JPH04131157U - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH04131157U
JPH04131157U JP4469591U JP4469591U JPH04131157U JP H04131157 U JPH04131157 U JP H04131157U JP 4469591 U JP4469591 U JP 4469591U JP 4469591 U JP4469591 U JP 4469591U JP H04131157 U JPH04131157 U JP H04131157U
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JP
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terminal
wire
coil
lead wire
electric motor
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Application number
JP4469591U
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English (en)
Inventor
広文 山口
慎悟 北村
Original Assignee
草津電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子コイルのコイル端末線3又は安全保護
装置用リ−ド線9と電源用リ−ド線4とを端子12にて
接続し、ヒュ−ジングで固定する。 【構成】 端子12と電源用リ−ド線4の接続におい
て、端子ケ−ス11に電源用リ−ド線4を挿入し、この
端子12の一端にかしめるとともに、端子12の他端に
はコイル端末線3又は安全保護装置用リ−ド線9の芯線
とをヒュ−ジングにて固定し、この端子12を端子ケ−
ス11に収納保持し絶縁樹脂13にて固定するととも
に、この端子ケ−ス11はブラケットと固定子鉄心1と
で固定する電動機。 【効果】 コイル端末線3又は安全保護装置用リ−ド線
9と電源用リ−ド線4とを端子12にて接続するため作
業が簡単にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定子コイルのコイル端末線と安全保護装置用リ−ド線と電源用リ −ド線の接続をヒュ−ジングにて端子で行ない、端子ケ−スに保持収納する電動 機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第7図は、従来の電動機の固定子構造を示すもので、図において1は固定子鉄 心、2は固定子鉄心に挿入される固定子コイルのコイルエンド、3はコイルエン ドの端部から出るコイル端末線、4はコイル端末線と接続するための電源用リ− ド線、5はこの電源用リ−ド線の接続部の絶縁を確保するために保護する絶縁チ ュ−ブ、6はこの絶縁チュ−ブをコイルエンドに縛る結束糸である。 上記のように、コイル端末線と電源用リ−ドの接続は、コイル端末線の絶縁被 膜を剥離して半田付け等により接続し、その接続部に絶縁チュ−ブを通して保護 し、結束糸でコイルエンドに縛り付けていた。
【0003】 また、さらにコイル焼損を防ぐ過熱防止用のサ−モスタットや温度ヒュ−ズ等 の安全保護装置7を備えたものについては、コイルエンド2の上部または側部に 結束バンド8等の結束部材で固定し、コイル端末線3と電源用リ−ド線4間に安 全保護装置用リ−ド線9を接続する際には、上記同様の処理が必要であった。 また、このような接続方法であれば、手作業のためコイル端末線の切断位置、 電源用リ−ド線等との接続位置等の位置づれができ、電源用リ−ド線の末端にバ ラツキが発生した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来のものはコイル端末線と電源用リ−ド線の接続作業及びこれに 絶縁チュ−ブを通す作業、糸縛り作業等の煩雑な手作業を必要とし、また、コイ ル端末線をコイルエンドに糸で固定するとき、コイル端末線が極めて細いので、 これを損傷する恐れがあった。 また、最近は安全確保のためサ−モスタット等の安全保護装置を取り付けた電 動機が多用されており、上記のコイル端末線と電源用リ−ド線の接続と同様に多 くの手作業を必要とした。 この考案はかかる従来の課題を解消するためになされたもので、コイル端末線 と電源用リ−ド線と安全保護装置用リ−ド線との接続を簡単な構造で容易にかつ 確実にでき、信頼性の向上と、コストの低減をともに達成できる電動機を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、この考案に係る電動機は、コイル端末線と安全保 護装置用リ−ド線をヒュ−ジングにより端子に接続し、この端子の他端は電源用 リ−ド線とかしめにて接続し、端子ケ−スに固定する。 また、この端子ケ−スは、ブラケットと固定子鉄心間にて固定する。
【0006】
【作業】
前記構成において、端子ケ−スは電気絶縁性を有する熱可塑性又は熱硬化性樹 脂で一体成形され、コイル端末線と安全保護装置用リ−ド線と電源用リ−ドの接 続を端子にて行ない、端子ケ−スに絶縁固定するものであり、従来のようにコイ ル端末線の絶縁被膜を剥離することなく、電源用リ−ド線と接続できるとともに 、コイル端末線と安全保護装置用リ−ド線と電源用リ−ド線の接続部をコイルエ ンドに縛り付ける作業が不要となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は、電動機の固定子構造を示すもので、1は外周部に切り欠き溝10を設け た固定子鉄心、2はこの固定子鉄心に巻装された固定子コイルのコイルエンド、 11は電気絶縁性を有する熱可塑性又は熱硬化性樹脂で一体成形されている端子 ケ−スで、前記コイルエンド2にサ−モスタット等の安全保護装置7を結束バン ド8等にて固定する。
【0008】 また、コイルエンドの端部から出るコイル端末線3又は安全保護装置用リ−ド 線9と電源用リ−ド線4とを端子12にて接続し、前記端子ケ−スに複数個の端 子12を折り曲げて保持し、絶縁樹脂13にて固定するとともに、端子ケ−スは 前記固定子鉄心の切り欠き溝10に挿入して固定する。
【0009】 図2、図3はそれぞれ本考案の端子ケ−スの平面図と側面断面図を示すもので ある。 端子ケ−スは、図2及び図3に示すように固定子コイルのコイルエンドにL字 型に固定し、互いの端子間には絶縁するために端子の左右を保持するための仕切 り壁A14を設け、この仕切り壁Aは根元から上に行くに従い先細り形状とし中 央部には端子を挿入固定するための端子止め凸部15を設ける。
【0010】 また、おのおのの端子の上下を保持するための仕切り壁B16を設け、この仕 切り壁Bにはコイル端末線又は安全保護装置用リ−ド線をコイルエンドより取り 出して、端子へ接続しやすいように案内用の細い溝17を1つ又は2つ設けると ともに、端子ケ−スの仕切り壁Aの延長上には湾曲部18を設けるとともに、こ の湾曲部には前記コイル端末線及び安全保護装置用リ−ド線が端子に接続しやす いように案内部19を設ける。
【0011】 このように、仕切り壁Aの延長上には湾曲部及び案内部を設け、また仕切り壁 Bには細い溝を設けているので、コイル端末線及び安全保護装置用リ−ド線を左 右どちらからでも引き入れ可能とし、おのおのの線のだぶり防止ができる。 また、端子ケ−スには図3で示すように電源用リ−ド線を通す貫通穴を設けて 、角筒形状部20と円筒形状部21とで構成されている。
【0012】 図4、図5はそれぞれ本考案の端子の平面図と側面図を示すものである。 端子は、導電性のある黄銅または銅とし、図4及び図5で示すようにコイル端末 線と端子の接続は、このコイル端末線の絶縁被膜を剥離することなく、直接コイ ル端末線を端子の案内溝22に引っ掛けて案内用面取部23に沿って折り曲げ部 24に挿入して挾み付けてヒュ−ジングにて圧着し、電気的機械的に接続し固定 する。 また、安全保護装置用リ−ド線についても、コイル端末線の場合と同様にヒュ −ジングにて端子に固定する。 この折り曲げ部はコの字型で入口はハの字型にひらいて、コイル端末線又はサ −モスタット等の安全保護装置用リ−ド線の芯線が容易に挿入できる形状とし、 折り曲げ部の内側には凹凸を設けるとさらに固定がより強固になるとともに、接 触抵抗も安定できる。
【0013】 また、端子の他端と電源用リ−ド線との接続は、端子ケ−スに前記貫通穴を複 数個設けて、電源用リ−ド線を通して電源用リ−ド線の芯線及び電源用リ−ド線 がかしめやすいように、端子の他端にそれぞれU字状の突起部A25及び突起部 B26を設けて接続固定する。 特に、電源用リ−ド線と突起部Bとは角型の形状にかしめて接続する。 なお、端子ケ−スに設けられている前記貫通穴は途中でくの字型に折れ曲がった 形状とし、前記端子と電源用リ−ド線との接続部のみ断面角型の角筒形状部20 とし、それ以外の部分は断面丸型の円筒形状部21のため、この電源用リ−ド線 を反端子側に引っ張っても抜けないようになっている。
【0014】 また、端子と電源用リ−ド線を先にかしめて接続した後、更に端子とコイル端 末線又は安全保護装置用リ−ドとをヒュ−ジングにて接続して、端子の中央部に 設けられている凹部27より直角に折り曲げて端子ケ−スにもうけられている仕 切り壁A及び仕切り壁Bにて囲まれた保持部に端子を固定し、ホットメルト等の 絶縁樹脂にて端子を完全に覆って絶縁するとともに、端子の移動を阻止する働き も兼ねている。
【0015】 図6は本考案の電動機の側面図である。 端子ケ−ス11は図6及び図1、図2、図3に示すように、固定子鉄心の外周部 の側面平坦部に設けた切り欠き溝10に合致するように内側に凸部28と段差部 29とを設けて固定子鉄心1に固定するとともに、椀状のブラケット30の切り 欠き部31に合致するように端子ケ−スの外側に段付部32を設けて、固定子鉄 心とブラケットにて端子ケ−スを上下より挾み付けて固定し、この端子ケ−スよ り電源用リ−ド線を取り出す構成となっている。
