JPH04129943A

JPH04129943A - エンドレスベルト搬送装置

Info

Publication number: JPH04129943A
Application number: JP2248807A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Kobayashi; 健一小林; Takeo Okabe; 岡部　武雄
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1990-09-20
Filing date: 1990-09-20
Publication date: 1992-04-30
Anticipated expiration: 2011-10-09
Also published as: JP2541002B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明は、エンドレスベルトを回動させるための搬送装
置に係り、詳しくは、当該ベル１〜の蛇行防止手段を有
する１般送装置の改良に関する。

［従来の技術］第８図は］−ンドレスベルトを記録シー１〜の１般送に
利用したカラー電子写°真複写機の一例を示覆もので必
る。

具体的には、記録シート供給トレイ６ａと定着器１０と
を繋ぐ記録シー（・６の搬送経路に駆動ロール２及び従
動ロール４ａ、４１１．・・・てエンドレスベルト１（
以下、ベルト）を張架する一方、電子写真ブ［１セスに
よってシアン、マＬンタ、イ１．　［］−、ブブラタの
各色に対応した１〜す一像（可視像）を形成する４絹の
可視像形成ユニツ１−〇を上記エンドレスベルト１の一
側に適宜間隔をｄ３いて配設したもので必る。各可視像
形成ユニツ１〜９は、感光体ドラム等の静電潜像担持体
９１の周囲に帯電器９２、潜像用き込み手段９３、現像
器９４及びクリーナ９５を配置したものであり、各色の
画情報に応じｌこ１・す像を静電潜像担持体９１十に形
成し、上記ベルト１によってｌｆＲ送される記録シー１
−６に当該１〜ナー像を加珪転写するようになつ−（い
る。

従っ−（、供給トレイ６ａから１般出された記録シ１〜
６は、所定のタイミング−Ｃペル１〜１に保持された後
、ベル１へ１の進行に伴なって各’１−ｉＪ視（象形成
ユニラ１〜９，９．・・・から順次各色トナー像の転写
を受け、フルカラーのトナー像を担持することとなる。

そして、１〜ナー像の転写か終了した記録シーｉ−〇は
ベルト１から剥離された後に定着器１（）を経で排出１
〜レイロｂ上に送り出され、カラー記録画像の形成か終
了する。

尚、第８図中、符号６１は記録シート６を所定のタイミ
ングでベル１〜１に吸着させるタッキングロール、符号
９６は記録シート６を静電潜像担持体９１にニップ覆る
ための抑圧ロール、符号６２はベル１〜１表面の汚れを
除去するクリーナ、符号５はベルト１に一定の張力を付
与するための張力調整ロールである。

この様に複数のトナー像を記録シー１〜に多重転写する
画像形成法では色ズレの無い高品位の記録画像を形成覆
る前提としで、記録シー１〜か予め定められた経路上を
正確に搬送されることか重要である。それ故、記録シー
トを搬送するベルトには、回動の際に各ロール上で幅方
向の移動を生じないことが必要である。

しかし、ベル１〜の幅方向の移動（ベル１〜つ７ｔ　−
り）は、ベルト及び各ロールの成形の不完全さ、ベル１
〜を張架するロール群の平行度等により、これを完全に
防止することは実質的に不可能である、３ぞこて、従来
のベル旧設送装置では、ベル（〜つＡ−夕の結果生じた
ベル１〜の変位を修正するための手段が幾つか提案され
ている。

従来、この修正手段としては大ぎく分（プて２通りある
。一つは、ベル１〜を張架している［１−ルのアライメ
ン１〜を変更して人為的にベル１〜つΔ−夕を発生させ
ベルトの変位を修正する手段でおり、他の一つは、ベル
１〜を張架している［１−ルの一つを軸方向にスライド
させ、ベル１〜に幅方向の外力を７Ｊｌｌえてその変位
を修往する手段である。

このうら、後者の手段としては、Ｗｉ６図に示すような
ものか知られている。具体的には、ｌ＼ル１〜ａの内周
面にその円周方向に沿って突条のリブａ１を２条設Ｃブ
るーｈ、ロールｂの外周面には上記リブａ１か没入する
溝部旧を設け、これらリブａ１と溝部旧とを嵌合させな
からベルトａを搬送Ｊると共に、別途設けた位置検出手
段（図示せｆ）によっで検出されるベル］〜ａの変位に
基づいて上記［１ルｂを軸方向に所定量スライドさせる
ものである。

