JPH04133591U - 産業用ロボツト - Google Patents

産業用ロボツト

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Publication number
JPH04133591U
JPH04133591U JP4007191U JP4007191U JPH04133591U JP H04133591 U JPH04133591 U JP H04133591U JP 4007191 U JP4007191 U JP 4007191U JP 4007191 U JP4007191 U JP 4007191U JP H04133591 U JPH04133591 U JP H04133591U
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
industrial robot
slider
slit
steel belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP4007191U
Other languages
English (en)
Inventor
邦彦 横山
佳次 小川
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP4007191U priority Critical patent/JPH04133591U/ja
Publication of JPH04133591U publication Critical patent/JPH04133591U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線運動する動作軸を備えた産業用ロボット
において、外部から機構部への塵埃の侵入を防止する産
業用ロボットを提供するものである。 【構成】 直線運動する動作軸を備えた産業用ロボット
において、スライダが移動するためにアームカバーに設
けられたスリット4,5をスチールベルト6,7で塞
ぎ、アーム両端に設けられた回転機構部によって張られ
た前記スチールベルト6,7の両端をスライダに固定
し、スライダの移動に合わせて前記スチールベルト6,
7が回転することにより防塵機能を向上させる。

Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、産業用ロボットに係り、とくに機構部の防塵機能を向上させた産業 用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来の直角座標形産業用ロボット(以下ロボットという)の機構部外観 を示し、その概要を説明する。同図において、第1アーム1の上にこれと直角に 取付けられた第2アーム2は第1アーム1上をX方向に移動し、第2アーム2の スライダ3は、Z方向に移動する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような産業用ロボットでは、第1アーム1および第2アーム2のアーム カバーには、スライダが移動するためにスリット4,5が必要となり、外部より アームカバー内に塵埃が侵入し、ロボットの軸受やボールネジに付着し、損傷を 与え、機構部品の寿命に悪影響を及ぼす。 そこで、本考案の目的は外部から機構部への塵埃の侵入を極力抑えることので きる産業用ロボットを提供するものである。 [考案の構成]
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明は、直線運動するスライダを有する産業用ロボットにおいて、スライダ が移動するためアームカバーに設けられたスリットをベルトで塞ぐことにより、 防塵効果を向上させることを特徴とする。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
【0006】 図1は、第1の実施例を示す直角座標形産業用ロボットの機構部外観を示す。 同図において第1アーム1のスリット4はスチールベルト6で塞がれ、また同様 に第2アーム2のスリット5は、スチールベルト7で塞がれている。
【0007】 図2は、第1アーム1と第2アーム2の接続部の拡大図である。同図において フレーム8に取付けられた直進軸受固定側9の上を直進軸受可動側10、ボール ねじ11により駆動されるボールナット12、スライダ13が直進運動する。
【0008】 第1アームの両端には回転自在のローラ14aがあり、スチールベルト6は、 前記ローラ14aとローラ14bを通して、両端がスライダ13に固定されてお り、スライダ13の直進運動に合わせて、スチールベルト6が回転する。 ローラ14bはスチールベルト6に一定の張力を与えるように作用する。
【0009】 本実施例によれば、直線運動する動作軸を備えた産業用ロボットにおいて、ス ライダが移動するためにアームカバーに設けられたスリットをスチールベルトで 塞ぎ、アーム両端に設けられた回転機構部によって張られた前記スチールベルト の両端をスライダに固定し、スライダの移動に合わせて前記スチールベルトが回 転することにより防塵機能を向上させた産業用ロボットを提供することができる 。
【0010】 図3は、第2の実施例を示す直角座標形産業用ロボットの機構部外観を示す。 同図において、第1アーム1のスリット4はスチールテープ16で覆われ、また 同様に第2アーム2のスリット5はスチールテープ17で覆われている。
【0011】 図2は、第1アーム1と第2アーム2の接続部の拡大図である。同図において 、フレーム8に取付けられた直進軸受固定側9の上を、直進軸受可動側10、ボ ールねじ11により駆動されるボールナット12、スライダ18は、直線運動す る。スライダ18と第2アーム2は、接続部19を間に挟んで一体に接続されて おり、接続部19の内部には回転自在の4ケのローラ20a,20b,20c, 20dがあり、スチールベルト16は、4ケのローラ20a,20b,20c, 20dを通して取付けられている。これらのローラにより、スチールベルト16 に一定の張力を与えるように作用する。アームカバー21の上面には、マグネッ トテープ22が貼付けられており、スチールベルト16を吸着して、隙間をなく すように作用する。
【0012】 以上の第2の実施例によれば、直線運動する動作軸を備えた産業用ロボットに おいて、スライダが移動するためにアームカバーに設けられたスリットをスチー ルテープで塞ぎ、前記テープがアーム接続部を貫通して取付けられ、マグネット テープを介してアームカバーと密着することにより、防塵機能を向上させた産業 用ロボットを提供することができる。
【0013】 以上の説明は、直角座標形産業用ロボットについてなされているが、直線運動 する動作軸を持った産業用ロボットであれば、円筒座標形でも極座標形でも、ま た他のいかなる形式においても、防塵構造が採用できる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、直線運動する動作軸を有する産業用ロボットにおいて、アー ムカバーに設けられたスリットをベルトにより塞ぐことで、アームカバー内に塵 埃が侵入することを防止する。そのため、アームカバー内に設けた機構部品を良 好な状態に保つことで、信頼性の高い産業用ロボットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による第1の実施例を示す産業用ロボッ
トの外観図である。
【図2】図1の第1アームと第2アームの接続部拡大図
である。
【図3】本考案による第2の実施例を示す産業用ロボッ
トの外観図である。
【図4】図3の第1アームと第2アームの接続部拡大図
である。
【図5】従来の産業用ロボットの外観図である。
【符号の説明】
1…第1アーム、2…第2アーム、3…スライダ、4,
5…スリット、6,7…スチールベルト、8…フレー
ム、9…直進軸受固定側、10…直進軸受可動側、11
…ボールねじ、12…ボールナット、13…スライダ、
14a,14b…ローラ、15…マームカバー、16,
17…スチールベルト、18…スライダ、19…接続
部、20a,20b,20c,20d…ローラ、21…
アームカバー、22…マグネットテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状のスリットを有するアームカバー
    が設けられたアームと、このアームカバーのスリットを
    介して直線的に進退駆動されるスライダを有する産業用
    ロボットにおいて、アームカバーのスリットを塞ぐベル
    トを設けた防塵構造を備えたことを特徴とする産業用ロ
    ボット。
JP4007191U 1991-05-31 1991-05-31 産業用ロボツト Pending JPH04133591U (ja)

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JP4007191U JPH04133591U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 産業用ロボツト

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JP4007191U JPH04133591U (ja) 1991-05-31 1991-05-31 産業用ロボツト

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JPH04133591U true JPH04133591U (ja) 1992-12-11

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