JPH0413368A - ファクシミリ装置の伝送制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の伝送制御方法

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JPH0413368A
JPH0413368A JP2115777A JP11577790A JPH0413368A JP H0413368 A JPH0413368 A JP H0413368A JP 2115777 A JP2115777 A JP 2115777A JP 11577790 A JP11577790 A JP 11577790A JP H0413368 A JPH0413368 A JP H0413368A
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JP2115777A
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Inventor
Kyosuke Kuno
久野 恭輔
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、割込み送信機能を実現できるファクシミリ装
置の伝送制御方法に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ装置では、−通信に設定されてい
る送信原稿(ファイル)を連続して送信するために、−
通信の送信原稿のページ数が非常に多い場合には、他の
通信動作が長い間待たされるという不都合を生じていた
このような不都合を解消するものとしては、画像蓄積機
能を備える場合、画像蓄積機能を使用した画情報送信中
に、次に送信する送信原稿の読み取り、および、送信宛
先などの操作入力を行うことができるファクシミリ装置
が実用されている。
このようなファクシミリ装置を用いると、オペレータは
、実行中の送信動作が終了しなくても、送信操作を行う
ことができて、送信原稿を持ち帰ることができるので、
ファクシミリ装置の使い勝手が大幅に向上する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、実行中の送信
動作が終了しなければ、次の画情報送信が実行されない
ため、緊急度の高い画情報送信動作が待たされるという
不都合を生していた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、使
い勝手を向上できるファクシミリ装置の伝送制御方法を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、実行中の画情報送信動作の一時中断する割込
みモードを指令入力するための割込みキーを備え、送信
装置は、画像蓄積機能を用いた画情報送信中に上記割込
みキーにより割込みモードが指令入力されると、送信中
ページの送信が終了した時点で受信装置に送信中断を通
知し、割込みモードで指定された宛先に対してスキャナ
にセットされている送信原稿の画情報を送信したのちに
、送信中断した宛先を発呼して画情報の再開を通知し送
信中断した画情報ファイルの残りのページの画情報を送
信する一方、受信装置は、受信した画情報を画像蓄積機
能に蓄積するとともに、送信中断された画情報に続いて
、送信再開された画情報を連結し、それらの画情報の画
像を順次記録出力するようにしたものである。
また、同一のスキャナに送信原稿を搬送する2つの原稿
搬送装置と、実行中の画情報送信動作の一時中断する割
込みモードを指令入力するための割込みキーを備え、送
信装置は、一方の原稿搬送装置にセットされている送信
原稿の画情報を送信中に上記割込みキーにより割込みモ
ードが指令入力されると、送信中ページの送信が終了し
た時点で受信装置に送信中断を通知し、割込みモードで
指定された宛先に対して他方の原稿搬送装置にセットさ
れている送信原稿の画情報を送信したのちに、送信中断
した宛先を発呼して画情報の再開を通知し送信中断した
送信原稿の残りのページの画情報を送信する一方、受信
装置は、受信した画情報を画像蓄積機能に蓄積するとと
もに、送信中断された画情報に続いて、送信再開された
画情報を連結し、それらの画情報の画像を順次記録出力
するようにしたものである。
[作用コ したがって、実行中の画情報送信の終了を待たずに、所
望の画情報送信を割込んで実行することができるので、
