JPH04129131A - 隔壁中の有孔金属板を電極としたプラズマディスプレイパネル - Google Patents

隔壁中の有孔金属板を電極としたプラズマディスプレイパネル

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JPH04129131A
JPH04129131A JP24743390A JP24743390A JPH04129131A JP H04129131 A JPH04129131 A JP H04129131A JP 24743390 A JP24743390 A JP 24743390A JP 24743390 A JP24743390 A JP 24743390A JP H04129131 A JPH04129131 A JP H04129131A
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Hikonori Kamiya
孫典 神谷
Hideyuki Asai
秀之 浅井
Shinji Senda
仙田 愼嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、隔壁として用いられる表面が誘電体で被覆さ
れた有孔金属板(メタルコアリブ)の基体金属をさらに
放電誘起用電極として兼用させたプラズマディスプレイ
パネルに関する。
[従来の技術] 一般に複数の放電セルを配置したプラズマディスプレイ
パネル(以下、FDPと略記する)は放電の形式により
AC−FDPとDC−FDPとに大別できる。これらの
うちDC−FDPでは、電圧を加えた時に、直ちに放電
せずに、放電開始の統計的な遅れが生じ、放電セルの点
火ミスや輝度バラツキが現れる。これを防止するためD
C−FDPでは通常、補助放電を備えた構造となってい
る。この補助放電の形式については、現在までに様々な
手段が試みられている。
例えば以下に示すような方法がある。
A法:表示放電と補助放電を同一のセルで行なう(特開
昭54−115080号公報)。
B法:補助放電セルを表示放電セルの下側(縦型)に設
けたり、横側(平面型)に設ける(テレビジョン学会誌
、vol、40.No、IO,p、951.1988年
)。
C法:誘電体層で被覆されたトリガー電極で間接放電を
起こし、荷電粒子を供給する(特開昭58−30031
1号公報)。
このようなA−C法が採用されているFDPのセル断面
図を第3〜5図に示す。各図において、1は前面ガラス
板、2は陽極(表示陽極)、3は黒色マスク、4はセル
隔壁(表面が誘電体で被覆された有孔金属板)、5は障
壁、6は陰極、7は背面ガラス板、8は補助放電領域、
9は表示放電領域、llbはトリガー電極、12は陽極
(補助陽極)および13はブライミングホールをそれぞ
れ示す。
[発明が解決しようとする課題] このうち、A法はパネルの画電極(陽極−陰極)間の浮
遊容量を巧みに利用した方法ではあるが、表示セルは常
に微小電流による補助放電が存在するため、輝度の暗レ
ベルが上昇し、結果的にコントラストが低いという欠点
がある。
B法の縦型のセル構造は、陰極にブライミングホールを
設ける必要があり、陰極としてはリボン状金属を使用せ
ねばならず、製造が極めて困難であり、大型・高精細な
パネルには不向きである。
一方、平面型のセル構造では、補助セルの占める面積が
相当量増加し、結果的に有効発光部の面積率が低下して
画面輝度か下がる。また、高精細化すればするほど、こ
の傾向は強くなってしまい不適当である。
C法では、誘電体を介した間接放電で補助放電を行なっ
ており、補助放電に伴う発光は殆どなくコントラストは
非常に高い。しかし、陰極導体の下に誘電体層、トリガ
ー電極を新たに形成せねばならないという不都合がある
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたもので
、新たにトリガー電極および誘電体層を形成することな
く、さらには大型・高精細化に対応でき、有効発光部の
面積率の低下も最小限に抑え、コントラストも良好なF
DPを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、セル隔壁として用いられる有孔金
属板の基体金属を放電誘起用電極として兼用することに
よって達成される。
すなわち、本発明のFDPは、セル隔壁である厚さ 1
〜100μmの誘電体で全表面または一部表面が被覆さ
れた有孔金属板の基体金属を放電誘起用電極(トリガー
電極)として用いることを特徴とする。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明では、上述のようにFDPの隔壁またはスペーサ
ーとして用いられ、表面が誘電体で被覆された有孔金属
板の基体金属を放電誘起用電極として用いるものである
この有孔金属板の基体となる基体金属としては、42重
量%Ni−6重量%Cr−Fe合金、50重量%Ni−
Fe合金等が挙げられる。これらの金属板の肉厚は0.
