JPH04134672A - デジタルvfo - Google Patents

デジタルvfo

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JPH04134672A
JPH04134672A JP2254262A JP25426290A JPH04134672A JP H04134672 A JPH04134672 A JP H04134672A JP 2254262 A JP2254262 A JP 2254262A JP 25426290 A JP25426290 A JP 25426290A JP H04134672 A JPH04134672 A JP H04134672A
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Hisafumi Suenaga
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、FDD (フロッピーディスク装置)から
のリードデータ信号をデータパルスとクロックパルスに
分離する為のウィンドウ信号を発生するFDD用データ
セパレータに関する。
[従来の技術] 一般に、FDC(フロッピーディスクコントローラ)で
はFDDから送られて来るMFM記録方式のリードデー
タ信号をクロックパルスとデータパルスに分離する為に
、リードデータ信号の周波数変化に追従するウィンドウ
信号を発生するFDD用データセパレータを必要とする
このデータセパレータは一般にアナログVFO(可変周
波数発生器)を用いてウィンドウ信号を発生させるが、
このアナログVFOデータセパレータは、温度によって
フィルタ特性が変わるなどの外部環境の影響を受は易く
、外付は部品(抵抗、コンデンサ)を必要とする等の欠
点があった。
そこで、近年、論理回路のみで構成したデジタルVFO
データセパレータが知られている。
この種のデータセパレータは第16図に示す如く、位相
比較回路l、バイアス発生回路2、デジタルVFO3、
データセパレート回路4を有し、リードデータ信号の周
波数変化に追従するウィンドウ信号を発生させる為に、
位相比較回路lは第17図に示す如くウィンドウ信号の
半周期の中心と、リードデータ信号との位相差を検出し
、この位相差でバイアス発生回路2のバイアス値を変化
させ、このバイアス値をもってデジタルVFO3の発振
周波数を制御し、このデジタルVFO3の出力をウィン
ドウ信号として位相比較回路lにフィードバックするP
LL構成となっている。
このように構成されたデータセパレータにおいては、デ
ジタルVFO3の発振周波数を制御することより、リー
ドデータ信号にロック(同期)した正確なウィンドウ信
号が得られる。なお、デジタルVFO3はウィンドウ信
号に同期し、その繕周期の信号(位相比較用信号)を発
生させる必要があり(第17図参照)、この位相比較用
信号をバイアス値によって得られればその2分周信号を
もってウィンドウ信号とすればよい。
第18図はデジタルVFO3のブロック構成図で、デジ
タルVFO3はロード付きカウンタ31.2ビットバイ
ナリカウンタ3−2を有し、ロード付きカウンタ3−1
はバイナリカウンタで、16MHzの基本クロック信号
CLOCKを計数し、その値が「0」となる毎にアクテ
ィブロウの信号(カウンタ出力)BOを2ビット八イナ
リカウンタ3−2に与えると共に、自己にロード信号L
Oとして帰還させる。この場合、ロード付きカウンタ3
−1はロード信号LOに同期して5ビツトのバイアス値
BITO−BIT4をロードする。2ビツト/へイナリ
カウンタ3−2はロード付きカウンタ3−1からの信号
「万を計数することによりウィンドウ信号WINDOW
およびその半周期の位相比較用信号WMIDを出力する
。なお、ウィンドウ信号WINDOWの基準周期は4u
s(基本クロック信号CLOKの64分周)である。
このように構成されたデジタルVFO3は第19図およ
び第20図に示す如く動作する。
第19図はバイアス値BITO〜BIT4の出力タイミ
