JPH0413130A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0413130A
JPH0413130A JP11640390A JP11640390A JPH0413130A JP H0413130 A JPH0413130 A JP H0413130A JP 11640390 A JP11640390 A JP 11640390A JP 11640390 A JP11640390 A JP 11640390A JP H0413130 A JPH0413130 A JP H0413130A
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JP11640390A
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Inventor
Masahito Nishizeki
雅人 西関
Nobuaki Kagawa
宣明 香川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しく
は、特定の化合物で写真構成層が硬膜されたハロゲン化
銀写真感光材料に関する。
[発明の背景コ 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料〈以下、感光材料と
いう、)は、例えばハロゲン化銀乳剤層、中間層、保護
層、フィルター層、下引層、ハレーション防止層、紫外
線吸収層、帯電防止層、裏引層等、種々の写真構成層を
ガラス、紙、合成樹脂フィルムの如き支持体上に設層し
て成るものである。
これら写真構成層は、親水性ポリマーまたは/および水
分散性ポリマーから成る水性塗布液を塗設したものであ
るから、そのままでは機械的強度が弱い0例えば、ゼラ
チン膜は融点が低く、過度に水膨潤性である。また、ラ
テックス膜は支持体との接着が著しく悪く、剥がれ易い
などの欠点がある。
このため「硬膜荊」と呼ばれる化合物を写真構成層に添
加してその機械的強度を向上させることが知られている
0例えばホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如き
アルデヒド系化合物、米国特許2.732.303号、
同3.288.775号、英国特許974.723号、
同1,167.207号等に記載されている反応性ハロ
ゲンを有する化合物、ジアセチル、シクロペンタンジオ
ンの如きケトン化合物、ビス(2−り四ロエチル)尿素
、2−ヒドロキシ−4゜6−ジクロロ−1,3,5−ト
リアジン、ジビニルスルホン、5−アセチル−1,3−
ジアクリロイルヘキサしドロー1.3.5−1リアジン
、米国特許3,232.763号、同3,635,71
8号、英国特許994 、809号等に記載の反応性オ
レフィンを有する化合物、米国特許3,539,644
号、同3,642,486号、特公昭49−13563
号、同53−47271号、同56−48860号、特
開昭53−57257号、同61−128240号、同
62−4275号、同63−53541号、同63−2
64572号等に記載のビニルスルホニル化合物、N−
ヒドロキシメチルフタルイミド、米国特許2,732.
316号、同2,586,168号等に記載のN−メチ
ロール化合物、米国特許3,103,437号等に記載
のイソシアネート類、米国特許2,983,611号、
同3,107,280号等に記載のアジリジン系化合物
、米国特許2.725,294号、同2,725,29
5号等に記載の酸誘導体類、米国特許3.100.70
4号等に記載のカルボジイミド系化合物、米国特許3,
091,537号等に記載のエポキシ系化合物、米国特
許3,321,313号、同3゜543、292号等に
記載のインオキサゾール系化合物、ムコクロル酸のよう
なハロゲノカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオ
キサン、ジクロロジオキサン等のジオキサン誘導体等の
有機硬膜剤およびクロム明ばん、8mジルコニウム、三
塩化クロム等の無機硬膜剤である。
しかしながら、これら公知の硬膜剤は、感光材料に用い
られた場合、硬化作用が充分でないもの、ゼラチンに対
する硬化反応が緩慢ななめに起こる「後硬膜」と称する
硬化作用の長期経時変化があるもの、感光材料の性能に
悪影響(特にカブリの増大、感度または最大濃度の低下
、階調の軟調化など)を及ぼすもの、共存する他の写真
用添加剤によって硬化作用を失ったり、他の写真用添加
剤(例えば内式カラー乳剤中のカプラー)の効力を減じ
たり汚染を生じたりするもの等、いずれも何等かの欠点
を持っていた。
ゼラチンに対する硬化作用が比較的速く、後硬膜の少な
い硬膜剤としては、特開昭50−38540号に記載の
ジヒドロキノリン骨格を有する化合物、特開昭51−5
9625号、同62−262854号、同62−264
044号、同63−184741号に記載のN−カルバ
モイルビリニジニウム塩類、特公昭55−38655号
に記載のアシルイミダゾール類、特公昭53−2208
9号に記載のN−アシルオキシイミノ基を分子内に2個
以上含有する化合物、特開昭52−93470号に記載
のN−スルホニルオキシイミド基を有する化合物、特開
昭58−113929号に記載のリン−ハロゲン結合を
有する化合物、特開昭60−225148号、同61−
240236号、同63−41580号に記載のクロロ
ホルムアミジニウム化合物等が知られている。
これらの硬膜剤は硬化作用が速く、従って後硬膜が少な
いという特徴を有している。しかしながらこれらの硬膜
剤は写真特性に影響を与えるものが多かったり、ゼラチ
ンの硬化反応が速いと共に水によって分解される副反応
も迷いためゼラチンの水溶液を用いる一般的な写真感光
材料の製造方法では硬膜剤の有効使用効率がきわめて低
く、充分な硬膜度を持つゼラチン膜を得るためには、大
量の硬膜剤を使用しなければならないという欠点を有し
ていた。
[発明の目的〕 従って、本発明の目的は、第1に写真特性に何らの悪影
響を与えることなく充分な硬膜度を達成する新規な硬膜
剤によって硬膜された写真感光材料を提供することにあ
る。
第2に迅速な硬化作用で、後硬膜のない硬膜剤によって
硬膜された写真感光材料を提供することにある。
第3にゼラチン中の反応性残基に対し、高い選択性を持
って反応し、効率よくゼラチンを硬化させる硬膜剤によ
って硬膜された写真感光材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、支持体上に少なくとも1層の親水性コ
ロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
該親水性コロイド層の少なくとも1層が、下記一般式[
I]で表される化合物の少なくとも1種によって硬膜す
ることにより達成された。
一般式[I] −C−L 〔式中、Aは一般式[II]で表される基から選ばれる
基を表す。
一般式[nl 1./ 一般式[■コ −C=C− −N=C− R+  R2 −CO−あるいは 2R1 Rs  R4R4R3 −co−−o−−5−1−N−あるいは一般式[■コ 5t −C=N−を表す。
R1、R2、R1、R4及びR6は水素原子あるいは置
換あるいは無置換のアルキル基、アリール基あるいはア
ラルキル基を表す。
R@は置換あるいは無置換のアルキル基、アリール基あ
るいはアラルキル基を表す。
Zは5員あるいは6員の複素環を形成するのに必要な原
子群あるいは単結合を表す、)また、Lは一般式[■]
、一般式[■]、一般式[V]および一般式[■]、で
表される基から選ばれる基を表す。
一般式[V] 一般式 [■コ (上記一般式〔I]、一般式[■]、一般式[V]およ
び一般式[VI]において、R7〜Rg4は各々水素原
子または置換基を表す、J は分子内で、電荷を相殺す
るためのアニオンを表し、pは分子内で、電荷を相殺す
るのに必要なアニオンの数を表す、)〕 さらに本発明の詳細な説明する。
以下に、一般式[II]で表される基として好ましい基
の例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない
以下余白 2g R25 2g QS 2G 2S as 1I2s is bl! tas a 以下余白 Rs  N→− 11−1’l− Rs  N−−1− R6 R@ 2s m −N− I27 Rs S s RRS R2@ ここで、R1,FL* 、Rs 、R−及びR@は水素
原子あるいは、置換あるいは無置換のアルキル基、アリ
ール基あるいはアラルキル基を表す。
R5は1換あるいは無置換のアルキル基、アリール基あ
るいはアラルキル基を表す。
また、R,、、R2,、R2フ、R24、RRS、Re
*およびR3゜は、置換あるいは非1換のアルキル基、
アラルキル基、アルキルアリール基、アリール基あるい
は水素原子、又は、 COa    CONHOCON
 HCOS Oを− −3ow NHNH30a −−803−−030g−
から選ばれる少なくとも1つの連結基を含む直鎖、分岐
あるいは環状の炭化水素基を示す。
置換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アル
コキシ基、アリールオキシ基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、スルホ基、スルホアミノ基、スルホオキシ
基等が挙げられる。
一般式[■]、一般式[■]、一般式[V]および一般
式[VI]において、R7〜R+i4は水素原子または
置換基を表す。
R7−R24が表す置換基としては、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、 C0mM基、または−3O3M基(Mはアルカリ
金属、アルカリ土類金属又はアンモニウム基を表わす、
)が挙げられる。
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基は、非置換のものであってもよいし、置換基を有す
るものでもよい。
置換基としては、フッ素原子、塩素原子などのハロゲン
原子、メトキシ基、エトキシ基などのアルコキシ基、カ
ルボキシル基、スルホ基、スルホアミノ基、スルホオキ
シ基等が挙げられる。
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、メトキシエチル基、クロロメチル基、タロロ
エチル基、スルホメチル基、スルホエチル基、スルホプ
ロピル基、スルホブチル基、カルボキシメチル基、スル
ホアミノエチル基、スルホオキシエチル基等を挙げるこ
とができる。
アリール基としては、例えば、フェニル基、P−トリル
基、P−メトキシフェニル基、P−カルボキシフェニル
基、P−スルホフェニル基、2゜5−ジスルホフェニル
基、p−スルホオキシフェニル基等を挙げることができ
る。
J は分子内で、電荷を相殺するためのアニオンを表し
、pは分子内で、電荷を相殺するのに必要なアニオンの
数を表す0例としては、ハロゲン化物イオン、スルホネ
ートイオン、K1mイオン、ホスホネートイオン、燐酸
イオン、BF4、(1Oa、PFsなどが挙げられるが
、好ましくは、e      e       e Cll、BFa −PF@およびスルホネートイオンで
ある。
以下に、一般式[I]で表される化合物の例を挙げるが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下余白 例示化合物 以下余白 本発明の化合物は、公知の方法で、容易に合成できるが
、その方法の1つとして、下記一般式[■]で表される
カルボニル−ビス−イミダゾール類あるいはカルボニル
−ビス−イミダゾリウム類と、下記一般式[■]で表さ
れる化合物と反応させることで容易に合成することがで
きる。
一般式[■] −C−A 一般式[■] −L 〔式中、一般式[■]および一般式[■コにおいて、A
およびLは一般式[I]と同じものを表す、〕 次に、上記例示化合物10を例にして合成法を具体的に
説明する。
例示化合物10の合成 N、N−カルボニルジイミダゾール16.2 を及び2
−ピロリジノン8.5tをテトロヒドロフラン80m1
に溶解し、8時間加熱還流した。水冷後、テトロヒドロ
フランを減圧情夫し、24.5 、の粗結晶を得た0次
いでこの物をアセトニトリルで再結晶し、例示化合物1
0の白色結晶12.5 、 (収率70%)を得た。
このものは、NMR,IRにより構造を確認した。
本発明の他の化合物も同様の方法により収率よく合成で
きる。
本発明を実施する際の硬膜剤の使用量は、適用される感
光材料の種類や親水性バインダーの種類等により異なる
が、好ましくはバインダーの乾燥重量の0.01〜10
0重量%、より好ましくは0.1〜30重量%の範囲で
ある。
また本発明を実施する際に用いる親水性バインダーは、
一般に用いられるゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラチン
と他の高分子とのグラフトポリマーなど任意である。
また、写真構成層に含有される水分散性ポリマーとして
は、ビニル化合物から得られる疎水性ポリマー、コポリ
マーの水性分散物、ポリエステル等の縮重合系ポリマー
の水性分散物を用いることができる。
本発明を実施する際における感光材料のハロゲン化銀乳
剤層またはその他の層に用いられるハロゲン化銀、化学
増感剤、ハロゲン化銀溶剤、分光増感色素、カブリ防止
剤、ゼラチン等の親水性保護コロイド、紫外線吸収剤、
ポリマーラテックス、増白剤、カラーカプラー、褪色防
止剤、染料、マット剤、界面活性剤、等については、特
に制限はなく、例えばリサーチ・ディスクロージャー(
Research  Disclosure>  17
6巻、22〜31頁(1978年12月)に記載された
ものを用いることができる。
また、感光材料の支持体、現像処理方法、感光材料の構
成層等に関しても、上記リサーチ・ディスクロージャー
誌の記載を参考にすることができる。
[実施例] 以下に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
実施例1 以下の実施例において、ハロゲン化銀写真感光材料中の
添加量は特に記載のない限り1−当りのg数を示す、ま
た、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して示した。
増感色素は銀1モル当りのモル数で示した。
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料を作成した。
第1層;ハレーション防止層(HC) 黒色コロイド銀          0.15紫外線吸
収剤(UV−1)      0.20カラードシアン
カプラー (CC−1)             0.02高沸
点溶! (Oll −1)      0.20高沸点
溶媒(Oll−2)      0.20ゼラチン  
           1.6第2層:中間層(IL−
1) ゼラチン             1.3第3層;低
感度赤感性乳剤層(R−L)沃臭化銀乳剤(Em−1)
      0.4沃臭化銀乳剤(Em−2)    
  0.3増感色素(S−1)       3.2X
1G−4増感色素(S−2)       3.2X1
0−’増感色素(S−3)       0.2x1G
−’シアンカプラー(C−1)      0.50シ
アンカプラー(C−2)       0113カラー
ドシアンカグラー (CC−1)             0・07DI
R化合物(D−1)       0.006DIR化
合物(D−2>       0.01高沸点溶媒(O
ll−1)      0.55添加剤(SC−1) 
        0.003ゼラチン        
     1.0第4層;高感度赤感性乳剤層(R−1
()沃臭化銀乳剤(Em−3)      0.9増感
色素(S−1)       1.7X1G−’増感色
素(S −2)       1.6x 10−’増感
色素(S−3)0゜lX10−’ シアンカプラー(C−2)       0.23カラ
ードシアン力ダラー (CC−1)             0.03DI
R化合物(D−2)       0.02高沸点溶媒
(Oij−1)      0.25添加剤(S C−
1)         0.003ゼラチン     
        1.0第5層;中間層(IL−2) ゼラチン            0.8第6層;低感
度緑感性乳剤層(G−L)沃臭化銀乳剤(Em−1) 
     0.6沃臭化銀乳剤(Em−2)     
 0.2増感色素(S−4)       6.7x1
0−’増感色素(S−5>       0.8X10
−’マゼンタカプラー(M−1)     0.17マ
ゼンタカプラー(M−2)     0.43カラード
マゼンタカプラー (CM−1)             0.10DI
R化合物(D−3)       0.02高沸点溶媒
(Oij−2)      0.70添加i (SC−
130,003 ゼラチン             1・0第7層;高
感度緑感性乳剤層(G−H)沃臭化銀乳剤(Em−3)
      0.9増感色素(S−6)       
1.1x10−’増感色素(S −7)       
2.Ox 10−’増感色素(S −8)      
 0.3x 10−’マゼンタカブラ−(M−1)  
   0.03マゼンタカプラー(M−2)     
0.13カラードマゼンタカプラー (CM−1)            0.04DIR
化合物(D−3)       0.004高沸点溶媒
(01J−2)      0.35添加剤(SC−1
30,003 ゼラチン             1.0第8層;イ
エローフィルター層(yc)黄色コロイド銀     
     0.1添加剤(H3−1)        
 0.07添加剤(H3−2)         0.
07添加荊(SC−2)         0.12高
沸点溶g(OiJ−2)      0.15ゼラチン
             1.0第9層;低感度青感
性乳剤層(B−L)沃臭化銀乳剤(Bm−1)    
  0.25沃臭化銀乳剤(Bm−2>      0
.25増感色素(S −9)       5.8x 
10−’イエローカブラ−(Y−1)     0.6
0イエローカプラー(Y−2>      0.32D
[L化合物(D−1)       0.003DIR
化合物(D−2)       01006高沸点溶媒
(Oil−2)      0.18添加剤(SC−1
)         0.004ゼラチン      
       1・3第10層;高感度青感性乳剤層(
B−)()沃臭化銀乳剤(Em−4)      o、
s増感色素(S −10)      3.Ox 1G
−’増感色素(S−11)      1.2x1G−
’イエローカプラー(Y−1)0.18 イエローカプラー(Y−2)      0.10高沸
点溶媒(Oij−2) 添加剤(SC−1) ゼラチン 第11層;第1保護層(PRO−1> 沃臭化銀乳剤(Em−5) 紫外線吸収剤(UV−1) 紫外線吸収剤(UV−2) 添加剤(MS−1> 添加剤(MS−2) 高沸点溶媒(Oil−1) 高沸点溶[(Off−3ン ゼラチン 第12層;第2保護層(PRO−2) アルカリで可溶性のマット化剤 (平均粒径2μm) ポリメチルメタクリレート (平均粒径3μm) スベリ剤(WAX−1) 帯電関節剤(SU−1) 帯電調節剤(SU−2) 0.05 0.002 1.0 0.3 0.01 0.1 0.1 0.07 0.07 0.8 0.13 0.02 0.04 0.004 0.02 ゼラチン             0.5各層には、
上記の他に表−1に示すように本発明の硬膜剤あるいは
比較の硬膜剤を添加して試料Nc1〜8を作成した。
なお、各層には、塗布助剤(SU−4)、分散助剤(S
U−3)、安定剤(ST−1’)、防腐剤(DI−1)
、カプリ防止剤(AP−1)、(AF−2)、染料(A
I−1)、(AI−2)を適宜添加した。
また、上記試料中に使用した乳剤は以下のものである。
いずれも内部高ヨード型の単分散性の乳剤である。
Em−1:平均沃化銀含有率7.5モル%平均粒径 0
.55μm 粒子形状 8面体 Em−2:平均沃化銀含有率2.5モル%平均粒径 0
.36μm 粒子形状 8面体 Em−3:平均沃化銀含有率8.0モル%平均粒径 0
.84μm 粒子形状 8面体 Em−4:平均沃化銀含有率8.5モル%平均粒径 1
,02μm 粒子形状 8面体 Em−5:平均沃化銀含有率2.0モル%平均粒径 0
.08μm 以下余白 C1 H C−1 0M−1 V−1 H V−2 ans S−1 S−2 ■ 5U−1 NaOaS−CH−COOCHa [CFaCFa) 
3HCh−COOCh (CFs=CFa) JU−2 U−3 U−4 N!03S−CI−COOCsHt7 CH2−C00CeH+7 5rHs C,H。
C.H。
C2H! (C)121 ashs に2H。
CsHs (CHa) JO3 C−1 H COOC r aH器(1) 5C−2 の混合物(2: 3) ip−1 Cg)Is ds 0iI!−2 AX−1 P−1 F−2 以下余白 I−1 I−2 T−1 H I−1 作成された各試料をフレッシュ試料とし、この試料を室
温下で7日間放1した試料、及び50℃、50%RHで
2日間放置して強制劣化した試料をそれぞれ作成した。
これら試料を、白色光でウェッジ露光した後、下記の処
理を行い、感度とカブリを測定した。
感度はカブリ+0.5の濃度を与える露光量の逆数で表
し、健布後室温下で7日間放置した試料Nf11の感度
を100とした相対感度で示した。
また、上記室温下で7日間放置した試料を30℃の水中
に5分間浸漬′し、半径0.3−のサファイア針を試料
表面に圧接し、1秒間に2−の速さで膜面上を平行移動
させながらO〜200 tの範囲でサファイア針の圧接
荷重を連続的に変化させて試料の膜面に損傷の生ずる時
の荷重を耐傷強度として求めた。
その結果を併せて下記表−1に示した。
処理工程 発色現像   38℃   3分15秒漂   白  
  38℃    6分30秒水   洗    38
℃    3分15秒定   着    38℃   
 6分30秒水   洗    38℃    3分1
5秒安定化  25℃  1分30秒 乾   燥    45℃ 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
