JPH04132808U - 自動車用ドアガラス - Google Patents
自動車用ドアガラスInfo
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- JPH04132808U JPH04132808U JP4000391U JP4000391U JPH04132808U JP H04132808 U JPH04132808 U JP H04132808U JP 4000391 U JP4000391 U JP 4000391U JP 4000391 U JP4000391 U JP 4000391U JP H04132808 U JPH04132808 U JP H04132808U
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- JP
- Japan
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- glass
- door
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- door glass
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Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、サッシュレス構造のドアに
装備してあるガラス上縁部の位置に対する視認性を改善
すると共に、ガラス上縁部とウエザ−ストリップとの貼
り付きを防止できる構造を備えた自動車用ドアガラスを
得ることにある。 【構成】 本考案は、ガラス1上縁部における内側の面
でウエザ−ストリップに当接する位置に蛍光部3を設け
たことを特徴としている。
装備してあるガラス上縁部の位置に対する視認性を改善
すると共に、ガラス上縁部とウエザ−ストリップとの貼
り付きを防止できる構造を備えた自動車用ドアガラスを
得ることにある。 【構成】 本考案は、ガラス1上縁部における内側の面
でウエザ−ストリップに当接する位置に蛍光部3を設け
たことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、自動車用ドアガラスに関し、さらに詳しくは、サッシュレス構造の
ドアガラスに関する。
【0002】
周知のようにハ−ドトップ型式の自動車にあっては、ドアガラスの縁部を案内
するサッシュをなくした構造のものがある。
【0003】
ところで、上述したサッシュレス構造のドアガラスにおいては、ガラスの縁部
、特に、上縁部も透明であるために視認性が悪く、上縁部の位置が判りにくいこ
とで閉鎖しようとするときに手を挾んだりする危険があった。
特に、上述した事態は夜間等において良く起こりがちであった。
【0004】
また、上述したドアガラスの上縁部は、ル−フパネルに取り付けてあるウエザ
−ストリップに当接して雨水の浸入を遮断するようになっているが、例えば、炎
天下で長時間ウエザ−ストリップに当接したままであると、ウエザ−ストリップ
を構成するゴムの軟化により貼り付いてしまい、窓の開放が円滑に行えなくなる
場合もあった。
【0005】
そこで、本考案の目的は、上述したサッシュレス構造のドアガラスにおける問
題に鑑み、ガラス縁部の位置についての視認性を改善すると共に、ウエザ−スト
リップへの貼り付きを防止して円滑な開放が行える構造の自動車用ドアガラスを
ることにある。
【0006】
この目的を達成するため、本考案は、サッシュレス構造のドアに装備してある
ガラスであって、上記ガラスにおける上縁部の内側面に蛍光部を設け、この蛍光
部に対してドアトリムに設けた光源から光を照射する構造を備えていることを特
徴としている。
【0007】
また本考案は、蛍光部が車室側の色を室内色とされ、そして車外側の色を外観
上で目立たない色とされていることを特徴としている。
【0008】
さらに本考案は、サッシュレス構造のドアに装備してあるガラスであって、上
記ガラスにおける車体ル−フパネルに設けてあるウエザストリップに当接して摺
動する面にウエザストリップとの間で貼り付かない材質からなるコ−ティング層
を形成したことを特徴としている。
【0009】
そしてまた本考案は、サッシュレス構造のドアに装備されているガラスであっ
て、上記ガラスにおける車体ル−フパネルに取り付けてあるウエザストリップに
対向する面に染色テ−プを貼付たことを特徴としている。
【0010】
本考案によれば、ドアガラスの上縁部が蛍光部となることでその位置を容易に
確認することができる。
【0011】
また本考案によれば、ウエザ−ストリップに当接するガラス面は、ウエザスト
リップとの間に介在しているコ−ティング層あるいは染色テ−プの特性により貼
り付かない状態を維持される。
【0012】
以下、図1乃至図6において、本考案実施例の詳細を説明する。
【0013】
図1は本考案実施例による自動車用ドアガラスの外観図であり、ドアガラス1
は、サッシュレス構造のドア2に装備してある。
そして、上述したドアガラス1は、図2に示すように、周知構造のレギュレ−
タ(図示されず)により、ドア2の内部から昇降できるようになっている。
【0014】
一方、上述したドアガラス1における上縁部には、蛍光部3が設けられ、そし
てこの蛍光部3に対向することのできるドア2内には光源ランプ4が設けられて
いる。
すなわち、上述した蛍光部3は、図3に示すように、薄片状のセラミックス板
で構成され、ドアガラス1の上縁部における内側の面に貼付られてガラス面に一
体化されている。そして、このセラミックス板の蛍光部3は、車室側の面が室内
色とされ、そして車外側の面は外観上目立たない、例えば、黒色にされている。
【0015】
一方、上述した光源ランプ4は、例えば、図4に示すようにドアトリム5の上
部に形成された開口に嵌め込まれるプラグ6に格納されており、このプラグ6は
、ドアトリム5の開口への嵌合を容易にするために、周方向に沿って当間隔にす
り割り6Aが形成してある。また、プラグ6の上面には、防塵用あるいは光拡散
用としてのレンズ機能を持たせた透明体7が装着してある。また、この光源ラン
プ4は、図示しないスイッチを介して電源に接続されている。
【0016】
本実施例は以上のような構造であるから、光源ランプ4を点灯することで、蛍
光部3に向けて光が照射され、車室内からは、図1において交差線で示すように
、ドアガラス2の上縁部の位置が視認できるようになる。
【0017】
また、上述した蛍光部3の構造としては、セラミックス板を貼付る代わりに、
