JPH0413442Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0413442Y2 JPH0413442Y2 JP14748986U JP14748986U JPH0413442Y2 JP H0413442 Y2 JPH0413442 Y2 JP H0413442Y2 JP 14748986 U JP14748986 U JP 14748986U JP 14748986 U JP14748986 U JP 14748986U JP H0413442 Y2 JPH0413442 Y2 JP H0413442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- ball screw
- head side
- cover
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008713 feedback mechanism Effects 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Servomotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ピストンがスプールに追従して動
くメカニカルフイードバツク機構を有する電油サ
ーボアクチユエータに関するものである。
くメカニカルフイードバツク機構を有する電油サ
ーボアクチユエータに関するものである。
従来この種のアクチユエータとしては、第2図
に示すようにスプール5を移動させるボールネジ
軸7用のベアリング14およびボールネジ軸7用
の高圧用回転軸シール部21がヘツド側カバー2
に設けられているものが一般に知られている。
に示すようにスプール5を移動させるボールネジ
軸7用のベアリング14およびボールネジ軸7用
の高圧用回転軸シール部21がヘツド側カバー2
に設けられているものが一般に知られている。
なおこの第2図において符号1はロツド側カバ
ー、3はシリンダチユーブ、4aはロツド、4b
はピストン、4c,4dは油溝、5aは周溝、6
はボールネジナツト、8はカツプリング、10は
サーボモータ、11はキー、12は給油ポート、
13はタンクポート、14はベアリング、15は
ロツクナツト、16は給油圧室、17は圧力油室
18,19,20は油路、20aは油溝、22は
ハウジングである。
ー、3はシリンダチユーブ、4aはロツド、4b
はピストン、4c,4dは油溝、5aは周溝、6
はボールネジナツト、8はカツプリング、10は
サーボモータ、11はキー、12は給油ポート、
13はタンクポート、14はベアリング、15は
ロツクナツト、16は給油圧室、17は圧力油室
18,19,20は油路、20aは油溝、22は
ハウジングである。
しかしこの従来のアクチユエータでは、ボール
ネジ軸7とヘツド側カバー2(高圧用回転軸シー
ル部21)との回転接触部の摩擦力が大きいと共
に、ボールネジ軸7の回転およびピストン4bの
移動によつて発生するボールネジ軸7とピストン
4bとの螺線動接触部23の摩擦力が大きいとい
う欠点を有する。
ネジ軸7とヘツド側カバー2(高圧用回転軸シー
ル部21)との回転接触部の摩擦力が大きいと共
に、ボールネジ軸7の回転およびピストン4bの
移動によつて発生するボールネジ軸7とピストン
4bとの螺線動接触部23の摩擦力が大きいとい
う欠点を有する。
また螺線動接触部23からの油漏れが大きくな
つてしまい、アクチユエータの応答特性に大きな
悪影響を及ぼしてしまう。
つてしまい、アクチユエータの応答特性に大きな
悪影響を及ぼしてしまう。
またタンクへの油路がロツド側カバー部1に設
けられていることにより、機構全体が複雑化して
しまい、加工費が高くなるという問題点がある。
けられていることにより、機構全体が複雑化して
しまい、加工費が高くなるという問題点がある。
この考案は前述した事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は回転接触部の摩擦力を低減し、前
記螺線動接触部からの油漏れを無くすことができ
機構も簡素化することのできる電油サーボアクチ
ユエータを提供することにある。
で、その目的は回転接触部の摩擦力を低減し、前
記螺線動接触部からの油漏れを無くすことができ
機構も簡素化することのできる電油サーボアクチ
ユエータを提供することにある。
この考案による電油サーボアクチユエータは、
ヘツド側カバーの内部に形成されている排油用タ
ンク室と、このタンク室およびピストンの移動部
における圧力油室に連通する空間部を内部に有し
ていると共に、この空間部内にボールネジ軸が貫
通しており、ピストンに突設されてピストンの往
復動に伴いヘツド側カバー内を摺動する軸カバー
