JPH04129838A - 電子油圧制御システム - Google Patents

電子油圧制御システム

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Publication number
JPH04129838A
JPH04129838A JP2251487A JP25148790A JPH04129838A JP H04129838 A JPH04129838 A JP H04129838A JP 2251487 A JP2251487 A JP 2251487A JP 25148790 A JP25148790 A JP 25148790A JP H04129838 A JPH04129838 A JP H04129838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ets
circuit
fail
pressure
control system
Prior art date
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Pending
Application number
JP2251487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Ota
太田 省三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2251487A priority Critical patent/JPH04129838A/ja
Publication of JPH04129838A publication Critical patent/JPH04129838A/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クラッチ締結力を油圧により与え自動車の前
後輪駆動力配分や左右輪駆動力配分等を行なう電子油圧
制御システムに関する。
(従来の技術) 従来、電子制御トルクスプリット四輪駆動車の電子油圧
制御システムとしては、例えば、「自動車工学Vo1.
38 No、9 Jl  (1989年8月1日、(株
)鉄道日本社発行)の73ページ〜81ページに記載さ
れているものが知られている。
この従来出典には、エンジンと後輪とは駆動直結し、エ
ンジンと前輪とは湿式多板クラッチを介して連結し、こ
の湿式多板クラッチに付与する油圧を、ETSコントロ
ールユニットからのソレノイド電流により作動する電磁
比例減圧弁により調圧し、前後輪駆動力配分比を、前輪
:後輪=O%=100%から前輪:後輸=50%=50
%まで無段階に制御するシステムが示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の電子油圧制御システムにあっ
ては、ETSコントロールユニットによるフェイル判断
時には、フェイルランプを点灯させると共に、アクチュ
エータリレーを作動させて強制的に油圧を低下させる構
成となっている為、フェイル判断が行なわれたら駆動力
配分機能を失って後輪駆動車となり、車両動力性能とし
て四輪駆動性能が全く発揮されず車両動力性能の低下を
招く。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、比例制御弁を有する電子油圧制御システムにおいて、
電子制御回路でのフェイル判断時に電子油圧制御システ
ムを有する車両性能を確保することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の電子油圧制御システ
ムでは、電子制御回路でのフェイル判断時に電源の最大
電流を通電し油圧発生を保証する構成とした。
即ち、電子制御回路からの指令により作動する比例制御
弁を用いて油圧を電子制御している電子油圧制御システ
ムにおいて、前記電子制御回路でのフェイル判断時に比
例制御弁に電源の最大電流を通電し油圧発生を保証する
圧力保証回路を設けたとを特徴とする。
(作 用) 電子制御回路でのフェイル判断時には、圧力保証回路に
より、比例制御弁に電源の最大電流が通電され、油圧の
発生が保証される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第1図は本発明実施例の電子制御トルクスブリ・ントシ
ステム(電子油圧制御システムの一例)が適用された四
輪駆動車の全体図である。
車両は後輪駆動ベースで、エンジン1.トランスミッシ
ョン2.トランスファ入力軸3.リヤプロペラシャフト
4.リヤディファレンシャル5.後輪6.トランスファ
出力軸7.フロントプロペラシャフト8.フロントディ
ファレンシャル9.前輪10を備え、後輪6へはトラン
スミッション2を経過してきたエンジン駆動力が直接伝
達され、前輪10へは前輪駆動系である前記トランスフ
ァ入出力軸3.7間に設けであるトランスファ内の湿式
多板クラッチ11を介して伝達される。
そして、駆動性能と操舵性能との両立を図りながら前後
輪の駆動力配分比を最適に制御する電子制御トルクスプ
リットシステムは、前記湿式多板クラッチ11への制御
油圧Pcを発生するETS油圧ユニット20と、各種人
力センサ30からの情報に基づいて最適な駆動力配分比
