JPH0413176Y2 - - Google Patents

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JPH0413176Y2
JPH0413176Y2 JP6235584U JP6235584U JPH0413176Y2 JP H0413176 Y2 JPH0413176 Y2 JP H0413176Y2 JP 6235584 U JP6235584 U JP 6235584U JP 6235584 U JP6235584 U JP 6235584U JP H0413176 Y2 JPH0413176 Y2 JP H0413176Y2
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JP6235584U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 従来、感熱紙あるいは熱転写フイルムを用いた
感熱記録装置として、多数の発熱体(ドツト)を
一列に並べてなるライン型のサーマルヘツド(以
下単にサーマルヘツドという)を使用したものが
あり、このサーマルヘツドでは、各ドツトに対応
して設けたシフトレジスタに対してシリアルに1
ライン分の印字データを与え、ストローブ信号に
より、1ライン分まとめて、もしくは複数回に分
けて各発熱体を発熱させることにより印字を行う
ようにしている。
ところで、階調記録、多色記録などを行なうプ
リンタなどに使用される感熱記録装置のサーマル
ヘツドでは、各ドツト毎に発熱量を制御して印字
の濃淡を調整することが要求されるが、シフトレ
ジスタに記憶されている印字データのみによつて
濃淡の調整を行なうことは困難である。
したがつて、上記シフトレジスタを使用して濃
淡を調整する場合には、無発色状態から最も濃い
発色状態に至る加熱工程を複数回に分割し、各工
程毎にシフトレジスタの印字データを入れ換えな
がら加熱工程を繰り返すとともに、各工程の加熱
時間をタイマで制御するといつた複雑な制御が必
要とされている。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、シフトレジスタの書き替え、加熱時
間のタイマ制御等の複雑な操作を行なうことなく
ドツト単位の発熱量の調整を行なうことができ、
小規模かつ簡単な装置構成の感熱記録装置の発熱
体制御装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 サーマルヘツドを構成する多数の発熱体を通電
してそれぞれ発熱させるようにした感熱記録装置
の発熱体制御装置において、前記発熱体の個数に
対応した列数と濃度データのビツト数に対応した
行数の行列を構成するフリツプフリツプフロツプ
群と、記憶モードに対応したモード選択信号が与
えられた場合には、各行毎に、前記濃度データに
おける当該行に対応したビツト位置のデータを第
1列に対応した各フリツプフロツプが取り込み、
かつ、当該行に属する第k−1列(kは2以上の
整数)に対応したフリツプフロツプの記憶データ
を第k列に対応するフリツプフロツプに転送する
シフトレジスタを構成し、印字モードに対応した
モード選択信号が与えられた場合には、各列毎
に、同一列に対応した各フリツプフロツプによる
カウンタを構成するゲート回路群と、前記各列毎
に設けられ、前記印字モードに対応したモード選
択信号が与えられてから、各列を構成する各フリ
ツプフロツプの記憶データが所定値となるまでの
期間、各列に対応した発熱体に駆動信号を供給す
る出力回路群とを具備することを特徴とする。
「作用」 上記構成によれば、記憶モード時においては同
一行に対応した各フリツプフロツプがシフトレジ
スタとして機能し、濃度データのフリツプフロツ
プ群への書き込みが行われる。そして、印字モー
ド時においては同一列に対応した各フリツプフロ
ツプがカウンタとして機能し、各列毎に記憶モー
ド時に記憶した濃度データを初期値とするカウン
ト動作が行われる。そして、各列毎に、印字モー
ドとなつてから当該列に対応した各フリツプフロ
ツプの記憶データが所定値になるまでの期間、対
応する発熱体に対して駆動信号が与えられる。
「考案の実施例」 第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、図中符号Fijで示すものはフリツプフロ
ツプである。これらのフリツプフロツプFijは、
m行n列の行列をなす如く配列されており、各フ
リツプフロツプFijの入力側に設けられた入力側
ゲート回路1、および出力側に設けられた出力側
ゲート回路2により、第1図横方向にはシフトレ
ジスタとして、第1図縦方向にはダウンカウンタ
として機能するようになつている。
上記入力側ゲート回路1には2つのORゲート
OR1,OR2が設けられている。ORゲートOR
1の1つの入力端子には、C/信号、すなわち
フリツプフロツプFij群をシフトレジスタとして