(発色現像液) 4−アミノ−3−メチル−N− エチル−N−(β−しドロキシ エチル)アニリン・硫酸塩     4.75゜無水亜
硫酸ナトリウム        4.25gヒドロキシ
ルアミン・1/2硫酸塩    2.0゜無水度数カリ
ウム          37.5 。
臭化ナトリウム            1.3gニト
リロトリ酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩)              2.5g水酸
化カリウム            1.Ot水を加え
て1Jとする。
(漂白液) エチレンジアミン四#酸鉄 アンモニウム塩           100 gエチ
レンジアミン四酢酸 2アンモニウム塩         10.0g臭化ア
ンモニウム          150.0g氷酢酸 
              10.0ml水を加えて
1Jとし、アンモニア水を用いてpH=6.04:調整
する。
(定着液) 千オ硫酸アンモニウム       175.0g無水
亜硫酸ナトリウム         8.51メタ亜[
酸ナトリウム         2.3g水を加えて1
jとし、酢酸を用いてpH=6.0に調整する。
(安定化液) ホルマリン(37%水溶液)        1.5m
lコニダックス(コニカ株式会社製)    7.5m
l水を加えて1jとする。
以下余白 比較化合物(I) (特開昭51−59625号公報に記載の化合物)比較
化合物(I) (特公昭55−38655号公報に記載の化合物)比較
化合物<1) (特開昭53−41221号公報に記載の化合物)以下
余白 上記表−1の結果からも明らかなように、本発明に係る
硬膜剤を用いた試料社1〜5は、いずれも比較試料順6
〜8と比較して相対感度の低下が僅かしかなく、カブリ
の劣化も認められない。
また強制劣化させた場合であっても、比較試料NQ6〜
8と比較して本発明試料11n1〜5は感度低下が1か
であり、カブリの上昇も僅かしか認められない。
従って本発明に係る硬膜剤は写真特性を殆ど阻害しない
ことが判る。
また、膜強度を示す耐傷強度の結果より、本発明試料N
Q1〜5は、いずれも比較試料社6〜7と比較して高い
膜強度を示していることから、本発明の硬膜剤は比較化
合物よりも効率よく硬膜していることがわかる。
実施例2 下引きを施したポリエチレンテレフタレート支持体の両
面に下記に示すような組成の各層を順次支持体側から形
成して、X線用感光材料試料NO9〜14を得な。
ハロゲン化銀以外の添加剤は特に記載のない限りハロゲ
ン化銀1モル当りの量を示した。
第1層:クロスオーバーカット層 染料(1)        3■/d 媒染剤(II )       0.12. /rtf
ゼラチン        0−2t/rrr第2層:乳
剤層 平均粒径0.57μm、Ag12モル%を含むAgBr
Iからなる乳剤 塗布銀量     4 、5 t / rd増感色素(
A)         450■増感色素(B)   
      20■4−ヒドロキシ−6−メチル− 1,3,3a、7−チトラザ インデン          3.0゜t−ブチル−カ
テコール   400alIrポリビニルピロリドン (分子量1G、Goo)       1.OIrスチ
レン−無水マレイン酸 共重合体          2.5tトリメチロール
10パン ジエチレングリコール p−ニトロフェニル−トリフェ ニルホスホニウムクロライド 1.3−ジヒドロキシベンゼン= 4−スルホン酸アンモニウム 2−メルカプトベンツイミダゾ− ル−5−スルホン酸ソーダ 0r g ON g 15# コロイダルシリカ (平均粒径0.013μm) CH2COO(CHal・CHコ コア■/d 第3層: H 1,1−ジメチロール−! モー1−ニトロメタン ゼラチン 保護層 ポリメチルメタクリレート (平均粒径5μm) 一プロ 10■ 2、/rrf 7■/イ ゼラチン 硬膜剤(表−2に記載) 1、/rrr 染料(I) 増感色素(B) talls ans 媒染剤(ff) (CHil 38031 HsCa  Can5 1 / 25Oa2e x : y=25 : 75 [CHil 5sOs [CgHilコ■各試料につい
て実m例1と同様に保存試験後、露光を与えて下記の処
理を行い、実施例工と同様に写真特性を測定した。
感度は塗布後7日の試料m9の感度を100とした相対
感度で示した。
結果を1表−2に示す。
(処理工程) 挿入            1・2秒現像十渡り  
  35℃   14.6秒定着十渡り    33℃
    8.2秒水洗十渡り    25℃    7
.2秒スクイズ     40℃    5.7秒乾燥