緊急時などでの使い勝手が向丘する。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。
このファクシミリ装置は、同一のスキャナ(後述)に、
1枚ずつ分離した送信原稿を供給する2つの原稿搬送装
置ADI、AD2を備えている。
第2図は、第1図のファクシミリ装置の制御系を示して
いる。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の各
部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理
を行うものであり、システムメモリ2は、制御部1が実
行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを
実行するときに必要な各種データなどを記憶するととも
に、制御部1のワークエリアを構成するものであり、パ
ラメータメモリ3は、このグループ3フアクシミリ装置
に固有な各種の情報を記憶するためのものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るため
のものであり、また、原稿搬送装置1ADI。
AD2の動作制御も行っている。
プロッタ5は、所定の解像度で画像を記録出力するため
のものであり、操作表示部6は、このファクシミリ装置
を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各
種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するとともに
、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化す
るためのものであり、画像蓄積装置8は、符号化圧縮さ
れた状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3フアクシミリモデム9は、グループ3フアク
シミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送
手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V、2
1モデム)、および、おもに画情報をやりとりするため
の高速モデム機能(V、29モデム、 V、27ter
モデム)を備えている。
網制御装置10は、このファクシミリ装置を公衆電話回
線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータメ
モリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符号
化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ3フアクシミ
リモデム9、および、網制御装置10は、システムバス
11に接続されており、これらの各要素間でのデータの
やりとりは、主としてこのシステムバスIIを介して行
われている。
また、網制御装置10とグループ3フアクシミリモデム
9との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
第3図は、操作表示部6の一例を示している。
同図において、スタートキー68は、このファクシミリ
装置の送受信動作の開始などを指令入力するためのもの
であり、ストップキー6bは、ファクシミリ装置の動作
の停止を指令入力するためのものであり、割込みキー6
Cは、割込みモードを指令入力するためのものである。
テンキー6dは、電話番号などの数字(数値)情報を操
作入力するためのものであり、液晶表示器M6eは、フ
ァクシミリ装置からオペレータへのガイダンスメツセー
ジやエラーメツセージなどを表示するためのものである
これ以外にも、操作表示部6には、ファクシミリ装置を
操作するために必要な種々のキーや表示器が配設されて
いる。
このファクシミリ装置では、送信動作が指令されるとそ
れに対応する送信ジョブを1つ生成するとともに、その
送信ジョブを管理するための送信ジョブファイルFJT
を、第4図(a)に示すように形成して、システムメモ
リ2に記憶する。
この送信ジョブファイルFJTは、その送信ジョブを識
別するためのジョブ番号情報、送信ジョブが生成された
日時を記憶するための日時情報、送信宛先を記憶するた
めの宛先情報、画情報モードなどの動作モードを記憶す
