JPH04132068U - 汚れ除去シートの袋体およびその袋体の容器 - Google Patents

汚れ除去シートの袋体およびその袋体の容器

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JPH04132068U
JPH04132068U JP4689191U JP4689191U JPH04132068U JP H04132068 U JPH04132068 U JP H04132068U JP 4689191 U JP4689191 U JP 4689191U JP 4689191 U JP4689191 U JP 4689191U JP H04132068 U JPH04132068 U JP H04132068U
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JP
Japan
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bag
removal sheet
container
sheet
dirt
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Application number
JP4689191U
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English (en)
Inventor
博 永井
剛 磯貝
Original Assignee
エステー化学株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄剤が含浸されるとともに、所定の間隔で
切断ラインが形成された長尺の汚れ除去シートを巻回し
た状態で収納するとともに、押圧されても巻回した汚れ
除去シートが潰れることのない袋体を提供する。 【構成】 洗浄剤が含浸されるとともに、所定の間隔で
切断ライン4が形成された長尺の汚れ除去シート3を巻
回した状態で、かつ、気体を封入した状態で密封するよ
うにした汚れ除去シートの袋体。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は巻回した汚れ除去シートを収納する袋体およびその袋体を収納する 容器に関し、特に、洗浄剤を含浸し、かつ、所定の長さごとにミシン目等の切断 ラインが施されて巻回されている汚れ除去シートを収納する袋体およびその袋体 の容器に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
最近、含浸剤を含浸したシート状物、すなわち、汚れ除去シートを使用してキ ッチン等の油汚れを除去することが行われており、方形状の容器の内部に洗浄剤 を含浸した複数の汚れ除去シートを積層して収容し、使用時に一枚づつ取り出し て清掃に使用することが盛んに行われている。 また、汚れ除去シートとしては上記のようにあらかじめ一枚ずつ切断されてい るものの他に、長尺のものを巻回してロール状にし、これに所定の長さづつミシ ン目等の切断ラインを施し、その切断ラインで切断して使用するようになってい るものもある。
【0003】 そして、内部に収納した汚れ除去シートを使い果たした場合には、容器を廃棄 することなく、新しい汚れ除去シートを収納して再び使用することができるよう になっている。
【0004】 この場合、新しい汚れ除去シートは、あらかじめ所定の長さに切断されて積層 されている物の場合は良いが、巻回されてロール状となっているものの場合には 、搬送過程、販売過程で潰れてしまう場合が多く、このようにロール状のものが 潰れてしまった場合にはミシン目で切断してしまう場合があり、このために容器 内に収納した使用時に、それ以降のものが取り出せなくなってしまうという問題 点を有していた。
【0005】 この考案の目的は、搬送途中および販売中において積み重ねて置いても潰れる のを防止してミシン目から切断されることのない汚れ除去シートの袋体およびそ の袋体をそのまま収納して内部から汚れ除去シートを取り出して使用することの できる容器を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの考案は、洗浄剤が含浸されるとともに、所定 の間隔で切断ラインが形成された長尺の汚れ除去シートを巻回した状態で収納す る袋体であって、この袋体は、前記巻回した汚れ除去シートを内部に気体を封入 した状態で密封することを特徴とする汚れ除去シートの袋体を構成したものであ る。 そして、汚れ除去シートの袋体は、その底部がガゼット状に形成され、内部に 巻回した汚れ除去シートを気体とともに封入した際に前記底部によって自立可能 となっており、また、汚れ除去シートは巻回した際の中心部に位置する端部があ らかじめ引き出されているとともに、その端部をさらに引き出す時には所定の間 隔で設けた切断ラインでは切断されないような構成を有している。
【0007】 また、上記の目的を達成するためにこの考案は、洗浄剤が含浸されるとともに 、所定の間隔で切断ラインが形成された長尺の汚れ除去シートを巻回した状態で 内部に収納した袋体を収納する容器であって、この容器は、自立する長方体状を なすとともに、上面に周面にねじ部が設けられた開口部を有する容器本体と、こ の開口部を覆うとともに、周縁部が垂下してこの垂下した部分の内面に前記開口 部の周面に設けたねじ部と螺合可能なねじ部が設けられている蓋部とを具え、前 記蓋部は、その中央部に汚れ除去シートを引き出し可能な孔が設けられていると ともに、この孔を開閉可能な蓋が設けられていることを特徴とする汚れ除去シー トの袋体の容器を構成したものである。