05〜1.0 w程度のものが好ましく使用できる。
ところで、隔壁やスペーサーは2枚のガラス板に挟まれ
て内部にガスを封入するため周囲を封止ガラスでシール
される。従って、隔壁(スペーサー)、2枚のガラス板
、封止ガラスの各々の線熱膨張係数は概略同一または近
似していなければならない。さもなければシール以後の
冷却過程においてガラスに応力が過大にかかり破損に至
るのである。
一般に 2枚のガラス板はソーダ石灰ガラスが汎用され
るので、有孔金属板の線熱膨張係数は、これに合わせて
80〜100  (X 10−’/ ”C)であること
が望ましい。従って、上記のように42重量%Ni−6
重量%Cr−Fe合金等の基体金属が用いられる。もち
ろん使用するガラス部材の線熱膨張係数が前記と異なる
ものを使用する場合は、これに合わせて隔壁の材料を選
定すれば良い。
上記金属板に所定の穴を開ける方法としては、プレスに
よる打ち抜き加工法、レーザー加工法、エツチング法等
が使用できる。加工歪、加工精度、加工コスト等を考慮
して一番有利な加工法を用いれば良いが、一般的にはエ
ツチング法が好ましく用いられる。
有孔金属板の抜き穴形状・配列は任意であり、例えば格
子形状、ライン形状、円形、デルタ形状、7セグメント
形式等が例示されるが、本発明では特に第1図に示され
る格子形状が好ましい。
この有孔金属板の表面には、上記のように 1〜100
μmの誘電体が被着される。
ここに用いられる誘電体は、有機物、結晶性無機物、ガ
ラスの中から選択された少なくとも 1種以上のものが
使用できる。更に詳しくは一般的にはガラス、またはガ
ラスを含んだ結晶性無機物が汎用される。
具体的なガラス組成を例に挙げると、pb o−B20
3−S i 02 、Pb 0−B2O3、ZnO−B
2O,−S i 02等が好適である。これらガラスの
軟化点は350〜1000℃、ガラスの粒度は1〜5μ
m程度がそれぞれ好ましい。このガラスは、FDPのシ
ール工程において、封止ガラスフリットが軟化溶融する
温度(封着温度)まで昇温される。普通、ガラスフリッ
トの封着温度は軟化点より50℃程度高く、またFDP
の封着温度としては400〜450℃程度が適当であり
、従って、誘電体材料中に含まれるガラスの軟化点は8
50’C以上であることが望ましい。また、軟化点の上
限は基体金属が変形しないこと、基体金属と誘電体が化
学反応を起こさないことを条件に決められ、その温度は
 1000℃以下であることが望ましい。
また、結晶性無機物としてはアルミナ(A1203)、
フォルステライト(2MgO−8iO□)等のセラミッ
クスが使用され、さらに、無機顔料(FeO−Cr20
.、Coo−Al 203等)も使用可能である。この
結晶性無機物の粒度としては1〜5μm程度が好ましい
また、有機物についても最終的に無機化できるのであれ
ばいずれも使用できる。
このような材料からなる誘電体を被着させるのは、FD
Pの隔壁は、マトリックス状に並んだ各々の放電セルを
空間的に独立分離させる役割をするだけでなく、本発明
の様なりCタイプにおいては、陽極・陰極間の放電ギャ
ップ量を制御する役割もする。それ故、金属単体のまま
では、むき出しの放電電極と接触し、結果として陽極・
陰極と有孔金属板とが電気的に短絡されてしまい、FD
Pの隔壁として用をなさないからである。したがって少
なくとも各放電電極と、有孔金属板とが接する面には、
誘電体を介在させる必要がある。また本発明においては
、特に有孔金属板を放電誘起用電極として使用するため
、放電表示領域において、有孔金属板の全表面が誘電体
で、被覆されている必要がある。なぜなら、誘起用間接
放電により誘電体表面に電荷を蓄積させる必要があるか
らである。ただし、表示領域外で、かつ、陽極・陰極の
いずれとも接する可能性のない領域においては、金属表
面が露出していても構わない。
また、誘電体は放電空間中で使用して、変質変形が起き
ない、放電ガス空間を汚さない、基体金属を放電空間に
晒すような隙間がなく基体金属との密着性がよいことが
各々必要である。また一般的パネル封正方法(封止ガラ
スによってシールする)ではその封止温度に耐え、線熱
膨張係数が2枚のガラス板、封止ガラス、基体金属と概
略同じでなければならない。
このような観点から上記のような材料が適宜選択される
さらに、本発明における有孔金属板表面への一誘電体の
被膜の形成方法は、次に示す方法のうち少なくとも1種
以上が使用できる。
すなわち、(1)誘電体粉末を融解させた液体、もしく
は誘電体粉末を水または有機溶剤に溶解または分散させ
た液体に浸漬するディッピング法、(2)上記液体をス