るための動作モード情報、この送信ジョブの実行中に割
込みモードが発生してその送信ジョブが中断しているこ
とを記憶するための中断フラグ、送信ジョブを再開する
ときのページを記憶するための再開ページ情報、メモリ
送信時に蓄積した画情報ファイルのファイル番号を記憶
するための蓄積ファイル番号情報、および、送信結果を
記憶するための送信結果情報からなる。
また、割込みキー6cがオンされて、割込みモードが指
定されると、同図(b)に示すような割込みジョブファ
イルをFJIを形成して、システムメモリ2に記憶する
この割込みジョブファイルFJIは、割込みモードが指
定された日時を記憶するための日時情報、送信宛先を記
憶するための宛先情報、画情報モードなどの動作モード
を記憶するための動作モード情報、および、送信結果を
記憶するための送信結果情報からなる。
また、このファクシミリ装置は、画情報受信時には、常
に受信画情報を画像蓄積装置8に蓄積しており、その蓄
積を管理するために、同図(c)に示すような受信ジョ
ブファイルFJRを形成して、システムメモリ2に記憶
する。
この受信ジョブファイルFJRは、その受信ジョブを識
別するためのジョブ番号情報、受信ジョブが生成された
日時を記憶するための日時情報、受信宛先を記憶するた
めの宛先情報、蓄積した画情報のモードを記憶するため
の原稿モード情報、この受信ジョブが中断したことを記
憶するための中断フラグ、および、蓄積した画情報ファ
イルのファイル番号を記憶するための蓄積ファイル番号
情報からなる。
以上の構成で、ファクシミリ装置TAがファクシミリ装
置TBに画情報送信中に、ファクシミリ装置TAで割込
みモードが指定されると、ファクシミリ族[TAからフ
ァクシミリ装置TBへの画情報送信が中断される。
そして、ファクシミリ装置iTAは、割込み宛先のファ
クシミリ装置TCに割込みモードの画情報送信を実行し
、それが終了すると、中断した画情報送信を再開するた
めに、ファクシミリ装置Bを発呼して、残りのページの
画情報を送信する。
この手順の一例を第5図(a)−(C)に示す。この場
合、ファクシミリ族ff1TA、TB、TCは、ともに
第1図および第2図に示した構成のファクシミリ装置で
あり、ファクシミリ装置TAからファクシミリ装置TB
に送信する画情報のページ数が3で、ファクシミリ装置
TAからファクシミリ装置TCに送信する画情報のペー
ジ数が1である。
ファクシミリ装置TAがファクシミリ装置TBを発呼し
、ファクシミリ装置TBが着信検出すると、ファクシミ
リ装置TBは、被呼局識別信号CEDを送出し、自端末
の伝送機能を通知するために非標準機能識別信号NSF
およびデジタル識別信号DISを送出する(第5図(a
)参照)。
ファクシミリ装置TAは、受信した非標準機能識別信号
NSFおよびデジタル識別信号DISの内容に基づいて
、使用する伝送機能を設定し、その設定内容を情報フィ
ールドにセットした非標準機能設定信号N5S(S)を
送出したのちに、そのときに設定したモデム速度でモデ
ムトレーニングを行うためにトレーニングチエツク信号
TCPを送出する。
ファクシミリ装置TBは、非標準機能設定信号N5S(
S)の情報フィールドを解析して伝送機能を判別し、ト
レーニングチエツク信号TCPの受信結果が良好な場合
には、受信準備確認信号CFRを送出して、画情報受信
準備に移行する。
ファクシミリ装置!!TAは、受信準備確認信号CFR
を受信すると、1ページ目の送信原稿の画情報PIX1
を形成して、その画情報PIXIをファクシミリ装置T
Bに送信し、伝送後信号として後続ページがあることを
あられすマルチページ信号MPSを送出する。
ファクシミリ装置TBは、受信した画情報PIXIを画
像蓄積袋!!8に蓄積し、画情報PIXIを正常受信し
た場合には、メツセージ確認信号MCFを応答して、後
続のページの画情報を待つ。
ファクシミリ族WTAは、ファクシミリ装置iTBよリ
メッセージ確認信号MCFを受信すると、2ページ目の
送信原稿の画情報PIX2を形成して、その画情報をフ
ァクシミリ装置TBに送信する。
このとき、1ページ目の画情報PIXIの送信途中の時
点T1で、ファクシミリ族ff1TAのオペレータが原
稿搬送装置DA2に割込み送信原稿をセントし、割込み
キー6cを操作し、必要な送信操作を行い、2ページ目
の画情報PIX2の送信途中の時点T2てスタートキー
68をオンすると、ファクシミリ装置TAは割込みモー
ドに移行する。
このときには、3ページ目が残っているので、ファクシ
