JPH04129257A - ピングリッドアレイのピン修正装置 - Google Patents

ピングリッドアレイのピン修正装置

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JPH04129257A
JPH04129257A JP24894090A JP24894090A JPH04129257A JP H04129257 A JPH04129257 A JP H04129257A JP 24894090 A JP24894090 A JP 24894090A JP 24894090 A JP24894090 A JP 24894090A JP H04129257 A JPH04129257 A JP H04129257A
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Hideaki Yoshimura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ピングリッドアレイのピン修正装置に関し、ピングリッ
ドアレイの多数のピンを一括して簡易・簡便にそして精
度良く修正し得るピングリッドアレイのピン修正装置を
提供することを目的とし、 ピングリッドアレイの修正されるべきピンが挿入され得
る対応した修正穴を複数個それぞれが有する、修正穴が
少なくとも部分的に揃うように重ねて位置される複数枚
の修正板と、ピン挿入方向から見た貫通穴部分をピン修
正のため所定形状に変化させるべく修正板をそれぞれ面
内所定方向に相対移動させる移動装置とを有するピング
リッドアレイのピン修正装置であって、ピングリッドア
レイのピンを修正板の貫通穴部分の挿入するピングリッ
ドアレイのセツティング時にはピングリッドアレイの外
周所定部分から離れた位置に位置し、且つ修正板の相対
移動時にはそれに当接・係合する所定に位置に位置し得
る基準部材を付設するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、集積回路のパッケージの1つで、プラスチッ
ク又はセラミック材質の薄い直方体の中に集積回路を入
れ、多数のピン(端子)が下方向に垂直かつ格子状に配
置されているピングリッドアレイ(以下、PGA)の当
該ピンを修正する装置に関する。
〔従来の技術〕
LSIチップの高密度実装化等に伴い、パッケージはそ
のピン径及びピッチが小さくなると共にピン数が多くな
る傾向が著しい。多数のピンを有するPGAにあっては
、そのピンが曲がり先端位置がずれていると基板への搭
載が不良乃至は不能となるため、このようなピンを如何
に修正するかが課題となっている。
現状においては、第11図に示すように、PGA100
のピン101のピッチに対応する櫛歯状部103を具え
た治具104にPCAlooを通すこと等によってピン
の曲がりあるいはピンの位置を修正するようにしている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、上記従来のPGAのピンの修正方式では、各
ピン101をそれぞれの櫛歯状部103間に通す際に、
極めてピン101が曲がり易く、また、このようにして
ピン101を修正しても、それは1つの方向の曲がりを
直したことにしかならないため、この修正方向に直交す
る方向に通すべく PGA100の向きを90度変え、
ピン101を櫛歯状部103間に再度通す必要があり、
作業能率及び効率が悪いという欠点がある。
このような点に鑑み本発明においては、固定した型(櫛
歯状部)にピンを押し入れて修正するような上記従来の
修正策を捨象し、別の観点から問題の解決を図り、従来
のものと同等あるいはその以上の良好なピン修正が可能
であり、且つその作業性を著しく改善できるピングリッ
ドアレイのピン修正装置を提供することを課題とする。
(41!題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために本発明は、ピングリッドアレ
イの修正されるべきピンが挿入され得る対応した修正穴
を複数個それぞれが有する、修正穴が少なくとも部分的
に揃うように重ねて配置される複数枚の修正板と、ピン
挿入方向から見た貫通穴部分をピン修正のため所定形状
に変化されるべく修正板をそれぞれ面内所定方向に相対
移動させる移動装置とを有するピングリッドアレイのピ
ン修正装置であって、ピングリッドアレイのピンを修正
板の貫通穴部分に挿入するピングリッドアレイのセツテ
ィング時にはピングリッドアレイの外周所定部分から離
れた位置に位置し、且つ修正板の相対移動時にはそれに
当接・係合する所定位置に位置し得る基準部材を付設し
たことを構成上の特徴とする。
〔作 用〕
修正穴が少なくとも部分的に揃うように重ねたときにで
きる貫通穴部分にピングリッドアレイのピンを挿入して
、複数の修正板を面内所定方向にそれぞれ相対移動させ
ると、ピンは修正穴によってその側面を押圧される。そ
して、ピン挿入方向から見た貫通穴部分が所定形状にな
るように修正板が移動され、これによりピンは良好に修
正される。
また、ピングリッドアレイのセツティング時に基準部材
が、ピングリッドアレイの外周所定部分から離れた位置
に位置し、且つ修正板の相対移動時にはそれに当接・係
合する所定位置に位置するために、ピングリッドアレイ
の外周所定部分に対するピンの修正、例えばピンの傾き
矯正を行うことができる。
【実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例におけるピングリッドアレイ
(以下、PGA)のピン修正装置の要部分解斜視図であ
り、本装置はピンを実際に修正るす部分Iとピン修正時
にPGA側面に突き当ててピンに対するPGA基部の相
対位置を決定修正する部分■とに概ね分けることができ
る。ここで、話を分かり易くするため、(イ)本装置の
ピン修正原理及び関連する部分I、(ロ)ピン修正のた
めの修正板を相対移動させる具体的構造、(ハ)ピンに
対するPGAの基部の相対位置を決定修正する原理及び
関連する部分■、という順序で本実施例を説明する。
(イ)先ず、ピン修正原理及び関連部分Iについて説明
するに、その要部を成す修正板1は、50〜100 t
mの肉厚を有する例えばステンレス板から成り、PGA
のピンのピッチに対応した修正穴等はエツチング加工に
よって精度良く形成されるため、本明細書においては以
下、これを修正マスク1と呼ぶこととする。
本装置では、1種類の修正マスク1しか使用しないが、
一方はそのままで他方は裏返した状態で使用するため便
宜上、一方を修正マスクIA他方を修正マスクIBとす
る。
第2図(a)を参照すると、正方形のマスクIAの中央
(円で囲った部分)にはPGA100のピン101(第
11図)が挿入される対応修正穴3が多数形成されてい
る。この修正穴3が見え得るように要部を拡大した第3
図及びこれを更に拡大して1つの修正穴3のみを示した
第4図を参照すると、PGA100のピン101の配列
に対応するように千鳥状に規則正しく配置された修正穴
3は、茄子状(あるいは鍵穴状)の異形長円形状を有す
る。第4図においてその下側の大部分3aは、ピン10
1のピン径より相当に大きい曲率(強度を考えた上での
最大値)を、上側の大部分3bはピン半径に等しい小さ
い曲率を有し、その間には狭幅部分3c(ピン径の約1
.5〜2倍の幅)及び傾斜部分3d(交差角40度)が
設けられている。尚、2つの曲率の中心間距離は、修正
マスク1が相対移動するために、その移動量の2分の1
としている。
ここで、本装置のピン修正原理について以下簡単に説明
する。
修正マスク1は、修正穴3の長手中心軸線が−致し且つ
修正穴が交互に180度対称となるように(例えばIA
、IB、IA、IB、・・・というように)重ねられる
。このとき、ピン修正前のピン101を挿入する初期段
階にあっては、当該挿入を容易にするため、ピン挿入方
向から見た第5図及び同図を側方から見た第6図に示す
如く、各修正マスク1の修正穴3の大きい曲率の大部分
3aが1列に揃って(ピン挿入方向から見たときに円形
が見える)大きい貫通穴部分が形成されるように修正マ
スク1が重ねられる。
そして、修正マスク1を交互に反対方向に、第7図及び
第8図に示す如く、ピン半径に等しい小さい曲率の大部
分3bが1列に揃って小さい貫通穴部分が形成される位
置まで移動させる。これにより、ピン101は各修正マ
スクlの修正穴3の小さい曲率の側壁によって要所要所
を抑え込まれて真直な形状に塑性変形(矯正)されるこ