ングを示し、通常MFM記録方式のり−ドデータ信号と
ウィンドウ信号WINDOWとの位相比較は最高でもウ
ィンドウ信号の1周期に1回なので、バイアス値もウィ
ンドウ信号の1周期に1回の割り合いで送られて来る。
第20図は入力されたバイアス値からウィンドウ信号の
周期が変化する様子を示している。
ここで、ロード付きカウンタ3−1はその値がroOH
J  (16進表現、以下同じ)の時に出力する信号B
Oによってバイアス値をロードするが、この場合、5ビ
ツトのバイアス値がrOFH」のときにそれをロードす
ると、カウンタ値は基本クロック信号CLOKの1周期
毎に「oFH」、rOEHJ 、−旧・、ro IHJ
、roOHJの如く変化し、ロード付きカウンタ3−1
は16進カウンタとして動作する(第17図参照)。
ここで、バイアス値rOFHJの時、基準周期(基本ク
ロック信号に換算すると64クロツク)のウィンドウ信
号を発生するが、この場合のカウンタ周期は16クロツ
クで、ウィンドウ信号のh周期、位相比較用信号の繕周
期に相当し、この値がカウンタ基準周期となる。
しかして、バイアス値がrOFHJに対してr−1(O
EH)J、r−2(ODH)J、r+1(IOH)J、
r+2 (11H)Jされた場合には、カウンタ周期は
第20図B、C,D、Eの如く変化する。
即ち、バイアス値rOEHJの場合、カウンタ周期はそ
の基準周期に対して基本クロック信号の1周期分少なく
なり、また、バイアス値がrODH」の場合、カウンタ
周期はその基準周期に対して基本クロック信号の2周期
分少なくなる。
方、バイアス値がrlOHJの場合、カウンタ周期は1
周期分多くなり、またrllHJの場合、カウンタ周期
は2周期分多くなる。
このようにデジタルVFO3に入力されるバイアス値が
変化すると、カウンタ周期がその基準周期に対して伸び
縮みし、それに伴ってウィンドウ信号および位相比較用
信号の周期が変化する為、リードデータ信号の周波数変
動に対してウィンドウ信号や位相比較用信号が追従する
ようになる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種のデータセパレータにおいてバイアス
値は、ウィンドウ信号の1周期に1回の割り合いで送ら
れて来る為、同じバイアス値がウィンドウ信号のh周期
毎にロード付きカウンタ3−1にロードされる。したが
って、第21図に示ス如く、例えばバイアス値がその基
準値rOFH」に対して+1rlOHJされた場合、カ
ウンタ周期はウィンドウ信号のh周期毎にその基準周期
に対して夫々「+1」される結果、ウィンドウ信号(デ
ユーティ比50%)は、1周期全体として4クロック分
周期が増加したものとなる。
また、バイアス値がその基準値に対して一2rODHJ
された場合、カウンタ周期はウィンドウ信号のh周期毎
にその基準周期に対して夫々「−2」される結果、ウィ
ンドウ信号(デユーティ比50%)は1周期全体として
8クロック分周期が減少したものとなる。
この為、ウィンド9信号は最高でも基本クロック信号の
4クロック分の精度でしかその周期を増減することがで
きないという欠点があった。
いま、基本クロック信号の周期なTc =lli2.5
ns=16MHz、バイアス値をn、VFO基本出力信
号周期(ウィンドウ信号の基準周期)をTo =4us
=250KHz、VFO出力信号周期をT、その周波数
をfとすると、 n=o、+1、+2、・・・・・・+15の時、となる
すると、デジタルVFOにおいて周波数制御の細かさ、
つまり分解能の限界は、 となり、これ以上の分解能で周波数を制御することがで
きなかった。
この発明の課題は、ウィンドウ信号のデユーティ比:5
0%をくずすことなく簡単な回路構成でウィンドウ信号
の周波数を精度良く調整できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
(1)、デジタルVFOはFDDからのリードデータ信
号をデータパルスとクロックパルスとに分離する為のウ
ィンド9信号を発生する。