ミリ装置TAは、画情報PIX2の送信が終了した時点
で、伝送後信号としてメツセージ終了信号EOMを送出
して、フェーズBに移行する。
これにより、ファクシミリ装置TBは1画情報PIx2
を画像蓄積装置8に蓄積し、画情報PIX2の受信結果
が良好な場合には、メツセージ確認信号MCFを送出し
て、フェーズBに移行する。
それにより、ファクシミリ装置TAは、そのときの送信
動作を中断するために6、送信中断をあられす情報を情
報フィールドにセットした非標準機能設定信号NSS 
(中断)をファクシミリ装置TBに送出したのちに、切
断命令信号DCNを送出して、ファクシミリ装置TBと
の間の回線を復旧する。
ファクシミリ装置TBは、非標準機能設定信号N5S(
中断)を受信すると、そのときの受信ジョブファイルF
JRの中断フラグをセットし、切断命令信号DCNを受
信すると、回線を切断する。
このように、ファクシミリ装置TBへの送信動作を中断
したファクシミリ装置TAは、割込み宛先に指定された
ファクシミリ装置TCを発呼する。
これによ−リ、上述と同様にして、ファクシミリ装置T
Cが着信検出すると、ファクシミリ装置TCは、被呼局
識別信号CED、非標準機能識別信号NSFおよびデジ
タル識別信号DISを順次送出する(第5図(b)参照
)。
ファクシミリ装置TAは、上述と同様にして使用する伝
送機能を設定し、その設定内容を情報フィールドにセッ
トした非標準機能設定信号NSS (S)を送出したの
ちに、モデムトレーニングを行うためにトレーニングチ
エツク信号TCPを送出する。
ファクシミリ装置TCは、非標準機能設定信号N5S(
S)の情報フィールドを解析して伝送機能を判別し、ト
レーニングチエツク信号TCPの受信結果が良好な場合
には、受信準備確認信号CFRを送出して、画情報受信
準備に移行する。
ファクシミリ装置TAは、受信準備確認信号CFRを受
信すると、原稿搬送装置DA2にセットされている送信
原稿をスキャナ4で読み取り、それによって得た画信号
を符号化復号化部7で符号化圧縮し、それによって得た
画情報PIXiをファクシミリ装置TCに送信し、伝送
後信号として後続ページがなく、画情報伝送を終了する
ことをあられす手順終了信号EOPを送出する。
ファクシミリ装置TCは、受信した画情報PIXiを画
像蓄積装置8に蓄積し、画情報PIXiを正常受信した
場合には、メツセージ確認信号MCFを応答して、この
ときは、切断命令信号DCNを待つ。
ファクシミリ装置TAは、ファクシミリ装置TCよりメ
ツセージ確認信号MCFを受信すると、切断命令信号D
CNを送出して、回線を復旧する。
これにより、ファクシミリ装置(TCは、回線を復旧し
、そのときに受信した画情報を画像蓄積装置8より読み
出し、その画情報を符号化復号化部7で元の画信号に復
号化し、その画信号をプロッタ5に転送して、受信原稿
を記録出力する。
このようにして、割込みモードの画情報送信を終了する
と、ファクシミリ装置TAは、再度ファクシミリ族WT
Bを発呼する。
これにより、ファクシミリ装置TBは、上述と同様にし
て、被呼局識別信号(、ED、非標準機能識別信号NS
Fおよびデジタル識別信号DISを順次送出する(第5
図(c)参照)。
ファクシミリ装置TAは、中断した送信動作を再開する
ことをあられす情報を情報フィールドに設定した非標準
機能設定信号NSS (再開)を送出したのちに、上述
と同様にして使用する伝送機能を設定し、その設定内容
を情報フィールドにセットした非標準機能設定信号NS
S (S)を送出したのちに、モデムトレーニングを行
うためにトレーニングチエツク信号TCPを送出する。
ファクシミリ装置TBは、非標準機能設定信号NSS 
(S)の情報フィールドを解析して伝送機能を判別し、
トレーニングチエツク信号TBFの受信結果が良好な場
合には、受信準備確認信号CFRを送出して、画情報受
信準備に移行する。
ファクシミリ装置TAは、受信準備確認信号CFRを受
信すると、3ページ目の画情報PIX3を形成してその
画情報PIX3をファクシミリ装置TCに送信し、伝送
後信号として後続ページがなく、画情報伝送を終了する
ことをあられす手順終了信号EOPを送出する。
ファクシミリ装置TBは、受信した画情報PIX3を画
像蓄積装置8に蓄積し、画情報PIX3を正常受信した
場合には、メツセージ確認信号MCFを応答して、この
ときは、切断命令信号DCNを待つ。
ファクシミリ装置TAは、ファクシミリ装置TBよリメ
ッセージ確認信号MCFを受信すると、切断命令信号D
