JPH04123533A - 位置登録制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は位置登録制御方式に係り、特に自動車電話等の
移動局に対してサービスエリア全体で呼び出すには膨大
な呼び出し用チャネルが必要となるために一斉呼び出し
エリアを実現可能な程度の大きさに制限する必要があり
、移動局がどの一斉呼び出しエリアにいるかを基地局に
対して登録しておく位置登録制御方式に関する。

〔従来の技術〕

自動車電話方式に代表される小ゾーン構成移動通信方式
において、位置登録エリアの構成はそのシステム内の全
ての移動局て共通である。このような方式において、加
入者数密度の増加に対処するために小ゾーン化か進めら
れると一般的に発着信接続制御よりも位置登録制御のた
めの信号量が制御チャネルを圧迫する。

従来の方式は位置登録エリア境界のゾーンで、位置登録
トラヒックと一斉呼び出し信号トラヒックがバランスす
るように位置登録エリアの大きさを最適化していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかるに、位置登録エリアの大きさを最適化しても其以
外のゾーンでは上りのチャネル容量か余っているのにも
かかわらず、下りの一斉呼び出し信号トラヒックのため
にエリア境界ゾーンとほぼ同数の制御チャネルが必要と
なり、周波数利用率だけてなく制御チャネル用の送受信
装置の所要数の点ても効率が恕いという問題があった。

本発明は上記の点に鑑みなされたもので全ゾーンで上下
のチャネル容量かバランスした無駄かな（送受信装置か
効率よく利用できる位置登録制御方式を提供することを
目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図を示す。本発明はサービス
エリアを複数の基地局３０がカバーする無線ゾーンで構
成し、複数の無線ゾーンで位置登録エリアを構成し、移
動局４０が位置登録エリアを越えて移動した場合に基地
局側３０に位置登録エリアの変更を登録し、その移動局
４０に対する通信の要求が生じた時に基地局側３ｏに登
録された位置登録エリア内の無線ゾーンで一斉呼び出し
を行う小ゾーン構成移動通信において、基地局側３０で
位置登録群分は数を設定する位置登録群分は設定手段３
１と、移動局側４ｏで基地局側３゜からの報知情報を受
信し、報知情報内の群分は数と予め記憶してある移動局
固有の群分は用番号とから群番号を算出する群番号算出
手段４１と、移動局側４０で基地局からの報知情報中の
複数の位置コード内の自群用のコードをみて移動局が予
め記憶しているコードと一致していない場合には基地局
側３０に位置登録要求信号を送信し、位置登録制御を行
い、位置コードを更新して記憶するコード更新手段４２
と、基地局側３ｏが一斉呼び出しを行う場合は、少なく
とも、該当する移動局４０の位置コードをホームメモリ
局１ｏから検索し、群番号を算出し、群番号と位置コー
ドから該当する移動局４０が在圏するエリアに対応する
基地局３０を特定し、基地局３ｏより一斉呼び出しを行
う一斉呼び出し手段３２とを有し移動局側４ｏとの接続
制御を行う。

〔作用〕

第２図は本発明の移動局側と基地局３０側の動作のフロ
ーチャートを示す。本発明は移動局４゜に対する位置登
録群分は数を基地局３０側から設定できる構成である。

移動局４ｏ側は固有の群分は用番号を記憶しており、基
地局３ｏ側からの報知情報を受信しくステップ２０１）
、その中の群分は数と移動局４０の群分は用番号から群
番号を算出する（ステップ２０３）。移動局４ｏは群番
号を算出した後、報知情報の複数の位置コードの中の自
群コードとそのコードか予め記憶しているコードと比較
して（ステップ２ｏ５）一致していないときは位置登録
要求信号を基地局３ｏに送信して通常の位置登録制御を
行い（ステップ２゜７）、更新したコードを記憶する（
ステップ２゜９）。

従って、基地局３０側で一斉呼び出しを行う場合には、
ホームメモリ局１０から位置コードを検索しくステップ
２］］）、位置コードの中の群分は用番号から移動局４
０と同様の処理演算を行って群番号を算出しくステップ
２１３）、群番号と位置コードからその移動局４０か在
圏するエリア内の基地局３０を特定できるので（ステッ
プ２１５）、それらの基地局３０から一斉呼び出し信号
を送出して行うことにより（ステップ２１７）、位置登
録エリア境界の特定のゾーンに位置登録トラヒックか集
中することを回避する。