(2)、位相比較回路はリードデータ信号とウィンドウ
信号との位相差を比較する。
(3)、制御回路jよこの位相比較回路の出力結果から
前記デジタルVFOに入力される入力値(バイアス値)
を変化させることによりデジタルVFOから出力される
ウィンドウ信号の発振周波数を制御する。
(4)、更に前記デジタルVFOは基本クロック信号を
計数すると共に、この計数値に応じて前記ウィンドウ信
号を出力するカウンタと、このカウンタの出力ビットの
重みを反転した反転結果と前記入力値とを比較する比較
器と、この比較器の出力結果から前記カウンタの動作を
制御する為の制御信号を発生出力する信号発生器とを備
えた!!成となっている。なお、カウンタの出力ビット
の重みを反転した結果、カウンタ値が10進数のrlJ
のときには「8」、「2」のときには「4」、「3」の
ときには「12」・・・川となる。
[作 用] この発明の手段の作用は次の通りである。
いま、位相比較回路はFDDかも送られて来るMFM記
録方式のリードデータ信号とデジタルVFOから送られ
て来るウィンドウ信号との位相差を比較し、その結果、
リードデータ信号がウィンドウ信号より進み位相となっ
た場合や遅れ位相となった場合にはその位相差に応じた
信号を制御回路に与える。
すると、制御回路は位相比較回路の出力結果からデジタ
ルVFOに入力される入力値を位相差に応じて変化させ
る。
ここで、デジタルVFOにおいて、比較器はこの入力値
とカウンタの出力ビットを反転した反転結果とを比較し
、信号発生器はこの比較結果に応じてカウンタ動作を制
御する為の制御信号を発生出力する。
いま、ウィンドウ信号の1周期において、基本タロツク
信号を計数することによりカウンタ計数値がlθ進数の
「0」、rlJ・・・・・・「15」・・・・・・の如
く変化するものとし、また、比較器は入力値Aとカウン
タの出力ビットを反転した反転結果Bとを比較した際に
、A>Hの条件が成立するときに制御信号を出力するも
のとする。
この場合、入力値Aが例えばrA=4Jのとき、A>B
が成立するのは反転結果BがrQJ、rlJ、「2」、
「3」のときであるが、この値Bはウィンドウ信号の1
周期においてバラバラに分散されている為、それに応じ
て出力される制御信号の出力タイミングも適度に分散さ
れる。
この制御信号に基づいてカウンタの動作が制御される。
この場合、制御信号としては例えば2種類の信号が出力
され、その一方はカウンタを基本クロック信号の1パル
ス分余計に歩進させてカウンタ周期をその基準同期より
もlパルス減少させることによりウィンドウ信号の周期
を減少させる信号である。また、他方の信号はカウンタ
な基本クロック信号の1パルス停止させてカウンタ周期
をその基準周期よりもlパルス増加させることによりウ
ィンドウ信号の周期を増加させる信号である。ここで、
上述したようにこれらの制御信号はウィンドウ信号の1
周期において適度に分散されているので、ウィンドウ信
号のデユーティ比はほぼ50%に近似したものとなる。
したがって、ウィンドウ信号のデユーティ比÷50%を
くずすことなく簡単な回路構成でウィンドウ信号の周波
数を精度良く調整することができる。
[第1実施例] 以下、第1図〜第10図を参照して第1実施例を説明す
る。
なお、本実施例において、FDDデータセパレータを構
成するデジタルVFO3は第1図に示す如く構成されて
いるが、位相比較回路l、バイアス発生回路2、データ
セパレート回路4は上述した第16図と同様に構成され
ているので以下その説明を省略するものとする。
第1図はデジタルVFO3のブロック構成図で、デジタ
ルVFO3は絶対値変換器3−11、比較器3−12、
カウンタ3−13、発振器3−14、タイミング生成器
3−15を有する構成となっている。
絶対値変換器3−11はバイアス発生回路2から送られ
て来た5ビツト構成のバイアス値Do〜D4を絶対値に
変換出方し、比較器3−12に与える。ここで、第2図
はバイアス値DoへD4とそれに対応する絶対値変換器
3−11の出力値IDOl〜ID31との関係を示して