の演算やフェイル判断等を行ないETS:]ンヒトロー
ルユニット4と、前記ETS油圧ユニット20に設けら
れ、ETSコントロールユニット40からのソレノイド
電流iにより駆動制御される比例電磁減圧弁28(比例
制御弁)と、ETSコントロールユニット40からのメ
ーター駆動指令により前輪側伝達トルクを表示するフロ
ントトルクメーター50と、ETSコントロールユニッ
ト40からの点灯指令によりフェイル判断時に点灯する
4WD警告灯51とを備えている。
前記ETS油圧ユニット20は、圧力スイッチ21、E
TSモーター22、リザーバータンク23、ポンプ24
、チエツク弁25、アキュムレーター26、比例電磁減
圧弁28等を有して構成され、ETSモーター22は、
アキュムレーター26の内圧が一定圧以下になるとON
となる圧力スイッチ21からのスイッチ信号により第2
図に示すETSモータリレー52を入れ、電源53によ
り必要時にのみ駆動するようにしている。
前記各種人力センサ30としては、第2図に示すように
、前右車輪回転センサー31、前左車輪回転センサー3
2、後右車輪回転センサー33、後左車輪回転センサー
34、前後Gセンサー35、横Gセンサー36を有し、
他にスロットルセンサー開度信号やエンジン回転数信号
や油圧ユニ・ント20からの圧力スイッチ信号がETS
コントロルユニット40に入力される。
前記ETSコントロールユニット40は、波形整形回路
41、マイクロコンピュータ−42、ETSフェイルセ
ーフ回路43、リレー、モーター駆動回路44、ETS
ソレノイド駆動回路45、ETSトルクメータ駆動回路
46を有する。
そして、マイクロコンピュータ−42(電子制御回路)
でのフェイル判断時に比例電磁減圧弁28のETSソレ
ノイド28aに電源53の最大電流iい。を通電し最大
油圧発生を保証する圧力保証回路が、第1図及び第2図
に示すように、ETSアクチュエータリレー54の励磁
コイル54aを4WD警告灯51と並列化することによ
り構成されている。
即ち、ETSアクチュエータリレー54のスイッチ54
bがアース側に切り換わると共に、ETSフェイルセー
フ回路43が4WD警告灯51を点灯させるアース側に
切り換わる。
次に、作用を説明する。
(イ)システム正常時 電子制御トルクスプリットシステムが正常である時には
、前輪の駆動トルク(湿式多様クラッチ11への制御油
圧Pc)が、第4図に示すように、前後輪回転速度差△
Nの増加に応じて増加し、且つ、その制御ゲインKが横
加速度が小さいほど大きなゲインにより制御される。
即ち、後輪駆動ベースの四輪駆動車とすることで旋回回
頭性を向上させ、前後輪回転速度差対応制御とすること
で発進時や加速時の駆動スリップを抑えと共に旋回加速
時の挙動変化を小さく抑え、横加速度によりゲイン設定
をすることで路面摩擦係数の相違に対応させ、駆動性能
と操舵性能との両立を図りながら前後輪の駆動力配分比
が最適に制御される。
(ロ)システム異常時 マイクロコンピュータ−42において電子制御トルクス
プリットシステムの制御系に異常が発生した時には、第
5図に示すフローチャートに従ってフェイルセーフ処理
が行なわれる。
即ち、フェイル発生時には、ステップ60でETSコン
トロールユニット40でフェイル判断可能かどうか判断
され、電源電圧等にようにETSコントロールユニット
40でフェイル判断かできない場合には、ステップ61
へ進み、後輪駆動状態に固定される。
方、ステップ60でYESと判断された場合には、ステ
ップ62へ進み、即、フェイル判断可能かどうかか判断
され、NOと判断された場合には、ステップ63へ進み
、一定時間経過後にフェイル条件のままかどうかが判断
され、一定時間経過後にフェイル条件が解消されていた
らステップ64へ進み、通常制御に復帰する。
例えば、車速センサー等のようにセンサーの中で重要度
の低いものは、一定時間経過後もフェイルである時にの
みフェイルセーフを行なう。
そして、ステップ62またはステップ63でフェイル判
断された時には、ステップ65へ進み、4WD警告灯5
1を点灯すると共に、ステップ66へ進み、ETSソレ
ノイド28aに対し最大電流INAXを印加することで
最大制御油圧PCVAXとし、前輪側の駆動力配分を増
し、駆動力配分を急に前後輪等配分の4WDとする。
つまり、フェイル判断時には、第1図に示すように、E
TSアクチュエータリレー54のスイッチ54bが矢印
のようにアース側に切り換わると共に、ETSフェイル
セーフ回路43が矢印のように4.WD警告灯51を点
灯させるアース側に切り換わる。
以上説明してきたように、実施例の電子制御トルクスプ
リットシステムにあっては、FTS:]ントロールユニ
ット40でのフェイル判断時に電源53の最大電流11
JAXを通電し最大制御油圧Pcい。
の発生を保証する構成とした為、フェイル判断時に電子
制御トルクスプリットシステムを有することによる4輪
駆動性能を確保することが出来る。
この結果、低μ路でのコーナリング中において、フェイ
ル判断された場合、従来は制御4WD−2WDとなり、
急激にオーバステア側のモーメントが増すことで車両ス
ピンに陥ることがあったのに対し、制御4WD−リジッ
ド4WDとなり、アンダーステア側のモーメントか増す
ことで車両安定性が高まりより安全な旋回走行か可能と