〔実施例〕

第３図は本発明の第１実施例のシステム構成を示す。本
実施例では一般の自動車電話方式を例にとって説明する
。同図において、移動通信制御局１０１は複数の基地局
を制御すると共に固定電話網とのインタフェースを受は
持つ局である。ホームメモリ局１０２は移動局か登録さ
れている局である。同図中、移動通信制御局１０１は無
線ゾーン１０９〜１１４の基地局１０３〜１０８を制御
している。いま、移動局１１５か無線ゾーン１１０に在
圏している。これを例として説明する。移動局１１５に
該当している基地局１０４は移動局１】５に対して位置
登録用のコードを報知し、移動局１１５はゾーン移行時
の位置登録コートが変化すると、位ｒＩ！、登録制御を
行う。即ち、移動局】】５が基地局】０４に対して位置
登録要求信号を送信し、基地局１０４ては移動通信制御
局１０１を経てホームメモリ局１０２にその移動局１１
５の位置コードを更新する。

その移動局１１５に対して固定網側から通信の要求かあ
った場合にはホームメモリ局１０２の位置コードにより
その移動局１１５が在圏する位置登録エリアを知り、そ
のエリア内の基地局１０４から一斉呼び出し７信号を無
線ゾーン１１０に送信して、その中の移動局１１５から
応答を受信することにより、その移動局１１５か在圏す
る無線ゾーンを特定して、接続制御を行う。本実施例の
場合は無線ゾーン１１０を特定する。

第４図は本発明の第１実施例における位を登録用報知情
報の構成を示す。本実施例では位置登録制御は数を基地
局側から設定できる構成としている。

移動局１１５は待ち受は時に以下の様な動作を行う。移
動局１１５は固有の群分は用番号を記憶しており、基地
局】０４から報知情報を受信し、報知情報内の群分は数
と固有の群分は用番号とから群番号を算出する。この群
番号の算出方法は移動局固有の群番号を群分は数でモジ
ュロ演算を行った結果を群番号とする等の定められた処
理で行う。

群分は番号として移動局ＩＤ、または、その−部から一
定の処理で算出される番号を用いてもよい。

群番号を算出した後、基地局１０４からの報知情報中の
複数の位置コードの内の自群用のコードとその位置コー
ドが前に記憶している位置コードと一致していないこと
を検出した場合は位置登録エリアか移行したことを意味
するので、位置登録要求信号を送信し、通常の位ｒＩｔ
登録制紳を行い、更新し、その位置コードを移動局１１
５内のメモリに記憶する。

また、基地局側１０４での位置登録制御は通常の方式と
同じ動作で実現できるが、位置登録要求信号の中に位置
コートを含めない場合は、移動局３１５と同じ処理によ
り、移動局群番号を算出し、その基地局１０４の複数の
位置コードの内から該当する位置コードを選択して、そ
の位置コードをホームメモリ局１０２のホームメモリに
記憶する。

次に基地局１０４で一斉呼び圧しを行う場合について説
明する。先ず、ホームメモリ局１０２のホームメモリを
アクセスし、該当する移動局１１５の位置コードと群分
は用番号を知る。

また、このとき群分は用番号が移動局ＩＤから算出でき
る構成の場合には群分は用番号をボームメモリ局１０２
のホームメモリに記憶することはない。移動局ＩＤを使
用しない場合は群分は用番号から移動局１１５と同じ処
理演算で群番号を算出し、群番号と位置コードからその
移動局１１５が在圏するエリア内の基地局３０４を特定
できるので、それらの基地局から一斉呼び出し信号を送
出する。

第５図は本発明の第１実施例における位置登録エリアの
構成を示す。同図中（Ａ）は無線ゾーンの配置を示して
いる。このとき、報知情報の各群の位置コードの一部か
一致する場合には、縮退した表現で表すことができる。

例えばゾーン１０．１１においては同図（Ｆ）の各ゾー
ンの報知情報の内容を参照すると全群の位置コードか同
じなので、群分は数を１として位置コードを１つだけ表
示すればよい。この縮退化した表現でも移動局は同じ動
作を行う。

第５図の（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）、（Ｅ）はそれぞれ第
４図の位置登録エリアに対応しており、同図（Ｂ）は１
群用位置登録エリア、（Ｃ）は２群用位置登録エリア、
（Ｄ）は３群用位置登録エリア、（Ｅ）は４群用位置登
録エリアを示している。（Ｇ）は各無線ゾーンの所要チ
ャネル数である。簡単のため１次元的なゾーンの配置で
示している。これは４群分けの例であり、移動局か無線
ゾーンを移行し、第３図中、左から右に走行してきた場
合、１群の移動局は無線ゾーン（Ａ）に示すゾーン４、
ゾーン１２て位置登録を行い、２群の移動局はゾーン６
、ゾーン１４て位置登録を行い、３群の移動局はゾーン
８、ゾーン１６て位置登録を行い、４群の移動局はゾー
ン１０、ゾーン１８で位置登録を行う。