いる。なお、バイアス値DOへD4はリードデータ信号
とウィンドウ信号とが同期する場合の値rO(10進数
)」を基準とし、リードデータ信号がウィンドウ信号よ
りも遅れ位相の場合にはその位相差に応じてrlJ、「
2」・・・・・・「15」の範囲内で変化し、また進み
位相の場合にはその位相差に応じて「−1」、「−2ノ
・・・・・・r−15Jの範囲内で変化する。これによ
って変換された絶対値ID01〜ID31は比較器3〜
12にデータAO−A3として与えられる。
カウンタ3−13は発振器3−14からの基本クロック
信号(16MH2)を計数するn段(本実施例において
は6段)のバイナリカウンタで、その各ビット出力QO
〜Q5のうち下位2ビットQOlQlはタイミング生成
器3−15にそのまま入力され、他の上位ピッ)Q2〜
Q5はその重みを反転した比較器3−12の入力端子に
データB3〜BOとして入力されている。
第3図はカウンタ3−13のビット出力Q2〜Q5とそ
の重みを反転したデータBO〜B3との対応図で、ビッ
ト出力Q2〜Q5の値は基本クロック信号に応じて「0
」〜「15」の範囲内において連続的に「1」ずつカウ
ントアツプされてゆくのに対し、データBO〜B3は連
続的に変化せず、rOJ〜「15」の値が適当に分散さ
れたものとなる。
なお、カウンタ3−13の最上位ビットの出力Q5はV
FO出力信号(ウィンドウ信号)となる。
第4図は基本クロック信号CLKに応じて変化するカウ
ンタ3−13のビy )出力QO〜Q5の出力波形を示
している。
比較器3−12はデータAO−A3とデータBO−B3
とを比較し、データAO−A3の方がデータBO〜B3
よりも大きければこの条件成立毎にA>B信号を出力し
、タイミング生成器315に与える。
タイミング生成器3−15には更に発振器3−14から
基本タロツク信号が入力されていると共に、バイアス値
DO〜D4の最上位ピッ)D4が+/−信号として入力
されており、タイミング生成器3−15はこの+/−信
号とカウンタ313からのビット出力QO1Ql、比較
器312からのA>B信号をデコードすることによりス
キップ信号5KIPあるいはストップ信号5TOPを出
力し、カウンタ3−13に与える。ここで、スキップ信
号5KIPはカウンタ3−13を基本クロック信号の1
パルス分余計に進めてカウンタ周期をその基準周期より
もlパル7分減少させることによりウィンドウ信号の周
期を減少(周波数を増加)させる為の信号である。また
、ストップ信号5TOPはカウンタ3−13を基本クロ
ック信号の1パルス分停止させてカウンタ周期をその基
準周期よりもlパル7分増加させることによりウィンド
ウ信号の周期を増加(周波数を減少)させる為の信号で
ある。
第5図はスキップ信号5KIPおよびストップ信号5T
OPの出力タイミングを示し、第6図はタイミング生成
器3−15の具体的な回路構成を示している。
タイミング生成器3−15は比較器3−12からのA>
B信号がハイレベルの時にスキップ信号5KIPするの
はストップ信号5TOPの何れか一方を出力すると共に
、+/−信号がローレベル(リードデータ信号かウィン
ドや信号に対して遅れ位相)の場合にはストップ信号5
TOPを出力し、+/−信号がハイレベル(リードデー
タ信号かウィンドウ信号に対して進み位相)の場合には
スキップ信号5KIPを出力するように構成されている
即ち、第6図に示されるようにタイミング生成器3−1
5は信号C01CI(カウンタ3−13のビット出力Q
O1Ql)が入力されているノアゲー)Glと、このノ
アゲートG1の出力信号およびA>B信号が入力されて
いるナントゲートG2と、+/−信号がインバータIN
を介して入力されていると共にナントゲートG2の出力
信号が入力されているノアゲー)G3と、+/−信号が
直接入力されていると共に、ナンドゲー)G2の出力信
号が入力されているノアゲー)G4と、このノアゲー)
G4の出力信号がD入力端子に、また発振器3−14か
らの基本クロック信号がCLK入力端子に与えられてい
る遅延型フリップフロップFFとを有する。なお、ノア