とを備えてなり、 前記ヘツド側カバーと前記軸カバーとの摺動部
分に往復動用シール部を形成したものとする。
ヘツド側カバーの内部に形成されている排油用タ
ンク室と、このタンク室およびピストンの移動部
における圧力油室に連通する空間部を内部に有し
ていると共に、この空間部内にボールネジ軸が貫
通しており、ピストンに突設されてピストンの往
復動に伴いヘツド側カバー内を摺動する軸カバー
とを備えてなり、 前記ヘツド側カバーと前記軸カバーとの摺動部
分に往復動用シール部を形成したものとする。
そしてこの構成によりボールネジ軸における摩
擦発生箇所となる接触部分をすべて非接触ですむ
ようにすることで、シールも極力低摩擦のものと
し、漏れについても大幅に低減できるようにする
と共に、タンクへの戻り油路をロツド側からヘツ
ド側にしてロツド及びロツドカバーの機構を簡素
化したものである。
擦発生箇所となる接触部分をすべて非接触ですむ
ようにすることで、シールも極力低摩擦のものと
し、漏れについても大幅に低減できるようにする
と共に、タンクへの戻り油路をロツド側からヘツ
ド側にしてロツド及びロツドカバーの機構を簡素
化したものである。
以下この考案を第1図に示す一実施例に基いて
説明する。
説明する。
電油サーボアクチユエータ25は、スプール3
2の移動用のボールネジ軸33を回転させるサー
ボモータ34が取付けられており、ボールネジ軸
33が貫通しているヘツド側カバー27と、この
ヘツド側カバー27の内部に形成されている排油
用タンク室45と、このタンク室45およびピス
トン30の移動部における圧力油室44に連通す
る空間部48を内部に有していると共に、空間部
48内にボールネジ軸33が貫通しており、ピス
トン30に突設されてピストン30の往復動に伴
いヘツド側カバー27内を摺動する軸カバー31
とを備えている。
2の移動用のボールネジ軸33を回転させるサー
ボモータ34が取付けられており、ボールネジ軸
33が貫通しているヘツド側カバー27と、この
ヘツド側カバー27の内部に形成されている排油
用タンク室45と、このタンク室45およびピス
トン30の移動部における圧力油室44に連通す
る空間部48を内部に有していると共に、空間部
48内にボールネジ軸33が貫通しており、ピス
トン30に突設されてピストン30の往復動に伴
いヘツド側カバー27内を摺動する軸カバー31
とを備えている。
そしてロツド側カバー26、ヘツド側カバー2
7およびシリンダチユーブ28によりハウジング
が形成され、このハウジング内にピストン30が
軸方向に摺動自在に設けられ、これによりヘツド
側に入力側の圧力油室44、ロツド側に給油圧室
43が形成されている。
7およびシリンダチユーブ28によりハウジング
が形成され、このハウジング内にピストン30が
軸方向に摺動自在に設けられ、これによりヘツド
側に入力側の圧力油室44、ロツド側に給油圧室
43が形成されている。
ヘツド側カバー27は、サーボモータ34側端
部にボールネジ軸33用の軸受部38が、またピ
ストン30側端部に軸カバー31の外周面が当面
する摺動部49がそれぞれ形成され、またタンク
室45からタンクTに通じるタンクポート47が
形成されている。
部にボールネジ軸33用の軸受部38が、またピ
ストン30側端部に軸カバー31の外周面が当面
する摺動部49がそれぞれ形成され、またタンク
室45からタンクTに通じるタンクポート47が
形成されている。
ピストン30は、そのロツド側端にロツド29
がねじ結合で接続され、ヘツド側端にボールネジ
軸33を覆うように軸カバー31が突設されてい
る。またその内部には、圧油の油路40,41,
42が設けられ、油路42は一端が軸カバー31
の内部を通してタンク室45に連なり、タンクポ
ート47に至つている。
がねじ結合で接続され、ヘツド側端にボールネジ
軸33を覆うように軸カバー31が突設されてい
る。またその内部には、圧油の油路40,41,
42が設けられ、油路42は一端が軸カバー31
の内部を通してタンク室45に連なり、タンクポ
ート47に至つている。
なおシリンダチユーブ28のロツド側端には、
ポンプPに通じる給油ポート46が設けられてい
る。またスプール32は、ピストン30に対して
相対的に直動自在で、回転防止のためキー39で
ピストン30に挿入されている。さらにスプール
32の端部には、ボールネジ軸33のナツトが結
合され、ボールネジ軸33の端部は軸受部38を
介してヘツド側カバー27に回転自在に固定され
カツプリング35によりサーボモータ34と結合
されている。
ポンプPに通じる給油ポート46が設けられてい
る。またスプール32は、ピストン30に対して
相対的に直動自在で、回転防止のためキー39で
ピストン30に挿入されている。さらにスプール
32の端部には、ボールネジ軸33のナツトが結
合され、ボールネジ軸33の端部は軸受部38を