CNを送出して、回線を復旧する。
これにより、ファクシミリ装置TBは、回線を復旧し、
そのときに受信した画情報を、中断フラグがセットされ
ている受信ジョブファイルFJRの画情報に連結して、
記録する画情報を編集し、その編集後の画情報を符号化
復号化部7で元の画信号に復号化し、その画信号をプロ
ッタ5に転送して、受信原稿を記録出力する。
これにより、ファクシミリ装置TBでは、ファクシミリ
装置ITAが分割して送信した送信ファイルが、1つの
送信ファイルに連結された状態で記録出力される。
このようにして、本実施例では、ファクシミリ装置の送
信動作中に他のファクシミリ装置に対する緊急の送信動
作を行うことができるので、ファクシミリ装置の使い勝
手が大幅に向上する。
また、送信装置は、中断した送信を再開して後続ページ
の画情報を送信する一方、受信装置では、分割して受信
した画情報を1つに連結して連続ページで記録出力する
ので、同一送信ファイルの単一性が保持される。
第6図(a)、(b)は、送信時の処理例を示している
この処理では、まず、割込みモードフラグがセットされ
ていて割込みモードになっているか、送信結果情報に「
待機中」がセットされている待機中の送信ジョブファイ
ルFJTが1つ以上あるか、あるいは、いずれかの原稿
搬送装置ADI、AD2に送信原稿がセットされたかを
調べる(判断101,102,103)。
割込みモードがセットされていて、判断101の結果が
YESになるときには、割込みジョブファイルFJIの
宛先情報の宛先を発呼しく処理104)、宛先から応答
される非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信
号DISを受信する(処理105)。
そして、受信した非標準機能識別信号NSFおよびデジ
タル識別信号DISに基づいて使用する伝送機能を設定
し、その設定内容を情報フィールドにセットした非標準
機能設定信号N5S(S)を送出したのちに(処理10
6)、モデムトレーニング手順を実行する(処理107
)。
次いで、そのときに割込み原稿搬送装置として記憶して
いるいずれかの原稿搬送装置ADI、AD2を作動して
、1ページの送信原稿をスキャナ4に送り込み、スキャ
ナ4でその送信原稿の画像を読み取り、それによって得
た画信号を符号化復号化部7で符号化圧縮し、それによ
って得た画情報を宛先に送信する(処理108)。
1ペ一ジ分の画情報の送信を終了すると、次ページの送
信原稿が割込み原稿搬送装置の原稿搬送装置ADI、A
D2にセットされているかどうかを調べて、次ページの
送信原稿があるかどうかを判断しく判断109)、判断
109の結果がYESになるときには、メツセージ後信
号としてマルチページ信号MPSを送品して(処理11
0)、宛先からの応答信号を受信しく処理111)、処
理108に戻って、次ページの送信原稿の画情報を送信
する。
全ての送信原稿の画情報送信を終了して、判断109の
結果がNoになるときには、メツセージ後信号として手
順終了信号EOPを送品しく処理112)、応答信号を
受信しく処理113)、切断命令信号DCIIIを送品
して(処理114)、回線を復旧する(処理115)。
そして、割込みモードフラグをリセットして(処理11
6)、割込み表示を終了する(処理117)。なお、割
込みモードフラグは、割込みモードがセットされている
ことを記憶するためのものであり、また、割込み表示は
、このファクシミリ装置が割込みモードになっているこ
とをオペレータに表示するためのものである。
割込みモード“がセットされていない状態で(判断10
1の結果がNO)、待機中の送信ジョブファイルFJT
がある場合で、判断102の結果がYESになるときに
は、対象となる送信ジョブファイルFJTを1つ選択し
て、その送信ジョブファイルFJTの宛先情報の宛先を
発呼しく処理118)、宛先から応答される非標準機能
識別信号NSFおよびデジタル識別信号DISを受信す
る(処理119)。
そして、受信した非標準機能識別信号NSFに基づいて
宛先が中断機能を備えているかどうがを判断しく判断1
20)、判断120の結果がYESになるときには、中
断可能フラグをセットしく処理121)、判断120の
結果がNoになるときには、中断可能フラグをリセット
する(処理122)。
次に、送信ジョブファイルFJTの中断フラグがセット
されているかどうかを調べて(判断123)、判断12
3の結果がYESになるときには、中断した送信動作を