ゲートG3はスキップ信号5KIPを出力し、ノアゲー
)G4はストップ信号5TOPを出力し、ノアゲートG
4はストップ信号5TOPを出力するが、デコードの関
係上ストップ信号5TOPをlクロ77分遅らせる為に
遅延型フリップフロップFFが設けられている。なお、
信号CO,CIはス)−/ブ信号5TOP、スキップ信
号5KIPの出力タイミングを規制する為に入力された
信号である。
次に、本実施例の動作を第7図〜第10図を参照して説
明する。
第7図は絶対値変換器3−11の出力値1D01〜ID
31が「0」、「1」・・・・・・「15」の時、それ
に応じて比較器3−12から出力されるA>B信号の出
力波形を示している。
例えば、絶対値変換器3−11の出力値ID01〜ID
31が「2」の時、A>Bが成立するのはデータBO−
B3が「0」、rlJの場合である。ここで、データB
O−B3が「0」、rlJの時、カウンタ3〜13の出
力Q2〜Q5は第3図に示す如く「0」、「8」となる
。したがって、A>B信号はカウンタ3−13の出力Q
2〜Q5がrOJ、「8」の間、ハイレベルの信号とな
る。同様に絶対値変換器3−11の出力値ID0I〜I
D31が「4」の時、A>Bが成立するのはデータBO
−B3が「0」、「1」、「2」、「3」の場合である
。ここで、データBO〜B3がrQJ、「1」、「2」
、「3」の時、カウンタ3〜13の出力Q2〜Q5は「
0」、「4」、「8」、「12」となる為、A〉B信号
はカウンタ3−13の出力Q2〜Q5は「O」、r4J
、「8」、「12jの間、ハイレベルの信号となる。こ
の様にバイアス値(絶対値)が大きくなればなるほど、
換言すればリードデータ信号とウィンドウ信号との位相
差が大きくなればなるほどA>Hの条件成立回数も多く
なるが、その成立箇所(A>B信号がハイレベルとなっ
ている箇所)はカウンタ3−13の出力Q2へG15が
「0」から「15」へと連続的に変化するウィンドウ信
号の1周期において、適当に分散されたものとなる。
この様にして比較器3−12からA>B信号が出力され
、タイミング生成器3−15に与えられると、タイミン
グ生成器3−15は次の如く動作する・ 第8図C参照はバイアス値Do−D4が「−1」・ 「
−2」、「−3JのときにA>Bの成立に伴ってタイミ
ング生成器3−15;1らスキップ信号5KIPが出力
される出力タイミングを示している。
先ず、/ヘイアス値DO〜D4が「−1(負)」のとき
、タイミング生成器3−15に入力される+/−信号は
ハイレベルとなり(第2図参照)、またA>Bが成立す
るのはカウンタ3−13の出力Q2〜Q5が「0」のと
きである。この場合、タイミング生成器3−15におい
て、ノアゲートG3には+/−信号の反転出力(ローレ
ベル)が入力され、またカウンタ3−13の出力Q2〜
Q5がr(N  (B3〜BO=0)のとき、ナンドゲ
ー)G2にはハイレベルのA>B信号が入力されている
。この状態において、信号CO,CIが共にローレベル
となるタイミングでノアゲートGlの出力はハイレベル
、したがってナンドゲー)G2の出力はローレベルとな
る為、ノアゲートG3からはハイレベルのスキップ信号
5KIPが出力される(第8図C参照)。
また、バイアス値DO〜D4が「−2」のとき、A>B
が成立するのはデータB3〜BOが「O」、rl」 (
Q2〜Q5= rOJ、「8」)のときである、したが
って、この場合にはカウンタ3−13の出力Q2〜Q5
が「0」、「8」となるタイミング(基本クロック信号
CLKでは1発註と32発目のタイミング)でスキップ
信号5KIPが夫々出力される(第8図C参照)。
同様に、バイアス値QO〜D4が「−3」のとき、A>
Bが成立するのはデータB3〜BOがrOJ、「1」、
r2J  (Q2〜Q5= rO」。
「8」、「4」)のときである、したがって、この場合
にはカウンタ3−13の出力Q2〜Q5がrOJ、「4
」、「8」となるタイミング(基本クロック信号CLK
では1発註、16発目、32発目のタイミング)でスキ
ップ信号5KIPが夫々出力される(第8図C参照)。