【0008】 さらに、前記孔は、そこから外方に延びるスリットが設けられた構成を有して いる。
【0009】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、巻回されている長尺の汚れ除去 シートは気体とともに袋体の内部に密封されているので、外力が作用した場合で も巻回した汚れ除去シートが潰れる恐れはまったくない。 また、内部に巻回した汚れ除去シートを収納した袋体の上端部を切断したまま で、袋体とともに容器の内部に収納することができることとなる。
【0010】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1にはこの考案による汚れ除去シートの袋体1が示されていて、この汚れ除 去シートの袋体1は、可撓性のある透明シートを用いて構成され、全体が筒状を なすとともに、両側縁がシールされ、底部の中央部が内方に折り込まれて折り込 み部2が形成された、所謂、ガゼット状に形成され、さらに、この折り込まれた 部分2と表裏面側に位置するシートとの間が、側面から内方に至るに連れて順次 下方になるように湾曲状に接着されており、したがって、袋体1を、その内部を 膨らませた際には、前記ガゼットの部分で形成される底面が湾曲状に形成される ようになっている。
【0011】 そして、上記のように構成した袋体1の内部には、図2に示すように長尺をな すとともに、幅方向に横切った状態のミシン目等の切断ライン4が所定の間隔を 置いて設けられ、かつ、洗浄剤が含浸されている汚れ除去シート3が巻回された 状態で収納され、そして、中心部に位置する端部5が引き出された状態となって いる。
【0012】 すなわち、前記袋体1の内部に巻回された状態の汚れ除去シート3が収納され 、そして、前記袋体1の内部を所望の気体(たとえば、空気)を封入して前記袋 体1を膨張させて上端を密封シールして図3に示す状態にする。
【0013】 この場合、前記袋体1を押圧した場合であっても、内部に収納した汚れ除去シ ート3の巻回物が潰れない程度に気体を封入しておく。
【0014】 したがって、輸送途中、および販売時等に袋体1が押圧された場合でも、内部 に収納した巻回された汚れ除去シート3が潰れる恐れがなく、したがって、潰れ た時に生じる問題点、すなわち、ミシン目等の切断ライン4から切断する恐れが まったくないものである。
【0015】 そして、使用する時には、上端部を切断して開封し、巻回された汚れ除去シー ト3の中心部から一方の端部5を引き出して、所望の長さで切断ライン4から切 断して使用するものである。
【0016】 また、容器は図4および図5に示すように、本体10と蓋体11とから構成さ れている。 前記本体10は上面に円形の開口部12が形成された長方体状をなし、前記開 口部12の外周面にはねじ部13が形成されている。一方、前記蓋体11は中央 部に一端が枢着された状態で開閉可能となっている蓋部14が設けられ、また、 この蓋部14で覆われる中心部に孔15が穿設されるとともに、この孔15の周 縁部にはスリット16が設けられ、前記孔15を拡径可能となっており、さらに 、周縁部を垂下する環状の垂下部17の内面には前記本体10の開口部12の外 周面に設けたねじ部13と螺合可能なねじ部が設けられている。
【0017】 つぎに上記のように構成された容器の内部に巻回した汚れ除去シート3を収納 した袋体1を収納する場合について説明する。
【0018】 まず、内部に巻回した汚れ除去シート3を封入した袋体1の上面を開放し、こ の状態で、前記容器の蓋体11を取り外した容器の本体10の内部に、その開口 部12から挿入する。
【0019】 すると、その状態は図5に示すようになり、こののち、巻回した汚れ除去シー ト3の中心にあらかじめ引き出されている端部5を引き出して前記容器の蓋体1 1の孔15に挿入して外方に取り出し、そして、容器の本体10の開口部12に 蓋体11を螺合する。
【0020】 そして、必要時には蓋体11の蓋部14を開放し、孔15から取り出されてい る汚れ除去シート3の端部5を引き出せば、長尺の汚れ除去シート3が順次引き 出されることになり、必要長さだけ取り出した際には前記切断ライン4で切断で きるので、切断した汚れ除去シートの部分をそのまま使用に供することができる ものである。
【0021】 また、前記汚れ除去シート3を引き出す際に前記孔15によって順次絞られる ことになるために含浸されている洗浄剤が容器の内部に落下するが、巻回された 汚れ除去シート3自体は容器の本体10の内部において上端が開放された袋体1 の内部に位置しているので絞られた洗浄剤は袋体1の内部に貯溜されることにな る。
【0022】 したがって、使用によって汚れ除去シート3が無くなった場合に新しいものと 交換する際には、まず空になった袋体1を容器の本体10から取り除けば、内部 に絞られて余分となった洗浄剤を貯溜した状態で袋体1を取り除くことができ、 容器の本体10の内部は洗浄剤が付着していない清潔な状態に保持できるもので ある。
