JPH04133792U - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置

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JPH04133792U
JPH04133792U JP4920791U JP4920791U JPH04133792U JP H04133792 U JPH04133792 U JP H04133792U JP 4920791 U JP4920791 U JP 4920791U JP 4920791 U JP4920791 U JP 4920791U JP H04133792 U JPH04133792 U JP H04133792U
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JP
Japan
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pressure
container
compressor
temperature
sensor
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JP4920791U
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真 河西
浩 潟上
昭助 佐藤
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株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘性液体の貯留量に関係なく常に一定の吐出
力をもって、粘性液体を供給し、かつ粘性液体が固化し
て吐出ノズルを詰まらせることがないようにした。 【構成】 液体を内部に貯留する気密構造の容器4を設
けると共に、この容器内の圧力を上げるべく圧縮空気を
供給するコンプレッサ5を設け、またこのコンプレッサ
の温度を検出する温度センサ12を設けると共に、容器
内の圧力を検出する圧力センサ9を設け、上記温度セン
サが検出した温度に基づいて基準圧力設定回路13によ
り設定された基準値と上記容器内の圧力センサが検出し
た検出圧力とを比較し、その比較結果に基づいて上記コ
ンプレッサをオン・オフ制御するコントロール回路15
を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は石鹸液・シャンプ液などの粘性を有する液体供給装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体供給装置としては、例えば図2に示すようなものがある。図におい て、1は洗面所や手洗い場の高所に設置され、粘性液体である石鹸液が貯留され たタンクで、2はタンク1に一端を接続した供給パイプで、この供給パイプ2の 先端部には各供給口2aに対応して弁機構3が設けられている。そして、供給口 2aは図示を省略した水道の蛇口の近傍に設けられている。
【0003】 そして、このような液体供給装置にあってはタンク1を弁機構3の位置よりも 高い所に設置していずれかの弁機構3を開放することにより、開放された弁機構 3に対応した供給口2aより石鹸液が注出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の液体供給装置にあっては、タンク1を高所に 設置し、その位置エネルギ(水頭圧)を利用して石鹸液を供給口2aより注出す ようにした構成となっていたため、タンク1内に石鹸液が十分に貯留していると きの供給口2aよりの吐出力とタンク1内の石鹸液の残量が僅かなときの供給口 2aよりの吐出力とには差(水頭圧差)が生じる。しかも、タンク1内の石鹸液 の水分が時間の経過に伴って蒸発して粘性を増し、ついには石鹸液が固化してし まうために供給パイプ2を詰まらせてしまうという問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、粘性液体の 貯留量に関係なく常に一定の吐出力をもって粘性液体を供給し、かつ粘性液体が 固化して吐出ノズルを詰まらせてしまうことのないようにした液体供給装置を得 ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る液体供給装置は液体を内部に貯留する気密構造の容器を設ける と共に、この容器内の圧力を上げるべく圧縮空気を供給するコンプレッサを設け 、またこのコンプレッサの温度を検出する温度センサを設けると共に、容器内の 圧力を検出する圧力センサを設け、上記温度センサが検出した温度に基づいて基 準圧力設定回路により設定された基準値と上記容器内の圧力センサが検出した検 出圧力とを比較し、その比較結果に基づいて上記コンプレッサをオン・オフ制御 するコントロール回路を設けたものである。
【0007】
【作用】
この考案における液体供給装置は気密構造の容器内に液体を貯留すると共に、 この容器内にコンプレッサにより圧縮空気を供給して圧縮空気を利用して液体を 吐出ノズルより注ぎ出すようにしたもので、コンプレッサの温度を温度センサに より検出すると共に、容器内の圧力を圧力センサにより検出して、上記温度セン サが検出した温度に基づいて基準圧力設定回路により基準値を設定し、また上記 容器内の圧力センサが検出した検出圧力と上記基準値とを比較し、その比較結果 に基づいて上記コンプレッサをオン・オフ制御するようにして液体の貯留量に関 係なく常に一定の吐出力をもって液体を供給し、かつ液体が固化して吐出ノズル を詰まらせてしまうことのないようにした。