次に基地局が一斉呼び出しを行う場合の一斉呼び出し信
号を送信するゾーンの特定の方法について説明する。先
ず、位置コード、群番号と呼び出しゾーンの対応を予め
テーブルにしておき、そのテーブルを参照することによ
り、容易に実現できる。

第６図は一斉呼び出し信号送出先の対応図を示す。同図
は第４図に対応しているテーブルを示す。

例えば位置コードか“２”の移動局に対する一斉呼び出
しは、その移動局の群番号が“１”の場合は一斉呼び出
し信号送出先ゾーン番号は“４〜１１”、群番号が“２
′の場合はゾーン番号“６〜１３″に一斉呼び出し信号
を送出すればよいことか第６図のテーブルよりわかる。

なお、本実施例は第３図に示すシステム構成の場合を示
しているか、移動通信制御局、基地局等がさらに複数の
ノードに分かれている場合は、例として、移動通信制御
局の配下に複数の制御装置が接続され、その各制御装置
が複数のゾーンを構成している場合、１つの基地局がセ
クタ化された複数のセクタ化ゾーンをカバーしている場
合でも、各ノードに同様の対応テーブルを予め設けるこ
とにより、−斉呼び出し、信号の各ゾーンへの送信は特
に複雑な制御を必要とせずに実現できる。

また、複数の移動通信制御局に跨がって位置登録エリア
が構成されている場合でも、代表となる移動通信制御局
から、必要な移動通信制御局へ一斉呼び出し信号を送出
する対応テーブルを設ければよい。

また、第５図（Ｇ）に示すように本発明においては、位
置登録トラヒックが各ゾーンに平均的に配分され、所要
の制御チャネル数が少なくてよい。

同図中ａ、ａ’は従来の場合の所要チャネル数を示して
おり、位置登録エリアは本発明の第１群の１種類のみの
場合である。このとき従来の位置登録トラヒックはゾー
ン３．４．１１．１２に集中し、その他のゾーンでは主
に発着信接続制御のための信号トラヒックのための制御
チャネルが必要なだけであり、一般に極小ゾーン化され
たシステムでは、位置登録トラヒックに比へてこのトラ
ヒックは低い。

この特定のゾーンのみに制御チャネルを多く配置すれば
よいのであるか、２次元的な周波数配置を考えると、通
常の周波数の繰り返し単位数に近い周波数が結局必要に
なり、制御チャネルの周波数利用率が著しく劣化する。

しかしながら、本発明のこの例においては所要チャネル
数か１／４程度に軽減できる。特に、制御チャネル構成
として、−斉呼び出し用チャネルとその他の接続制御チ
ャネルを同一のチャネルで構成する効率的な方法を用い
た場合には、効果か著しい。

この制御チャネル構成は一斉呼び出しか、多くの無線ゾ
ーンに同じ情報を送信するためゾーン当たりのスルーブ
ツトか低いこと、上りチャネルかランダムアクセスで一
般に下りチャネルに比べて低スルーブツトであることに
着目し、この−斉呼び出し用チャネルとその他の接続制
御チャネルの２つを１つのチャネルの上り下りに配置し
た方法である。この方法は全ゾーンで上り、下りのチャ
ネル容量がバランスした無駄の無い使用法か可能であり
送受信装置を効率よく設置できる。

なお、実施例では群番号を群分は用番号と基地局側から
の群分は数の報知情報により算出する方法で説明したか
、固定的に移動局とホームメモリ局のホームメモリに記
憶しておく方法でもよい。

また、運用の途中て基地局側から移動局に対して群番号
の変更を行い、ホームメモリ局のホームメモリの情報も
変更する方法も組み合わせて使用する方法もある。

また、移動局のエリア移動のための位置登録エリア境界
バタツキを回避するために、位置登録エリアを多重化し
て、位置登録の場所にヒステリシスをもたせる方法（特
願平１−２２７５９８）か提案されているか、この方法
と組み合わせることも可能である。

上記の方法を第２実施例として説明する。第７図は本発
明の第２実施例における報知情報の構成を示す。群分は
数か２、群内の多重数か２の場合である。移動局の動作
は第１実施例の群番号算出方法と同様に群番号ｇをを算
出した後、自群用の位置コードＬｇ１．Ｌｇ２のみに着
目する。記憶している位置コードＬＯかそのいずれにも
該当しない場合は位置登録を行い、ＬｇｌをＬＯとして
記憶する。