例えば、図5に示すように、セラミックス板を貼付た箇所にセラミックスをコ−
ティング(3Aで示す)しても良い。この場合おけるコ−ティング位置は、ドアガ
ラス2の車室側の面において、ル−フパネル8に取り付けてあるウエザ−ストリ
ップ9と当接して摺動する位置とされる。
【0018】
本実施例によれば、ウエザ−ストリップ9と当接するドアガラス2の面を表面
エネルギ−がウエザ−ストリップ9を構成するゴムよりも小さいセラミックスで
構成してあるので、炎天下での長時間の当接状態が継続してゴムが軟化した場合
でも、ドアガラス2とウエザ−ストリップ9との貼り付きを防止することができ
、円滑なドアガラス2の摺動動作を行わせることができる。
【0019】
一方、上述したドアガラス2とウエザ−ストリップ9との貼り付きによるドア
ガラス2の円滑な摺動を阻害されるのを防止するための構造としては、図6に示
す構造がある。
すなわち、図6に示す構造は、ドアガラス2の上縁部におけるウエザ−ストリ
ップ9と対向する面のほぼ全域およびこの面に連続する内側の面にわたり、例え
ば、車室側の面を室内色に設定された非粘着性材料で構成された染色テ−プ10
を貼付てある。
【0020】
従って、この構造によれば、染色によるドアガラス上縁部の視認性を得ると共
に、ウエザ−ストリップ9との間でのドアガラスの貼り付きを防止される。
【0021】
この場合には、染色テ−プ10そのものの着色によりドアガラス1の上縁部の
位置を視認できるので、図1に示した場合のように必ずしも光源ランプ4を設け
る必要はない。
【0022】
以上のように本考案によれば、サッシュレス構造のドアに装備されるガラスに
おいて、その上縁部の内側の面に蛍光部を設けるようにしたので、上縁部の位置
の視認性を改善することができ、ガラスを閉じる際の事故を未然に防止すること
ができる。
【0023】
また本考案によれば、ガラスにおけるウエザ−ストリップと対向当接あるいは
ウエザ−ストリップと当接して摺動する位置に非粘着性部を設けたので、長時間
の当接状態が継続された場合、特に炎天下でウエザ−ストリップが軟化しやすい
状況下であってもウエザ−ストリップにガラスが貼り付くのを防止して円滑なガ
ラスの昇降動作を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例による自動車用ドアガラスの外観
図である。
図である。
【図2】図1中、符号−線で示す方向の矢視断面図
である。
である。
【図3】図2中、符号で示す箇所の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】図2中、符号で示す箇所の拡大断面図であ
る。
る。
【図5】本考案実施例による自動車用ドアガラスの要部
構成の変形例を示す断面図である。
構成の変形例を示す断面図である。
【図6】本考案実施例による自動車用ドアガラスの要部
構成の他の例を示す断面図である。
構成の他の例を示す断面図である。
1 ドアガラス
2 ドア
3 蛍光部
4 光源ランプ
3A 蛍光部を構成するコ−ティング部
8 ル−フパネル
9 ウエザ−ストリップ
10 染色テ−プ
Claims (4)
- 【請求項1】サッシュレス構造のドアに装備してあるガ
ラスであって、上記ガラスにおける上縁部の内側面に蛍
光部を設け、この蛍光部に対してドアトリムに設けた光
源から光を照射する構造を備えていることを特徴とする
自動車用ドアガラス。 - 【請求項2】請求項1記載の自動車用ドアガラスにおい
て、蛍光部は、車室側の色を室内色とされ、そして車外
側の色を外観上で目立たない色とされている自動車用ド
アガラス。 - 【請求項3】サッシュレス構造のドアに装備してあるガ
ラスであって、上記ガラスにおける車体ル−フパネルに
設けてあるウエザストリップに当接して摺動する面にウ
エザストリップとの間で貼り付かない非粘着性材質から
なるコ−ティング層を形成したことを特徴とする自動車
用ドアガラス。 - 【請求項4】サッシュレス構造のドアに装備されている
ガラスであって、上記ガラスにおける車体ル−フパネル
に取り付けてあるウエザストリップに対向する面に非粘
着性材料で構成された染色テ−プを貼付たことを特徴と
する自動車用ドアガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4000391U JPH04132808U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 自動車用ドアガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4000391U JPH04132808U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 自動車用ドアガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132808U true JPH04132808U (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=31921147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4000391U Withdrawn JPH04132808U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 自動車用ドアガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132808U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021210471A1 (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | Agc株式会社 | サッシュレスドアガラス、及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4000391U patent/JPH04132808U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021210471A1 (ja) * | 2020-04-13 | 2021-10-21 | Agc株式会社 | サッシュレスドアガラス、及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |