JPH04131623A - 加熱冷却装置 - Google Patents

加熱冷却装置

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JPH04131623A
JPH04131623A JP25582190A JP25582190A JPH04131623A JP H04131623 A JPH04131623 A JP H04131623A JP 25582190 A JP25582190 A JP 25582190A JP 25582190 A JP25582190 A JP 25582190A JP H04131623 A JPH04131623 A JP H04131623A
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JP
Japan
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power
cooling
heating
electrical power
energy source
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Application number
JP25582190A
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English (en)
Inventor
Naoyoshi Maehara
前原 直芳
Takahiro Matsumoto
松本 孝広
Daisuke Betsusou
大介 別荘
Yuji Nakabayashi
裕治 中林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば食品などに用いることができる加熱
冷却装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の加熱冷却装置に関する提案はほとんどな
されていなかった。すなわち、相反する加熱作用と冷却
作用とを合わせ持つことは、装置の消費電力をむやみに
大きくするという結果を招き、家庭内あるいは車やヨツ
ト内などのように使用可能電力が制限を受ける応用が多
く、相反する両作用を合わせ持つ装置はなかなか実現が
難しかった。
第7図は、一般に家庭内で使用される従来の個別の加熱
装置及び冷却装置である。同図(a)は、一般に家庭で
用いられる高周波加熱装置(電子レンジ)1と、冷却装
置である冷蔵庫2の正面図である。電子レンジ1及び冷
蔵庫2にはそれぞれ商用電源の電力を受けるコンセント
3及び4が設けられ、それぞれ独立に商用iasより電
力を供給されるものである。同図(b)および(C)は
、それぞれ電子レンジ1および冷蔵庫2の電気回路図で
ある。
同図(b)において、電子レンジ1は、商用電源5より
スイッチ6の投入により電力を受け、制御装置70指令
により昇圧回路8により駆動されるマグネトロン9を発
振させて食品などを誘電加熱するものである。一方、冷
蔵庫2は、同図(c)のように、商用電′a5よりスイ
ッチlOの投入により電力を受け、制御装置11の指令
により駆動回路12によりコンプレッサー13を駆動す
る構成となっている。
このように、従来は、加熱装置と冷却装置がそれぞれ独
立した装置として用いれていたので、それぞれの電力消
費は相互に全く独立であり、消費電力の瞬時値は両装置
の最大定格の合計とならざるを得なかった。このため、
冷却装置としての冷蔵庫2は、たとえ短時間であっても
、大きな電力による急速冷却機能を持たせることが困難
であり、例えば急、速冷却による冷却調理機能などを持
たせることができなかった。
発明が解決しようとする課題 前述したように、加熱装置と冷却装置とが全く独立して
構成されていたので、合計の最大消費電力を所定の値以
下に維持し、しかも、それぞれが使用場所において許さ
れる最大電力まで存効に加熱または冷却を行うことがで
きる加熱冷却装置を実現することができなかった。すな
わち、必要に応じて加熱電力を使用場所における最大限
度まで利用したり、逆に、冷却電力を最大限度まで利用
したりすることができるように構成し、極めて優れたし
かも便利な加熱冷却装置を実現することができなかった
のである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであ
り、以下に述べる構成により成るものである。
すなわち、マグネトロンの出力電波を給電されるオーブ
ンと、冷却手段により冷却される冷却室と、発電機、バ
ッテリー、商用電源等の電気エネルギー源から直流もし
くはそれに準する単方向の電源を形成する電源部と、こ