このようにしてタイミング生成器3−15から出力され
たスキ−2プ信号5KIPがカウンタ313に与えられ
ると、スキップ信号5KIPが与えられる毎にそのカウ
ント値は「+1」余計に歩進される為、カウンタ周期は
それだけ減少するようになる。したがって、第8図A、
B、Cに示す場合、カウンタ周期はその基準周期(基本
クロック信号CLKの64クロツクに相当する)に対し
てlクロック分減少しく第8図A)、2クロック分減少
しく第8図B)、3クロック分減少するようになる(第
8図C)。なお、カウント周期の減少によってカウンタ
3−13からのVFO出力信号、つまりウィンドウ信号
の周期は減少する。
第9図A−Cはバイアス値DO〜D4が「+1」、「+
2」、「+3」のときにA>Hの成立に伴ってタイミン
グ生成器3−15からストップ信号5TOPが出力され
る出力タイミングを示している。
この場合、タイミング生成器3−15に入力される+/
−信号はローレベルとなり(第2図参照)、ストップ信
号5TOPはこの+/−信号がローレベルのときに出力
される。その他は第8図と基本的には同様で、バイアス
値Do−D4が「+l」の場合にはストップ信号5TO
Pは1発、r+2Jの場合には2発、「+3」の場合に
は3発出力されるが、ストップ信号5TOPは遅延型フ
リップフロップFFによって1クロック分遅れて出力さ
れる。
このようにしてタイミング生成器3−15から出力され
たスト−、ブ信号5TOPがカウンタ3−13に与えら
れると、ストップ信号5TOPが与えられる毎にカウン
ト値はlクロック分停止したものとなる為、カウント周
期は増加するようになる。したがって、第9図A、B、
Cに示す場合カウンタ周期はその基準周期に対して第9
図Aではlクロッ7分増加し、第9図Bでは2クロック
分増加し、更に第9図Cでは3クロー7り分増加するよ
うになる。なお、カウンタ周期の増加によってカウンタ
3−13からのVFO出力信号の周期は増加する。
そして、カウンタ3−13をスキップ/ストップさせる
タイミングはウィンドウ信号の1周期において適度に分
散されているので、ウィンドウ信号のデユーティ比はほ
ぼ50%に近似したものとなる。
ところで、基本クロック信号の周期はTc =Ei2.
5n s = 16 MHz、バイアス値n、VFO基
本信号周期(ウィンドウ信号の基準周期)をT0=4u
s=250KHz、VFO出力信号周期をT、その周波
数をfとすると、 n=0、+1、+2・・・・・・+15の時、となる。
すると、分解能は となり、従来に比べ4倍の精度で周波数を制御すること
ができる。
第1θ図はバイアス値nとVFO出力信号の周波数fと
の関係を示したグラフで、バイアス値の増減に対してV
FO出力信号の周波数は直線的に変化するようになる為
、細かな周波数制御が可能となる。
[第2実施例] 以下、第11図〜第13図は第2実施例を示し、第11
図はデジタルVFO3のブロック構成図である。
なお、本実施例においては、更に分解能の向上を図る為
に、基本クロック信号の周波数を変えることなく、デジ
タルVFO3を構成する絶対値変換器3−21、比較器
3−22、カウンタ323のビット数を増すだけで分解
能の向上を簡単に実現できるようにしたものである。
この場合、本実施例においては、上記第1実施例に比べ
て3ビツト増した構成となっている。即ち、絶対値変換
器3−21には8ビツト構成のバイアス値DO−D7が
入力され、その出力値ID01〜ID61は比較器3−
22にデータAO〜A6として入力されている。また、
カウンタ323は発振器3−24からの基本クロック信
号を計数し、その出力ピッ)QO〜Q8のうち下位2ビ
ー2)QO,Qlを信号CO,CIとしてタイミング生
成器3−25に与え、またその他のビットQ2〜Q8を
その重みを反転してデータB6〜BOとしてタイミング
生成器3−25に与える。
タイミング生成器3−25にはバイアス値の最上位ビー
2トD7が+/−信号として与えられ、またカウンタ3
−23からA>B信号が与えられ、それに応じてスキッ