また、これと類似した構造として第７図に示すもの、具
体的には、ベルー−ａの内周面に第６図と同様なリブａ
２を設ける一方、ロールｂは軸方向両端部をテーパ状に
切欠ぎ、リブａ２を切欠部［）２に弓ｌ卦（プるように
したものも１足案されている。

尚、第６図及び第７図において、符号Ｃは回転ベアリン
グｄを介してロール回転軸を支持するフレームであり、
［」−ルｂを担持して軸方向にスライドする構造（図示
せず）となっている。

［発明か解決しようとする課題］しかし、このようなエンドレスベルト搬送装置は、例え
ばそれを画像形成装置の記録シート搬送に用いるとすれ
ば′、ベルトウＡ−りによる幅方向の変位の許容量は約
６０μｍと極めて小さく、上記した従来の構造ではリブ
と溝部あるいは切欠部との間にガタつきか生じ易いこと
から、上記許容範囲内に変位準を収めることは著しく困
難であった。

また、−上記した従来技術ではこのガタつぎを防止する
ために、ベルトを幅方向に弾性的に引き伸ばしてからリ
ブを溝部に嵌合させ、リブと溝部との密着を図る提案も
なされているか、この手段においても経時的なベル１〜
の弾性疲労に」；ってその密着力は減衰するので、完全
にベル１〜のガタつきを防止することは不可能でおった
。

本発明はこの様な問題点に鑑みなされたものであり、ぞ
の目的とするところは、］」−ルを軸方向に駆動してベ
ル１〜の幅方向の変イア１を修往するタイプのエンドレ
スベルト搬送装置において、ベルトの変位をより厳密に
修１［することが可能な装置を提供覆ることにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明のエントレスペルミ
ル搬送装置は、複数のロールによってエンドレスベルｉ
〜を張架しこれを搬送するエンドレスベル１〜搬送装置
において、上記−のロール（以下、ステアリングロール
〉は当該ロールートにおけるベルトの幅ブｊ向の移動を
拘束する拘束手段を右する２つの回転体を弾性部材で連
結して形成され、検出手段により出力されるベルトの幅
方向変位信号に基づき駆動される移動手段によって上記
ステアリングロールを軸方向に移動させてベル１〜の蛇
行を防止することを特徴とするものである１゜このよう
な技術的手段にｄ′３いて、上記拘束手段としては、ベ
ル１〜の幅方向の移動を係止するものであればその構造
を適宜設計変更して差支えなく、例えば、上記従来技術
に示したように、ベル１〜のリブが没入する溝部であっ
ても良いし、必るいはベルトの側端面に当接するフラン
ジ状のガイド部材であっても差支えない。

又、上記弾性部材としては、拘束手段を有する２つの回
転体を連結した際に、弾性力を利用して拘束手段とベル
トとがガタつきなく係合するものであれば、その構造、
弾性力等を適宜選定して差支えなく、また、拘束手段の
構造によって、２つの回転体を押し拡げるものであって
も良いし、弓き寄せあうものでおっても良い。

更に、上記検出手段としては、ベルト端面の変位を検出
するものや、ベルト面に設（プられた位閘検出マークの
変位を読み取るもの等、その構成を適宜変更して差支え
ない。但し、前者においては、ベル１〜喘而の真直性が
検出値に大きな影響を及ぼすので、より正確にベル１〜
を制御するという観点から覆れば後者の検出手段による
のか好ましい。

また、上記移動手段としては、検出手段より出力される
ベル１〜の変位信号に応じてステアリングロールを軸方
向に駆動できるもので必れば、その構造を適宜設計変更
して差支えなく、例えば、回転運動を直線運動に変換づ
るボールスクリ二７−を利用し、ステンピンクー［−夕
やリーボモータを駆動源として構成することかできる。

尚、上記エンドレスベルトとしては、いかなる材質、い
かなる構造のものであっても差支えない。

例えば、用紙等の記録シー１〜を１般送する半々電性の
静電吸着ベルト、転写記録装置におけるインク記録媒体
、あるいは電子写真記録装置にお（プるベル１へ状感光
体等が挙げられる。