プレー状に塗布するスプレー法、(3)基体金属を適切
な雰囲気中で焼成酸化し、表面に金属酸価膜を形成させ
る焼成酸化法、(4)基体金属を陽極として適切な電解
液中で金属表面上に酸化物被膜を作る陽極酸化法、(5
)高圧静電気を利用した静電塗装法、および(6)誘電
体粉末を液体中に分散させることで、誘電体粒子は正ま
たは負のいずれかに帯電することを利用し、基体金属を
陰極または陽極として、帯電粒子(誘電体粒子)を金属
表面上に引きつけ、析出させる電着法がある。
この中で被膜の均一性、形成厚み、形成条件の管理のし
易さ、基体金属に及ぼす影響等を考慮して一番有利な方
法を′用いればよいが、電着法を利用するのが最も良い
この電着法では、析出膜の厚みは非常に均一性に富み、
100μm程度の析出か可能でかっ膜厚コントロールも
容易で短時間に析出させることかできる。また誘電体を
2種以上、共析出させその混合割合も任意に選べるとい
う利点もある。
このように、有孔金属板の表面に誘電体を電着した後、
所定の温度で焼成する。焼成時の雰囲気については、使
用する有機バインダーの性質も考慮して、大気中、不活
性ガス中、真空中(減圧中)等の条件で、可能であるが
、設備コストの点で、大気中焼成が好ましい。
このような本発明のFDPの斜視図を第1図に、またセ
ル断面図を第2図にそれぞれ示す。各図において、第3
〜5図と共通する符番は同一のものを示し、10は有孔
金属板の誘電体層、llaは有孔金属板の基体金属(放
電誘起用電極)である。
[作用] 本発明は、微細な格子状等の隔壁を形成するにあたり、
金属材料の加工性、組立加工性の優位性を利用し、有孔
金属板を隔壁として使用すると共に、その表面を誘電体
で被覆し、さらには、その基体金属を放電誘起用電極と
して使用することを特徴とするFDPを提供するもので
ある。すなわち、本発明のFDPは、特願平2−259
81号に記載されているメタルコアリブ(有孔金属板)
を隔壁に用いたFDPを駆動方式の点で発展させたもの
で、従来より知られているトリガ一方式を、隔壁として
用いられる有孔金属板の基体金属をトリガー電極として
使用することにより達成するものである。この有孔金属
板を隔壁としてのみならず、誘電体被覆トリガー電極と
しても使用することにより、新たに、トリガー電極や誘
電体層を形成する必要がない。また、誘電体層を焼成す
る温度についても、従来法(特開昭58−30031i
号公報)のようにガラス基板上に厚膜印刷で形成するの
では、基板がガラスであることから、自ずと制約があり
、600℃程度が上限であるが、本発明のごとく、有孔
金属板をトリガー電極に使用するならば、特願平2−2
5981号に記載されているように、誘電体の焼成温度
は、It)f)Q℃程度まで許容できる。このため誘電
体として使用する材料の選択幅が広がり、より誘電特性
の優れた材料も使用でき、結果として、トリガー電極に
印加する電圧を低く抑えることが可能になるという利点
も持つ。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1 セル隔壁となる有孔金属板として、線熱膨張係数が92
(X 10−’/ ”C)である42重量%Ni−8重
量%Cr−Fe合金を使用した。金属板厚みは0.1−
一、形成ドツトピッチは縦横共0.2mm s抜き穴サ
イズは0.15X 0.15mmとし、エツチング加工
により、多数の抜き穴を形成し、格子状の有孔金属板と
した。
誘電体材料としては、軟化点600℃、平均粒径2〜3
μmのZn0−BIO,−5in2系ガラス粉末および
Al10x、FeO拳Cr20s等の無機フィラーを使
用した。誘電体の被着は所定の組成の電着液中にて、格
子状の有孔金属板を陰極とし、これと同じ材質、同程度
の面積の金属板を陽極として電着を行なった。使用電圧
は直流200ボルド一定とした。
この結果、電着状態や電着層強度も極めて良好であった
このサンプルを大気中にてガラス粉末の軟化点600℃
より高い温度で焼成し、誘電体層を緻密な膜に仕立て上
げて、表面が誘電体で被覆された所望の格子状の有孔金
属板が得られた。
次に、この表面が誘電体で被覆された格子状の有孔金属
板を隔壁に用いたDC−FDPを下記に示す通り作成し
た。
すなわち、第1図〜第2図に示すように、隔壁4として
表面が誘電体で被覆された格子状の有孔金属板を用いた
。この隔壁4を予め電極の形成しである前面ガラス板1
と背面ガラス板7の間に挾んで周囲を封止ガラスでシー
ルしてX−YマトリックスのDC−PDPを形成した。
このDC−PDPの封止状況は良好で、応力歪による破
