JPH04130852U - 印字ヘツドのクリーニング装置 - Google Patents

印字ヘツドのクリーニング装置

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JPH04130852U
JPH04130852U JP4548691U JP4548691U JPH04130852U JP H04130852 U JPH04130852 U JP H04130852U JP 4548691 U JP4548691 U JP 4548691U JP 4548691 U JP4548691 U JP 4548691U JP H04130852 U JPH04130852 U JP H04130852U
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JP
Japan
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card
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嗣利 田中
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株式会社日本アレフ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドを常時清浄な状態に維持すること
により、良好な放電を行い得るようにしたクリーニング
装置を提供すること。 【構成】 印字ヘッド16の多数の放電電極16aがプ
ラテン17に対向して接触せしめられ、印字すべきカー
ド12の導電層と印字ヘッドの放電電極とを放電させる
ことによりカードに印字表示を行なう放電破壊式ライン
プリンタ10において、プラテン17が、カードの長手
方向の長さよりも長い周囲長を有していて且つ印字の際
にカードの先端よりも前方の位置にて、該プラテンの周
囲方向の一部を研磨部18として形成し、カードの印字
前に、印字ヘッドの放電電極をプラテンの研磨部に接触
することにより、放電電極の先端をクリーニングするよ
うにクリーニング装置を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字ヘッドのクリーニング装置に係り、とくに磁気カードの表面に 磁気情報を印字表示する放電破壊式ラインプリンタに備えられた印字ヘッドの放 電電極を研磨するクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリペイドカード等の磁気カードに記録されている使用年月日,使用金 額,残額等の磁気情報を、当該カードの表面に印字表示するようにしたプリンタ としては、例えば図2に示すような構成の放電破壊方式のラインプリンタが知ら れている。 図2において、放電破壊方式ラインプリンタ1は、カード通路2に沿ってプリ ペイドカード等の磁気カード3を搬送する、それぞれ対向して配設された少なく とも一組、図示の場合2組のアースローラ4及びゴムローラ5と、カム6によっ て上下動可能に支持された印字ヘッド7と、この印字ヘッド7が下降せしめられ たとき、該印字ヘッド7の放電電極7aに対向する位置に配設されたプラテン8 と、から構成されている。上記印字ヘッド7は図示の場合、紙面に対して垂直な 印字すべき磁気カード3の幅方向に多数並んで配置された放電電極7aを備えて いる。
【0003】 このように構成された放電破壊方式のラインプリンタ1によれば、プラテン8 上の印字位置に、磁気カード3の印字面が持ち来されたとき、印字ヘッド7が下 降せしめられることにより、この印字ヘッド7の放電電極7aが、所定の接触力 で磁気カード3をプラテン8に対して押圧することになる。この状態から、放電 電極7aを適宜に電気的に制御することにより、磁気カード3の印字面に対して 所望のパターンの印字が行なわれ、その後、印字ヘッド7が上昇せしめられるこ とにより該磁気カード3から退避し、磁気カード3が再び搬送されることにより 通路から排出されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された放電破壊方式のラインプリンタ1におい ては、印字ヘッド7の放電電極7aの先端部に、放電による酸化スケール等が付 着してしまう。そして、酸化スケール等が付着したままで磁気カード3に対する 放電破壊による印字を行なうと、該酸化スケール等の存在によって放電電極7a と磁気カード3との間の良好な放電が得られなくなってしまって磁気カード3の 印字面に対する印字の品質が低下してしまい、場合によっては、印字が行われ得 なくなってしまうという問題があった。
【0005】 本考案は、以上の点に鑑み、放電破壊方式ラインプリンタの印字ヘッドを常時 清浄な状態に維持することにより、良好な放電を行い得るクリーニング装置を提 供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案による印字ヘッドのクリーニング装置は、印 字の幅方向に並べられた多数の放電電極を有する印字ヘッドを印字の際に上下動 することにより、該放電電極を、通路を搬送される印字すべき磁気カードにプラ テンに対向して接触せしめ、該磁気カードに設けられた導電層と印字ヘッドの放 電電極とを放電させることにより該磁気カードの表面に印字表示を行なうように した放電破壊式ラインプリンタにおいて、プラテンが、印字すべき磁気カードの 長手方向の長さよりも長い周囲長を有していて、且つ印字の際に該磁気カードの 先端よりも前方の位置において、プラテンの周囲方向の一部が研磨部、好ましく はダイヤモンド電着処理されている研磨部として形成されており、印字の際に、 少なくとも磁気カードの印字前に、該印字ヘッドの放電電極をプラテンの研磨部 に接触することにより、該放電電極の先端をクリーニングするようにしたことを 特徴としている。
【0007】
【作用】 上記構成によれば、磁気カードへの印字を行なう場合、印字ヘッドの放電電極 がプラテンの回転と共に搬送される磁気カードの表面に接触する前に、先ずプラ テンの周囲方向の一部に設けられた研磨部に接触する。この研磨部との接触によ って、放電電極の先端はクリーニングされて、そこに付着している酸化スケール 等が研磨除去されることになる。 その後、クリーニングされた放電電極が磁気カードの印字面に接触して、この 放電電極を適宜に電気的に制御することにより、該磁気カードの印字面に対して 所望のパターンの印字が行なわれることになる。そのため、磁気カードの印字面 への放電破壊による印字の際には、プラテンの研磨部に接触することによりクリ ーニングされた放電電極が磁気カードの印字面に接触して、該放電電極と磁気カ ードとの間に放電が行なわれることから、良好な放電が行なわれ、従って常時、 印字品質の高い印字が行われ得る。
【0008】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案による印字ヘッドのクリーニング装置を備えた放電破壊方式ラ インプリンタの一実施例を示している。 この放電破壊方式プリンタ10は、カード通路11に沿ってプリペイドカード 等の磁気カード12を搬送する、それぞれ対向して配設された少なくとも一組、 図示の場合2組のアースローラ13及びゴムローラ14と、カム15によって上 下動可能に支持された印字ヘッド16と、この印字ヘッド16が下降せしめられ たとき、該印字ヘッド16の放電電極16aに対向する位置に配設されたプラテ ン17と、から構成されており、該印字ヘッド16は、図示の場合、紙面に対し て垂直な、印字すべき磁気カード12の幅方向に多数並んで配置された放電電極 16aを備えている。
【0009】 以上の構成は、図2に示した従来の放電破壊方式のラインプリンタ1と同様の 構成であるが、本考案による放電破壊方式ラインプリンタ10においては、上記 プラテン17は、印字すべき磁気カード12の長手方向の長さよりも長い周囲長 を有していて、且つ印字の際に該磁気カード12の先端よりも前方の位置におい て、該プラテン17の周囲方向の一部が研磨部18として形成されている。 上記研磨部18は、例えば金属面に対してダイヤモンド粒を接着し、さらにニ ッケルメッキすることにより形成されるダイヤモンド電着処理によって良好な研 磨特性が得られるが、セラミックス,研磨粉の接着や、金属面の梨地処理によっ ても、必要な研磨特性を得ることが可能である。なお、研磨部18は、プラテン 17に直接形成してもよく、プラテン表面の所定位置に上記のようにして形成し た金属板を貼着するようにしてもよい。
【0010】 この考案による放電破壊方式ラインプリンタ10は、以上のように構成されて おり、磁気カード12への印字を行なう場合、磁気カード12の先端がプラテン 17の回転方向に関してその研磨部18の端縁からわずかに外側に位置するよう に、この磁気カード12を搬送することにより、印字中は該磁気カード12がプ ラテン17の研磨部18を除く領域、例えばゴムが露出している領域17aに接 触するようにしておく。 これにより、磁気カード12の印字面への印字の際に、印字ヘッド16の放電 電極16aが、プラテン17の回転と共に搬送される磁気カード12の表面に接 触する前に、先ずプラテン17の周囲方向の一部に設けられた研磨部18に接触 することになる。この研磨部18との接触によって、放電電極16aの先端がク リーニングされて、そこに付着している酸化スケール等が研磨除去されることに なる。
【0011】 次いで、このようにしてクリーニングされた放電電極16aは、磁気カード1 2の印字面に接触して、この放電電極16aを適宜に電気的に制御することによ り、該磁気カード12の印字面に対して所望のパターンの印字が行なわれること になる。かくして、磁気カード12の印字面への放電破壊による印字の際には、 プラテン17の研磨部18に接触することにより前以てクリーニングされた放電 電極16aが磁気カード12の印字面に接触するので、該放電電極と磁気カード との間に良好な放電が行なわれ得る。従って、常時、印字品質の高い印字が行わ れることとなる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、磁気カード等の印字面への印字の際に、 放電電極がプラテンの回転と共に搬送される磁気カードの表面に接触する前に、 これに先立ってプラテンの周囲方向の一部に設けられた研磨部に接触し、この接 触によって放電電極がクリーニングされて、そこに付着している酸化スケール等 が研磨除去され、その後、印字すべき磁気カードの印字面に対して接触せしめら れ、放電破壊により所望の印字表示が行なわれることになる。 かくして、本考案によれば、放電電極の研磨部を簡単な構成により形成するこ とができ、放電電極先端のピンヘッドを常に研磨した状態に維持し得る、極めて 優れた印字ヘッドのクリーニング装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による印字ヘッドのクリーニング装置を
組み込んだ放電破壊式ラインプリンタの一実施例を示す
概略断面図である。
【図2】従来の放電破壊式ラインプリンタの一例を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
10 放電破壊式ラインプリンタ 11 カード通路 12 磁気カード 13 アースローラ 14 ゴムローラ 15 カム 16 印字ヘッド 16a 放電電極 17 プラテン 18 研磨部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/17 8804−2C B41J 29/00 J