【0016】
【考案の効果】
以上の構成にすると従来例と比較して次の効果が得られる。 リ−ド線とコイル端末線の接続部分に絶縁チュ−ブをかぶせる必要がなく、また 接続部とリ−ド線を固定子コイルのコイルエンドに縛り付ける作業も、コイル端 末線の絶縁被膜剥離も不要となり、多くの手作業が合理化できるとともに、電源 用リ−ド線の出寸法も一定となる。 以上述べた如く、本考案によれば従来の手作業の必要がなくなるため、作業工 数の低減が図れるとともに、品質が安定し、機械的に組立が可能な電動機を提供 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における固定子の正面図であ
る。
【図2】本校案の端子ケ−スの平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本校案の端子の平面図である。
【図5】本校案の端子の側面図である。
【図6】本校案の電動機の側面図である。
【図7】従来例の固定子の正面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 コイルエンド 3 コイル端末線 4 電源用リ−ド線 5 絶縁チュ−ブ 6 結束糸 7 安全保護装置 8 結束バンド 9 安全保護装置用リ−ド線 10 切り欠き溝 11 端子ケ−ス 12 端子 13 絶縁樹脂 14 仕切り壁A 15 端子止め凸部 16 仕切り壁B 17 細い溝 18 湾曲部 19 案内部 20 角筒形状部 21 円筒形状部 22 案内溝 23 案内用面取部 24 折り曲げ部 25 突起部A 26 突起部B 27 凹部 28 凸部 29 段差部 30 ブラケット 31 切り欠き部 32 段付部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に切り欠き溝を設けた固定子鉄心
    と、この固定子鉄心に巻装された固定子コイルのコイル
    端末線又は安全保護装置用リ−ド線と電源用リ−ド線と
    を端子にて接続し、電気絶縁性の端子ケ−スに端子を絶
    縁固定し前記固定子鉄心と椀状のブラケットで保持固定
    される端子ケ−スを有する電動機。
  2. 【請求項2】 端子ケ−スは、電気絶縁性を有する熱可
    塑性又は、熱硬化性の樹脂で一体成形されるとともに、
    固定子コイルのコイルエンド上部に位置され、前記端子
    ケ−スには端子を保持するための仕切り壁を設け、この
    仕切り壁には前記コイル端末線又は安全保護装置用リ−
    ド線を案内する細い溝を設けるとともに、端子ケ−スの
    仕切り壁の延長上に案内用の湾曲部と案内部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1の電動機。
  3. 【請求項3】 端子ケ−スには、電源用リ−ド線を挿入
    する複数の貫通穴を設け、電源用リ−ド線と端子を接続
    し、この端子の他端は固定子コイルのコイル端末線又は
    安全保護装置用リ−ド線と接続し、前記貫通穴は途中で
    くの字型に折れ曲がった形状とし、端子と電源用リ−ド
    線との接続部のみ角筒形状部とし、それ以外の部分は円
    筒形状部とする請求項1及び請求項2の電動機。
  4. 【請求項4】 端子ケ−スには、仕切り壁を設けるとと
    もに、電源用リ−ド線を接続した端子の他端は、コイル
    端末線又は安全保護装置用リ−ド線の芯線をヒュ−ジン
    グにて固定した後、折り曲げて前記仕切り壁に保持し、
    絶縁樹脂にて固定したことを特徴とする請求項1及び請
    求項2及び請求項3の電動機。
  5. 【請求項5】 端子は、コイル端末線を挿入し固定する
    折り曲げ部を設けるとともに、この折り曲げ部には、コ
    イル端末線を導く案内溝とその案内溝の近辺に案内用面
    取部を設けたことを特徴とする請求項1及び請求項3及
    び請求項4の電動機。
  6. 【請求項6】 端子ケ−スは、固定子鉄心の外周部に設
    けた切り欠き溝に合致する凸部を設けるとともに、椀状
    のブラケットの切り欠き部に合致するように設けられた
    段付部に当接させて固定してなる請求項1及び請求項2
    及び請求項3及び請求項4及び請求項5の電動機。
JP4469591U 1991-05-17 1991-05-17 電動機 Pending JPH04131157U (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112085A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Panasonic Corp 動力コネクタ付き電動機およびその製造方法

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