JPH04129382U - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造

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JPH04129382U
JPH04129382U JP4511191U JP4511191U JPH04129382U JP H04129382 U JPH04129382 U JP H04129382U JP 4511191 U JP4511191 U JP 4511191U JP 4511191 U JP4511191 U JP 4511191U JP H04129382 U JPH04129382 U JP H04129382U
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Japan
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floor
rising surface
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tunnel
floor tunnel
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JP4511191U
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延男 豊田
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スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の剛性を向上する。 【構成】 運転席を設けたメインフロアパネル9の後端
部に立上り面10を設け、この立上り面10の上端部に
リヤフロアパネル11を接合し、上記メインフロアパネ
ル9に上記立上り面10に向けてフロアトンネル14を
設けた自動車の下部車体構造において、上記フロアトン
ネル14と立上り面10相互間に、補強用のガセット1
5を設けたことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はボデー剛性を向上し得る自動車の下部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
オープンカーでは、メインフロアの後部を立上げてリヤフロアに連続させる車 体構造を採用するものがある。そして、リヤフロア上にルーフ等の収納部および トランクルームを形成している。
【0003】 図8は従来のオープンカーの下部車体構造を示したもので、フロアパネル10 0はフロントフロア部101と、リヤフロア部102で構成され、フロントフロ ア部101後端部に、リヤフロア部102に連続するキックアップ部(立上り部 )103が設けられている(実公平2−21087号公報)。
【0004】 フロントフロア部101のセンターライン上には、フロアトンネル104が設 けられ、このフロアトンネル104の後端をキックアップ部103に接合してい る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような先行技術では、フロアトンネル104の後端がキックアップ部1 03にそのまま接合されているため、接合部の剛性が不充分となる。
【0006】 本考案は上記課題を解決し、車体の剛性を向上し得る自動車の下部車体構造を 提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、運転席を設けたメインフロアパネルの後端 部に立上り面を設け、この立上り面の上端部にリヤフロアパネルを接合し、上記 メインフロアパネルに上記立上り面に向けてフロアトンネルを設けた自動車の下 部車体構造において、上記フロアトンネルと立上り面相互間に、補強用のガセッ トを設けたことにある。
【0008】
【作用】
フロアトンネルとバルクヘッド(立上り面)との間にガゼットを設け、フロア トンネル後端部の剛性を向上する。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】 図1および図2は本考案に係る自動車の下部車体構造を適用したオープンカー を示したものである。この自動車1の車体上部は、フロントウィンドガラス2を 装着したフロントガラスフレーム3と、ロールバー4と、該ロールバー4から車 体後部までの間の車体室内を覆うバックウィンドガラス5と、フロントガラスフ レーム3の上縁部とロールバー4の上縁部との間に差渡して設置するルーフ6と を備えている。
【0011】 この自動車1では、ロールバー4とバックウィンドガラス5とがそれぞれ独立 して構成されている。
【0012】 図3および図4は、シートを配置する乗員室7と、ロールバー4およびバック ウィンドガラス5を格納する収納室8を示したものである。
【0013】 乗員室7は、メインフロアパネル9の後端部にバルクヘッド10が立設されて おり、このバルクヘッド10の前部にシート(図示せず)が配設されて乗員席と なっている。バルクヘッド10の上端部にはリヤフロアパネル11の先端部が接 合されて、ロールバー4とバックウィンドガラス5の収納室8が形成され、収納 室8の後部にパーティションパネル12が立設されて、その後方にトランクルー ム13が形成されている。
【0014】 上記メインフロアパネル9のセンターライン上にはフロアトンネル14が配設 されており、このフロアトンネル14の後部上面とバルクヘッド10との間に図 5に示すようなフロアトンネルリヤガセット15が設けられている。
【0015】 このフロアトンネルリヤガセット15は前面にルームランプ16が取付けられ 、上面にロールバーのコントロールレバー17が取付けられている。コントロー ルレバー17は図6および図7に示すようにロールバーヒンジのロックまたは解 除を行なうもので、コントロールレバー17を引くことによりケーブル18を引 いてロールバーヒンジロックを解除し、コントロールレバー17を下げることに より、ロールバーヒンジをロックするものである。コントロールレバー17はフ ロアトンネルリヤガセット15の取付穴15aにボルト19およびナット19a を介してボルト締めされている。上記ルームランプ16はフロアトンネルリヤガ セット15の前面に設けられた取付穴15bにボルト20を介して取付けられて いる。
【0016】 フロアトンネル14上に配設されるコンソールボックス21はフロアトンネル リヤガセット15の側面に設けられた取付穴15cにボルト22を介してその側 面を固定されている。
【0017】 23は収納室8に内装材として配装されるキャビンバックトリムであり、24 はシートベルトタワートリムである。ロールバー4およびバックウィンドガラス 5はこのキャビンバックトリム23およびシートベルトタワートリム24とパー ティションパネル12との間隙内に格納されるものである。
【0018】 上記構成によると、フロアトンネル14の後端部に、フロアトンネルリヤガセ ット15を配設したので、フロアトンネル14とバルクヘッド10との接合部を 補強することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案による自動車の下部車体構造によると、フロアトン ネルと立上り面相互間に、補強用のガセットを設けたので、車体の剛性およびフ ロアトンネル後端部の剛性を向上することができる。ガセットにルームランプ等 の部品を取付けることができるので、ブラケット等を必要とせずコストダウンが 図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オープンカーを示す斜視図である。
【図2】図1のオープンカーのルーフを外した状態の斜
視図である。
【図3】本考案の一実施例による自動車の下部車体構造
を示す部分断面斜視図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】フロアトンネルリヤガセットを示す斜視図であ
る。
【図6】コントロールレバーを示す平面図である。
【図7】コントロールレバーを示す側面図である。
【図8】従来のオープンカーの下部車体構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 自動車 7 乗員室 8 収納室 9 メインフロアパネル 10 バルクヘッド 11 リヤフロアパネル 14 フロアトンネル 15 フロアトンネルリヤガセット 16 ルームランプ 17 コントロールレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席を設けたメインフロアパネルの後
    端部に立上り面を設け、この立上り面の上端部にリヤフ
    ロアパネルを接合し、上記メインフロアパネルに上記立
    上り面に向けてフロアトンネルを設けた自動車の下部車
    体構造において、上記フロアトンネルと立上り面相互間
    に、補強用のガセットを設けたことを特徴とする自動車
    の下部車体構造。
JP1991045111U 1991-05-20 1991-05-20 自動車の下部車体構造 Expired - Lifetime JP2563352Y2 (ja)

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JPH04129382U true JPH04129382U (ja) 1992-11-26
JP2563352Y2 JP2563352Y2 (ja) 1998-02-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256786U (ja) * 1988-10-19 1990-04-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0256786U (ja) * 1988-10-19 1990-04-24

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