損等の問題は発生しなかった。次に、隔壁番の内部の有
孔金属板11aを放電誘起用電極として作用させて、D
C−FDPを駆動した。
比較例1 セル隔壁としては、実施例1と同じ仕様の表面が誘電体
で被覆された格子状の有孔金属板を用いた。この隔壁を
予め電極の形成しである前面ガラス板と背面ガラス板の
間に挟んで、周囲を封止ガラスでシールして、X−Yマ
トリックスのDC−FDPを形成した。このDC−PD
Pについては、隔壁内部の有孔金属板を放電誘起用電極
としては使用せず、第3図(従来技術のA法)に示され
ているように表面放電と補助放電を同一のセルで行なう
ようにして駆動した。
比較例2 セル隔壁としては実施例1と同じ仕様の表面が誘電体で
被覆された格子状の有孔金属板と、ストライブ状の抜き
穴を有する有孔金属板の2種類を使用した。この2枚の
隔壁の開に、リボン状Niを挾みさらに、この2枚の隔
壁を予め電極の形成しである前面ガラス板と背面ガラス
板の間に挟んで、周囲を封止ガラスでシールして、X−
YマトリックスのDC−FDPを形成した。このDC−
FDPでは第4図(従来技術のB法)に示されているよ
うに、リボン状Niの下側(背面側)を補助放電セルと
し、リボン状Niの上側(前面側)を表示放電セルとし
た。
比較例3 第5図(従来技術のC法)に示されているように、背面
ガラス板上にトリガー電極、誘電体層、陰極導体の順に
積層して形成し、この背面ガラス板と、陽極のある前面
ガラス板の間に隔壁を挾んで、DC−FDPを形成した
。隔壁としては実施例1.と同じ仕様の表面が誘電体で
被覆された格子状の有孔金属板を使用した。
[実施例] 実施例1および比較例1〜3で得られたDC−PDPに
ついて、表示コントラスト、補助放電の駆動電圧、大型
・高精細化への適応性、組立加工性を評価し、結果を第
1表に示した。なお、第1表の評価記号は次の通りであ
る。
◎ : 非常に優れている、 0 : やや優れている、 Δ : やや劣っている、 X : 劣っている、 また、表示コントラストは、補助放電のみの状態の輝度
と表示放電の輝度との比で表わし、コントラストの値が
高いほど、視認性が良い。補助放電の駆動電圧は、表示
放電を確実に行なうために必要な補助放電電圧のことで
あり、低いほど優れていると言える。
第1表 実施例  比較例 組立加工性 ◎ ◎ × Δ この第1表に示されるように、実施例Iは、すべての評
価項目において良好な結果が得られるのに対して、比較
例1は表示コントラストの面で劣り、比較例2は組立加
工性が悪く、大型・高精細化への適応性に劣っている。
比較例3は加工工数が多く、また、補助放電の駆動電圧
が高いという欠点がある。
[発明の効果ゴ 以上説明したように、表面が誘電体で被覆された有孔金
属板を放電誘起用電極として作用させることにより、新
たにトリガー電極と誘電体層を形成する必要もなく、さ
らには、ガラス基板の焼成温度(600℃)以内に限定
されることなく誘電体を焼成できるため誘電特性に優れ
た誘電体を形成でき、結果的に駆動電圧を下げることが
できる。
また、補助放電として間接放電を利用しているため表示
コントラストが低下するという欠点もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のPDPの斜視図、 第2図は、本発明のFDPのセル断面図、第3図は、比
較例1のFDPのセル断面図、第4図は、比較例2のF
DPのセル断面図、そして、 第5図は、比較例3のFDPのセル断面図、1、前面ガ
ラス板、   2.陽極(表示陽極)4セル隔壁(表面
が誘電体で被覆された有孔金属板) 6、陰極、 7.背面ガラス板、 8、補助放電領域、 91表示放電領域、10、有孔金
属板の誘電体層 11a、有孔金属板の基体金属(放電誘起用電極)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セル隔壁である厚さ1〜100μmの誘電体で全表
    面または一部表面が被覆された有孔金属板の基体金属を
    放電誘起用電極として用いることを特徴とするプラズマ
    ディスプレイパネル。 2、前記有孔金属板の線熱膨張係数が80〜100(×
    10^−^7/℃)である請求項1に記載のプラズマデ
    ィスプレイパネル。 3、前記誘電体材料が軟化点350〜1000℃の範囲
    にあるガラスを含む請求項1または2に記載のプラズマ
    ディスプレイパネル。
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