【0023】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、巻回されている長尺の汚れ除去 シートは気体とともに袋体の内部に密封されているので、外力が作用した場合で も巻回した汚れ除去シートが潰れる恐れはまったくない。
【0024】 また、内部に巻回した汚れ除去シートを収納した袋体の上端部を切断したまま で、袋体とともに容器の内部に収納することができることとなる。
【0025】 したがって、取り出し時に容器の蓋部に孔で絞られるので含浸剤が落下するが 、この含浸剤は容器の内部に直接に貯溜することなく袋体の内部に貯溜されるの で、汚れ除去シートが終了した際には袋体を取り出して新しいものと交換する作 業だけで良く、容器の内部に汚れ除去シートに含浸していた含浸剤が貯溜しない ので衛生的であるという効果を有している。
【0026】 さらに、新しいものを交換する際には、袋体の上端部を切断したのちに容器の 内部に挿入するだけで良い。すなわち、手で汚れ除去シートを触れることなく袋 体を持つだけで交換作業を行うことができ、したがって、交換作業を容易に行う ことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による袋体を示す概略断面図である。
【図2】袋体に収納される汚れ除去シートを示す概略図
である。
【図3】袋体の内部に巻回した汚れ除去シートを気体と
ともに封入した状態を示す概略図である。
【図4】容器本体の内部に巻回した汚れ除去シートを収
納した袋体を位置し、かつ、蓋体を離間した状態を示す
概略斜視図である。
【図5】本体の内部に、巻回した汚れ除去シートを収納
した袋体を収納した状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1……袋体 2……折り込み部 3……汚れ除去シート 4……切断ライン 5……端部 10……本体 11……蓋体 12……開口部 13……ねじ部 14……蓋部 15……孔 16……スリット 17……垂下部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄剤が含浸されるとともに、所定の間
    隔で切断ラインが形成された長尺の汚れ除去シートを巻
    回した状態で収納する袋体であって、該袋体は、前記巻
    回した汚れ除去シートを内部に気体を封入した状態で密
    封することを特徴とする汚れ除去シートの袋体。
  2. 【請求項2】 前記汚れ除去シートの袋体は、その底部
    がガゼット状に形成され、内部に巻回した汚れ除去シー
    トを気体とともに封入した際に前記底部によって自立可
    能となっている請求項1記載の汚れ除去シートの袋体。
  3. 【請求項3】 前記汚れ除去シートは巻回した際の中心
    部に位置する端部があらかじめ引き出されている請求項
    1記載の汚れ除去シートの袋体。
  4. 【請求項4】 前記汚れ除去シートは巻回した際の中心
    部に位置する端部を引き出す時には所定の間隔で設けた
    切断ラインでは切断されないようになっている請求項1
    記載の汚れ除去シートの袋体。
  5. 【請求項5】 洗浄剤が含浸されるとともに、所定の間
    隔で切断ラインが形成された長尺の汚れ除去シートを巻
    回した状態で内部に収納した袋体を収納する容器であっ
    て、該容器は、自立する長方体状をなすとともに、上面
    に周面にねじ部が設けられた開口部を有する容器本体
    と、該開口部を覆うとともに、周縁部が垂下してこの垂
    下した部分の内面に前記開口部の周面に設けたねじ部と
    螺合可能なねじ部が設けられている蓋部とを具え、前記
    蓋部は、その中央部に汚れ除去シートを引き出し可能な
    孔が設けられているとともに、この孔を開閉可能な蓋が
    設けられていることを特徴とする汚れ除去シートの袋体
    の容器。
  6. 【請求項6】 前記孔は、そこから外方に延びるスリッ
    トが設けられている請求項5記載の汚れ除去シートの袋
    体の容器。
JP4689191U 1991-05-24 1991-05-24 汚れ除去シートの袋体およびその袋体の容器 Pending JPH04132068U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020083318A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 株式会社コーヨー化成 個葉取出容器からの取出適性を向上させたウエットティッシュロール包装体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555475U (ja) * 1978-06-26 1980-01-14
JPH01267182A (ja) * 1988-04-18 1989-10-25 Kenji Nakamura ウェットティッシュ包装体
JPH028776B2 (ja) * 1981-05-18 1990-02-27 Shinnenryoyu Kaihatsu Gijutsu Kenkyu Kumiai

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