の電源部から単方向電力を受ける第1の電力回路と、前
記電源部から単方向電力または交流電力を受ける第2の
電力回路と、第1の電力回路の出力を昇圧しマグネトロ
ンに高圧電力を供給する昇圧部と、第2の電力回路の出
力を受け前記冷却手段に電力を供給する冷却電力供給部
と、前記第1及び第2の電力回路の動作状態を制御し、
前記エネルギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以
下に調節する電力制御部を備える構成としたものである
また、マグネトロンの出力電波を給電されるオーブンと
、圧縮機の作動による冷凍サイクルにより冷却される冷
却室と、発電機、バッテリー、商用電源等の電気エネル
ギー源から直流もしくはそれに準する単方向の電源を形
成する電源部と、この電源部から電力を受ける第1及び
第2のインバータと、第1のインバータの出力を昇圧し
マグネトロンに高圧電力を供給する昇圧部と、第2のイ
ンバータの出力を受け圧縮機を駆動する回転機と、前記
第1及び第2のインバータの動作状態を制御し、前記エ
ネルギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調
節する電力制御部を備える構成としたものである。
さらに、オーブンと冷却室とを兼用する構成により、加
熱冷却する構成としたものである。
そしてまた、第1のインバータと第2のインバータの半
導体スイッチング素子の動作状態を制御し、エネルギー
源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節するよ
う電力制御部を構成したものである。
さらにまた、エネルギー源からの入力電流を検出する入
力電流検出器を設け、電力制御部がこの入力電流検出器
の信号に基づいて、第1及び第2の電力回路の動作状態
を制御し、前記エネルギー源からの供給電力の瞬時値を
所定の値以下に調節する構成としたものである。
そして、冷却手段の冷却エネルギーをファンにより冷却
室に供給する構成としたものである。
さらに、ファンによる冷却風を、冷却室に再循環可能な
構成としたものである。
作用 本発明は、上記構成により、以下に述べる作用を有する
すなわち、オーブンと、冷却室と、エネルギー源から電
力を受ける電源部と、この電源部から単方向電力を受け
る第1の出力回路と、前記電源部から単方向電力または
交流電力を受ける第2の電力回路と、第1の電力回路の
出力を昇圧しマグネトロンに高圧電力を供給する昇圧部
と、第2の電力回路の出力を受け前記冷却手段に電力を
供給する冷却電力供給部と、前記第1及び第2の電力回
路の動作状態を制御し、前記エネルギー源からの供給電
力の瞬時値を所定の値以下に調節する電力制御部を備え
る構成とすることにより、前記電力制御部が前記第1及
び第2の電力回路の動作状態を制御して、エネルギー源
から供給可能な最大電力で加熱及び冷却の双方の機能を
実現せしめ、しかも、装置全体としては、常に許容最大
電力以下にその消費電力を維持するものである。
また、オーブンと、圧縮機の作動による冷凍サイクルに
より冷却される冷却室と、電気エネルギー源電力を受け
る電源部と、この電源部から電力を受ける第1及び第2
のインバータと、第1のインバータの出力を昇圧しマグ
ネトロンに高圧電力を供給する昇圧部と、第2のインバ
ータの出力を受け圧縮機を駆動する回転機と、前記第1
及び第2のインバータの動作状態を制御し、前記エネル
ギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節す
る電力制御部を備える構成とすることにより、前記電力
制御部が、前記第1及び第2のインバータの動作状態を
制御して、エネルギー源から供給可能な最大電力で加熱
及び冷却の双方の機能を実現させ、しかも、装置全体と
しては、常に許容最大電力以下にその消費電力を維持す
るものである。
さらに、オーブンと冷却室とを兼用する構成により、構
造の小型化を実現し、かつ、1つの筐体内で加熱および
冷却を行って、加熱処理後に自動的に適温まで冷却した
り、あるいは冷却保存後の任意の時間に適温まで加熱す
るといったコンビネーシッン加熱を実現するものである
そしてまた、第1のインバータと第2のインバータの半
導体スイッチング素子め動作状態を制御し、エネルギー
源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節するよ
う電力制御部を構成することにより、電力制御部により
インバータのスイッチング状態を制御して両インバータ
の出力電力を調節し、冷却電力と加熱電力の双方を任意
に制御するものである。そして許容最大電力以下に維持
しつつ、任意の加熱量と冷却量で食品等を処理するもの
であり、加熱と冷却とを同時に行うことも可能とするも
のである。
さらにまた、エネルギー源からの入力it流を検出する
入力を流検出器を設け、電力制御部がこの人力ti検出
器の信号に基づいて、第1及び第2の電力回路の動作状
態を制御し、前記エネルギー源からの供給電力の瞬時値
を所定の値以下に調節する構成とすることにより、電力
制御部が入力電流を監視しながら両電力回路への電力供
給量を確実に調節するものである。
そして、冷却手段の冷却エネルギーをファンにより冷却
室に供給する構成とすることにより、被冷却物を強制冷
却して急速冷却を可能とし、さらに冷却手段の装置内で
の設置値!の自白度を著しく高めるものである。
さらに、ファンによる冷却風を、冷却室に再循環可能な
構成とすることにより、任意のタイミングで冷却風の循
環または非循環状態を実現することができ、加熱または
冷却の状態に応して、冷却効率の向上や被冷却物の乾燥
防止等の制御を可能ならしめるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について図面と共に説明する。第
1図は本発明の一実施例を示す加熱冷却装置のブロフク
図である。
図において、エネルギー源20は、商用電源、パンテリ
ー、あるいは発電機などである。ta部21は、エネル
ギー源20より電力を受け、第1および第2電力回路2
2.23に電力を供給する。第1電力回路22の出力は
昇圧部24に供給されマグネトロン25に高圧電力を供
給する構成である。従って、マグネトロン25は発振し
て加熱電波をオーブン26に供給する。一方、第2電力
回路23の出力は、冷却電力供給部27に供給され冷却
手段2Bを駆動する構成となっている。従って、冷却室
29は冷却手段28により冷却され、内部の非冷却物が
冷却される。
ここで電力制御部30は、第1及び第21i力回路22
.23を制御し、その合計の電力消費量が所定の値以下
になるよう制御する構成となっている。すなわち、電力
制御部30は調理物等の非処理物に対する加熱または冷
却熱量を所望の値に制御し、かつ、その合計消費電力が
許容最大値以下に維持されるよう第1および第2を力回
路22.23の動作状態を制御するものである。従って
、一般家庭の場合を例に取れば、冷却または加熱のみを
行う場合はそれぞれが1.5kW程度までの電力で処理
することが可能であり、また、同時に加熱および冷却処
理を行う場合は必要なそれぞれの電力量に応して第1お
よび第2電力回路22.23の動作状態を制御し、たと
えば加熱電力を800W、冷却電力を700Wというよ
うに適正に分配しつつ最大消費電力を1.5kW以下に
維持せしめるものである。
従って、従来困難であった加熱および冷却を、許容され
る最大電力以下に維持しつつ、任意の電力量で行うこと
が可能な加熱冷却装置を実現し、加熱と冷却という相反
する処理を自由に行うことができ、きわめて使い勝手が
よくしかも従来困難であった急速冷却と加熱とのコンビ
ネーション処理を容易に行うことができる加熱冷却装置
を堤供することができる。特に、調理装置に適用するこ
とによって、従来、冷却保存機能しかなかった冷凍冷蔵
庫では困難であった冷却と加熱とのコンビネーション調
理を可能とし、適温までの冷却や、冷却による調理など
の冷却調理、電波加熱と冷却との組み合わせによる優れ
た解凍性能の実現、あるいは、加熱と冷却との組み合わ
せによる野菜調理等の自動化などを可能とし、掻めて使
い勝手の良い調理装置を実現することができる。
第2因は、本発明の一実施例の加熱冷却装置の構造を示
す断面図である。図において第1図と同符号のものは相
当する構成要素である。
オーブン26と冷却室29とは同一の筐体で構成され、
兼用構造となっており、加熱冷却調理装置を実現してい
る。すなわち、オーブン26の非調理物(非調理物)3
1は、マグネトロン25による電波加熱と冷却手段であ
るコンプレッサー28の冷媒が循環するエバポレータ3
2と熱交換したファン33による冷却風による強制冷却
とを受けることができる構成となっている。34は膨張
弁、35はコンデンサ、36はコンデンサ用熱交換ファ
ンであり、コンプレッサー28と共に冷凍サイクルを行
うことができる構成である。37はマグネトロン25や
第1.第21力回路22.23などを冷却する冷却ファ
ンである。また、ファン33の冷却風は、図中の矢印の
ように、吸気口38から吸気し、オーブン26の流入口
39から冷気を供給する。そして吐出口40.41より
吐出される構成である。また、ファン36は給入口42
より吸気し、吐出口43より吐出してコンデンサ35を
熱交換させる。またファン37は給入口42より吸気し
マグネトロンなどを冷却して吐出口44より吐出する。
なお、44はターンテーブルであり、加熱または冷却分
布を改善することができる。
このような構成により、電力制御部30は、第1および
第2電力回路22.23の動作状態を非調理物の所望処
理条件に応じて制御し、かつそれらの合計の電力消費が
所定の値以下になるようそれぞれをあらかじめ定められ
た電力配分で動作させるものである。
第3図(a)、  (b)、  (c)は、それぞれ種
々の加熱冷却コンビネーションプログラムの例であり、
電力制御部30によりこのようなあらかじめ定められた
電力配分で加熱冷却を行い、トータル電力消費量を所定
の値以下に維持調節している。
同図(a)は、最大電力で所定時間加熱後加熱および冷
却を同時に行うものであり、例えば冷凍物の解凍などに
遺した制御シーケンスの例である。
また、同図(b)は、加熱調理後すばやく被加熱物を適
温まで冷却する制御シーケンスの例であり、種々の再加
熱や調理においてを効なものである。
さらに、同図(c)は、任意の時間冷却保存後、加熱調
理を行い、その後適温に冷却する制御シーケンスの例で
あり、夜間の保存後朝食を自動調理したり、あるいは発
酵処理後調理するなどの微妙なしかも長時間を要する調
理に適した制御シーケンスである。もちろんこの実施例
以外にさまざまな制御シーケンスが可能であり、加熱冷
却装置力の合計を所定の電力以外に常に調節できる加熱
冷却調理装置の提供が可能である。
第4図は、本発明の他の加熱冷却装置の実施例を示す断
面図であり、第2図と同符号のものは相当する構成要素
であり詳しい説明を省略する。
図において、ファン33によりオーブン26内に供給さ
れた冷却空気はオーブン26の吐出口40bよりリター
ン路45を通ってリターンされ、給気口46より吸引さ
れて循環できる構成となっている。すなわち、ダンパ装
置47.48は、電力制御部30により任意のタイミン
グで開閉制御される構成である。
したがって、ファン33の空気流路は、図のような状態
かもしくはダンパ47.48を図と反対の位1に制御し
た流路、すなわち、給気口38から給気し排気口40a
、41を通って排気する流路の状態かに選択することが
できる。
したがって、必要に応じて任意にかつ自由なタイミング
でダンパ47.48を調節して被冷却物に供給する空気
の流れる経路を選び、冷却効率の向上や被冷却物の乾燥
の防止、発生気体の飛散防止等の効果を得ることができ
る。
第5図は、本発明の一実施例を示す加熱冷却装置の回路
図であり、第1図と同符号のものは相当する構成要素で
ある。
図において、電源部21は、コンピュータ50を含む電
力制御部30により制御されるスイッチ51.52およ
びダイオードブリッジ53.54より構成されている。
このit源郡部21単方向電力(脈動の大きい被平滑直
流電力)は、コンデンサ55.56、トランジスタ57
、ダイオード5日、制御回路59よりなる第1のインバ
ータ(tカ回路)22と、インダクタ60、コンデンサ
61、トランジスタ62.63.64.65.6667
、ダイオード6B、 69.70.71.72.73、
制御回路74よりなる第2のインバータ回路(第2電力
回路)23とに供給される。第1のインバータ回路は、
いわゆる高周波共振型インバータであり、その動作につ
いては周知であるので省略する。この高周波インバータ
の出力は昇圧部24の昇圧トランス75に供給され、コ
ンデンサ76、ダイオード77、78により整流されて
マグネトロン25に直流高圧が供給されてマグネトロン
25は発振し電波が出力される。
一方、第2のインバータはいわゆる3相ブリッジインバ
ータであり、コンプレッサー28の3相gRモータをP
WM!IImにより駆動するものである。
このインバータの動作についてもすでに公知であるので
説明を省略する。
このような構成により、電力制御部30は、2個のイン
バータ22.23のスイッチング素子(トランジスタ)
を制御回路59.74を介して制御するのみで極めて簡
単にその消費電力量を調節することができ、かつ、任意
の電力割合で同時に動作させることも可能であり、加熱
および冷却電力の制御を任意にしかも簡単に行い許容最
大電力以下に維持することができる。
第6図は、本発明の他の一実施例を示す加熱冷却装置の
回路図であり、第5図と同符号のものは相当する構成要
素であり説明を省略する。
図において、79は電源部21にエネルギー源である商
用電源から供給される電流を検出する入力電流検出器で
あり、電力制御部30はこの信号に基づいて確実に入力
電力の最大埴を所定の値以下に調節することができ、し
かも、2個のインバータ2223のスイッチング素子(