機能させるかダウンカウンタとして機能させるか
を選択するためのモード選択信号が入力され、他
の入力端子には、サーマルヘツド3を構成する発
熱体H1〜Hnのそれぞれの発熱時間(すなわち印
字濃度)をあらわす2進コードの一桁が入力され
るようになつている。また、ORゲートOR2の
1つの入力端子には、OR1と同様にC/信号
が入力され、他の入力端子には、インバータ4を
介して前記2進コードの反転信号が入力されるよ
うになつている。
一方、出力側ゲート回路2は、第2図に示すよ
うにANDゲートAN1,AN2、ORゲートOR3
およびインバータ5からなり、C/信号、クロ
ツク信号φおよびフリツプフロツプFijの出力
が入力されるようになつている。そして、i行目
のフリツプフロツプの出力側ゲート回路2の出力
が、i+1行目のフリツプフロツプのトリガとし
て使用されている。また、第1行目のフリツプフ
ロツプには、クロツク信号φがトリガ信号として
使用されるようになつている。
さらに、第1図符号Fkはフリツプフロツプで
あつて、このフリツプフロツプFkは、サーマル
ヘツド3の各発熱体H1〜Hkそれぞれを駆動する
か否かを示す印字データを記憶するシフトレジス
タとなつている。
次いで、濃度設定動作および印字動作を説明す
る。なお、以下の説明は、濃度データが3ビツト
の2進コードで表された場合(すなわちm=3の
場合)を例にとつて行なう。
() 濃度設定動作 印字装置に設けられているCPU(図示略)から
の指令等により、印字に先立つてC/信号を記
憶モードに切り替えてその出力を“0”とする
と、出力側ゲート回路2のANDゲートAN1の
出力が常に“0”となり、したがつて、すべての
フリツプフロツプFijがクロツク信号φをトリガ
として水平方向に動作するシフトレジスタとな
る。そして、タイミング信号φがn回出力される
と記憶動作が終了し、各フリツプフロツプFijの
各列毎に、発熱体H1〜Hnそれぞれに対応する濃
度データ(この例では3桁の2進コード)が記憶
され、また、フリツプフロツプFk(k=1〜n)
に印字データ、すなわちサーマルヘツド3の各発
熱体H1〜Hnを駆動するか否かのデータが“1”
または“0”で記憶される。
() 印字動作 印字動作は、C/信号を“1”とすることに
より行なわれる。すなわち、C/信号を“1”
とすると、フリツプフロツプFijの各J,K入力
端に各々“1”信号が供給される。また、出力側
ゲート回路2のANDゲートAN1が「開」状態
となることから、各列のフリツプフロツプFijの
Q出力が一つ下のフリツプフロツプFijのトリガ
端子へ供給される。これにより、各列のフリツプ
フロツプF1j〜Fmj(j=1〜n)が各々ダウン
カウンタとして構成される。そして、このダウン
カウンタにより、フリツプフロツプF1j〜Fmjに
記憶された濃度データに対応する時間が計数さ
れ、この計数された時間に亙つて発熱体Hkが駆
動される。
以下、上記印字動作を第3図に示すタイミング
チヤートを参照して詳述する。
いま、例えばフリツプフロツプF12〜F32に各々
“101”(5)が記憶されており、また、フリツプフロ
ツプF2に“1”が記憶されているとする。この
場合、F12〜F32の各出力は各々“010”となる。
(第3図ハ,ニ,ホ参照)この状態において、信
号C/が“1”に立ち上がり、次いで、時刻t1
においてクロツク信号φが立ち下がると(第3図
ロ参照)、フリツプフロツプF12がトリガされ、そ
の出力が“1”に立ち上がる。以後、クロツク
信号φの立ち下がりのタイミングでフリツプフロ
ツプF12の出力が第3図ハに示すように変化し、
したがつて、フリツプフロツプF22,F32の各出
力が第3図ニ,ホに示すように変化する。そし
て、時刻t6においてフリツプフロツプF32の出
力が立下がると、この立下がりによつてフリツプ
フロツプF2がトリガされる。ここで、発熱体H2
を用いた印字を行う場合には、前述した印字デー
タとして“1”がフリツプフロツプF2に書き込
まれている。従つて、フリツプフロツプF2は、
トリガされることにより、そのQ出力が“0”に
もどる。この結果、第3図ヘに示すストローブ信
号に対し、発熱体H2を駆動する信号DV2は第3
図トに示すようになる。すなわち、フリツプフロ
ツプF12〜F32に濃度データとして“101”(5)がセ
ツトされた場合、発熱体H2がクロツク信号φの
5タイミングに亙つて駆動される。なお、第4図
に、濃度データ“000”〜“111”に各々対応する
駆動信号DVの波形を示す。なお、上記印字動作
において、クロツク信号φの周期を調整すること
により、各濃度データに対応する現実の通電時間
を加減することができ、この調整により、発熱体
の加熱、放熱特性、あるいは発色紙、転写用イン
クシートの熱に対する発色特性に応じて、適切な
印字を行なうことができる。また、上記一実施例
ではJKタイプのフリツプフロツプを使用したが
他のタイプのフリツプフロツプを使用してもよ
い。さらに、入力側、出力側のゲート回路の構成
