JPH04134393U - シヤツターブラインドの安全停止装置 - Google Patents
シヤツターブラインドの安全停止装置Info
- Publication number
- JPH04134393U JPH04134393U JP4915791U JP4915791U JPH04134393U JP H04134393 U JPH04134393 U JP H04134393U JP 4915791 U JP4915791 U JP 4915791U JP 4915791 U JP4915791 U JP 4915791U JP H04134393 U JPH04134393 U JP H04134393U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- transmission member
- flexible transmission
- main shaft
- slats
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100008049 Caenorhabditis elegans cut-5 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Blinds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャッターブラインドの閉鎖途中におけるス
ラット5の障害物への衝突時に、スラット5の閉鎖方向
への移動を停止させて、スラット5やスラット取付け部
あるいは障害物が破損するのを防止する。 【構成】 可撓性伝達部材15に取着された移動体17
の上下動によりスラットを開閉するシャッターブライン
ドにおいて、スラット5の障害物への衝突時、可撓性伝
達部材15が撓むことにより作動部材25が移動し、作
動部材25の移動によりリミットスイッチ23を作動さ
せてスラット5の閉鎖方向への移動を停止する。
ラット5の障害物への衝突時に、スラット5の閉鎖方向
への移動を停止させて、スラット5やスラット取付け部
あるいは障害物が破損するのを防止する。 【構成】 可撓性伝達部材15に取着された移動体17
の上下動によりスラットを開閉するシャッターブライン
ドにおいて、スラット5の障害物への衝突時、可撓性伝
達部材15が撓むことにより作動部材25が移動し、作
動部材25の移動によりリミットスイッチ23を作動さ
せてスラット5の閉鎖方向への移動を停止する。
Description
【0001】
本考案は多数のスラットを昇降させて開口部の開閉を行うと共に、スラットを
傾動させて遮光、通風を行うシャッターブラインドの安全停止装置に関する。
【0002】
従来、この種のブラインドは、リンク機構により連結された多数のスラットか
らなり、該スラットの昇降により開口部を開閉し、開口部を閉塞した状態でスラ
ットを傾動させることにより、遮光や通風を行う。
このスラットの昇降は、リンク機構の最下端に連結され、主軸に取着された駆
動スプロケットと開口部の下部に配設された従動スプロケット間に掛装されたチ
ェーンに取着された移動体の駆動により行われ、また、スラットの傾動は、リン
ク機構の最上部に連結され、主軸と同軸上に設置されたスラット傾動機構により
行われる。
そして、本出願人は先に、このようなブラインドの昇降開閉装置として、実開
昭61−78993号や実願平1−146924号を提案している。
【0003】
しかしながら、このような構造のブラインドは、ブラインドの閉操作時、閉鎖
途中に障害物が介在し、最下端部分のスラットが該障害物に衝突しても、チェー
ンに取着された移動体は、スラットをさらに閉鎖方向へ駆動するため、スラット
やスラット取付部あるいは障害物等を破損させる恐れがあった。
本考案はこのような問題を解決するもので、本考案の目的は、閉鎖途中におけ
るスラットの障害物への衝突等によりスラットに所定以上の負荷がかかった場合
、当該スラットの降下を停止させ、スラットや障害物を破損させることのないシ
ャッターブラインドの安全停止装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は以下の構成をとる。
すなわち、本考案は、枠体と、該枠体の上部横枠内に横設されるとともにモー
ターが連結された主軸と、前記主軸に取着された駆動スプロケットと、枠体の下
部に配設された従動スプロケットと、上記両スプロケット間に掛装されたチェー
ン,歯付きベルト等の可撓性伝達部材と、前記枠体により形成された開口部を覆
うべく、枠体の左右の縦枠間に上下動可能に配置された多数のスラットと、該多
数のスラットを連続的に支持し該スラットの傾動を可能としたリンク機構と、前
記可撓性伝達部材に取着されると共に、前記リンク機構の一端部に連結され、主
軸の回動により多数のスラットを昇降させる移動体と、前記主軸と同軸上に設け
られると共に、前記リンク機構に接続され、主軸の回動により各スラットを傾動
させるスラット傾動機構と、を備えてなるシャッターブラインドの安全停止装置
であって、該安全停止装置は、スラットの駆動を停止するリミットスイッチと、
前記可撓性伝達部材に連結されたばね部材と、前記可撓性伝達部材に当接し、可
撓性伝達部材の撓みにより移動して前記リミットスイッチを作動させる作動部材
とを備えてなるシャッターブラインドの安全停止装置に関するものである。
【0005】
ブラインドの閉操作時、最下端部分のスラットが障害物に衝突して該スラット
に所定以上の負荷が加わると、移動体は閉鎖方向への移動を阻止される。しかる
に、主軸に連結された駆動スプロケットは、さらにブラインドを閉鎖する方向に
回転するため、可撓性伝達部材はばね部材のばね力に抗してさらに移動する。該
移動により、可撓性伝達部材は撓み、該撓みにより作動部材はリミットスイッチ
に当接し、リミットスイッチを作動させてブラインドの移動を停止させる。それ
により、駆動スプロケットの回転を停止させ、最下端のスラットに無理な力が働
くことなく移動体の移動は停止し、最下端のスラットやスラット取付部あるいは
障害物が破損する恐れはない。
【0006】
以下、本考案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。
図1は本考案のシャッターブラインドの側面図、図2は本考案のシャッターブ
ラインドの斜視図を示す。
【0007】