介してヘツド側カバー27に回転自在に固定され
カツプリング35によりサーボモータ34と結合
されている。
このような構成からなる電油サーボアクチユエ
ータ25によればサーボモータ34が回転すると
ボールネジ軸33を介してボールネジナツトに固
定されたスプール32が前進し、給油圧室43の
油が油路40からスプール32を介して油路41
を通り圧力油室44に導入される。この時にピス
トン30は前向きに力が働いて前進し、スプール
32により油路40,41が閉じられ、かつ給油
圧室43と圧力油室44の力が釣り合つた位置で
平衝して停止する。
ータ25によればサーボモータ34が回転すると
ボールネジ軸33を介してボールネジナツトに固
定されたスプール32が前進し、給油圧室43の
油が油路40からスプール32を介して油路41
を通り圧力油室44に導入される。この時にピス
トン30は前向きに力が働いて前進し、スプール
32により油路40,41が閉じられ、かつ給油
圧室43と圧力油室44の力が釣り合つた位置で
平衝して停止する。
次に逆にサーボモータ34の回転によつてスプ
ール32を後退させると、圧力油室44の油が、
油路41からスプール32を介して油路42を通
つてタンク油室45に導入され、タンクポート4
7を通りタンクTに流出する。このことから給油
圧室43内の油圧力によりピストン30が押戻さ
れ、前述した前進の場合と同様に停止する。
ール32を後退させると、圧力油室44の油が、
油路41からスプール32を介して油路42を通
つてタンク油室45に導入され、タンクポート4
7を通りタンクTに流出する。このことから給油
圧室43内の油圧力によりピストン30が押戻さ
れ、前述した前進の場合と同様に停止する。
そしてボールネジ軸33は、回転する際に接触
する部分が、軸受部38と摺動部49の低圧回転
軸シール37の部分だけであり、摩擦力のほとん
どないスムーズな回転運動が得られる。また軸カ
バー31の直動部分には、往復動用シール36が
取付けられており、ここでの漏れもほとんどなく
摺動することが可能である。
する部分が、軸受部38と摺動部49の低圧回転
軸シール37の部分だけであり、摩擦力のほとん
どないスムーズな回転運動が得られる。また軸カ
バー31の直動部分には、往復動用シール36が
取付けられており、ここでの漏れもほとんどなく
摺動することが可能である。
ヘツド側カバーの内部に形成した排油用タンク
に連通し内部にボールネジ軸が貫通している空間
部を有しており、ピストンの往復動に伴いヘツド
側カバー内を摺動する軸カバーをピストンに突設
したことにより、第1図で示したようにボールネ
ジ軸の接触部分を点接触のベアリング軸受部と線
接触のシール部のみとすることができる。
に連通し内部にボールネジ軸が貫通している空間
部を有しており、ピストンの往復動に伴いヘツド
側カバー内を摺動する軸カバーをピストンに突設
したことにより、第1図で示したようにボールネ
ジ軸の接触部分を点接触のベアリング軸受部と線
接触のシール部のみとすることができる。
そのためボールネジ軸の摩擦を少なくすること
ができると共にボールネジ軸に高圧が加わること
がないのでボールネジ軸、即ち回転軸のシール部
を低圧用とすることができてシール部の寿命を延
ばすことができる。
ができると共にボールネジ軸に高圧が加わること
がないのでボールネジ軸、即ち回転軸のシール部
を低圧用とすることができてシール部の寿命を延
ばすことができる。
また、ボールネジ軸とピストンの間の油漏れを
ほとんどなくすことができる。
ほとんどなくすことができる。
第1図はこの考案の電油アクチユエータを示す
断面図、第2図は従来の電油アクチユエータを示
す断面図である。 25……電油サーボアクチユエータ、27……
ヘツド側カバー、30……ピストン、31……軸
カバー、32……スプール、33……ボールネジ
軸、34……サーボモータ、38……軸受部、4
4……圧力油室、45……タンク室、48……空
間部、49……摺動部。
断面図、第2図は従来の電油アクチユエータを示
す断面図である。 25……電油サーボアクチユエータ、27……
ヘツド側カバー、30……ピストン、31……軸
カバー、32……スプール、33……ボールネジ
軸、34……サーボモータ、38……軸受部、4
4……圧力油室、45……タンク室、48……空
間部、49……摺動部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ピストンがスプールに追従して動くメカニカル
フイードバツク機構を有する電油サーボアクチユ
エータにおいて、 前記スプール移動用のボールネジ軸を回転させ
るサーボモータが取付けられており、前記ボール
ネジ軸が貫通しているヘツド側カバーと、このヘ
ツド側カバーの内部に形成されている排油用タン