トランジスタ)を制御回路59.74を介して制御する
のらで掻めて簡単にその消費電力量をtlii節するこ
とができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、以下に述べる効果を得る
ことができる。
すなわち、オーブンと、冷却室と、エネルギー源から電
力を受ける電源部と、このtfi部から単方向電力を受
ける第1の電力回路と、前記電源部から単方向電力また
は交流電力を受ける第2の電力回路と、第1の電力回路
の出力を昇圧しマグネトロンに高圧電力を供給する昇圧
部と、第2の電力回路の出力を受け前記冷却手段に電力
を供給する冷却電力供給部と、前記第1及び第2の電力
回路の動作状態を制御し、前記エネルギー源からの供給
電力の瞬時値を所定の値以下に調節する電力制御部を備
える構成とすることにより、前記電力制御部が前記第1
及び第2の電力回路の動作状態を制御して、エネルギー
源から供給可能な最大電力で加熱及び冷却の双方の機能
を実現せしめ、しかも、装置全体としては、常に許容最
大電力以下にその消費電力を維持することができる。し
たがって、従来困難であった、加熱および冷却を許容さ
れる最大電力以下の任意の電力で加熱および冷却が可能
であり、従来できなかった加熱冷却処理可能ならしめる
ものである。特に、調理装置に適用することにより、解
凍、冷却調理、保存機能を有する極めて使い勝手の良い
優れた調理装置を提供することができる。
また、オーブンと、圧縮機の作動による冷凍サイクルに
より冷却される冷却室と、電気エネルギー源電力を受け
るta部と、この電源部から電力を受ける第1及び第2
のインバータと、第1のインバータの出力を昇圧しマグ
ネトロンに高圧電力を供給する昇圧部と、第2のインバ
ータの出力を受け圧縮機を駆動する回転機と、前記第1
及び第2のインバータの動作状態を制御し、前記エネル
ギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節す
る電力制御部を備える構成とすることにより、前記電力
制御部が、前記第1及び第2のインパークの動作状態を
制御して、エネルギー源かう供給可能な最大電力で加熱
及び冷却の双方の機能を実現せしめ、しかも、装置全体
としては、常に許容最大電力以下にその消費電力を維持
する事ができるので、圧縮機とマグネトロンを用いた加
熱冷却装置を実現し、被処理物を任意の加熱または冷却
電力で処理し、従来困難であった処理を容易に実現する
ことができる加熱冷却装置を提供することができる。特
に、調理装置に適用することにより、解凍、冷却調理、
保存機能を有し、しかもインバータを用いることで応答
性や電力量制御の応答性や制御性に優れた極めて使い勝
手の良い優れた調理装置を提供することができる。
さらに、オーブンと冷却室とを兼用する構成により、構
造の小型化を実現し、がっ、1つの筐体内で加熱および
冷却を行って、加熱処理後に自動的に適温まで冷却した
り、あるいは冷却保存後の任意の時間に適温まで加熱す
るといったコンビネーション加熱を実現することができ
る加熱冷却装置を提供することができる。
そしてまた、第1のインバータと第2のインバータの半
導体スイッチング素子の動作状態を制御し、エネルギー
源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節するよ
う電力制御部を構成することにより、電力制御部により
インバータのスイッチング状態を制御して両インバータ
の出力電力を調節する構成とすることにより、極めて簡
単に、しかも小信号で冷却電力と加熱電力の双方を任意
に制御し、許容最大電力以下に維持しつつ、任意の加熱
量と冷却量で食品等の非処理物を処理し、さらに加熱と
冷却とを同時に行うことも可能な加熱冷却装置を提供す
ることができる。
さらにまた、エネルギー源からの入力電流を検出する入
力電流検出器を設け、電力制御部がこの入力電流検出器
の信号に基づいて、第1及び第2の電力回路の動作状態
を制御し、前記エネルギー源からの供給電力の瞬時値を
所定の値以下に調節する構成とすることにより、電力制
御部が入力電流を監視しながら両電力回路への電力供給
量を確実に調節し、許容最大電力以下に確実に維持しつ
つ、任意の加熱量と冷却量で食品等の非処理物を処理す
ることができる加熱冷却装置を提供することができる。
そして、冷却手段の冷却エネルギーをファンにより冷却
室に供給する構成とすることにより、被冷却物を強制冷
却して急速冷却を可能とし、さらに冷却手段の装置内で
の設置位置の自由度を著しく高めた食品等の非処理物の
加熱冷却装置を提供することができる。
さらに、ファンによる冷却風を、冷却室に再循環可能な
