム1に回転自在に支持され ている回転軸、3は回転軸2に取り付けられ回転軸2の軸方向の抜け止めをする Eリングであり、孔1aの両側に1個ずつ設けられている。4は回転軸2の中間 部に取り付けられたゴムローラである。
【0003】 上記のような従来の軸受装置では、回転軸2にゴムローラ4を取り付けた後、 回転軸2の端部を孔1aに通し、Eリング3を回転軸2に径方向から取り付ける 。これにより、ゴムローラ4は、フレーム1に回転軸2とともに回転自在に取り 付けられる。
【0004】 図12は従来の軸受装置の他の例を示す断面図、図13は図12の軸受取付部 を示す側面図である。図において、5はフレーム1を貫通した回転軸2の端部に 圧入されたギヤ、6は孔1bに取り付けられ回転軸2を回転自在に保持する軸受 である。
【0005】 このように、1本の回転軸2にゴムローラ4とギヤ5が取り付けられ、しかも ギヤ5の取付位置が回転軸2の端部に限定されるような場合、従来の軸受装置で は、回転軸2にゴムローラ4及びギヤ5を取り付けた後、回転軸2を図13の矢 印のように孔1aに挿入し、この後軸受6を孔1bに圧入する。これにより、ゴ ムローラ4及びギヤ5が回転軸2とともにフレーム1に回転自在に取り付けられ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の軸受装置においては、Eリング3などのリング 部材を回転軸2に取り付けて回転軸2の軸方向(スラスト方向)への位置ずれを 規制していたので、また図12のように、中央部で回転軸2を支持する場合には 、軸受6を回転軸2の端部から所定の位置まで移動させる必要があるので、部品 点数が増加するとともに、回転軸への取付に手間がかかるなどの問題点があった 。また、軸受6は、ギヤ5又はゴムローラ4を取り付ける前に回転軸2に取り付 けておく必要があり、回転軸装置(アッセンブリ)の組立手順に制約があるとい う問題点もあった。
【0007】 この考案は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたもので あり、部品点数を減少させることができ、かつ回転軸への取付を簡単にすること ができ、この結果全体を安価にすることができ、また回転軸装置の組立手順の制 約をなくすことができる軸受装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る軸受装置は、互いに反対側が開いたコ字状の第1及び第2の係 合部が軸方向に互いに間隔をおいて形成されており、回転軸の小径部に第1及び 第2の係合部を係合させることにより取り付けられ、かつ支持部に固定される軸 受体を備えたものである。
【0009】
【作用】
この考案においては、第1及び第2の係合部の間の部分を中心に軸受体を小径 部に対して回動させて、第1及び第2の係合部を小径部に係合させ、軸受体を回 転軸に取り付け、これにより回転軸を回動自在に保持するとともに軸方向に固定 する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。図1はこの考案の一実施例に よるプリンタ用の軸受装置を示す斜視図、図2は図1の側面図である。 図において、11は支持部であるフレーム、12はフレーム11に固定されている軸 受体、13はフレーム11に固定されている軸受ブッシュ、14は軸受体12及び軸受ブ ッシュ13によりフレーム11上に回転自在に保持されている回転軸であり、この回 転軸14は、中間部の軸受体12の取付部に小径部、即ち第1の小径部14aが、軸受 ブッシュ13への挿入端部に第2の小径部14bが形成されている。15a及び15bは 回転軸14に互いに間隔をおいて取り付けられた第1及び第2の接着ゴムローラ、 16は回転軸14の他端部に取り付けられた圧入ギヤである。
【0011】 図3は図1の軸受体12を示す平面図、図4は図3の側面図、図5は図3の正面 図である。図において、12aは軸受体12の軸方向の一端部に形成され、第1の小 径部14aに係合する第1の係合部、12bは軸受体12の軸方向の他端部に形成され 、第1の小径部14aに係合する第2の係合部である。これら第1及び第2の係合 部12a,12bは、それぞれ互いに反対側が開いた略コ字状(又はC字状)になっ ている。12cは軸受体12の底部に形成され、軸受体12をフレーム11に固定するた めの固定部である。
【0012】 次に、組立方法について説明する。まず、回転軸14に第1及び第2の接着ゴム ローラ15a,15b及び圧入ギヤ16を取り付けておく。次に、図6に示すように、 軸受体12の第1及び第2の係合部12a,12bの間の部分を、第1の小径部14aに 交差させる。そして、図7に示すように、第1及び第2の係合部12a,12bの間 の部分を中心にして、図の反時計方向(図中矢印方向)に軸受体12を回動させる 。軸受体12を90°回動させることにより、図8に示すように、第1及び第2の 係合部12a,12bは第1の小径部14aに係合する。
