JPH04128842U - 輪転印刷機のローラ清掃装置 - Google Patents

輪転印刷機のローラ清掃装置

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JPH04128842U
JPH04128842U JP3594491U JP3594491U JPH04128842U JP H04128842 U JPH04128842 U JP H04128842U JP 3594491 U JP3594491 U JP 3594491U JP 3594491 U JP3594491 U JP 3594491U JP H04128842 U JPH04128842 U JP H04128842U
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JP
Japan
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roller
paper
guide roller
printing press
rotary printing
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Withdrawn
Application number
JP3594491U
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English (en)
Inventor
正和 赤塚
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドローラの清掃を、該ローラ上を走行す
る走行紙により清掃可能とした。 【構成】 紙1の搬送路に、スピードコントローラ16
で同期して回転するダンサローラ2と印刷ユニツト4
と、ガイドローラ3と、駆動ローラ6とを順次設けた輪
転印刷機において、前記ダンサローラ2又は駆動ローラ
6の押圧力を調整するアクチユエータ8,9の制御弁
を、前記スピードコントローラ16で制御される電磁制
御弁14,15に形成すると共に前記ガイドローラ3に
対向して溶剤吹き付け装置34を設けたことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は連続した紙に印刷する輪転印刷機のローラ清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に印刷機の紙の搬送路の概略を示す。紙1はここには図示しない巻取から くり出されて張力調整用ダンサローラ2を経て印刷ユニツト4へ導かれる。該ユ ニツトで印刷された紙1はガイドローラ3を経た後駆動ローラ5に導かれ三角折 機7を経た後、ここには図示しない平行折機で折られて印刷物として機外へ排出 される。この中で張力調整用のダンサローラ2は一端を回転支持したスイングロ ーラであって、空気源12からの圧縮空気をアクチユエータ8に加えて紙1の張 力に対抗する力を与えられている。そして弁10によってこの加えられる圧縮空 気を調整することによって紙1の張力を調整することができる。また、駆動ロー ラ5には押えローラ6が付随しており空気源13からの圧縮空気をアクチユエー タ9に加えて押えローラ6を駆動ローラ5に押しつけている。この押え力は押え ローラ6と駆動ローラ5の間に導かれている紙1が駆動ローラ5から受ける摩擦 力の大きさを決めており、弁11によって押え力を変えることにより紙1の張力 を調整することができる。
【0003】 さて、印刷機の中で駆動されている各種ローラは、運転中同期して回転する必 要があり、例えば図5に示す様にモータ17の動力を駆動軸19およびギヤ18 を通じて印刷ユニツト4、駆動ローラ5に伝達しており、モータスピードコント ローラ16からの指令で一斉に動く様になっている。一方でガイドローラ3は例 えば図6に示す様に軸22に設けられたベアリング21によりシエル20が支持 された構造になっていてシエル20は印刷機のモータから駆動されず紙1によっ て回転(つれ回り)させられるのみである。
【0004】 さて印刷ユニツトでインキを着けられた紙1がガイドローラ3を通過していく 時には未だインキが乾いていない状態であってガイドローラ3の表面を汚してい る。この汚れは主にインキと紙粉が練られたものであり堆積すると印刷した紙1 を汚してしまうことから定期的に清掃する必要があるが、下記の問題がある。 (1)人間が清掃するにあたっては、ガイドローラの本数が多いため、人手と時 間を要する。 (2)自動清掃機を用いるにあたっては、ガイドローラは自らは動かないためそ れを駆動させるために専用の装置が必要であり、かつガイドローラの数だけそれ を備えることが必要になるため費用がかかる。現在利用できる自動清掃機は図7 に示す様にガイドローラシエル20を駆動するためのモータ24、プーリ25、 ベルト26、駆動用ローラ27を備えており、清掃時には駆動ローラ27がここ には示さない移動機構にてシエル20に押しつけられて回転され、同時に印刷し た残りの紙1を搬送していく時にガイドローラ3でスリツプさせながら汚れをこ すり落す様になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上述べたガイドローラ上の汚れを清掃する時の問題を解決するも のである。すなわち、人手と時間を要しないことおよび各ガイドローラを駆動さ せるための付帯装置を要しない簡便な装置を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1乃至図3を 用いて説明すると本考案は紙1の搬送路に、スピードコントローラ16で同期し て回転する調力調整用ダンサローラ2と印刷ユニツト4と、ガイドローラ3と駆 動ローラ6とを順次設けた輪転印刷機において、前記ダンサローラ2又は駆動ロ ーラ6の押圧力を調整するアクチユエータ12,13の制御弁10,11を前記 スピードコントローラ16で制御される電磁制御弁14,15に形成すると共に 、前記ガイドローラ3に対向して溶剤吹き付け装置34を設けたことを特徴とす る。
【0007】
【作用】
そして本考案は上記の手段により図8に示すようガイドローラに巻付けた紙1 はガイドローラシエル20に沿っていて図中右下方向に引張られている。この時 シエル20は紙1にあて駆動されているが紙1の張力がゆるいと紙1とガイドロ ーラシエル20が十分密着しない状態となり互いの間にスリツプが発生し、この スリツプのため、シエル20上の汚れが紙1にこすり取られてガイドローラは清 掃されることになる。これを更に説明すると自ら駆動機構を持たないガイドロー ラは慣性の方則に従い加速運転中は止まろうとし、駆動ローラで引張られて加速 していく紙との間にスリツプが生じる。また減速中は逆に慣性で回転しつづけよ うとするローラと減速する紙の間にスリツプが生じることになる。従ってこの方 法によると特別のガイドローラ駆動装置は不要であるにもかかわらず従来技術で 説明した自動清掃装置と同様の清掃が可能である。また溶剤が紙に付着している ため清掃効果が増大する。