再開することをあられす情報を情報フィールドに設定し
た非標準機能設定信号NSS (再開)を送出する(処
理124)。また、判断123の結果がNOになるとき
には、処理124を実行しない。
そして、非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別
信号DISに基づいて使用する伝送機能を設定し、その
設定内容を情報フィールドにセットした非標準機能設定
信号NSS (S)を送出したのちに(処理125)、
モデムトレーニング手順を実行する(処理126)。
次いで、送信ジョブファイルFJTの蓄積ファイル番号
情報を調べて、有効な情報がセットされているときには
、対応する画情報ファイルの1ペ一ジ分の画情報を画像
蓄積装置8より読み出して、その1ペ一ジ分の画情報を
宛先に送信する。また、蓄積ファイル番号情報に有効な
情報がセットされていないときには、そのときに使用原
稿搬送装置として記憶しているいずれかの原稿搬送装置
ADI。
AD2を作動して、1ページの送信原稿をスキャナ4に
送り込み、スキャナ4でその送信原稿の画像を読み取り
、それによって得た画信号を符号化復号化部7で符号化
圧縮し、それによって得た画情報を宛先に送信する(処
理127)。
1ペ一ジ分の画情報の送信を終了すると、次ページの画
情報が画像蓄積装置8に蓄積されているか、あるいは、
送信原稿が割込み原稿搬送装置の原稿搬送装置ADI、
AD2にセットされているかどうかを調べて、次ページ
の送信原稿があるかどうかを判断しく判断128)、判
断128の結果がYESになるときには、メツセージ後
信号としてマルチページ信号MPSを送出して(処理1
29)、宛先からの応答信号を受信しく処理130)、
処理127に戻って、次ページの送信原稿の画情報を送
信する。
全ての送信原稿の画情報送信を終了して、判断128の
結果がNOになるときには、メツセージ後信号として手
順終了信号EOPを送出しく処理131)、応答信号を
受信しく処理132)、切断命令信号DCNを送出して
(処理133)、回線を復旧する(処理134)。
また、いずれかの原稿搬送装置ADI、AD2に送信原
稿がセットされた場合で、判断103の結果がYESに
なるときには、オペレータがスタートキー68をオンす
るまでの間に操作入力された内容を記憶する(処理13
5、判断136のNOループ)。
そして、メモリ送信が指定されたかどうかを調へて(判
断137)、判断137の結果がYESになるときには
、そのときに送信原稿がセットされているいずれかの原
稿搬送装置1AD1.AD2を作動して、1ページの送
信原稿をスキャナ4に送り込み、スキャナ4でその送信
原稿の画像を読み取り、それによって得た画信号を符号
化復号化部7で符号化圧縮し、それによって得た画情報
を画像蓄積装置8に蓄積し、その動作をセットされた送
信原稿の全てについて実行する(処理138)。
次いで、その送信ジョブに関する送信ジョブファイルF
JTを作成してシステムメモリ2に記憶しく処理139
)、この処理を終了する。このとき、送信ジョブファイ
ルFJTの送信結果情報には、「待機中」をあられす情
報をセットする。
また、メモリ送信が指定されない場合で、判断137の
結果がNoになるときには、使用原稿搬送装置が原稿搬
送装置ADI、AD2のいずれであるかを記憶して(処
理140)、処理118に移行して、それ以降の処理を
実行する。
第7図は1割込みキー6cがオンされたときの処理例を
示している。
まず、中断可能フラグがセットされていて現在送信中の
宛先が中断可能であるかどうかを調へ(判断201)、
判断201の結果がYESになるときには、割込みモー
ドフラグがセットされていて割込みモードになっている
かどうかを調へる(判断202)。
判断2叫の結果がNOのときには、相手端末の機能によ
り割込みモードを設定できない場合であり、また、判断
202の結果がYESになるときには、既に割込みモー
ドが設定されている場合なので、これらの場合には、例
えば、「割込み通信は行えません。」というエラーメツ
セージを液晶表示器6eに表示して(処理203)、こ
の処理を終了する。
判断202の結果がNOになるときには、割込みモード
フラグをセットして(処理204)、割込み表示を開始
して(処理205)、送信原稿が新たにセットされた原
稿搬送装置ADI、AD2を、割込み原稿搬送装置とし
て記憶する(処理206)。
そして、オペレータがスタートキー68をオンするまで
の間に操作入力された内容を記憶しく処理207、判断