とになる。
このように、本修正形式であっては、ピン挿入時の修正
マスク1の貫通穴部分が大きいために、たとえピン10
1が四方に不規則に多少曲がっていてもそれに容易に挿
入でき、また、修正穴3に狭幅部分3c及び傾斜部分3
dを設けているために修正マスク移動方向の単なる矯正
のみならず、それに直交する方向に関する矯正も同時に
行うことができ、従ってピン修正を全体的に無理なくス
ムーズに行うことが可能である。
(ロ)次に、ピン修正のために修正マスク1を相対移動
させる本装置の特徴的な構造について以下、具体的に説
明する。
第1図を参照すると、IA、IB、IA、IB 。
・・・という順序で6枚重合配置される修正マスク1の
下方側には、例えば市販の所謂−軸テーブル15(詳細
に図示せず)が配置され、その相対移動する2つの部分
(図示せず)には、所定方向に移動されるべき複数(同
図においては3枚)の修正マスクIAが(短く描いた)
連結ピン5を介して、そしてそれとは逆の反対方向に移
動されるべき複数(同図においては3枚)の修正マスク
IBが(長い描いた)連結ピン7を介してそれぞれ連結
される。
この連結形式について更に詳細に説明すると、修正マス
クIAの両側には、第2図(a)に示す如く修正マスク
移動方向に平行に整列した複数(各4個)の穴が穿設さ
れている。同図(a)においてその右側上方から、連結
ピン5がピタリ嵌合する丸穴9、及び連結ピン7と修正
マスクIAとの相対移動を邪魔しないような長穴11、
がこの順序で交互に所定間隔を空けて設けられ、他方、
左側上方から、長穴11及び丸穴9がこの順序で交互に
所定間隔を空けて設けられている。尚、連結ピン5及び
連結ピン7のピン径は相等しい。
修正マスクIAを裏返したような関係の修正マスクIB
にあっては、第2図(b)に示す如く修正マスクIAと
比較して丸穴9及び長穴11が1つだけずれたような穴
装置を有することになる。
従って、第1図の如くマスクが重合配置され、それが連
結ピン5.7によって一軸テーブル15に連結される本
装置においては、各修正マスクIAはその丸穴9によっ
て連結ピン5に一体的に連結され、各修正マスクIBは
その丸穴9によって一体的に連結され、しかしながら、
長穴11が交互に設けられている関係上、連結ピン5及
び7の相対移動あるいは修正マスクIA及びIBの相対
移動は何ら阻害されない、すなわち互いに干渉し合うこ
とがない。すなわち、PGAの多数のピンを一括して一
度に修正でき合理的・経済的であり、その修正も無理な
くスムーズに、そして多点的に行われるためにその修正
精度等において優れ、また移動構造が極めて簡単・簡易
でありその耐久性及び信転性等において優れる。
(ハ)最後に、ピンに対するPGAの基部の相対位置を
決定修正する原理及び関連部分■について説明するに、
第9図を参照すると、その要部を成す基準プレート2の
両側には、位置及び配列等に関して第2図(a)に示す
修正マスクIAOものと全く等しい複数の穴が穿設され
ている。従って、これらを丸穴9及び長穴11とする。
また、基準プレート2の略中夫には、概ね正方形のPG
A100が貫通自在であるそれより一回り大きい寸法の
、特に修正マスク1(基準プレート2)の移動方向(第
9図においては上下方向)に関してより大きい寸法の矩
形穴30が穿設されている。
なお、矩形穴30の四隅にはPGAとの不必要な接触を
避けるための円形の逃げ部が設けられている。
また、上面側の矩形穴30の内周陵部は、PGAセツテ
ィング時にPGA案内をより良く行えるように面取りが
施されている。ところで、第1図には描いていないが、
基準プレート2と修正マスク1との間には、ピン101
の機部に無用な力が作用しないようにするための間隔板
35(第10図)が介挿されている。
基準プレート2を実質的に移動させる丸穴9(連結ピン
5)に対する矩形穴30の相対的位置関係に関しては次
のように決定する。すなわち、修正マスク1が初期位置
にある時(第5図)、換言すればPGAのピンを修正マ
スクlの貫通穴部分に挿入するPGAセツティング時に
は、第10図(a)の如<PGA基部と修正マスク移動
方向の矩形穴30内壁とのそれぞれの間に共に隙間があ
り、他方、ピン修正時(第7図)、換言すれば修正マス
ターの相対移動時には、基準プレート2の移動量をり、