【0008】
【実施例】
図1に本考案による実施例を示す。これは上述した図4に示す従来例の印刷機 の搬送路のうち押しつけローラ6の押しつけ力を決める弁11を外部からの信号 で操作可能な電磁制御弁15に変えて、またモータスピードコントローラ16か ら減速時に電磁弁15に例えば図1(b)に示す信号を出す指令回路23を設け たものである。具体的には、例えば押ボタンなどでコントローラ16に減速信号 が入力されるとコントローラ16は従来の機能どうりにモータ17の速度を下げ るのと同時に電磁制御弁15の開度を制御する電圧を変えてアクチユエータ9に 加わる空気圧を下げる。
【0009】 また、該減速(または加速)信号により例えばケロシンなどの溶剤を紙1にノ ズル32から吹きつける吹出し装置34を設けて、ローラ3上の固化した汚れを 溶出させることで、清掃の効果を増大させる。この吹出し装置34を図3で説明 すると以下の様になる。溶剤ポンプ28はスピードコントローラ16からの例え ば図1(b)に示すオン/オフ信号により作動または停止して、作動時には溶剤 タンク29の中の溶剤を配管30を経てノズル分岐管31へ導き該分岐管に巾方 向に多数設けられたノズル32から溶剤33は紙1の上へ吹出される。なおこの 分岐管31は印刷ユニツト後のガイドローラ3に対抗して設置するのが効果的で ある。
【0010】 前述した様に押つけローラ6の押しつけ力が低下すると紙1の張力が下がり紙 1とガイドローラ3のシエル20との間にスリツプが発生し、かつこの時には溶 剤が付着した紙1がローラ上を通っているため溶剤によってローラ上の汚れが溶 出しているのでこのスリツプによって汚れは紙1にぬぐい取られ効果的にローラ 3は清掃される。従って本考案によると印刷終了後に停止するまでの間に人手を 要することなく自動的にガイドローラ上の汚れを清掃することが可能である。ま た加速運転中も同様の理由で清掃が可能である。
【0011】 図2に他の実施例を示す。これは図1に示したもののうち、ダンサローラ2の 対抗力を決める弁10を外部からの信号で操作可能な電磁制御弁14に替えて、 また上記実施例に示した指令回路と溶剤吹出装置を取りつけたもので、上記実施 例に示したものと同様の作用で清掃するものである。
【0012】
【考案の効果】
このように本考案によるときはダンサローラ又は駆動ローラの押圧力を調整す るアクチユエータの制御弁をスピードコントローラで制御される電磁制御弁に形 成したものであるから該電磁制御弁の制御によりダンサローラ又は駆動ローラの 押しつけ力は低下されて紙とガイドローラ3のシエルとの間にスリツプを発生し て、このスリツプによりローラの汚れは紙にぬぐい取られるためその清掃が人手 、時間を要することなくメンテナンスを容易にし、而もガイドローラに対向して 溶剤吹き付け装置を設けたから該吹き付け装置からの溶剤の吹き付けによりロー ラ上へ汚れが溶け出すので一層紙によるローラの汚れのぬぐい取れが向上する等 の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものでaは概略図、b
は指令回路図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す概略図である。
【図3】溶剤吹き付け装置を示すものでaは斜視図、b
はその分岐管の断面図である。
【図4】従来例を示す概略図である。
【図5】ローラの駆動系を示す概略図である。
【図6】ガイドローラの断面図である。
【図7】従来の清掃機を示すものでaは側面図、bは正
面図である。
【図8】清掃の作用を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 紙 2 ダンサローラ 3 ガイドローラ 4 印刷ユニツト 5 駆動ローラ 8 アクチユエータ 9 アクチユエータ 14 電磁制御弁 15 電磁制御弁 16 スピードコントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙の搬送路に、スピードコントローラで
    同期して回転するダンサローラと印刷ユニツトと、ガイ
    ドローラと駆動ローラとを順次設けた輪転印刷機におい
    て、前記ダンサローラ又は駆動ローラの押圧力を調整す
    るアクチユエータの制御弁を前記スピードコントローラ
    で制御される電磁制御弁に形成すると共に、前記ガイド
    ローラに対向して溶剤吹き付け装置を設けたことを特徴
    とする輪転印刷機のローラ清掃装置。
JP3594491U 1991-05-21 1991-05-21 輪転印刷機のローラ清掃装置 Withdrawn JPH04128842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3594491U JPH04128842U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 輪転印刷機のローラ清掃装置

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JP3594491U JPH04128842U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 輪転印刷機のローラ清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128842U true JPH04128842U (ja) 1992-11-25

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ID=31917994

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JP3594491U Withdrawn JPH04128842U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 輪転印刷機のローラ清掃装置

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