        45℃    8,1秒(現像液) ハイドロキノン         :5.O。
フェニドン 亜硫酸カリウム ホウ酸 水酸化ナトリウム トリエチレングリコール 5−ニトロイミダゾール 5−二トロペンツイミダゾール グルタルアルデヒド重亜硫酸塩 氷酢酸 臭化カリウム トリエチレンテトラミン六酢酸 水を加えて1ノに仕上げる。
(定着液) 千オ硫酸アンモニウム 無水亜硫酸ナトリウム ホウ酸 酢912(90wt%) 酢酸ナトリウム(3水塩) r&酸アルミニウム(18水塩) wX[1!(50w t % ) 1.2゜ 55.0゜ io、o。
21.0゜ 17.5゜ 0.10゜ 0.101r 15.0f 16.0゜ 4.0t 2.5g 水を加えて1jに仕上げる。
また、試料を25℃、50%RHの湿度に保ちながら塗
布後2時間、1日、7日後に各々の試料の一部をとり出
し、30℃の水中で5分間膨潤させ、各試料の膜厚を測
定し、次式で表される膨潤度Vを算出し、硬化作用の経
時変化(後硬膜性)をみた。
その結果を下記表−2に示した。
比較化合物 (IV) CHO 130,9t 7.3t 7゜Of 5.5g 25.8t U、6゜ 6、77 tr 以下余白 表−2の結果から明らかなように、本発明の硬膜剤を保
護層に添加しなX線用感光材料試料NG9〜11では、
感度の低下やカブリの増大など写真特性の変動が殆ど見
られず、しかも塗布、乾燥後1日以上たてば膨潤度の変
化も小さく安定し、比較試料間13〜14と比べて後硬
膜性が著しく改善されている。又試料12と比べてみれ
ば硬膜が効率よくされていることがわかる。
[発明の効果j 以上本発明によれば、写真性能を損なうことなく、少な
い硬膜剤量でも効率よく硬膜作用をし、後硬膜作用もな
い新規な硬膜剤を含有したハロゲン化銀写真感光材料を
提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層の親水性コロイド層を有する
    ハロゲン化銀写真感光材料において、該親水性コロイド
    層の少なくとも1層が、下記一般式[ I ]で表される
    化合物の少なくとも1種で硬膜されていることを特徴と
    するハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Aは一般式[II]で表される基から選ばれる基
    を表す。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記一般式[II]において、Xは▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、−CO−あるいは −SO_2−を表し、Yは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼ −CO−、−O−、−S−、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼あるいはR_1、R_2、R_3、R_4及び
    R_6は水素原子あるいは置換あるいは無置換のアルキ
    ル基、アリール基あるいはアラルキル基を表す。 R_5は置換あるいは無置換のアルキル基、アリール基
    あるいはアラルキル基を表す。 Zは5員あるいは6員の複素環を形成するのに必要な原
    子群あるいは単結合を表す。) また、Lは一般式[III]、一般式[IV]、一般式[V
    ]および一般式[VI]、で表される基から選ばれる基を
    表す。 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[V] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[VI] ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記一般式[III]、一般式[IV]、一般式[V]お
    よび一般式[VI]において、R_7〜R_2_4は各々
    水素原子または置換基を表す。J^■は分子内で、電荷
    を相殺するためのアニオンを表し、lは分子内で、電荷
    を相殺するのに必要なアニオンの数を表す。)〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5527665A (en) * 1994-06-27 1996-06-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Imidazolium hardeners

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