［作　用］上記技術的手段は次のように作用する。

ロール上におけるベル１〜の幅方向の移動を拘束する拘
束手段を右回る２つの回転体を弾性部材で連結してステ
アリングロールを構成することにより、拘束手段か確実
にベル１〜と係合してガタつぎなくこれを案内刃る。従
って、このように構成されたステアリング上１−ルを検
出手段から出力されるベルト変位信号に基づいて軸方向
にスライドさせることにより、ベルトの幅方向の変位か
正確に修正される。

［実施例１以下、添付図面に基づいて本発明のエンドレスベルト搬
送装置を詳細に説明する。

第２図及び第３図は本発明のエンドレスベルト搬送装置
の概略構成を示すものであり、第８図に示したカラー画
像形成装置の記録シー旧設送機構に適用し得るものであ
る。

具体的には、モータート１に接続されて矢線方向に回動
する駆動ロール２と、軸方向にスライドしでベル１〜１
の幅方向の変位を修正するスデアリングロール３と、°
ベル１〜１の搬送に伴なって回転づる複数の従動ロール
４ａ、　４ｂ、・・・と、ベルト１に向けて付勢されベ
ルｉ〜１に一定の張力を付与する張力調整ロール５と、
これらロール群によって張架され記録シー１〜６を担持
搬送するエンドレスベルト１と、ベルミル搬送経路の一
箇所に配設され−（ベル１〜１の幅方向の変位を検出す
る検出手段７と、この検出手段７から出力されるベルト
変位信号に基づいて上記ステアリングロール３を軸方向
に所定量スライドさせる移動手段８とから構成されてい
る、２上記ベルト１は記録シートを静電吸着力にて保持・搬送
する環状体であり、第４図に示すように、絶縁性の内層
１１と半導電性の外１ｉ３１２からなる２Ｎ構）告を有
し、各層１１．１２の間には一定の間隔て複数の電極１
３が平行に埋設されている。又、上記電極１３はベルト
の幅方向の端部（こおいて内層１１−１−に露出してあ
り、複数のブラシ給電器（図示ｔ！す）を露出部１４に
：Ｉ占接させて各市（へ１３に通電できる信組みどなっ
ている。従って、配列されｌＪブラシ給電器に低電圧及
び高電圧を交互に印加することにより、電極１３．１３
・・・の間に電界か形成されて記録シーｉ〜を外１１２
表向に静電吸着することができるものである。

第１図は本発明に係るステアリングロール３の第一実施
例を示すものである。この実施例に２６いて、ステアリ
ング１」−ル３は軸芯部ｖＪ３１に嵌合する２つの回転
体３ａ、３ｂをスプリング３２（弾性部材）によって連
結して構成されている。２つの回転体３ａ、３１）のう
ち、一方の３ｂは、基準部３３に当接して軸芯部材３１
に固定されており、他方３ａは、上記スプリング３２の
伸縮に応じて軸芯部材３１周囲を自在にスライドするよ
うになっている。また、各回転体３ａ、３ｂにはベルト
１の内周面に適宜間隔をおいて設けられたリブ３４ａが
没入する溝部３４ｂ（拘束手段）が外周面に設けられて
おり、ベルト１はこれら溝部３４ｂにリブ３４ａを没入
さμ両回転体３ａ。

３ｂに股がるＪ：うにしてステアリング［］−ル３に支
持される。

また、このステアリングロール３は回転体３ａに軸方向
の外力を加えない状態、すなわちスプリングが自由長さ
の状態におる時は、両回転体３ａ、３ｂに設（ブられた
溝部３４ｂ、３４ｂの間隔がベル１〜１に設りられた２
条のリブ３４ａ、　３４ａの間隔より広くなっている。

そのため、ステアリングロール３にベル１〜１を張架し
てリブ３４ａを夫々対応づる溝部３４１）に没入させた
状態では、スプリング３２の弾゛１」力か両回転体３ａ
、３ｂの間隔を拡げるように作用している。。