枠体1は上部横枠1Aと下部横枠1B並びに左右の縦枠1Cとからなり、上部
横枠1A、下部横枠1B、左右の縦枠1Cにより開口部2が形成されている。該
左右の縦枠1C間には、該縦枠1Cに設けられたガイド溝1Dに沿って上下動可
能に多数のスラット5からなるブラインド3が配置されている。
上部横枠1A内には取付片24が固定されており、該取付片24によって該横
枠1Aに沿って回転可能に主軸9が支持されており、該主軸9の両端部には駆動
スプロケット7が配設され、主軸9の駆動とともに駆動される。該主軸9の駆動
は上部横枠1A内に配置された不図示のモーターによって駆動される。
【0008】
左右の縦枠1Cには、該縦枠1Cの下部に回転可能に軸11Aが支持されてお
り、該軸11Aには従動スプロケット11が配設されている。
前記両スプロケット7,11間には可撓性伝達部材としてのチェーン15が掛
装されている。チェーン15の一端部は、該縦枠1C内にローラ17Aによって
上下動可能に案内された移動体17の上部に取着され、他端部は、移動体17に
一端が取り付けられたばね部材18の他端に連結されており、該チェーン15の
移動により、移動体17を上下方向に駆動する。該移動体17は縦枠1Cの横手
方向中間部にL型に突出する支持部17Bを有する。
19はレバーで、該レバー19はその中間部において前記多数のスラット5を
傾動可能にかつ前記縦枠1Cのガイド溝1Dに沿って上下動可能に支持するとと
もに、該レバー19の両端はそれぞれの端部どうしをリンク20により互いに連
結されてリンク機構21を構成する。最上端部に位置するレバー19は、公知の
スラット傾動機構22に連結され、最下端部に位置するレバー19は前記移動体
17に形成された支持部17Bに傾動可能に取着される。
23はリミットスイッチで、該リミットスイッチ23は、上部横枠1Aに固定
された取付片24に取付けられている。該取付片24には、さらに逆くの字状の
作動部材25が軸26により駆動スプロケット7の近傍に揺動可能に取付けられ
ており、該逆くの字状の作動部材25の一方はチェーン15に、他方はリミット
スイッチ23に当接している。作動部材25のリミットスイッチ23側の先端部
には取付片24に固定されたピン27に一端が取付けられたばね部材29の他端
が連結されており、該ばね部材29は常に作動部材25がリミットスイッチ23
を押圧する方向にばね力を付勢している。
【0009】
次に本考案の安全停止装置の作用について説明する。
ブラインド3の閉操作により、従動スプロケット11は図1において反時計回
り方向に駆動され、該スプロケット11に噛合するチェーン15は移動体17を
下方に移動させる方向に駆動される。該閉操作途中において、最下端部分のスラ
ット5が障害物に衝突して閉鎖方向への移動を阻止されると、最下端部分のスラ
ット5を支持する移動体17もまた、その移動を阻止される。
しかるに、主軸9に連結された駆動スプロケット7は、前記スラット5の障害
物への衝突に関係なくさらに移動体17を閉鎖方向へ駆動すべく、チェーン15
を更に牽引する。該牽引によりチェーン15はばね部材18を伸ばすことにより
、さらに移動する。
該駆動スプロケット7によるチェーン15の牽引に対して、移動体17に取着
されたチェーン15の一端部は移動体17によって移動を阻止されているため、
図3に示すように駆動スプロケット7を過ぎたチェーン15は撓み、該チェーン
15の撓みにより作動部材25は作動部材25に連結されたばね部材29のばね
力によって揺動してリミットスイッチ23を押圧する。該リミットスイッチ23
の押圧により、リミットスイッチ23が作動し、制御回路に停止信号を送信して
モータを停止させる。
それにより、最下端部分のスラット5に無理な力が働くことなく移動体17の
移動は停止し、最下端部分のスラット5やレバー19とスラット5との取付部あ
るいは障害物が破損する恐れはない。
【0010】
リミットスイッチ23の作動を解除するには、駆動スプロケット7を前記とは
逆の方向(ブラインド3を開放する方向)に回転駆動させる。
該駆動スプロケット7の前記とは逆方向への回転により、移動体17の上方の
チェーン15が張り、該チェーン15の張りにより作動部材25はばね部材29
を伸ばしながらリミットスイッチ23から離れる方向へ揺動する。該作動部材2
5の揺動により、リミットスイッチ23の作動は解除され、ブラインド3の開閉
が行われる。
【0011】
本考案は上記構成に限定されるものではなく、本考案の技術的範囲を逸脱しな
い範囲で、さまざまな構成を採ることができる。例えば、本実施例では、リミッ
トスイッチの作動を作動部材の揺動運動によって行なったが、作動部材の往復運
動によって作動させるようにしてもよい。また、本実施例では可撓性伝達部材に
連結されるばね部材は一端部を移動体に、他端部を可撓性伝達部材に連結させる
態様を示したが、両端部を可撓性伝達部材に連結してもよく、その場合のばね部
材の可撓性伝達部材への連結位置は、両スプロケットの中心点を結ぶ線分の中間
点を基準にして、移動体に対して点対称位置が好ましい。
【0012】
本考案は、上述した構成からなる安全停止装置を備えるものであるから、最下
端部分のスラットに例えば障害物等が衝突した場合でも、スラット等を破損させ
ることなく、スラットの駆動を安全に停止させることができる。
【図1】本考案の好適実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の好適実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の安全停止装置の作動を示した説明図で
ある。
ある。
7 駆動スプロケット
11 従動スプロケット
15 可撓性伝達部材
17 移動体
18 ばね部材
23 リミットスイッチ
25 作動部材
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体と、該枠体の上部横枠内に横設され
るとともにモーターが連結された主軸と、前記主軸に取
着された駆動スプロケットと、枠体の下部に配設された
従動スプロケットと、上記両スプロケット間に掛装され
た可撓性伝達部材と、前記枠体により形成された開口部
を覆うべく、枠体の左右の縦枠間に上下動可能に配置さ
れた多数のスラットと、該多数のスラットを連続的に支
持し該スラットの傾動を可能としたリンク機構と、前記
可撓性伝達部材に取着されると共に、前記リンク機構の