208のNoループ)、スタートキー6aがオンされて
、判断208の結果がYESになると、そのときの操作
内容に応じて割込みジョブファイルFJIの各項目の情
報をセットする。
次に、現在送信中のページの送信が終了するまで待機し
く判断209のNoループ)、そのページの送信が終了
して判断209の結果がYESになると、送信中の送信
ジョブに後続ページがあるかどうかを調べる(判断21
0)。
判断210の結果がYESになるときには、メツセージ
終了信号EOMを送出して(処理211)、応答信号を
受信しく処理212)、送信中断をあられす情報を情報
フィールドにセットした非標準機能設定信号N5S(中
断)を送出したのちに(処理213)、切断命令信号D
CNを送出して(処理214)、回線を復旧しく処理2
15)、送信中断した送信ジョブファイルFJTの中断
フラグをセットする(処理216)。
また、判断210の結果がNoになるときには、手順終
了信号EOPを送出しく処理217)、応答信号を受信
しく処理218)、切断命令信号DCNを送出して(処
理219)、回線を復旧する(処理220)。
第8図(a)、(b)は、受信時の処理例を示している
着信検出すると、被呼局識別信号CEDを送出したのち
に(処理301)、非標準機能識別信号NSFおよびデ
ジタル識別信号DISを順次送出しく処理302)、命
令信号を受信する(処理303)。
このとき、非標準機能識別信号NSS (中断)を受信
した場合で中断指令されたか(判断304)、非標準機
能識別信号NSS (再開)と機能識別信号NSS (
S)を受信した場合で中断した送信の再開が指令された
か(判断305)を調べる。
判断304の結果がYESになるときには、そのときの
受信ジョブファイルFJRの中断フラグをセットしく処
理306)、切断命令信号DCNを受信して(処理30
7)、回線を復旧する(処理308)。
また、判断305の結果がYESになるときには、モデ
ムトレーニング手順を実行しく処理309)、1ペ一ジ
分の画情報を受信して画像蓄積装M8に蓄積しく処理3
10)、メツセージ後信号としてマルチページ信号MP
Sを受信したかどうかを調べる(判断311)。
判断311の結果がYESになるときには、そのページ
の受信結果に対応した応答信号を送出して(処理312
)、処理310に戻り、次のページの画情報の受信を行
う。
また、メツセージ後信号として手順終了信号EOPを受
信し、処理311の結果がNOになるときには、そのペ
ージの受信結果に対応した応答信号を送出して(処理3
13)、切断命令信号DCNを受信して(処理314)
、回線を復旧する(処理315)。
そして、中断フラグがセットされている受信ジョブファ
イルFJRを探して、その受信ジョブファイルFJRが
記憶している蓄積ファイル番号の画情報に、そのときに
受信した画情報を連結して、1つの画情報を形成しく処
理316)、その編集後の画情報をプロッタ5に転送し
て、受信原稿を記録出力する(処理317)。
また、処理303の命令受信で、非標準機能設定信号N
SS (S)のみを受信した場合で、判断305の結果
がNOになるときには、モデムトレーニング手順を実行
しく処理318)、1ペ一ジ分の画情報を受信して画像
蓄積装置8に蓄積しく処理319)、メツセージ後信号
としてマルチページ信号MPSを受信したかどうかを調
べる(判断320)。
判断320の結果がYESになるときには、そのページ
の受信結果に対応した応答信号を送出して(処理321
)、処理319に戻り、次のページの画情報の受信を行
う。
また、判断320の結果がNOになるときには、メツセ
ージ後信号としてメツセージ終了信号EOMを受信した
かどうかを調べ(判断322)、判断322の結果がY
ESになるときには、そのページの受信結果に対応した
応答信号を送出して(処理323)、処理303に戻り
、フェーズBの命令信号を受信する。
また、メツセージ後信号として手順終了信号EOPを受
信した場合で、処理322の結果がNoになるときには
、そのページの受信結果に対応した応答信号を送出して
(処理324)、切断命令信号DCNを受信して(処理
325)、回線を復旧する(処理326)。
そして、そのときに蓄積した画情報を画像蓄積装置8よ
り取り呂して順次プロッタ5に転送し、受信原稿を記録
出力する(処理327)。
ところで、上述した実施例では、送信中断を通知するた
めの特別な手順信号として、フェーズBの非標準機能設
定信号NSSを用いているが、送信中断をあられす特別