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字の幅方向に並べられた多数の放電電
    極を有する印字ヘッドが、印字の際に上下動されること
    により、該放電電極が通路を搬送される印字すべき磁気
    カードにプラテンに対向して接触せしめられ、該磁気カ
    ードに設けられた導電層と印字ヘッドの放電電極とを放
    電させることにより該磁気カードの表面に印字表示を行
    なう放電破壊式ラインプリンタにおいて、プラテンが、
    印字すべき磁気カードの長手方向の長さよりも長い周囲
    長を有していて、且つ印字の際に該カードの先端よりも
    前方の位置にて、該プラテンの周囲方向の一部が研磨部
    として形成されており、印字の際、少なくともカードの
    印字前に、該印字ヘッドの放電電極が該プラテンの研磨
    部に接触することにより、該放電電極の先端がクリーニ
    ングされるようにしたことを特徴とする、印字ヘッドの
    クリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記プラテンの研磨部が、ダイヤモンド
    電着処理されていることを特徴とする、請求項1に記載
    の印字ヘッドのクリーニング装置。
JP4548691U 1991-05-22 1991-05-22 印字ヘッドのクリーニング装置 Expired - Lifetime JP2541627Y2 (ja)

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JP2541627Y2 JP2541627Y2 (ja) 1997-07-16

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