【0008】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて詳細について説明する。図1はこの考案の一 実施例を示す構成ブロック図で、まず構成を説明すると、図において、4は石鹸 液やシャンプ液などの粘性液体を貯留する気密構造の容器、5は容器4の内部に 圧縮空気を供給するコンプレッサ、6aは上記容器4内の圧縮空気が通過する管 、6bは上記容器4内の粘性液体が通過する管、7は圧縮空気と粘性液体との流 出を制御するバルブ、8は上記圧縮空気と液体とを混合させ、泡状にして吐出さ せる吐出ノズルで、この吐出ノズル8は一つの容器4に対して複数設けることが 可能である。9は上記容器4内の圧縮空気の圧力を検出する圧力センサ、10は 上記容器4内の圧力が上がり過ぎたときに空気を放出し、容器4内の圧力を下げ るための電磁バルブ、11は上記圧力センサ9からのアナログ信号をデジタル信 号に変換するA/D変換回路、12はコンプレッサ5の温度を検出する温度セン サ、13は温度センサ12からの検出出力を受けて容器4内の圧力の基準値(コ ンプレッサ5を作動させるべき基準となる圧力に対応する値)を変化させて出力 する基準圧力設定回路、14は基準圧力設定回路13から供給される基準圧力と A/D変換回路11から供給される容器4内圧力とを比較し、比較結果を出力す る比較回路、15は比較回路14からの比較結果が入力されるコントロール回路 で、上記A/D変換回路11から出力される容器4内の圧力が基準圧力設定回路 13で設定された圧力以下に下がったときにコンプレッサ5を作動させるもので ある。なお、基準圧力設定回路13は容器4内の圧力の最大値に設定されている ために上記コントロール回路15は設定最大圧力まで上記容器4内の圧力が上が ると、それを比較回路14で検出し、コンプレッサ5を停止させ、それ以上の圧 力まで上記容器4内の圧力が上がってしまった場合には電磁バルブ10を開き、 容器4内の圧力が上がり過ぎるのを防止している。
【0009】 次に動作について説明する。容器4内には粘性液体が注入されると共に、コン プレッサ5により圧縮された圧縮空気が圧入されているため、粘性液体が管6b を通りバルブ7へ達し、また圧縮空気は管6aを通りバルブ7に達する。そして 、バルブ7を開くことにより粘性液体と圧縮空気は吐出ノズル8内で混合されて 泡状になって吐出されるものである。
【0010】 圧力センサ9は上記容器4内の圧縮空気の圧力を常に検出し、その検出した圧 力はA/D変換回路11を介して比較回路14に検出圧力として入力している。 また、コンプレッサ5内の温度を温度センサ12により検出することにより容器 4内の圧力の基準値を基準圧力設定回路13により設定し、比較回路14に基準 圧力として入力する。そして、比較回路14により検出圧力と基準圧力とを比較 し、比較結果をコントロール回路15に入力する。このコントロール回路15へ の信号が上記A/D変換回路11から出力される容器4内の圧力が基準圧力設定 回路13で設定された圧力以下に下がったという信号であると、コンプレッサ5 は作動することになる。そして、容器4内の圧力が基準設定圧力まで上昇すると 、コンプレッサ5は動作を停止する。
【0011】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によればその構成を液体を内部に貯留する気 密構造の容器と、この容器内の圧力を上げ、圧縮空気を供給するコンプレッサと 、このコンプレッサの温度を検出する温度センサと、上記容器内の圧力を検出す る圧力センサと、上記容器内の液体を吐出す吐出ノズルと、上記温度センサが検 出した温度に基づいて基準値が設定される基準圧力設定回路と、この基準圧力設 定回路からの基準値と上記圧力センサからの検出出力とを比較し、その比較結果 に基づいて上記コンプレッサをオン・オフ制御するコントロール回路とを備えた 液体供給装置としたため、粘性液体の貯留量に関係なく常に一定の吐出力をもっ て粘性液体を供給し、かつ粘性液体が固化して吐出ノズルを詰まらせることがな いという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による液体供給装置を示す
構成ブロック図である。
【図2】従来の液体供給装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
4 容器 5 コンプレッサ 8 吐出ノズル 9 圧力センサ 12 温度センサ 13 基準圧力設定回路 15 コントロール回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を内部に貯留する気密構造の容器4
    と、この容器内の圧力を上げ、圧縮空気を供給するコン
    プレッサ5と、このコンプレッサの温度を検出する温度
    センサ12と、上記容器内の圧力を検出する圧力センサ
    9と、上記容器内の液体を吐出す吐出ノズル8と、上記
    温度センサが検出した温度に基づいて基準値が設定され
    る基準圧力設定回路13と、この基準圧力設定回路から
    の基準値と上記圧力センサからの検出出力とを比較し、
    その比較結果に基づいて上記コンプレッサをオン・オフ
    制御するコントロール回路15とを備えた液体供給装
    置。
JP1991049207U 1991-05-31 1991-05-31 液体供給装置 Expired - Lifetime JP2550454Y2 (ja)

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JPH04133792U true JPH04133792U (ja) 1992-12-11
JP2550454Y2 JP2550454Y2 (ja) 1997-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249138A (ja) * 2007-02-20 2008-10-16 Serac Group 液体の入った容器の圧力を調整する方法と装置

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JPH0292789U (ja) * 1989-01-10 1990-07-24
JPH02111700U (ja) * 1989-02-21 1990-09-06

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