ク室と、この排油用タンク室および前記ピストン
移動部における圧力油室に連通する空間部を内部
に有していると共に、この空間部内に前記ボール
ネジ軸が貫通しており、前記ピストンに突設され
てピストンの往復動に伴い前記ヘツド側カバー内
を摺動する軸カバーとを備えてなり、 前記ヘツド側カバーと前記軸カバーとの摺動部
分に往復動用シール部を形成したことを特徴とす
る電油サーボアクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14748986U JPH0413442Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14748986U JPH0413442Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353001U JPS6353001U (ja) | 1988-04-09 |
JPH0413442Y2 true JPH0413442Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31060898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14748986U Expired JPH0413442Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413442Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2538434Y2 (ja) * | 1990-07-26 | 1997-06-18 | 住友重機械工業株式会社 | 電油サーボアクチュエータ |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP14748986U patent/JPH0413442Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353001U (ja) | 1988-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5813316A (en) | Rotary hydraulic actuator | |
US4628797A (en) | Rotary actuator | |
US3477345A (en) | Reciprocating engine,pump or motor | |
US2708879A (en) | Power transmission | |
JPH0413442Y2 (ja) | ||
GB2097068A (en) | Hydraulic pump | |
US4990063A (en) | Control cylinder device in variable displacement compressor | |
JP2538434Y2 (ja) | 電油サーボアクチュエータ | |
US3964371A (en) | Power boost steering mechanism | |
JPH1193903A (ja) | 位置決め制御用バルブ内臓型液圧シリンダ | |
JPH03260377A (ja) | 往復動ポンプ | |
JPH0620882Y2 (ja) | 電油サーボアクチュエータ | |
CA1056263A (en) | Variable delivery hydraulic equipment | |
US3972266A (en) | Control cylinder assembly for servo steering systems | |
JPH0716888Y2 (ja) | 油圧シリンダ | |
US4085722A (en) | Distributor type fuel pump | |
EP0386598A1 (en) | Fluid operated rotary actuator | |
JPH01305178A (ja) | ベーンポンプ | |
JP4427169B2 (ja) | 電子制御油圧ガバナ | |
US4426195A (en) | Adjustable axial flow piston machines | |
US3966366A (en) | Deflection compensation for slant axis rotary mechanisms | |
JPH0666250A (ja) | 容積形油圧機械 | |
JPH055260Y2 (ja) | ||
JPH0545841Y2 (ja) | ||
JP2815736B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 |