プ信号5KIPやストップ信号5TOPなカウンタ3−
23に与え、そのカウント動作を制御する。
なお、第12図はカウンタ3−23の出力Q2〜Q8と
その重みを反転したデータBO〜B6との値を示し、ビ
ット出力Q2〜Q8の値は「0」〜r127」の範囲内
において連続的にrlJずつカウントアツプされてゆく
のに対し、データBO〜B6は連続的に変化せず、「0
」〜「127」の範囲内においてその値は適当に分散さ
れたものとなる。したがって、上記第1実施例と同様に
ウィンドウ信号のデユーティ比中50%を保つことがで
きる。
ところで、基本クロック信号の周期をTC二82.5n
 s = 16 MHz、バイアス値をn、VFO基本
出力信号周期(ウィンドや信号の基準周期)をTo =
4us=250KHz、VFO出力信号周期をT、その
周波数をfとすると、 n=o、±1、±2・・・・・・±127の時の時 となる。
すると、分解能は となり、第1実施例に比べ、更に分解能が向上したこと
が判る。
第13図はバイアス値nとVFO出力信号の周波数fと
の関係を示したグラフで、周波数変化の直線性に優れた
ものとなる。
[第3実施形] 第14図、第15図は第3実施例を示し、上記各実施例
ではバイアス値を絶対値に変換する為の絶対値変換器を
用いたが、本実施例においてはこれを省略する構成とな
っている。
即ち、本実施例のデジタルVFO3は第14図に示す如
く比較器3−31、カウンタ3−32、タイミング生成
器3−33、発振器3−34のみによって構成され、比
較器3−31の出力にA〉B信号の他、A≦B信号を備
えることにより絶対値変換器を省略し、また第2実施例
と同様に第1実施例に比べて3ビツト増した構成となっ
ている。
第15図はタイミング生成器3−33の回路構成図であ
る。
A≦B信号は比較器3−31によってA≦Bが検出され
る毎にハイレベルとなる信号でアントゲ−)Gllに与
えられている。このアントゲ−)GllにはA≦B信号
の他に+/−信号、ノアゲー)G12の出力が入力され
ており、A≦B信号および+/−信号が共にハイレベル
の時、信号C01CIが共にローレベルとなる毎に(ア
ントゲ−)Gllの出力がハイレベルとなる毎に)スキ
ップ信号5KIP信号を出力する。また、A〉B信号は
アントゲ−)G13に与えられており、このアントゲ−
)G13には+/−信号がインバータINIIを介して
入力されている他、ノアゲートG12の出力が入力され
ている。このアンドゲートG13は+/−信号がローレ
ベル、A〉B信号がハイレベルの時、信号C01CIが
共にローレベルとなる毎に、ストップ信号5TOPを出
力するが、この出力信号は遅延型フリップフロップFF
IIを介してlクロック分遅れて出力される。
この様に構成した本実施例においても上記第1実施例と
同様の効果を有する。
なお、上記各実施例においてはVFO出力信号をウィン
ドウ信号のみとしたが、VFO出力信号の繕周期の信号
(位相比較用信号)も簡単に得ることができる。
[発明の効果] この発明によれば、デジタルVFOを構成するカウンタ
をストップ/スキップさせると共にそのタイミングをウ
ィンドウ信号の1周期において適度に分散させるので、
ウィンドウ信号のデユーティ比*50%をくずすことな
く簡単な回路構成でウィンドウ信号の周波数を精度良く
調整することができ、精度の高いFDDセパレータを提
供することか可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第1O図は第1実施例を示し、第1図はFDD
データセパレータを構成するデジタルVFO3のブロッ
ク構成図、第2図はバイアス値DO〜D4とそれに対応
する絶対値変換器311の出力値IDOl〜1D31と
の対応関係を示した図、第3図はカウンタ3−13のビ
ット出力Q2〜Q5とその重みを反転したデータBO〜
B3との対応関係を示した図、第4図は基本クロック信
号CLKに応じて変化するカウンタ313のビット出力
QO−Q5の出力波形を示した図、第5図はタイミング
生成器3−15から出力されるスキップ信号5KIPお