は上記一実施例に限定されるものではなく、本考
案の構成を逸脱しない範囲で適宜変更してもよ
い。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案は、サーマルヘツ
ドを構成する多数の発熱体を通電してそれぞれ発
熱させるようにした感熱記録装置の発熱体制御装
置において、前記発熱体の個数に対応した列数と
濃度データのビツト数に対応した行数との行列を
構成するフリツプフリツプフロツプ群と、記憶モ
ードに対応したモード選択信号が与えられた場合
には、各行毎に、前記濃度データにおける当該行
に対応したビツト位置のデータを第1列に対応し
た各フリツプフロツプが取り込み、かつ、当該行
に属する第k−1列(kは2以上の整数)に対応
したフリツプフロツプの記憶データを第k列に対
応するフリツプフロツプに転送するシフトレジス
タを構成し、印字モードに対応したモード選択信
号が与えられた場合には、各列毎に、同一列に対
応した各フリツプフロツプによるカウンタを構成
するゲート回路群と、前記各列毎に設けられ、前
記印字モードに対応したモード選択信号が与えら
れてから、各列を構成する各フリツプフロツプの
記憶データが所定値となるまでの期間、各列に対
応した発熱体に駆動信号を供給する出力回路群と
を設けたので、次ぎのような効果を奏することが
できる。
(a) シフトレジスタとして機能するフリツプフロ
ツプのような列毎に記憶されたプリセツト値を
ダウンカウントすることにより各発熱体ごとに
濃淡を調整することができる。
(b) 発熱体の動作時間を、フリツプフロツプへの
データの書き込みおよびクロツク信号の入力に
よつて制御することができるから、従来行なわ
れていたデータ書き替え、タイマの調整等の制
御に比べて制御プロセスが大幅に簡略化され、
印字に要する時間を短縮することができる。
(c) フリツプフロツプがレジスタとカウンタとを
兼ねていることから、回路を構成する素子の数
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は制御回路の回路図、第2図は出力側ゲート回路
の詳細図、第3図は印字動作のタイミングチヤー
ト、第4図はクロツク信号と濃度レベルとの関係
を示す図表である。 Fij……フリツプフロツプ、Fk……フリツプフ
ロツプ、H1〜Hn……発熱体、1……入力側ゲー
ト回路、2……出力側ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サーマルヘツドを構成する多数の発熱体を通電
    してそれぞれ発熱させるようにした感熱記録装置
    の発熱体制御装置において、 前記発熱体の個数に対応した列数と濃度データ
    のビツト数に対応した行数の行列を構成するフリ
    ツプフリツプフロツプ群と、 記憶モードに対応したモード選択信号が与えら
    れた場合には、各行毎に、前記濃度データにおけ
    る当該行に対応したビツト位置のデータを第1列
    に対応した各フリツプフロツプが取り込み、か
    つ、当該行に属する第k−1列(kは2以上の整
    数)に対応したフリツプフロツプの記憶データを
    第k列に対応するフリツプフロツプに転送するシ
    フトレジスタを構成し、印字モードに対応したモ
    ード選択信号が与えられた場合には、各列毎に、
    同一列に対応した各フリツプフロツプによるカウ
    ンタを構成するゲート回路群と、 前記各列毎に設けられ、前記印字モードに対応
    したモード選択信号が与えられてから、各列を構
    成する各フリツプフロツプの記憶データが所定値
    となるまでの期間、各列に対応した発熱体に駆動
    信号を供給する出力回路群と を具備することを特徴とする感熱記録装置の発熱
    体制御装置。
JP6235584U 1984-04-27 1984-04-27 感熱記録装置の発熱体制御装置 Granted JPS60173336U (ja)

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JP6235584U JPS60173336U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 感熱記録装置の発熱体制御装置

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JPS60173336U JPS60173336U (ja) 1985-11-16
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JP6235584U Granted JPS60173336U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 感熱記録装置の発熱体制御装置

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