第８図は本発明の第２実施例における位置登録エリアの
構成を示す。（Ａ）は無線ゾーンの配置を示し、（Ｂ）
は１群用位置登録エリア、（Ｃ）は２群用位置登録エリ
ア、（Ｄ）は各ゾーンでの報知情報の内容を示す。第８
図（Ｄ）で示したように基地局から移動局への報知情報
の位置コードは奇数エリアの境界では偶数コードを、偶
数エリアの境界では奇数コードとする。第８図（Ｄ）に
おいて、１群の移動局の第７図に示す位置コードのＬｌ
ｌとＬ１２のコードを常に監視しており、自局で記憶し
ている位置コードがＬｌｌ又は、Ｌ１２のいずれとも異
なる場合にのみ、例えば位置コードＬｌｌを位置エリア
に登録する。

例えばエリア３に登録した移動局が無線ゾーン“８”に
おり、その位置から右に走行した時、第１群の移動局の
場合は、ゾーン“１２“で位置登録を行い、その後、方
向を左に変えて走行した場合にはゾーン“７”に戻った
ところで位置登録を行う。

第２群のエリア３に登録した移動局の場合はゾーン“８
”にいるとすると、その位置から右に走行した時、ゾー
ン“１４”で位置登録を行う。これらの場合、ヒステリ
シスをもたせる方法も位置登録トラヒックの特定ゾーン
への集中を避ける効果をもっているが、本発明との組合
せによりさらにきめ細やかな位置登録の設計か可能にな
る。

また、トラヒックテーパか存在する場合への適用の困難
さや、移動局か直線方向に走行した場合は位置登録トラ
ヒックがかえって増加するため、制御信号トラヒックも
増加する。制御信号トラヒックに対する加入者かジグザ
ク走行を行うか直線的な走行をするかによって、トラヒ
ックへの依存性が高くなり、所要チャネル数が多くなり
設計か複雑になる。また、位置コードの種類か多く必要
になる等のヒステリシスをもたせる方法の不利な点があ
るのに対し、本発明とヒステリシスをもたせる方法を組
み合わせて実施し、多重数、群分は数を加入者数等によ
り地域によって使い分けることて欠点を補うことかでき
る。

〔発明の効果〕 上記のように本発明によれば移動局を群分けし、群によ
って異なる位置登録エリアを構成するので、送受信装置
を位置登録エリア境界の特定ゾーンに位置登録エリアに
トラヒックが集中するのを回避できる。従って、所要の
制御チャネル数を低減できる。

また、全ゾーンで上下のチャネル容量かバランスした無
駄の無い使用法が可能であり、送受信装置を効率良く設
置できるため実用上有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は本発明の移動局側と基地局側の動作のフローチ
ャート、 第３図は本発明の第１実施例のシステム構成図、第４図
は本発明の第１実施例における位置登録用報知情報の構
成を示す図、 第５図は本発明の第１実施例における位置登録エリアの
構成を示す図、 第６図は一斉呼び出し信号送出先対応図、第７図は本発
明の第２実施例における報知情報の構成を示す図、 第８図は本発明の第２実施例における位置登録エリアの
構成を示す図である。 １０・・・ホームメモリ局、２０・・・移動通信制御局
、３０・・・基地局、３１・・・位置登録群分は設定手
段、３２・・・−斉呼び出し手段、４０・・・移動局、
４１・・・群番号算出手段、４２・・・コード更新手段
、１０１・・・移動通信制御局、１０２・・・ホームメ
モリ局、１０３〜１０８・・・基地局、１０９〜１１４
・・・無線シン、１１５・・・移動局。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 サービスエリアを複数の基地局がカバーする無線ゾーン
   で構成し、複数の無線ゾーンで位置登録エリアを構成し
   、移動局が位置登録エリアを越えて移動した場合に基地
   局側に位置登録エリアの変更を登録し、該移動局に対す
   る通信の要求が生じた時に該基地局側に登録された位置
   登録エリア内の無線ゾーンで一斉呼び出しを行う小ゾー
   ン構成移動通信において、 前記基地局側で位置登録群分け数を設定する位置登録群
   分け設定手段と、 前記移動局側で前記基地局側からの報知情報を受信し、
   該報知情報内の群分け数と予め記憶してある移動局固有
   の群分け用番号とから群番号を算出する群番号算出手段
   と、 前記移動局側で前記基地局からの該報知情報中の複数の
   位置コード内の自群用のコードをみて該移動局が記憶し
   ているコードと一致していない場合には、基地局側に位
   置登録要求信号を送信し、位置登録制御を行い、該位置
   コードを更新して記憶するコード更新手段と、 基地局側が一斉呼び出しを行う場合は、少なくとも、該
   当する移動局の位置コードをホームメモリ局から検索し
   、群番号を算出し、群番号と位置コードから該当する移
   動局が在圏するエリアに対応する基地局を特定し、基地
   局より一斉呼び出しを行う一斉呼び出し手段と を有し移動局側との接続制御を行うことを特徴とする位
   置登録制御方式。