よびストップ信号5TOPの出力タイミングを示した図
、第6図はタイミング生成器3−15の具体的な回路構
成を示した図、第7図は絶対値変換器3−11の出力値
ID0I〜ID31が「0」、rlJ・・・・・・「1
5」の時、それに応じて比較器3−12から出力される
A>B信号の出力波形を示した図、第8図A−Cはバイ
アス値DO−D4が「−1」、「=2」、「−3」のと
きにA>Bの成立に伴ってタイミング生成器3−15か
らスキップ信号5KIPが出力される出力タイミングを
示した図、第9図A−Cはバイアス値DO−D4が「+
1」、「+2」、「+3」のときにA>Hの成立に伴っ
てタイミング生成器3−15からストップ信号5TOP
が出力される出力タイミングを示した図、第10図はバ
イアス値の変化とVFO出力信号の周波数変化との関係
を示したグラフ、第11図〜第13図は第2実施例を示
し、第11図はデジタルVFO3のブロック構成図、第
12図はカウンタ3−23の出力Q2〜Q8とその重み
を反転したデータBO−B6との対応関係を示した図、
第13図はバイアス値の変化とVFO出力信号の周波数
変化との関係を示したグラフ、第14図および第15図
は第3実施例を示し、第14図はデジタルVFO3のブ
ロック構成図、第15図はタイミング生成器3−33の
回路構成図、第16図〜第21図は従来例を示し、第1
6図はFDDデータセパレータのブロック構成図、第1
7図はリードデータ信号とウィンドウ信号との位相差と
位相比較用信号を示した図、第18図はデジタルVFO
3のブロック構成図、第19図はバイアス値の出力タイ
ミングを示した図、第20図は入力されたバイアス値か
らウィンドウ信号の周期が変化する様子を示した図、第
21図はロード付きカウンタの変化に対する位相比較用
信号およびウィンドウ信号の変化を示した図である。 l・・・・・・位相比較回路、2・・・・・・バイアス
発生回路、3−−−−−・デジ)) ルV F 013
−11.3−21・・・・・・絶対値変換器、3−12
.3−22.3−31・・・・・・比較器、3−13.
3−23.3−32・・・・・・カウンタ、3−14.
3−24.3−34・・・・・・発振器、3−15.3
−25.3−33・・・・・・タイミング生成器、4・
・・・・・データセパレート回路。 第1図 第 図 第 図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 FDDからのリードデータ信号をデータパルスとクロッ
    クパルスとに分離する為のウィンドゥ信号を発生するデ
    ジタルVFOと、 前記リードデータ信号とウィンドゥ信号との位相差を比
    較する位相比較回路と、 この位相比較回路の出力結果から前記デジタルVFOに
    入力される入力値を変化させることによりデジタルVF
    Oから出力されるウィンドゥ信号の発振周波数を制御す
    る制御回路と、 を具備し、前記デジタルVFOは基本クロック信号を計
    数すると共にこの計数値に応じて前記ウィンドゥ信号を
    出力するカウンタと、このカウンタの出力ビットの重み
    を反転した反転結果と前記入力値とを比較する比較器と
    、この比較器の出力結果から前記カウンタの動作を制御
    する為の制御信号を発生する信号発生器とを備えたこと
    を特徴とするFDDデータセパレータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5883534A (en) * 1996-05-31 1999-03-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Waveform shaping device and clock supply apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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