なる。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではない。
例えば、実施例では電子油圧制御システムとして電子制
御トルクスプリットシステムの例を示したが、電子制御
リミテッドスリップディファレンシャルシステム等、他
の電子油圧制御システムにも適用できる。
また、実施例では、フェイル判断時には操舵角や車速に
かからず直ちに4WDとする例を示したが、第6図に示
すように、舵角45°以上かどうかを判断しくステップ
67)、舵角が45°以上の場合にのみ4WDとするフ
ェイル作動を行なうようにしても良いし、また、第7図
に示すように、車速か60km/h以下かどうかを判断
しくステップ68)、車速か60km/h以下の場合に
のみ4WDとするフェイル作動を行なうようにしても良
く、車両安定性を増す4WDフェイルセーフ作動かコー
ナリング中のみに限られることになり、旋回安定性を確
保しながら直進走行時等にフェイルセーフ作動が行なわ
れることによるドライバー違和感を解消できる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明にあっては、比例制御
弁を有する電子油圧制御システムにおいて、電子制御回
路でのフェイル判断時に電源の最大電流を通電し油圧発
生を保証する構成とした為、電子制御回路でのフェイル
判断時に電子油圧制御システムを有する車両性能を確保
することが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の電子制御トルクスプリットシス
テムの要部を示す制御回路図、第2図は実施例の電子制
御トルクスプリットシステムを示す制御系ブロック図、
第3図は実施例の電子制御トルクスプリットシステムが
適用された四輪駆動車を示す全体図、第4図はシステム
正常時における前後輪回転速度差に対する前輪側への駆
動トルク特性図、第5図はフェイル発生時のフェイルセ
フ処理作動の流れを示すフローチャート、第6図は舵角
判断を含めたフェイル発生時のフェイルセーフ処理作動
の流れを示すフローチャート、第7図は車速判断を含め
たフェイル発生時のフェイルセーフ処理作動の流れを示
すフローチャートである。 28・・・比例電磁減圧弁(比例制御弁)28a・・・
ETSソレノイド 43・・・ETSフェイルセーフ回路 44・・・リレー、モーター駆動回路 45・・・ETSソレノイド駆動回路 51・・・4WD警告灯 53・・−電源 54・・・ETSアクチュエータリレ 54a・・・励磁コイル 54b・・−スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)電子制御回路からの指令により作動する比例制御弁
    を用いて油圧を電子制御している電子油圧制御システム
    において、 前記電子制御回路でのフェイル判断時に比例制御弁に電
    源の最大電流を通電し油圧発生を保証する圧力保証回路
    を設けたとを特徴とする電子油圧制御システム。
JP2251487A 1990-09-19 1990-09-19 電子油圧制御システム Pending JPH04129838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251487A JPH04129838A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 電子油圧制御システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP2251487A JPH04129838A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 電子油圧制御システム

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Publication Number Publication Date
JPH04129838A true JPH04129838A (ja) 1992-04-30

Family

ID=17223536

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2251487A Pending JPH04129838A (ja) 1990-09-19 1990-09-19 電子油圧制御システム

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JP (1) JPH04129838A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0699754A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用油圧制御ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0699754A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用油圧制御ユニット

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