構成とすることにより、任意のタイミングで冷却風の循
環または非循環状態を実現することができ、加熱または
冷却の状態に応じて、冷却効率の向上や被冷却物の乾燥
防止または蒸発気体発生の制御等が可能な食品等の非処
理物の加熱冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す加熱冷却装置のブロッ
ク図、第2図は同加熱冷却装置の断面図、第3図(a)
、(b)、(c)は同加熱冷却装置の加熱冷却シーケン
ス例を示すシーケンス図、第4図は同加熱冷却装置の他
の実施例を示す断面図、第5図は同加熱冷却装置の回路
図、第6図は同加熱冷却装置の他の実施例を示す回路図
、第7図(a)、(b)、(c)はそれぞれ従来の加熱
冷却装置の外観図、および回路図である。 20・・・・・・エネルギー源、21・・・・・・電源
部、22・・・・・・第1電力回路、23・・・・・・
第21!力回路、24・・・・・・昇圧部、25・・・
・・・マグネトロン、26・・・・・・オーブン、27
・・・・・・冷却電力供給部、28・・・・・・冷却手
段、29・・・・・・冷却室、30・・・・・・電力制
御部。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名第 図 第 図 第 図 (α) Cb)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マグネトロンの出力電波を給電されるオーブンと
    、冷却手段により冷却される冷却室と、発電機、バッテ
    リー、商用電源等の電気エネルギー源から直流もしくは
    それに準する単方向の電源を形成する電源部と、この電
    源部から単方向電力を受ける第1の電力回路と、前記電
    源部から単方向電力または交流電力を受ける第2の電力
    回路と、第1の電力回路の出力を昇圧しマグネトロンに
    高圧電力を供給する昇圧部と、第2の電力回路の出力を
    受け前記冷却手段に電力を供給する冷却電力供給部と、
    前記第1及び第2の電力回路の動作状態を制御し、前記
    エネルギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に
    調節する電力制御部を備えた加熱冷却装置。
  2. (2)マグネトロンの出力電波を給電されるオーブンと
    、圧縮機の作動による冷凍サイクルにより冷却される冷
    却室と、発電機、バッテリー、商用電源等の電気エネル
    ギー源から直流もしくはそれに準する単方向の電源を形
    成する電源部と、この電源部から電力を受ける第1及び
    第2のインバータと、第1のインバータの出力を昇圧し
    マグネトロンに高圧電力を供給する昇圧部と、第2のイ
    ンバータの出力を受け圧縮機を駆動する回転機と、前記
    第1及び第2のインバータの動作状態を制御し、前記エ
    ネルギー源からの供給電力の瞬時値を所定の値以下に調
    節する電力制御部を備えた加熱冷却装置。
  3. (3)オーブンと冷却室とを兼用する構成とした特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の加熱冷却装置。
  4. (4)第1のインバータと第2のインバータの半導体ス
    イッチング素子の動作状態を制御し、エネルギー源から
    の供給電力の瞬時値を所定の値以下に調節するよう電力
    制御部を構成した特許請求の範囲第2項記載の加熱冷却
    装置。
  5. (5)エネルギー源からの入力電流を検出する入力電流
    検出器を設け、電力制御部がこの入力電流検出器の信号
    に基づいて、第1及び第2の電力回路の動作状態を制御
    し、前記エネルギー源からの供給電力の瞬時値を所定の
    値以下に調節する構成とした特許請求の範囲第1項記載
    の加熱冷却装置。
  6. (6)冷却手段の冷却エネルギーをファンにより冷却室
    に供給する構成とした特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の加熱冷却装置。
  7. (7)ファンによる冷却風を、冷却室に再循環可能な構
    成とした特許請求の範囲第6項記載の加熱冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111586911A (zh) * 2019-02-18 2020-08-25 上海点为智能科技有限责任公司 半导体和磁控管混合源加热系统

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