JPH04133340U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH04133340U
JPH04133340U JP4902191U JP4902191U JPH04133340U JP H04133340 U JPH04133340 U JP H04133340U JP 4902191 U JP4902191 U JP 4902191U JP 4902191 U JP4902191 U JP 4902191U JP H04133340 U JPH04133340 U JP H04133340U
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JP
Japan
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piece
electromagnetic relay
electromagnet
iron core
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Pending
Application number
JP4902191U
Other languages
English (en)
Inventor
城毅 下田
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP4902191U priority Critical patent/JPH04133340U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、電磁継電器の動作音を抑
制する。 【構成】 遮磁突部5が制振部材5aを介して可動鉄片
4に固定され、鉄心6との対向面に非磁性体からなる金
属部材5bが設けられている。電磁石2の励磁時に金属
部材5bが電磁石2の鉄心6に当接するが、その衝撃力
が制振部材5aにより軽減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電磁石の励磁時に、鉄心と可動鉄片の吸着片部との間のエアギヤ ツプを遮磁突部で形成する電磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電磁継電器として、たとえば、図5で示すように、ベ−ス1に 設定された電磁石2におけるヨーク3の一端部3aに可動鉄片4を揺動可能に支 持させるとともに、この可動鉄片4の吸着片部4aを鉄心6の磁気吸着面6aに 対向させ、上記吸着片部4aが上記鉄心6に吸着された際、上記可動鉄片4の操 作片部4bに装着された合成樹脂製カード7を介して、その先端部7aで可動接 触片9を押圧し、これに対向配設された固定接触片8の固定接点10に対して可 動接点11を接触させるものが知られている。 ところで、上記可動鉄片4の吸着片部4aが鉄心6の磁気吸着面6aに直接吸 着されると、電磁石2の励磁を解除した際、上記鉄心6には残留磁気が存在する ため、上記可動接触片9のばね力で容易に復帰動作しない。 そのため、上記可動鉄片4の吸着片部4aには、銅合金のような非磁性体から なる遮磁突部5がかしめ止めにより固定され、図6で示すように、電磁石2の励 磁時に、上記遮磁突部5によつて、上記鉄心6の磁気吸着面6aと可動鉄片4の 吸着片部4aとの間にエアギヤツプaを形成するように構成されている。 上記エアギヤツプaの形成により、上記電磁石2の励磁を解除した際、上記鉄 心6に残留磁気が存在しても、その保持力を軽減させているから、たとえば、上 記可動接触片9のばね力で容易に復帰動作させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成によれば、電磁石2の励磁時に、上記遮磁突部5が鉄 心6の磁気吸着面6aに当接し、その当接が互いに金属同士であるから、動作音 が高く、騒音の要因となるばかりでなく、その当接の衝撃力が大きいから、磨耗 も顕著で、短寿命である。
【0004】 この考案は上記課題を解決するためになされたもので、簡単な構成により、動 作音を抑制して騒音を軽減するとともに、長寿命な電磁継電器を提供することを 目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による電磁継電器は、遮磁突部が制振部材を介して可動鉄片に固定さ れるとともに、鉄心との対抗面に非磁性体からなる金属部材を具備したことを特 徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、遮磁突部が制振部材を介して可動鉄片に固定されているか ら、電磁石の励磁時に、上記遮磁突部の金属部材が鉄心の磁気吸着面に当接する 際の衝撃力を軽減させることができるから、その当接が互いに金属同士であつて も、動作音を抑制して騒音を軽減させることができるとともに、上記金属部材の 磨耗も少なく、長寿命である。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。 図1はこの考案による電磁継電器の一例を一部切欠して示す側面図で、図5で 示す従来のものと同一個所には、同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省 略する。
【0008】 図1において、図3と相違する点は、図2で明瞭に示すように、遮磁突部5が 制振部材5aを介して可動鉄片4の吸着片部4aに固定されるとともに、上記制 振部材5aの両端面に黄銅のような非磁性体からなる金属部材5b,5cが固着 されていることにある。 上記制振部材5aとしては、たとえば、合成ゴムのような比較的弾性のあるも のでもよいが、合成樹脂のような比較的弾性の低いものであつても、上記金属部 材5bが鉄心6の磁気吸着面6aに当接する際の衝撃力を軽減させる性質のもの であれば、適宜の材質のものが選択される。 上記遮磁突部5は、図3で示すように、たとえば、合成樹脂製の制振部材5a の両端面に黄銅からなる金属部材5b,5cを固着して一体に形成され、上記可 動鉄片4の吸着片部4aに形成された透孔12に嵌合されたのち、かしめ止めさ れて、図2で示すように固定される。 上記構成によれば、遮磁突部5が制振部材5aを介して可動鉄片4に固定され ているから、電磁石2の励磁時に、上記金属部材5bが鉄心6の磁気吸着面6a に当接する際の衝撃力を軽減させることができ、その当接が互いに金属同士であ つても、動作音を抑制して騒音を軽減させることができるとともに、上記金属部 材5bの磨耗も少なく、長寿命である。
【0009】 なお、上記遮磁突部5は、図4で示すように、筒状の制振部材5aの中心孔に 金属部材5bを挿通して形成され、上記可動鉄片4の吸着片部4aに形成された 透孔12に嵌合されたのち、かしめ止めされたものであつてもよく、その装着構 成は適宜変更されることはいうまでもない。 また、上記金属部材5bは少なくとも鉄心6の磁気吸着面6aに当接する側に 設定されればよく、反対側の金属部材5cを省略することができることはいうま でもない。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、簡単な構成により、動作音を抑制するとと もに、長寿命な電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による電磁継電器の一例を一部切欠し
て示す側面図である。
【図2】同電磁継電器の要部を一部切欠して示す側面図
である。
【図3】同要部を分解して示す側面図である。
【図4】この考案による電磁継電器の他の一例を一部切
欠して示す側面図である。
【図5】従来の電磁継電器の一例を一部切欠して示す側
面図である。
【図6】同電磁継電器の要部を一部切欠して示す側面図
である。
【符号の説明】
4 可動鉄片 5 遮磁突部 5a 制振部材 5b,5c 金属部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベ−スに設定された電磁石におけるヨー
    クの一端部に可動鉄片を揺動可能に支持するとともに、
    この可動鉄片の吸着片部に上記電磁石における鉄心に当
    接する非磁性体からなる遮磁突部を装着し、上記電磁石
    の励磁時に上記吸着片部と鉄心との間のエアギヤツプを
    上記遮磁突部で形成するように構成した電磁継電器にお
    いて、上記遮磁突部は、制振部材を介して上記可動鉄片
    に固定されるとともに、上記鉄心との対抗面に非磁性体
    からなる金属部材を具備したことを特徴とする電磁継電
    器。
JP4902191U 1991-05-29 1991-05-29 電磁継電器 Pending JPH04133340U (ja)

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JP4902191U JPH04133340U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電磁継電器

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JP4902191U JPH04133340U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電磁継電器

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JPH04133340U true JPH04133340U (ja) 1992-12-11

Family

ID=31927263

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JP4902191U Pending JPH04133340U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電磁継電器

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JP (1) JPH04133340U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073317A1 (ja) * 2008-12-24 2010-07-01 三菱電機株式会社 電磁接触器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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