JPH04134167U - 無整流子電動機の冷却構造 - Google Patents
無整流子電動機の冷却構造Info
- Publication number
- JPH04134167U JPH04134167U JP4967191U JP4967191U JPH04134167U JP H04134167 U JPH04134167 U JP H04134167U JP 4967191 U JP4967191 U JP 4967191U JP 4967191 U JP4967191 U JP 4967191U JP H04134167 U JPH04134167 U JP H04134167U
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- JP
- Japan
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- field coil
- motor
- cooling
- cooling structure
- exhaust
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- Pending
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気側界磁コイルの冷却効率を向上し、モー
タの容量アップおよび軽量化を図る。 【構成】 モータ冷却風をモータ内部への導入部で２回
路に分割し、入気冷却風にて排気側界磁コイルを直接冷
却するものである。
タの容量アップおよび軽量化を図る。 【構成】 モータ冷却風をモータ内部への導入部で２回
路に分割し、入気冷却風にて排気側界磁コイルを直接冷
却するものである。
Description
【０００１】
本考案は、無整流子電動機の界磁コイルの冷却構造に関するものである。
【０００２】
図３は従来の無整流子電動機の正面断面図であり、１はフレーム、２は固定子
鉄心、３は固定子コイル、４はブラケット、５は入気側界磁コイル、５′は排気
側界磁コイル、６は軸受、７は回転子鉄心、８は軸、９は入気フランジ、10は入
気孔、11は排気孔である。
かかる従来の無整流子電動機の構造については、周知であるのでその詳細な説
明は省略するが、その界磁コイルの冷却構造について説明すると、冷却空気は、
矢印で示す様に、フレーム１の一端に設置された入気フランジのより入気孔10を
通り、機内に送り込まれ、機内各部の表面を冷却後フレーム１の他端に設けられ
た排気孔11より機外に排出される。
この過程で、界磁コイル５においては、その冷却は表面からの放熱とブラケッ
ト４への密着による伝熱により行われている。
【０００３】
しかしながら、従来の構成では次のような欠点があった。
入気側界磁コイルは冷たい冷却風にて直接冷却されるため温度上昇が排気側よ
り低くなる。しかし、界磁巻線としての温度上昇は温度の高い排気側界磁コイル
で制限される為、入気側界磁コイルは必要以上に温度上昇が低く抑えられること
となる。
このことは、界磁コイルの入気側，排気側共、同一の電線を使用している為、
冷却の良い入気側と冷却の悪い排気側で巻線抵抗が異なり、それに伴い発生銅損
が異なることにより生じる。
本考案は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、前
記の欠点を改良し、界磁コイルの電流密度を増大し得ると共に、重量の低減など
も図ることが可能な無整流子電動機の冷却構造を提供するものである。
【０００４】
つまり、その目的を達成するための手段は、無整流子電動機内部を通る通風路
の他に前記排気側界磁コイルのみを直接冷却するための通風路をそれぞれ独立に
併設したもので、無整流子電動機内部の通風路に冷却風を通すことにより高温状
態の固定子や界磁コイルを従来と同様に冷却するとともに、排気側界磁コイルの
みを直接冷却するための併設通風路には入気孔より供給された冷たい冷却風の一
部を分岐させて、管路に沿って誘導し、該冷却風を排気側界磁コイルに直接吹き
付けることにより界磁コイルの温度を低下させるよう構成したものである。
この結果排気側界磁コイルの温度上昇を入気側と同程度にすることが可能とな
る。
【０００５】
本考案の通風路の設置により、従来排気側界磁コイルは無整流子電動機の内部
を冷却して温かくなった冷却風により冷却が行われていたものが、本考案の通風
路を通る冷たい冷却風によって冷却が行われるため、排気側界磁コイルの温度を
下げることが出来る。
その結果、界磁コイルの電流密度を多くとれ、ひいては無整流子電動機の容量
を上げることが出来る。
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて詳述する。
【０００６】
図１および図２は本考案を適用したクローポール形無整流子電動機の一実施例
を示し、図１はその正面断面図、図２は図１のＡ−Ａ′矢視方向断面図であり、
図中、図３と同符号のものは同じ構成部品を示す。
図１、２において、１は本考案の通風路12を備えたフレーム、13はエアガイド
であり、フレーム１の入気孔10側に開口した通風路12を設け、通風路12の他端は
排気側界磁コイル５側に開口部12a を設け、その開口部にエアガイト13を取り付
け、冷たい冷却風が界磁コイル５に吹き付けられる構成となっている。
【０００７】
以上説明したように本考案によれば、無整流子電動機の界磁コイルの電流密度
を増大し得るとともに、重量の低減や絶縁物の寿命増大等の効果を奉する有用な
装置を提供出来る。
【０００８】
【図１】図１は本考案による無整流子電動機の一実施例
を示す正面断面図である。
を示す正面断面図である。
【図２】図２は図１のＡ−Ａ′線矢視方向断面図であ
る。
る。
【図３】図３は従来の無整流子電動機の一例を示す正面
断面図である。
断面図である。
【０００９】
【符号の説明】
１ フレーム
２ 固定子鉄心
３ 固定子コイル
４ ブラケット
４′ ブラケット
５ 排気側界磁コイル
５′ 入気側界磁コイル
６ 軸受
７ 回転子鉄心
８ 軸
９ 入気フランジ
10 入気孔
10 排気孔
12 通風路
13 エアガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 直流磁束の軸方向磁路にフレームを利用
してなる無整流子電動機の冷却構造において、該無整流
子電動機の界磁コイルの内、排気側に位置するコイルを
冷却風にて直接冷却する通風路を前記フレームと固定子
鉄心との間に備えたことを特徴とす無整流子電動機の冷
却構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4967191U JPH04134167U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 無整流子電動機の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4967191U JPH04134167U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 無整流子電動機の冷却構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134167U true JPH04134167U (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31927561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4967191U Pending JPH04134167U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 無整流子電動機の冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04134167U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327749A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-06 | Railway Technical Res Inst | 車両用通風冷却形回転電機 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4967191U patent/JPH04134167U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327749A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-06 | Railway Technical Res Inst | 車両用通風冷却形回転電機 |
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