JPH04132322A - 移動端末の位置確認方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動通信システムの移動端末の位置確認方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の移動端末の位置確認方式としては、移動
端末から発信する信号チャネル用のキャリアのレベルを
検出し所定レベルを越えたキャリアを受信した基地局が
、この移動端末が自エリア内に存在すると認識するとい
う方式があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の移動端末の位置確認方式では、基地局側
で移動端末からの位置確認用キャリアのレベルを測定し
て自エリア内に存在するかどうか決めていたため、２つ
以上の基地局が、同時に所定レベルを越えて検出した場
合、相互通信によりどちらのエリアに属するか決定しな
ければならなかった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の移動端末の位置確認方式は、それぞれ固有のキ
ャリアを割当てられた複数の基地局を有する移動通信シ
ステムの移動端末の位置確認方式において、前記複数の
基地局からのそれぞれの固有キャリアを受信し分離する
信号キャリア受信手段と、分離された各固有キャリアの
レベルを比較する比較手段と、レベルの比較結果に基づ
いて最近の基地局を判定し対応するキャリアを指定する
判定手段と、指定されたキャリアを使用し前記最近の基
地局に対し自己の移動端末識別番号を付加した位置登録
要求信号を送出する位置登録要求信号送出手段とを有す
る移動端末と；自己のキャリアによる前記移動端末から
の前記位置登録要求信号を受信し前記移動端末識別番号
の移動端末が自己のエリアに所属すると認識し登録する
位置登録手段を有する基地局とから構成されている。

また、上記構成において、前記移動端末が、前記各基地
局からの各固有キャリアのレベルの比較結果を周期的に
蓄積すると同時に前周期の比較結果と比較し、変化があ
れば、前記最近の基地局が変わったと判定し新しい基地
局に対応するキャリアを指定し、旧基地局番号を付加し
て前記位置登録要求信号を送出し、前記基地局が、前記
位置登録要求信号とともに前記旧基地局番号を受信する
と、前記位置登録要求信号を送出した移動端末を自己に
登録すると同時に、前記旧基地局番号に対応する旧基地
局に対しこの移動端末の登録の取消しを通知する構成と
することもできる。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。移動端
末１は、移動端末本体部１７の他に、空中線１０ａを送
受信に共用する空中線共用回路１０と、無線電波を受信
する受信回路１１と、信号キャリアのみを受信する信号
キャリア受信回路１２と、複数の信号キャリアを比較し
最大のキャリアを比較決定するキャリア比較回路１３と
、キャリアが変わったか、すなわち基地局２が変わった
かを周期的に判定するキャリア判定回路１４と、自己の
位置登録を基地局２へ要求するための位置登録信号を作
成する位置登録要求信号送出回路１５と、無線電波を送
信する送信回路１６とから構成される。

基地局２は、基地局本体部２４の他に、空中線２０ａを
送受信に共用する空中線共用回路２０と、移動端末１か
ら電波を受信する受信口ｌ￥８２１と、移動端末１へ電
波を送信する送信回路２３と、移動端末１からの位置登
録信号を受信し基地局本体部２４に位置登録を行なう位
置登録信号制御回路２２とから構成される。

次に動作について順を追って説明する。

複数の基地局２は、基地局本体部２４で決定された固有
の信号キャリアを送信回路２３、空中線共用回路２０を
通して移動端末１へ送信する。ある移動端末１では、複
数の基地局２からの信号キャリアを空中線共用口Ｅｌ＠
　１０を通して受信回路１で受信すると、一般の通話デ
ータと信号データとを分離し、通話データを移動端末本
体部１７へ、信号データを信号キャリア受信回路１２へ
送出する。信号キャリア受信回路１２では、複数の基地
局２が送信した信号キャリアを分離し、そのキャリア単
位にキャリア比較回路１３へ送出する。キャリア比較回
路１３では、分離されたキャリアの受信レベルを測定し
て相互比較を行ない、最大のキャリアの識別番号をキャ
リア判定回路１４に送出する。キャリア判定回Ｆｌ＠　
１４は、対応する基地局２のキャリアを指定して位置登
録要求信号送出回路１５を起動する。その後もキャリア
判定回路１４では、示されたキャリアの識別番号を周期
的に蓄積すると同時に、前周期の識別番号と比較し、同
じであれば何もせず、もし差があれば、基地局２が変わ
ったと判定し、新しい基地局番号を選択し、この基地局
２に対応したキャリアを指定し、旧基地局番号をともに
通知して、位置登録要求信号送出回路１５を起動する。

位置登録要求信号送出回路１５では、基地局のキャリア
指定を受けると、自移動端末識別番号（ＩＤ）と、旧基
地局番号が指定された場合はその番号とを付加した位置
登録要求信号を送信回路１６．空中線共用回路１０を通
して送信する。

一方、移動端末１から送信された信号は、基地局２の空
中線共用回路２０を通して受信回路２１にて受信され、
位置登録要求信号と一般の通信データと分離され、一般
の通信データは基地局本体部２４へ送出され、位置登録
要求信号は位置登録信号制御回路２２へ送出される。位
置登録信号制御口Ｆ！１１２２ては、移動端末１から受
信した移動端末識別番号及び旧基地局番号を基地局本体
部２４へ送出する。基地局本体部２４では、この移動端
末１の自局的所属を登録すると、同時に、旧基地局番号
が指定された場合は、その旧基地局２に対し該移動端末
１の所属の取消しを行なう。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、移動端末側で所属する基
地局を決定し、移動端末から決定した基地局を指定して
位置登録を行なうことにより、移動端末の位置を容易に
確認できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。 １・・・移動端末、２・・・基地局、１０．２０・・・
空中線共用回路、１０ａ、２０ａ・・・空中線、１１゜
２１・・・受信回路、１２・・・信号キャリア受信回路
、１３・・・キャリア比較回路、１４・・・キャリア判
定回路、１５・・・位置登録要求信号送出回路、１６゜
２３・・送信回路、１７・・・移動端末本体部、２２・
・・位置登録信号制御回路、２４・・・基地局本体部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それぞれ固有のキャリアを割当てられた複数の基地
   局を有する移動通信システムの移動端末の位置確認方式
   において、前記複数の基地局からのそれぞれの固有キャ
   リアを受信し分離する信号キャリア受信手段と、分離さ
   れた各固有キャリアのレベルを比較する比較手段と、レ
   ベルの比較結果に基づいて最近の基地局を判定し対応す
   るキャリアを指定する判定手段と、指定されたキャリア
   を使用し前記最近の基地局に対し自己の移動端末識別番
   号を付加した位置登録要求信号を送出する位置登録要求
   信号送出手段とを有する移動端末と；自己のキャリアに
   よる前記移動端末からの前記位置登録要求信号を受信し
   前記移動端末識別番号の移動端末が自己のエリアに所属
   すると認識し登録する位置登録手段を有する基地局とか
   ら構成されることを特徴とする移動端末の位置確認方式
   。 ２、前記移動端末が、前記各基地局からの各固有キャリ
   アのレベルの比較結果を周期的に蓄積すると同時に前周
   期の比較結果と比較し、変化があれば、前記最近の基地
   局が変わったと判定し新しい基地局に対応するキャリア
   を指定し、旧基地局番号を付加して前記位置登録要求信
   号を送出し、前記基地局が、前記位置登録要求信号とと
   もに前記旧基地局番号を受信すると、前記位置登録要求
   信号を送出した移動端末を自己に登録すると同時に、前
   記旧基地局番号に対応する旧基地局に対しこの移動端末
   の登録の取消しを通知することを特徴とする請求項１記
   載の移動端末の位置確認方式。