次に、上記移動手段８であるか、本実施例の移動手段８
は、回転ベアリング８１を介して上記ステアリングロー
ル３を回転自在に保持覆ると共に、軸方向に自在にスラ
イド可能な移動体８２と、検出手段７によって出力され
るベルＩ・変位信号に基づき所定角度の回転運動を励起
すると共に、当該回転運動を直線運動に変換して上記移
動体８２をスライドさせる複合運動−Ｅ−夕８３とから
構成されている、。

また、上記検出手段７は、ベル］・１の一側に配設され
てベルト端面１Ｇとの距離を測定すると共に、測定され
たデータに基づいてベルト１の幅方向の変位量を演算・
出力するもので必り、ベルト端面１６の真直性不良によ
る測定誤差を排除するため、ベルト端面１６の−乃至複
数の特定箇所でのみ測定を行ない、当該箇所における前
回の測定データと今回の測定データとを比較してベルト
変位量を演算するようにしている。

このように構成された本実施例のエンドレスベル１〜搬
送装置においては、ベル１〜１を張架した状態でスプリ
ング３２が回転体３ａ、３ｂの間隔を押し拡げようとす
ることから、夫々のリブ３４ａが溝部３４ｂの側壁に圧
着し、ベルト１はステアリンクロール３上で幅方向の動
きをガタつきなく拘束される。７従って、そのようにベルト１を張架したステアリング［
１−ル３を移動手段８によって軸方向にスライドさせる
ことにより、−層正確にベル１〜１の幅方向の変位を修
正することができるものでおる。

第５図は、第一実施例のリブ３４ａ及び溝部３４１）に
代え、フランジ状のガイド部材３５を拘束手段として設
けた本発明の第二実施例を示Ｊものである。

上記ガイド部材３５は各回転体３ａ、３１）の相反する
端部に設けられており、その内側面をベル１へ端面１６
に当接させてベルト１の幅方向の移動を拘束するように
なっている。

この場合、スプリング３２が自由長さの状態にある時は
、一対のガイド部材３５の間隔かベル１〜１の幅より狭
くなるように設定されており、ステアリングロール３に
ベルト１を張架してガイド部材３５を夫々対応するベル
ト端面１６に当接させた状態では、スプリング３２の弾
性力が両回転体３ａ、３ｂの間隔を狭めるように作用し
ている。

従って、この実施例においては、夫々のガイド部材３５
がベルト端面１６に圧接するので、第一実施例と同様、
ベルト１はステアリングロール３上で幅方向の動きをガ
タつきなく拘束されることになり、当該ロール３のスラ
イドによってベルト１の幅方向の変位を精度良く修正リ
−ることができるものである。

［発明の効果」以上説明してきたように、本発明のエンドレスベル１〜
１般送装置によれば、ベル］・の幅方向の移動を拘束す
る２つの回転体を弾性部側て連結してステアリング［１
−ルを構成したので、ベル１〜のステアリングロールに
苅するカタつきかなく、当該ロールを軸方向にスライド
させてベルトの幅方向の変位を修正することにより、ベ
ル１〜の幅方向の変位を一層厳密に修正することか可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエンドレスベル１般送装置の第一実施
例の要部を示す断面図、第２図は第一実施例の概略を示
す平面図、第３図は第一実施例の概略を示す正面図、第
４図は第一・実施例に係る二［ンドレスベルトを示す斜
視図、第５図は本発明の第二実施例の要部を示す断面図
、第６図及び第７図は従来技術を示す断面図、第８図は
本発明のエンドレスベルト搬送装置を適用可能なカラー
画像形成装置を示す概略図である。［符号説明］１：夕しントレスベル１へ２：駆動ロール３ニステアリング［１−ル３ａ、３１）：回転体４ａ、４ｂ：従動ロール７：検出手段８二移動手段３２：弾性部材３４ａ：リブ（拘束手段）３４ｂ：溝部（拘束手段〉３５：ガイ１〜部材（拘束手段）

Claims

【特許請求の範囲】

複数のロールによってエンドレスベルトを張架しこれを
搬送するエンドレスベルト搬送装置において、上記一の
ロールは当該ロール上におけるベルトの幅方向の移動を
拘束する拘束手段を有する２つの回転体を弾性部材で連
結して形成され、検出手段により出力されるベルトの幅
方向変位信号に基づき駆動される移動手段によって上記
一のロールを軸方向に移動させてベルトの蛇行を防止す
ることを特徴とするエンドレスベルト搬送装置。