とし、(例えば修正マスク−Bを固定したものと仮定し
た場合)矩形−大3oの左側(同図(b))内壁はPG
A100の基部の側面に当接・係合しでこれをL!(”
”LIX    )だけ押圧移動させる、というような
位置関係にする。
このようにすることにより、PGAセツティング後の修
正マスク相対移動時には、修正マスターと連動する基準
プレート2の矩形穴3oの内側側面がPGA基部を押圧
し、修正されたピンに対する相対的な所定位置にこれを
移動させる。従って、PGA基部の一側面に対するピン
の平行度、あるいはピン先端位置を一定に精度良(矯正
(修正)できる。そして、この作業をPGAの例えば4
つの側面に対して行うことにより、PGAに対するピン
の傾きを殆ど無くすことが可能である。
〔発明の効果〕
以上記載した如く本発明によれば、従来の不都合が解消
し、ピングリッドアレイの多数のピンを無理なく円滑に
そして一括して精度良く修正することができ、また、そ
の修正はピングリッドアレイの外周所定部分に対する修
正であるためピングリッドアレイに対するピンの傾きを
殆どなくすことができ、極めて実用的・実際的である。
また、これを実際に修正する装置は比較的単純な構造か
ら成るため保全面及び経済的な面において好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるピングリッドアレイ
のピン修正装置の要部分解斜視図、第2図は第1図のピ
ン修正装置の要部を成す修正マスクの平面図、 第3図は修正穴の配置を示す要部拡大図、第4図は修正
穴を1つ抜き出して拡大した図、第5図は初期位置にあ
る修正穴をピン挿入方向から見た図、 第6図は第5図を側方から見た断面図、第7図はピン修
正時における修正穴をピン挿入方向から見た図、 第8図は第7図を側方から見た断面図、第9図は基準プ
レートの平面図、 第10図は突き当て修正前後の基準プレートの位置関係
を示す要部側面断面図、 第11図は従来の修正方式を説明する図である。 1 、IA、IB・・・修正マスク、 2・・・基準プレート、 3・・・修正穴、 15・・・−軸テーブル、 100・・・PGA。 101・・・ピン。 実施例のピン修正装置の要部分解斜視図懲 1−図 1、LA、IB・・・修正マスク  5,7・・・連結
ピン2・・・基準プレー)      15・・・−輪
テーブルLA 、 IB・・・修正マスク 修正マスクの平面図 帛6回 IA 、 IB・・・修正マスク 3a 、 3b・・・大部分 100・・・PCA 101・・・ビ ン 弗8!a IA、IB・・・修正マスク 100・・・PGA 101・・・ピ ン 基準プレートの平面図 墨9図 2・・・基準プレート 9・・・九 穴 11・・・長 大 30・・・矩形穴 (b) 突き当て修正前後の基準プレートの要部側面断面図ll
110!a LA 、 1B・・・修正マスク 2・・・基準プレート 5・・・連結ピン 30・・・矩形穴 35・・・間隔板 lOO・・PGA 101 ・・・ビ ン UI 従来の修正方式 %式%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ピングリッドアレイ(100)の修正されるべきピ
    ン(101)が挿入され得る対応した修正穴(3)を複
    数個それぞれが有する、修正穴(3)が少なくとも部分
    的に揃うように重ねて配置される複数枚の修正板(1)
    と、ピン挿入方向から見た貫通穴部分をピン修正のため
    所定形状に変化させるべく修正板(1)をそれぞれ面内
    所定方向に相対移動させる移動装置(15)とを有する
    ピングリッドアレイのピン修正装置であって、ピングリ
    ッドアレイ(100)のピン(101)を修正板(1)
    の貫通穴部分に挿入するピングリッドアレイ(100)
    のセッティング時にはピングリッドアレイ(100)の
    外周所定部分から離れた位置に位置し、且つ修正板(1
    )の相対移動時にはそれに当接・係合する所定位置に位
    置し得る基準部材(2)を付設したことを特徴とするピ
    ングリッドアレイのピン修正装置。
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