一端部に連結され、主軸の回動により多数のスラットを
昇降させる移動体と、前記主軸と同軸上に設けられると
共に、前記リンク機構に接続され、主軸の回動により各
スラットを傾動させるスラット傾動機構と、を備えてな
るシャッターブラインドの安全停止装置であって、該安
全停止装置は、スラットの駆動を停止するリミットスイ
ッチと、前記可撓性伝達部材に連結されたばね部材と、
前記可撓性伝達部材に当接し、可撓性伝達部材の撓みに
より移動して前記リミットスイッチを作動させる作動部
材と、を備えてなるシャッターブラインドの安全停止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4915791U JP2545994Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | シャッターブラインドの安全停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4915791U JP2545994Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | シャッターブラインドの安全停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134393U true JPH04134393U (ja) | 1992-12-14 |
JP2545994Y2 JP2545994Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31927371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4915791U Expired - Fee Related JP2545994Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | シャッターブラインドの安全停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545994Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009022370A1 (ja) * | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Oiles Eco Corporation | ブラインド装置 |
KR101588999B1 (ko) * | 2015-06-03 | 2016-02-12 | 주식회사 코인 | 슬랫 블라인드 |
WO2017090370A1 (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 株式会社メタコ | 電動スクリーン装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4915791U patent/JP2545994Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009022370A1 (ja) * | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Oiles Eco Corporation | ブラインド装置 |
KR101332011B1 (ko) * | 2007-08-14 | 2013-11-25 | 오일레스 에코 가부시키가이샤 | 블라인드 장치 |
KR101588999B1 (ko) * | 2015-06-03 | 2016-02-12 | 주식회사 코인 | 슬랫 블라인드 |
WO2017090370A1 (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 株式会社メタコ | 電動スクリーン装置 |
US10822868B2 (en) | 2015-11-24 | 2020-11-03 | Metaco, Inc. | Electric screen device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545994Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5584331A (en) | Shutter | |
JPH023729B2 (ja) | ||
US4986031A (en) | Gate assembly | |
JPH04134393U (ja) | シヤツターブラインドの安全停止装置 | |
JPS6349372Y2 (ja) | ||
JP5168127B2 (ja) | 窓開閉装置 | |
JP2556797Y2 (ja) | ブラインドのロック装置 | |
JPH0542869A (ja) | プラツトホームのステツプ装置 | |
KR100225115B1 (ko) | 상하개폐가능한 붙박이 창문 | |
JPH0671890U (ja) | ブラインド開閉装置 | |
JPH07217346A (ja) | 門扉の開閉駆動機構 | |
JPH03125628A (ja) | サンルーフのトリム昇降装置 | |
JP4552061B2 (ja) | 昇降キャビネット | |
JPH076472Y2 (ja) | ブラインドの昇降装置 | |
JP3199453B2 (ja) | ポップアップルーフ装置 | |
BE1007862A3 (nl) | Automatisch aandrijfsysteem bestemd voor een hermetisch afsluitende schuifdeur. | |
JP3900988B2 (ja) | ブラインド装置 | |
JPH04243623A (ja) | サンルーフ装置 | |
JP3648811B2 (ja) | ブラインド装置 | |
JP2571412Y2 (ja) | シャッター装置 | |
JP4385476B2 (ja) | 障害物検知装置付きシャッター装置 | |
JPH0736853Y2 (ja) | ドア用サイドワイパ装置 | |
JPH0114019Y2 (ja) | ||
JPH0247174Y2 (ja) | ||
JPH0247726Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |