JPH04132045A - Cd―romホストインターフェイス装置 - Google Patents

Cd―romホストインターフェイス装置

Info

Publication number
JPH04132045A
JPH04132045A JP25286390A JP25286390A JPH04132045A JP H04132045 A JPH04132045 A JP H04132045A JP 25286390 A JP25286390 A JP 25286390A JP 25286390 A JP25286390 A JP 25286390A JP H04132045 A JPH04132045 A JP H04132045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
timing
rom
signal
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25286390A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kobayashi
明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25286390A priority Critical patent/JPH04132045A/ja
Publication of JPH04132045A publication Critical patent/JPH04132045A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ホストコンビ二一夕にCD−ROMディスク
読取装置を接続してCD−ROMディスクのデータを読
出すシステムに用いられるCD−ROMホストインター
フェイス装置に関する。
(従来の技術) 近年、コンパクトディスク方式のディジタルオーディオ
ディスク(CD)が急速に普及しつつある。また最近、
こうしたCDにディジタルオーディオデータばかりでな
くコンピュータ用のデータを記録できるものが各種実現
されている。
その一つにCD −ROM (Compact Dis
k ReadOnly Memory )がある。この
CD−ROMは、音楽用のCDディジタルオーディオデ
ィスク(以下CD−DAディスクと称す。)の基本信号
フォーマットを変更することなく、オーディオデータ領
域にコンピュータデータを記録することが可能とされて
いる。
第4図はこのCD−ROMディスクの物理フォーマット
を示す図である。
同図に示すように、CD−ROMディスクでは、サブコ
ードフレームを基本単位としてオーディオデータ領域を
定めている。このサブコードフレームの1フレ一ム分(
98オーデイオデータフレーム)を1セクタ、1セクタ
を2352バイトとしている。
1セクタの物理フォーマットとしては、現在のところ第
5図に示すように、モード0.1.2の3種類が規定さ
れている。モード0は、CD−ROMディスクのリード
インエリアおよびリードアウトエリア等をCD−ROM
構造とするためのダミーセクタとして使用可能とされて
いる。またモード1およびモード2は実際にデータを記
録できるモードである。これらモード1.2においてユ
ーザが使用できる総データ量は、1デイスクを6o分と
すれば、モード1で540メガバイト、モード2で63
0メガバイトである。またデータ転送レートはモード1
で150にバイト7秒、モード2で171.1にバイト
7秒である。
モード1のセクタは基本的には次のような構成からなる
■CD−DA)ラックのブロック化のための同期データ ■セクタの物理アドレスを指示するブロックアドレスで
あるMINSSEC,BLOCK■データの種類を指示
するMODE ■実コードデータ (2048バイト)■エラー検出・
訂正符号であるEDC,ECCまたモード2のセクタフ
ォーマットにおいては、同期データおよびヘッダを除い
た2336バイトがすべてユーザデータ領域として利用
できるようになっている。
一方、コンピュータ利用技術の進展に伴い、コンピュー
タデータ、グラフィックスデータ、ビデオデータあるい
はオーディオデータ等の複合情報を単一のメディアに統
合し、これらをパーソナルコンピュータ等により統一的
に処理するマルチメディアシステムあるいはハイパー 
メディアシステムにCD−ROMを利用する動きが高ま
っている。
このような動きに対応して、上述したモード2のセクタ
フォーマットを利用して、1枚のCDに複合情報を記録
することを実現した拡張フォーマット(CD−ROMX
A)が提案されている。
第6図はこの拡張フォーマットを示している。
この拡張フォーマットでは、上述のモード2のフォーマ
ットにおけるユーザデータ領域を、8バイトからなるサ
ブヘッダ領域(ファイル番号、チャネル番号、サブモー
ド、コーディング情報の各バイトからなる。)およびユ
ーザデータ領域を含む複数の領域に細分化することで、
コンピュータデータ、ビデオデータおよび圧縮化ディジ
タルオーディオデータ(以下、A D P CM (=
 Adptive DeIta PCM )オーディオ
データと称す。)の複合記録に対応できるようにしてい
る。ここで、データタイプの識別はサブヘッダ内のコー
ディング情報バイトを用いて行われる。またこのフォー
マットにおいて、ADPCMオーディオブロックはにブ
ロック周期(k −4,8,18)でユーザデータ領域
に記録され、このADPCMオーディオブロック間にコ
ンピュータデータブロックま光はビデオデータブロック
が記録されるようになっている。尚、同図(a)はエラ
ー検出・訂正符号EDCSECCを加えた場合の拡張フ
ォーマットを示しており、このフォーマットは、上述し
たモード1のフォーマットと同様、データのエラーレー
トが高い場合に利用される。
CD−ROMディスク読取装置は、CD−ROMディス
クから、ホストコンピュータが指定したセクタデータを
1セクタを単位として読出すものである。このCD−R
OMディスク読取装置とホストコンビ二一夕とは、CD
−ROMホストインターフェイス装置を介してコンピュ
ータ周辺装置の接続に関する標準的な規格であるSC5
I規格(Ssall Computer System
 Interface )に従って接続されており、1
台のホストコンピュータに対してCD−ROMディスク
読取装置を含め計7台まてのデバイスがSC5Iバスを
通じて接続可能とされている。そして5CSI/(ス上
の各デノ(イスは、それそ゛れ自身に割当てられたI 
D (SC8110)によって識別されるようになって
いる。
また、CD−ROMホストインターフェイス装置は、第
7図に示すような複合情報が記録されたCD−ROMデ
ィスクからCD−ROMディスク読取装置が読取ったコ
ンピュータデータをホストコンピュータに引き渡す機能
ばかりでなく、CD−ROMディスク読取装置から読出
されたCD−DAデータ並びにADPCMオーディオデ
ータを再生する機能を有している。
第8図はこのようなCD−ROMホストインターフェイ
ス装置を含むCD−ROMディスク読取システムの構成
を示すブロック図である。
同図において、1はCD−ROMホストインターフェイ
ス装置を示している。このCD−ROMホストインター
フェイス装置1は、5C8Iインタ一フエイス制御回路
2、ブロックバッファメモリ3、バッファメモリ制御回
路4、CD−DAT’−夕処理回路5、時間軸補正メモ
リ6、ADPCMオーディオデータ処理回路7、デコー
ディングメモリ8、データセレクタ9、ディジタル・ア
ナログ変換器10、ローパスフィルタ11、システムク
ロック発生回路12、オーディオデータ処理タイミング
信号発生回路13、およびホストノくスインターフェイ
ス回路14を備えて構成されている。
また、このCD−ROMホストインターフェイス装置1
は、ホストコンピュータ拡張ノ(ス16を介してホスト
コンピュータ17に接続されており、ホストコンピュー
タ17の制御下で、5CSIインタ一フエイス制御回路
2によりS CS I /<スインターフェイス手順が
実行されるようになって(Sる。
さらに、このCD−ROMホストインターフェイス装置
1は、7台のCD−ROMディスク読取装置18〜24
とSC5Iバス25を介して接続されている。
ここで、CD−ROMディスク読取装置18〜24から
CD−ROMホストインターフェイス装置1に、CD−
DAあるいはCD−ROMデータが転送されると、この
データは、5C5Iインタ一フエイス制御回路2並びに
バッファメモリ制御回路4を介してブロックバッファメ
モリ3に格納される。すると、ホストコンピュータ17
は、バッファメモリ制御回路4を介してブロックバッフ
ァメモリ3をアクセスし、格納: でいるデータのタイ
プ、ブロックアドレスを識別判定する。
この結果、格納データがCD−DAデータもしくはAD
PCMオーディオデータであることが判定されれば、ホ
ストコンピュータ17は、このデータをCD−DAデー
タ処理回路5またはADPCMオーディオデータ処理回
路7に転送して、これらに所定のデータ処理を実行させ
る。処理が終了したデータは同期信号(S DATAO
、S BCLKO。
S LRCKOまたはS DATAI 、 S BCL
KI 、 S LRCKI )とともに出力される。出
力データ並びに同期信号は、データセレクタ9にて選択
されてアナログ・ディジタル変換回路10に導口される
。アナログ・ディジタル変換回路10は、入力されたデ
ィジタルオーディオデータをアナログ信号に変換し、こ
れをローパスフィルタ11に送る。ローパスフィルタ1
1は、入力したアナログ信号から可聴帯域外の周波数成
分をカットし、アナログオーディオ信号SAI?、SA
Lとしてオーディオ信号出力端子15に出力する。
一方、ブロックバッファメモリ3に格納されたデータが
ホストコンビエータ17で処理すべきデータであること
が判定されれば、このブロックバッファメモリ3に格納
されたデータは、プロセッサバス26を介してホストコ
ンピュータ17に5PREQ信号とS PACK信号と
のハンドシェイクによりDMA (Direct Me
mory Access)転送される0そして、このデ
ータに基づきホストコンピュータ17はデイスプレィ表
示等の処理を実行する。
ところで、ブロックバッファメモリ3からCD−DAデ
ータ処理回路5へのデータ転送は、5AREQ信号とS
 AACK信号とのハンドシェイクによりバッファデー
タバス27を経由して実行され、CD−DAデータ処理
回路5に転送されたデータは時間軸補正メモリ6に一旦
格納される。この時間軸補正メモリ6に格納されたデー
タは、バイト単位に174.4KH2の速度で連続的に
読出されてCD−DAデータ処理回路5に入力される。
CD−DAデータ処理回路5は、この入力データから1
サンプル16ビツトのシリアルデータS DATAO、
ビット同期クロックS BCLKO並びに44.1KH
2のサンプルクロックS LRCKOを生成して、これ
らの信号をデータセレクタ9に出力する。
また、ブロックバッファメモリ3からADPCMオーデ
ィオデータ処理回路7へのデータ転送は、S CREQ
信号とS CACK信号とのハンドシェイクによりバッ
ファデータバス27を経由して実行され、ADPCMオ
ーディオデータ処理回路7に転送されたADPCMオー
ディオデータはデコーディングメモリ8に一旦格納され
る。ADPCMオーディオデータ処理回路7は、復調ア
ルゴリズムに従ってデコーディングメモリ8に対する読
出しアドレスの生成、データ読出し、ADPCM復調、
並びに16ビツトのシリアルオーディオデータS DA
TAlへのデータ変換を順次実行する。このときADP
CMオーディオデータ処理回路7は、CD−DAデータ
と同様に、シリアルオーディオデータ5DATAIにビ
ット同期クロックS BCLKIとサンプルクロックS
 LRCKIを付加してこれらをデータセレクタ9に送
る。
一方、システムクロック発生回路12は、5C8Iイン
タ一フエイス制御回路2、ノくラフアメモリ制御回路4
並びにオーディオデータ処理タイミング信号発生回路1
3が必要とするシステムクロックS 5YSCKを生成
する。尚、このシステムクロック発生回路12では、振
動子30としてCD−DA系の信号処理システムにて通
常使用される発振周波数16.9344MH2の水晶振
動子を使用して(する。
また、オーディオデータ処理タイミング信号発生回路1
3は、CD−DAデータ処理およびADPCMオーディ
オデータ処理に必要なタイミング信号を生成し出力する
ホストバスインターフェイス回路14は、ホストコンピ
ュータ17から引き出される拡張バス16のバッファリ
ング、拡張バス16上のアドレスデコーディング、チッ
プセレクト信号の生成等を行う。
次にこのシステムの動作の一例として、CD−ROMデ
ィスク読取装置18がCD−ROMディスク上のCD−
DAトラックを読取り、CD−DAデータをSC5Iバ
ス25を通してCD−ROMホストインターフェイス装
置1に転送する場合のオーディオ再生について説明する
まずホストコンピュータ17よりCD−ROMホストイ
ンターフェイス装置1を介してCD−ROMディスク読
取装置18に、CD−DAデータの読取りおよび転送を
指示する’MODE 5ELCT”コマンドが発行され
ると、CD−ROMディスク読取装置18は、CD−D
Aデータブロックのブロック長、バッファフルレシオ、
エラー回復パラメータの設定を行う。
ここで、CD−DAデータのブロック長は、CD−DA
データ2352バイトにサブコードQチャンネルデータ
16バイトを加えた計2368バイトであり、バッファ
フルレシオとしては1が設定される。これはCD−RO
Mディスク読取装置18内のデータバッファに1ブロツ
ク分2352バイトが蓄積されたならば、16バイトの
サブコードロチヤンネルデータを付加してデータ転送を
行い、再びデータバッファに2352バイトが蓄積され
るまでデータ転送を中断することを意味する。また、読
取エラーが発生してもリトライを実行せず、1ブロツク
ずつ連続的にデータ転送が実行できるようにエラー回復
パラメータを設定する。
第9図は2368バイトのCD−DAデータブロックの
構成を示している。同図に示すように、このCD−DA
ブロックのサブコードロチヤンネルデータは、サブコー
ドQチャンネルの3種類のモードmode−1、mod
e−2、mode−3のいずれかのフォーマットを用い
て転送されるようになっている。
尚、このCD−DAデータブロックにおいてCD−DA
データ処理回路5が直接必要とするデー夕はバイ゛ト0
がらバイト2351までのCD−DAデータであり、サ
ブコードQチャンネルデータは、ホストコンピュータ1
7によるCD−DAタデ−ブロックのアドレスチエツク
、再生経過時間表示、再生終了判定等のために使用され
る。
ホストコンピュータ17から第10図に示すフォーマッ
トの“READ (12)”コマンドをCD−ROMホ
ストインターフェイス装置1を通してCD−ROMディ
スク読取装置18に送り、CD−ROMディスク読取装
置18に対してCD−DAタデ−ブロックの読取りおよ
びホストコンピュータ17へのデータブロック転送を指
示する。この場合のSCS Iバス25の動作波形を第
11図に示す。
尚、CD−DAデータはサブコードロチヤンネルアドレ
ス(旧N 、 SEC、FRAME )でディスク上の
アドレスが指示されるが、“READ (12) ”コ
マンドによりCD−ROMディスク読取装置18に渡さ
れる読取り開始アドレスはバイナリ形式であるので、C
D−ROMディスク読取装置18は次式に従って“RE
AD (12) ”コマンドからこれに対応するサブコ
ードロチヤンネルアドレスをサーチする。
論理ブロックアドレス− 60X MIN X 75+ SECX 75+ FR
AME −150第12図はDATA IN PHAS
HにおけるCD−DAタデ−ブロックの転送シーケンス
を示している。
ここで同図と第8図を用いてDATA IN FRAS
Hにおける動作を説明する。
まずDATA IN FRASHにおいてCD−ROM
ディスク読取装置18から最初のCD−DAタデ−ブロ
ックが転送されると、オーディオデータ処理タイミング
信号発生回路13が起動され、タイミング信号がCD−
DAデータ処理回路5に供給される。CD−DAデータ
処理回路5は、このタイミング信号に従ってCD−DA
データの処理を1775See毎に実行する。
一方、CD−ROMディスク読取装置18からSC8I
バズ25を通して転送されたCD−DAタデ−ブロック
はブロックバッファメモリ3に格納される。1ブロツク
のCD−DAデータの格納が完了すると、ホストコンピ
ュータ17は、ブロックバッファメモリ3に格納された
CD−DAタデ−ブロックの中のサブコードQチャンネ
ルデータを読込む。次いでホストコンピュータ17は、
バッファメモリ制御回路4およびCD−DAデータ処理
回路5を操作して、ブロックバッファメモリ3に格納さ
れたCD−DAデータ(2352バイト)を、CD−D
Aデータ処理回路5が管理する時間軸補正メモリ6のメ
モリバンクAの領域に書込む。
メモリバンクAの内容は、タイミング信号発生開始から
1775sec後のB点で周期的に読出され、CD−D
Aデータ処理回路5によってサンプリングR波数44.
IKHz (7)CD−DAテータ信号5DATAOに
変更される。
CD−ROMディスク読取装置18がら次のCD−DA
タデ−ブロックが転送されると、このデータブロックは
、最初のデータブロックと同様にブロックバッファメモ
リ3に格納される。この後、ホストコンピュータ17に
よるサブコード。チャンネルデータの読取りが終了する
と、CD−DAデータ(2352/(イト)が時間軸補
正メモリ6のメモリバンクBの領域に書込まれる。この
メモリバンクBの内容はCの時点で読出される。このよ
うに、時間軸補正メモリ6は2つの領域(メモリバンク
A、B)に分割されており、第12図(7)に示すよう
に、各メモリバンクASBに対しては1775secの
周期で交互に書込みと読出しが行われる。
以後、第10図に示す“READ (12”)“コマン
ドの転送ブロック数フィールドにより指定されたmブロ
ックの処理が終了するまで前述の動作が繰返される。
尚、バッファフルレシオ(−1)を指定してブロックデ
ータの読出しを指定した場合は、ブロックデータ転送開
始時間間隔はほぼ1775secとなる。
ところで、CD−ROMディスク読取装置18とCD−
ROMホストインターフェイス装置1の動作が完全に同
期する、すなわち双方の動作タイミング信号の生成源で
ある水晶振動子の周波数が完全に一致するか、または相
互に整数比の関係にあれば、第12図(1)の再生タイ
ミング信号とCD−ROMディスク読取装置18から転
送されるデータブロックの転送開始タイミングは、DA
TAIN PHASHの最終点まで常に一定の関係を保
っている。
しかしなから、現実の水晶振動子の発振周波数が上述の
関係にあることは皆無であり、CD−DAデータ処理の
進行に伴って、再生タイミング信号とデータ転送開始タ
イミングの時間差△tがプラスあるいはマイナス方向に
累積して行き、ブロックバッファメモリ3からCD−D
Aデータ処理回路5の管理する時間軸補正メモリ6への
転送タイミングのずれ△Tも同様にプラスあるいはマイ
ナス方向に変化・蓄積して行く。
この結果、第13図に示すように、時間軸補正メモリ6
のバンクAまたはバンクBのメモリ領域に対して177
5sec内に読出し動作と書込み動作が同時に発生する
現象が生じ、例えば、プラス方向のタイミングずれ(+
Δt)が累積した場合は、バンクAまたはバンクBの内
容の書き替えが読出し動作よりも遅れるため、以前に書
込んだ内容(例えばブロック#(i−3))の一部が再
度読出されてから新しく書込んだ内容(例えばブロック
#(i−1))が読出されるといった事態が発生する。
逆にマイナス方向にタイミングずれ(−△t)が累積し
た場合は、以前に書込んだ内容(例えばブロック# (
j−1) )が完全に読出されずしかも新しく書込んだ
内容(例えばブロック#(j+1))も一部しか読出さ
れないという事態が生じる。
このような現象が発生すると、再生されたオーディオ信
号は途切れた音として聴えることになり、聴感上不快な
ものとなる。
また、CD−DAデータ再生を実行するアプリケーショ
ンプログラムでは、タイミングずれが大きくならないよ
う長時間の連続再生を避けるようにしており、このこと
がアプリケーションブロクラム制作者の自由度を規制し
ていた。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のCD−ROMホストインターフェイ
ス装置では、CD−ROMディスク読取装置との間で非
同期でデータ転送、オーディオデータ再生を行っている
ため、CD−ROMディスク読取装置から転送されるC
DディジタルオーディオデータまたはADPCMオーデ
ィオデータを再生する場合に、ブロックバッファメモリ
内のCDディジタルオーディオデータまたはADPCM
オーディオデータのオーバーフローあるいはアンダーフ
ローが発生し、再生音の途切れが周期的に発生し、ディ
ジタルオーディオ本来の高忠実度再生とはかけ離れた聴
感上不快な再生音となるという問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり
、CD−ROMディスク読取装置からのブロックデータ
転送タイミングと再生タイミングとを同期化して、音の
途切れが無く良好なディジタルオーディオ再生を長時間
再生においても行うことのできるCD−ROMホストイ
ンターフェイス装置を提供することを目的とする。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明のCD−ROMホストインターフェイス装置は上
記の目的を解決するために、CD−ROMディスク読取
装置から非同期インターフェイスバスを介して転送され
たディジタルオーディオデータを再生する再生手段と、
この再生手段に供給すべきタイミング信号を生成する第
1のタイミング信号生成手段と、CD−ROMディスク
読取装置よりブロック単位のディジタルオーディオデー
タを転送する毎に供給されるデータ転送要求信号から、
各データ転送開始時のタイミング信号を生成する第2の
タイミング信号生成手段と、第1および第2のタイミン
グ信号生成手段によりそれぞれ生成されたタイミング信
号の位相を比較する位相比較手段と、この位相比較手段
による比較の結果得た位相差に応じた周波数のクロック
信号を生成し、このクロック信号を第1のタイミング信
号生成手段のシステムクロックとして出力するクロック
信号生成手段とを具備している。
(作 用) 本発明のCD−ROMホストインターフェイス装置では
、まず第2のタイミング信号生成手段で、CD−ROM
ディスク読取装置よりブロック単位のディジタルオーデ
ィオデータを転送する毎に供給されるデータ転送要求信
号から各データ転送開始時のタイミング信号を生成する
。次に、位相比較手段により、第1および第2のタイミ
ング信号生成手段によりそれぞれ生成されたタイミング
信号の位相を比較し、その位相差をクロック信号生成手
段に送る。クロック信号生成手段は、この位相差に応じ
た周波数でクロック信号を生成し、このクロック信号を
第1のタイミング信号生成手段のシステムクロックとし
て出力する。
したがって、本発明によれば、CD−ROMディスク読
取装置からのブロックデータ転送タイミングと再生タイ
ミングとを同期化でき、この結果、特に長時間再生にお
いて、再生手段によりブロックバッファメモリの同一領
域に対するデータ書込みと読出しが同時に行われること
などによる再生音の周期的な途切れを無くして、良好な
再生音を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る一実施例のCD−ROMホストイ
ンターフェイス装置の構成を説明するためのブロック図
である。尚、この図で第8図と共通する部分には共通の
符号を付しである。
同図に示すように、このCD−ROMホストインターフ
ェイス装置1′は、5C5Iインタ一フエイス制御装置
回路2、ブロックバッファメモリ3、バッファメモリ制
御回路4、CD−DAデータ処理回路5、時間軸補正メ
モリ6、ADPCMオーディオデータ処理回路7、デコ
ーディングメモリ8、データセレクタ9、ディジタル・
アナログ変換回路10、ローパスフィルタ11、オーデ
ィオデータ処理タイミング信号発生回路13′ホストバ
スインターフエイス回路14’ 、DATAIN PH
ASE検出回路31、リトリガブルモノマルチバイブレ
ータ(以下、モノマルチと称す。)32、ANDゲート
33、位相比較器34、ローパスフィルタ35、電圧可
変周波数発振回路(以下、vcxoと称す。)36から
構成されている。
尚、上記のローパスフィルタ35は、抵抗37.38.
39.40.41、コンデンサ42.43、および増幅
器44から構成されている。またモノマルチ32の出力
パルス幅は、コンデンサ45と抵抗46とによって決ま
る。
また、このCD−R,0Mホストインターフェイス装置
1′には、ホストコンピュータ拡張バス16を介してホ
ストコンピュータ17が接続されており、ホストコンピ
ュータ17の制御下で5csIインタ一フエイス制御回
路2を制御−してscs■バスインターフェイスのイン
ターフェイス手順が実行されるようにな−っている。さ
らに、このCD−ROMホストインターフェイス装置1
′には、オーディオ出力端子15を介して拡声のための
アンプ28およびスピーカ29a、29bが外部に接続
されている。
本実施例において、SCS Iバス25を構成する制御
信号線ノウち、5M5G 、 SC/D 、 S Il
o並びに5REQ(データ転送要求)の各信号はDAT
A IN PHASE検出回路31に入力される。5C
8Iインターフェイステハ1.mhう5M5G 、 S
C/D 5SI10の各信号の状態によってそれぞれ情
報転送フココテ、DATA IN FHASE検出回路
31は、5M5G−1、SC/D−1,5170−0を
検出するとrDATA IN PHASE Jを判定し
、その判定結果をS REQ信号の立ち下がりでタイミ
ングを取り直した上で5DTIN信号としてANDゲー
ト33に出力する。
一方、モノマルチ32へはS REQ信号(データ転送
要求信号)が入力され、モノマルチ32はこのS RE
Q信号の立ち下がりでトリガする。尚、モノマルチ32
の時定数は、DATA IM PHASHにおいてCD
−DAデータをバースト転送する際のS REQ信号の
繰返し周期より十分に大きく(3〜5倍)なるように設
定することで、S REQ信号のエンベロープを再生で
きるようにしている。
モノマルチ32の出力S TRGはANDゲート33に
出力される。したがって、このS TRG信号はDAT
A IN PHASH時のみ有効とされてS ENV信
号として出力される。
但し、DATA IN PHASE時以外では、ホスト
バスインターフェイス回路14′から出力される制御信
号SCによりDATA IN PHASE検出回路31
の機能が停止され5DTIN信号は0となるため、AN
Dゲート33の出、力S ENVも0となる。
このANDゲート33からのS ENV信号は位相比較
器34の基準入力端子fRに供給される。
一方、オーディオデータ処理タイミング信号発生回路1
3′により生成された信号S 75H2も位相比較器3
4の他方の基準入力端子fVに供給される。
第2図にこの位相比較器34の位相比較特性を示す。同
図から分るように、fR端子入力(S ENV 信号)
 +:対しテf V端子入力(S 75H2信号)が進
み位相となると、位相比較器34の出力は“H2レベル
に、遅れ位相となると“L”レベルとなり、同位相時に
はノ1イインピーダンスとなる。
位相比較器34の出力はローパスフィルタ35に供給さ
れ直流化される。尚、このローノくスフイルタ35では
抵抗40および抵抗41によって定常動作時の位相差が
設定されている。
この後、ローパスフィルタ35の直流電圧出力SVCは
VcXO36(7)VCONTC0NT端子れる。
VCXO36は、V C0NT端子に入力された直流電
圧レベルで発振周波数が変化するクロ・ツク信号を生成
する。尚、このVCXO36では、振動子46にLiT
a(リチウム・タンタレート)振動子を採用し、これに
より±0.1%の可変範囲を得ている。
またDATA IN PHASE以外では、トランジス
タ47のベースに、ホストバスインターフェイス回路1
4′より“H”レベルの制御信号S STPが加えられ
るため、ローパスフィルタ35の出力電圧は最大出力と
なり、VCXO36の発振周波数も最大となる。
このように、位相比較器34、ローハスフィルタ35お
よびV CX O36ニより、S ENV信号を基準入
力とし、S 75H2信号を比較入力とする位相同期可
変周波数発振器が構成されている。
さて、バッファフルレシオを指示してCD−ROMディ
スク読取装置から1ブロツクずつデータを転送させる場
合、CD−ROMホストインターフェイス装置1′が、
1ブロツクのデータの転送をl/75secより十分早
く完了するように応答信号(アクノリッジ信号)をCD
−ROMディスク読取装置に返すことができるならば、
S REQ信号列のエンベロープをモノマルチ32によ
り再生すると、その立ち上がりの周期はほぼ1 / 7
5secとなる。
したがって、DATA IN PHASH時において、
S ENVを基準入力として位相同期可変周波数発振器
により生成されたシステムクロックS 5YSCKでオ
ーディオデータ処理タイミング信号を生成すれば、タイ
ミングずれは、vcxo発振周波数のアップ/ダウンに
より修正されるので、時間軸補正メモリ6に対するCD
−DAデータブロックの書込みと読出しとの時間関係を
一定に保つことができる。これにより、同一メモリバン
クに対する読出し動作と書込み動作が同時に発生するこ
とはなくなる。
尚、位相比較の基準点は、第3図に示すように、ブロッ
クデータ転送時のデータ転送開始を指示するS EVN
信号の立ち上がりとしている。
また、VCXO36が大幅な位相変化に対してのみ応答
するようローパスフィルタ35の時定数は設定されてい
る。
この結果、CD−DAディスク読取装置より5C3Iバ
ス25を経由して非同期で転送されるCD−DAデータ
を長時間再生しても、再生音の周期的な途切れは無くな
り、聴き易く高品位の再生音が得られる。
また、ADPCMオーディオの再生を実行した場合も、
CD−DA再再生場合と同様の動作を行うことにより、
良好な再生音を得ることができる。
尚、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々に変形し
て実施することができる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明のCD−ROMホストインタ
ーフェイス装置によれば、CD−ROMディスク読取装
置からのブロックデータ転送タイミングと再生タイミン
グとを同期化でき、この結果、特に長時間再生において
発生する確率の高かった再生音の周期的な途切れを無く
して、安定した高品質の再生音を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のCD −ROb1ホス
トインターフェイス装置の構成を説明するためのブロッ
ク図、第2図は第1図における位相比較器の位相比較特
性を示す図、第3図は第1図のCD−ROMホストイン
ターフェイス装置の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、jiJ図はCD−ROMディスクの物理フォー
マットを示す図、第5図は第4図のCD−ROMディス
クのセクタ構造を示す図、第6図は第5図のセクタ構造
におけるユーザーデータ領域の具体的利用方法を説明す
るための図、第7図は複合情報をCD−ROMディスク
に記録する場合のデータ配置を示す図、第8図は従来の
CD−ROMホストインターフェイス装置の構成を説明
するためのブロック図、第9図はCD−DAデータブロ
ックの構造を示す図、第10図はREAD(12)コマ
ンドのフォーマットを示す図、第11図はREAD(1
2)コマンド実行時の5C8Iハスの動作を示すタイミ
ングチャート、第12図は第8図のCD−ROMホスト
インターフェイス装置のCD−DAデータ再生を説明す
るためのタイミングチャート、第13図は従来の問題点
を説明するためのフローチャートである。 1′・・・CD−ROMホストインターフェイス装置、
2・・・SCS Iインターフェイス制御回路、3・・
・ブロックバッファメモリ、4・・・バッファメモリ制
御回路、5・・・CD−DAデータ処理回路、6・・・
時間軸補正メモリ、7・・・ADPCMオーディオデー
タ処理回路、8・・・デコーディングメモリ、10・・
・ディジタル・アナログ変換回路、11・・・ローパス
フィルタ、13′川オ一デイオデータ処理タイミング信
号発生回路、14′・・・ホストバスインターフェイス
回路、15・・・オーディオ出力端子、16・・・・ホ
ストコンピュータ拡張バス、17・・・ホストコンピュ
ータ、25・・・SCS Iバス、26・・・プロセッ
サバス、27・・・バッファデータバス、28・・・ア
ンプ、29a、29b・・・スピーカ、31・・・DA
TA IN PHASB検出回路、32・・・リトリガ
ブルモノマルチバイブレータ、33・・・ANDゲート
、34・・・位相比較器、35・・・ローパスフィルタ
、36・・・電圧可変周波数発振回路(VCXO)、4
6・・・リチウムタンタレート振動子、47・・・トラ
ンジスタ。 出願人     株式会社 東芝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 CD−ROMディスク読取装置から非同期インターフェ
    イスバスを介して転送されたディジタルオーディオデー
    タを再生する再生手段と、この再生手段に供給すべきタ
    イミング信号を生成する第1のタイミング信号生成手段
    と、 前記CD−ROMディスク読取装置よりブロック単位の
    ディジタルオーディオデータを転送する毎に供給される
    データ転送要求信号から、各データ転送開始時のタイミ
    ング信号を生成する第2のタイミング信号生成手段と、 前記第1および第2のタイミング信号生成手段によりそ
    れぞれ生成されたタイミング信号の位相を比較する位相
    比較手段と、 この位相比較手段による比較の結果得た位相差に応じた
    周波数のクロック信号を生成し、このクロック信号を前
    記第1のタイミング信号生成手段のシステムクロックと
    して出力するクロック信号生成手段とを具備することを
    特徴とするCD−ROMホストインターフェイス装置。
JP25286390A 1990-09-21 1990-09-21 Cd―romホストインターフェイス装置 Pending JPH04132045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286390A JPH04132045A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 Cd―romホストインターフェイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25286390A JPH04132045A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 Cd―romホストインターフェイス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132045A true JPH04132045A (ja) 1992-05-06

Family

ID=17243215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25286390A Pending JPH04132045A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 Cd―romホストインターフェイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04132045A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100456250B1 (ko) Cd 플레이어
JPH0612773A (ja) Cd−romプレーヤにおけるオーディオデータの高速再生方法
US6055216A (en) Optical disk player capable of playing back both CD-ROM and CD-DA
JPH0877691A (ja) ディスク再生装置及び信号処理回路
JPH04132045A (ja) Cd―romホストインターフェイス装置
KR100197785B1 (ko) 디스크재생장치
JP4751868B2 (ja) 光ディスク再生装置
JPH0330521A (ja) ディジタル信号デコード装置
US8032728B2 (en) Digital data reproducing apparatus and recording medium
JP2902814B2 (ja) デジタルデータ処理装置
KR100427528B1 (ko) 디스크 재생 시스템
JP3025000B2 (ja) ディジタルデータ再生装置
JP3302896B2 (ja) 誤り訂正回路及びこれを用いたディスク再生装置及びcd−romドライブ
JP2004158065A (ja) デジタルデータ伝送装置
JPH05217339A (ja) データ再生装置
US6687871B2 (en) Digital signal processing apparatus for reproducing optical disc data and optical disc player having the same
JP3546431B2 (ja) ディスク再生装置
JP5247573B2 (ja) デジタルオーディオ再生装置
JPH04205968A (ja) Cd―romデータ転送方式
JPH052451A (ja) デジタルデータ処理装置
JP3107116B2 (ja) ディスク再生装置
JPH01292673A (ja) D/a変換装置
JPH056234A (ja) デジタルデータ処理装置
JP2001195821A (ja) 再生速度誤差補正装置
JP2006190399A (ja) 光ディスク装置のダビングシステム、光ディスク装置のダビング方法、スピンドルモーター制御装置および出力レート制御装置