JPH04130999U - 鍵盤スイツチ - Google Patents
鍵盤スイツチInfo
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- JPH04130999U JPH04130999U JP3727891U JP3727891U JPH04130999U JP H04130999 U JPH04130999 U JP H04130999U JP 3727891 U JP3727891 U JP 3727891U JP 3727891 U JP3727891 U JP 3727891U JP H04130999 U JPH04130999 U JP H04130999U
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- JP
- Japan
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- key
- flexible
- band
- longitudinal direction
- sheet
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- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 12
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく、組立が容易で且つ極めて
薄型になり、また打鍵の強さに応じて音量等を変えるの
に用いることができる電子楽器の鍵盤スイッチを得る。 【構成】 鍵盤2が表示された可撓性表面シート1と、
各鍵4の長手方向に沿って帯状電極51、52が各配設さ
れスペーサ6を介して配置された一対の可撓性シート3
1、32から成る第1のスイッチ101と、各鍵4の長手
方向に沿って配置された帯状ダンパ11と、各鍵4の長
手方向に沿って帯状電極91、92が各配設されスペーサ
6を介して配置された可撓性シート7及び基板8から成
る第2のスイッチ102とが積層されて構成されてい
る。
薄型になり、また打鍵の強さに応じて音量等を変えるの
に用いることができる電子楽器の鍵盤スイッチを得る。 【構成】 鍵盤2が表示された可撓性表面シート1と、
各鍵4の長手方向に沿って帯状電極51、52が各配設さ
れスペーサ6を介して配置された一対の可撓性シート3
1、32から成る第1のスイッチ101と、各鍵4の長手
方向に沿って配置された帯状ダンパ11と、各鍵4の長
手方向に沿って帯状電極91、92が各配設されスペーサ
6を介して配置された可撓性シート7及び基板8から成
る第2のスイッチ102とが積層されて構成されてい
る。
Description
【0001】
本考案は、電子楽器等の鍵盤スイッチに関する。
【0002】
従来の例えば電子楽器の鍵盤スイッチaとして、図3に示すように、固定接点
(図示せず)が配設された基板b上に、内部に可動接点(図示せず)が設けられ
たゴム製の逆椀形状部材cを載置固定したものが知られている。この鍵盤スイッ
チaは、基板bを鍵盤フレームdにネジ止めすることによって装着される。
【0003】
上述した従来の鍵盤スイッチは、部品点数が非常に多く、組立に手数を多く要
するとともに装置が大型になり、また各部品の精度及び組立精度を高めるのが困
難であるという課題があった。
【0004】
本考案は、従来のこのような課題を解決する鍵盤スイッチを提供することをそ
の目的としたものである。
【0005】
本考案は、上記の目的を達成するために、鍵盤が表示された可撓性表面シート
と、各鍵の長手方向に沿って帯状電極が各配設され該帯状電極が空間を介して互
いに対向するようにスペーサを介して配置された一対の可撓性シートと、各鍵の
長手方向に沿って配置された複数の帯状ダンパと、各鍵の長手方向に沿って帯状
電極が各配設され、該帯状電極が空間を介して互いに対向するようにスペーサを
介して配置された可撓性シート及び基板とから成り、可撓性シート及び基板の上
に帯状ダンパ、一対の可撓性シート及び表面シートを順次積層して成る。
【0006】
【作用】
表面シートに表示された鍵を押下すると、表面シートの直ぐ下の一対の可撓性
シートにおける上のシートは表面シートとともに湾曲し、上のシートの電極が下
のシートの電極と接触する。鍵を更に押下すると、下のシートが湾曲し、これに
接触するダンパが力によって変形してその力を吸収し、所定時間後ダンパを介し
て基板の上の可撓性シートが湾曲し、基板及び可撓性シートの一対の電極が互い
に接触する。打鍵力に応じた時間間隔で作動する2組のスイッチを有するので、
打鍵力を適当に変化させることで音量等に変化をつけることができる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面につき説明する。
【0008】
図1において、1は上面に鍵盤2が印刷により表示された例えばプラスチック
から成り、可撓性を有する表面シート、31、32はそれぞれ下面及び上面の各鍵
4の下に、鍵4の長手方向に沿った帯状の電極51、52が配設された例えばプラ
スチックからなる一対の可撓性シートで、この一対の可撓性シート31、32はス
ペーサ6により電極51と52が空間を介して対向するように配置されている。7
、8はそれぞれ下面及び上面の各鍵4の下に、鍵4の長手方向に沿った帯状の電
極91、92が配設された例えばプラスチックから成る可撓性シート及び基板で、
この可撓性シート7と基板8はスペーサ6により電極91と92が空間を介して対
向配置されている。前記一対の電極51、52を有する一対の可撓性シート31、
32は第1のスイッチ101を構成し、前記一対の電極91と92を有する可撓性シ
ート7と基板8は第2のスイッチ102を構成する。第2のスイッチ102の可撓
性シート7の上には、各鍵4の下に鍵4の長手方向に延びる断面山形の例えばゴ
ム材から成る帯状ダンパ11が配置され、このダンパ11の上にはスペーサ6を
介して前記第1のスイッチ101の可撓性シート21、22、更にその上に表面シ
ート1が積層される。この実施例では各鍵1に対応する帯状ダンパ11が平坦部
を介して一対に形成されているが、分離していてもよい。
【0009】
この実施例の作用について説明すると、図2の(a)に示すように、鍵4に力
(矢印)を加えると、第1のスイッチ101の可撓性シート31が湾曲し、その電
極51が52と接触し、第1のスイッチ101が閉成する。更に力を加えつづける
と、図2の(b)に示すように、可撓性シート32、帯状ダンパ11及び可撓性
シート7が変形して図2の(c)に示すように可撓性シート7の電極91が基板
8の電極92に接触し、第2のスイッチ102が閉成する。
【0010】
第1のスイッチ101の閉成から第2のスイッチ102の閉成までの時間は、鍵
4に加える力を変化させることによって変化するから、周知の回路によってこの
時間を検出し、時間に応じて音量、効果等を変えることができる。
【0011】
尚、上述の実施例は白鍵について適用したものであるが、黒鍵についても適用
することができる。
【0012】
本考案は、上述のように鍵盤及びスイッチがシートの積層によって構成されて
いるので、部品点数が少なく、組立が容易で且つ極めて薄型になり、また打鍵の
強さに応じて音量等を変えるために用いることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の斜面図
【図2】 上記実施例の作用説明図
【図3】 電子楽器に用いる従来の鍵盤スイッチの側面
図
図
1 表面シート 2 鍵盤
4 鍵 31、32 可撓性シート
51、52 電極 6 スペーサ
7 可撓性シート 8 基板
91、92 電極 101第1のスイ
ッチ 102 第2のスイッチ 11 帯状ダンパ
ッチ 102 第2のスイッチ 11 帯状ダンパ
Claims (1)
- 【請求項1】 鍵盤が表示された可撓性表面シートと、
各鍵の長手方向に沿って帯状電極が各配設され該帯状電
極が空間を介して互いに対向するようにスペーサを介し
て配置された一対の可撓性シートと、各鍵の長手方向に
沿って配置された複数の帯状ダンパと、各鍵の長手方向
に沿って帯状電極が各配設され、該帯状電極が空間を介
して互いに対向するようにスペーサを介して配置された
可撓性シート及び基板とから成り、可撓性シート及び基
板の上に帯状ダンパ、一対の可撓性シート及び表面シー
トを順次積層して成る鍵盤スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3727891U JPH04130999U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 鍵盤スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3727891U JPH04130999U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 鍵盤スイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130999U true JPH04130999U (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=31919076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3727891U Pending JPH04130999U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 鍵盤スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04130999U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853320B2 (ja) * | 1978-08-11 | 1983-11-28 | コミツサレ・ア・レナジイ・アトミツク | 空気と希ガス類の混合物の処理方法 |
JPS61133992A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤スイツチ |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3727891U patent/JPH04130999U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853320B2 (ja) * | 1978-08-11 | 1983-11-28 | コミツサレ・ア・レナジイ・アトミツク | 空気と希ガス類の混合物の処理方法 |
JPS61133992A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤スイツチ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961112 |