なメツセージ後信号を定義し。
それを用いることもできる。また、他の特別な手順も、
上述したものに限ることはない。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、実行中の画情報
送信の終了を待たずに、所望の画情報送信を割込んで実
行することができるので、緊急時などでの使い勝手が向
上するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示す概略側面図、第2図は第1図のファクシミリ装置の
制御系を例示したブロック図、第3図は操作表示部の一
例を示す部分概略図、第4図(a)は送信ジョブファイ
ルの一例を示す概略図、同図(b)は割込みジョブファ
イルの一例を示す概略図、同図(C)は受信ジョブファ
イルの一例を示す概略図、第5図(a)〜(c)は割込
み通信の場合の手順の一例を示すタイムチャート、第6
図(a)、(b)は送信時の処理例を示すフローチャー
ト、第7図は割込みキーがオンされたときの処理例を示
すフローチャート、第8図(a)、(b)は受信時の処
理例を示すフローチャートである。 ADI、AI)2・・・原稿搬送装置、l・・・システ
ム制御部、2・・・システムメモリ、3・・・パラメー
タメモリ、4・・・スキャナ、8・・・画像蓄積装置。 代理人 弁理士  紋 1) 誠 第1図 第3図 第2図 第4図 (a) 第 (b) 図 (c) 第 6図 (b) 第 8図 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像蓄積機能を備えたファクシミリ装置の伝送制
    御方法において、実行中の画情報送信動作の一時中断す
    る割込みモードを指令入力するための割込みキーを備え
    、送信装置は、画像蓄積機能を用いた画情報送信中に上
    記割込みキーにより割込みモードが指令入力されると、
    送信中ページの送信が終了した時点で受信装置に送信中
    断を通知し、割込みモードで指定された宛先に対してス
    キャナにセットされている送信原稿の画情報を送信した
    のちに、送信中断した宛先を発呼して画情報の再開を通
    知し送信中断した画情報ファイルの残りのページの画情
    報を送信する一方、受信装置は、受信した画情報を画像
    蓄積機能に蓄積するとともに、送信中断された画情報に
    続いて、送信再開された画情報を連結し、それらの画情
    報の画像を順次記録出力することを特徴とするファクシ
    ミリ装置の伝送制御方法。
  2. (2)画像蓄積機能を備えたファクシミリ装置の伝送制
    御方法において、同一のスキャナに送信原稿を搬送する
    2つの原稿搬送装置と、実行中の画情報送信動作の一時
    中断する割込みモードを指令入力するための割込みキー
    を備え、送信装置は、一方の原稿搬送装置にセットされ
    ている送信原稿の画情報を送信中に上記割込みキーによ
    り割込みモードが指令入力されると、送信中ページの送
    信が終了した時点で受信装置に送信中断を通知し、割込
    みモードで指定された宛先に対して他方の原稿搬送装置
    にセットされている送信原稿の画情報を送信したのちに
    、送信中断した宛先を発呼して画情報の再開を通知し送
    信中断した送信原稿の残りのページの画情報を送信する
    一方、受信装置は、受信した画情報を画像蓄積機能に蓄
    積するとともに、送信中断された画情報に続いて、送信
    再開された画情報を連結し、それらの画情報の画像を順
    次記録出力することを特徴とするファクシミリ装置の伝
    送制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5644405A (en) * 1993-03-11 1997-07-01 Ricoh Company, Ltd. Composite facsimile apparatus having function for acheiving efficient use of limited resources
US5790267A (en) * 1994-03-14 1998-08-04 Mita Industrial Co., Ltd. Communications method

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