【0013】 また、第2の小径部14bを軸受ブッシュ13に挿入し、軸受ブッシュ13をフレー ム11に固定する。これとともに、第1の小径部14aに取り付けられた軸受体12を フレーム11に固定する。軸受体12は、図9及び図10に示すように、フレーム11 に設けられた軸受体固定孔11aに、固定部12cを挿入することにより、フレーム 11に固定される。固定部12cには、軸受体固定孔11aを広げる方向への弾性力を 有するばね部12dが一体形成されており、このばね力により軸受体12がフレーム 11にしっかりと固定される。
【0014】 このような軸受装置では、Eリング等を使用することなく、軸受体12のみによ り回転軸14の軸方向への固定が行われているため、回転軸14の他端部の軸受も軸 受ブッシュ13に挿入するという簡単な方法でよく、従来のものに比べて部品点数 が大幅に減少する。また、軸受体12はスナップアクションにより簡単に取り付け られるので、回転軸14への取付が簡単であり、また回転軸装置の組立手順の制約 もなくなる。つまり、1個の部品での信頼性の高い軸受を安価に実現することが できる。
【0015】 なお、上記実施例では軸受体12に固定部12cを設けてフレーム11に固定したが 、軸受体12のフレーム11への固定方法はこれに限定されるものではなく、例えば フレーム11側に軸受体12の保持部を設けてもよい。 また、上記実施例ではプリンタの第1及び第2の接着ゴムローラ15a,15bや 圧入ギヤ16が取り付けられた回転軸14を示したが、例えばプリンタ内の他の回転 軸や他の機器の回転軸であってもよい。また、回転軸14は360°以内で回動す るものであってもよい。 さらに、上記実施例では回転軸14の他端部を軸受ブッシュ13により保持したが 、他の軸受により保持してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案の軸受装置は、互いに反対側が開いたコ字状の 第1及び第2の係合部が軸方向に互いに間隔をおいて形成されている軸受体によ り、回転軸を回動自在に保持するとともに、軸方向に固定するようにしたので、 部品点数を減少させることができ、かつ回転軸への取付を簡単にすることができ 、この結果全体を安価にすることができ、また回転軸装置の組立手順の制約をな くすことがきるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による軸受装置を示す斜視
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の軸受体を示す平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図1の軸受体の回転軸への取付前の状態を示す
平面図である。
【図7】図1の軸受体の回転軸への取付途中の状態を示
す平面図である。
【図8】図1の軸受体の回転軸への取付後の状態を示す
平面図である。
【図9】図1の軸受体のフレームへの取付状態を示す正
面図である。
【図10】図9の底面図である。
【図11】従来の軸受装置の一例の要部断面図である。
【図12】従来の軸受装置の他の例の要部断面図であ
る。
【図13】図12の軸受取付部を示す側面図である。
【符号の説明】
11 フレーム(支持部) 12 軸受体 12a 第1の係合部 12b 第2の係合部 14 回転軸 14a 第1の小径部(小径部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対側が開いたコ字状の第1及び
    第2の係合部が軸方向に互いに間隔をおいて形成されて
    おり、回転軸の小径部に前記第1及び第2の係合部を係
    合させることにより取り付けられ、かつ支持部に固定さ
    れる軸受体を備え、前記第1及び第2の小径部は、これ
    らの間の部分を中心に前記軸受体を前記小径部に対して
    回動させることにより、前記小径部に係合するようにな
    っていることを特徴とする軸受装置。
JP4281691U 1991-06-10 1991-06-10 軸受装置 Expired - Fee Related JP2529709Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010190975A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Canon Inc 現像装置、及び、プロセスカートリッジ
US8075193B2 (en) 2007-03-27 2011-12-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Bearing
JP2012047285A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Canon Inc シャフト保持構造、シャフト保持用軸受、シャフト保持方法並びにシャフト保持用軸受の取り外し方法
JP2014076734A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Tokai Rika Co Ltd 車両用ミラー装置

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