JPH04128683U - 洗面化粧台における幕板の取付構造 - Google Patents

洗面化粧台における幕板の取付構造

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JPH04128683U
JPH04128683U JP6742491U JP6742491U JPH04128683U JP H04128683 U JPH04128683 U JP H04128683U JP 6742491 U JP6742491 U JP 6742491U JP 6742491 U JP6742491 U JP 6742491U JP H04128683 U JPH04128683 U JP H04128683U
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佳之 中山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニーパネルと側板との散りの均一化と、梱包
費用の低減。 【構成】 洗面化粧台(15)の洗面器設置空間(S
a)を介して対峙する両側板(16a,17a)の手前
側上方内面に、下面側の取付面(20a)を奥に向かっ
て下り勾配とした補強材(20)が取り付けられ、補強
材(20)の手前側に幕板(24)が取り付けられたこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗面化粧台に幕板を取り付ける構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗面化粧台は、洗面器の施釉されていない素地面等が正面側から見えないよう に目隠の目的で幕板が取り付けられ、更に洗面器下に配置した給排水管を目隠し する目的で前パネルが取り付けられている。
【0003】 従来、洗面化粧台の幕板としては、図6に示すように、洗面器1の手前側に突 出した下面側を目隠しするように形成されたものがある。この幕板2は、底の深 い洗面器1を目隠しする場合にはその背丈が高くなる。しかし、幕板2の背丈が 高くなることは、幕板下端2aから床面Fまでの寸法が短くなると言うことであ り、椅子に座っている使用者の膝が幕板下端2aに触れて非常に使い勝手が悪く なる。
【0004】 この問題を解決する目隠しの構造としては、図7に示すものがある。この構造 は、幕板3の背丈を控え目にし、その代わりとしてニースペース板4を配設して ある。このニースペース板4は、垂直パネル部5と傾斜パネル部6とを突き合わ せて両者をビス7で連結して一体化したものである。そして、このニースペース 板4の取付は、垂直パネル部6の裏面側の上下に取り付けたローラキャツチャー 8の突起側8aと係止片9とを、キャビネット10の内側に取り付けた対応する ローラキャッチャー8のローラ側8bとピン11とに連結したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図7に示す構造には、次の様な問題点がある。 (a) ニースペース板4は、垂直パネル部5と傾斜パネル部6とを連結一体化 するため、かなりの精度が製造時に必要とされ、製造コストが高く且つ歩留りが 悪くなる。何故ならば、精度が悪いと、ニースペース板4を取り付けたときに、 左右上下の散りが不均一となって見栄えが悪くなるからである。同様に、キャビ ネット9の内側に取り付けるローラキャッチャー8のローラ側8b及びピン11 の取付精度についても高くしなければならないため、取り付けに高度の熟練を必 要とする。
【0006】 (b) ニースペース板4は、垂直パネル部5と傾斜パネル部6とを連結した折 曲がり形状であるため、施工現場ヘ搬入するまでに連結箇所で折れないように梱 包を頑丈にする必要があり、更に梱包容積が大きくなるので、梱包費及び取扱の 面で不利となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案が採用した第1の手段は、洗面化粧台にお ける洗面器設置空間より手前側に幕板を取り付ける構造において、前記洗面器設 置空間を介して対峙する両側板の手前側上方内面に、下面側の取付面を奥に向か って下り勾配とした補強材が取り付けられ、該補強材の手前側に幕板が取り付け られたことを特徴とする洗面化粧台における幕板の取付構造である。 本考案が採用した第2の手段は、第1の手段における前記幕板と別体に形成し たニーパネルの接合面を前記補強材の取付面に当接してニーパネルを補強材に接 合させることにより、ニーパネルが奥に向かって下り勾配に取り付けられたこと である。 本考案が採用した第3の手段は、第2の手段における前記ニーパネルの奥側に 、前記ニーパネルと別体に形成された前パネルが配置され、前記両側板の奥側内 面に縦ガイド材が取り付けられ、この縦ガイド材に前パネルが取り付けられたこ とである。
【0008】
【作用】
第1の手段にあっては、幕板が取り付けられた補強材の下面側に、奥に向かっ て下り勾配の取付面が形成されているため、この取付面を利用して、幕板と別体 に形成したニーパネルを奥に向かって所定の下り勾配に取り付けることが可能と なる。 第2の手段にあっては、幕板が取り付けられた補強材の取付面にニーパネルの 接合面を当接してニーパネルを補強材に接合してあるので、補強材の取付面の勾 配と同一の下り勾配でニーパネルが取り付られることになり、ニーパネルの勾配 及び両側板との散りを左右とも均一にして取り付けることが可能となる。 第3の手段にあっては、ニーパネルと別体に形成された前パネルが両側板の奥 側内面に配された縦ガイド材に取り付けられているので、両側板との散りを左右 とも均一にして前パネルを取り付けることが可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る洗面化粧台における幕板の取付構造(以下、「本案構造」 という)を図1乃至図5に示す実施例に基づいて説明する。
【0010】 図1は本案構造の全体を示す断面した側面図、図2は本案構造の要部を分解し て示す斜視図、図3(A)は本案構造の要部を分解し且つ一部断面した側面図、 同(B)はその組立られた状態の一部断面した側面図、図4(A)は組立られた 状態の断面を左側に示すと共に分解した状態を右側に示す平面図、同(B)は要 部の組立られた状態の中間省略した正面図、図5は本案構造が適用された洗面化 粧台を示す斜視図である。
【0011】 図5に示す如く、洗面化粧台15は、キャビネット16,17,18の上にカ ウンター19が配設されており、洗面器1を備えた洗面領域Aと、洗面器のない 化粧領域Bとが形成されている。洗面領域Aは、キャビネット16,17の間に 空間Sが形成されている。この空間Sは、図1及び図2に示すように、上方の洗 面器設置空間Saと、下方前方の膝挿入空間Sbとからなる。
【0012】 キャビネット16,17は、洗面器設置空間Saを介して対峙する両側板16 a,17a(図1及び図2は16aのみを示す)の手前側上方内面に、補強材2 0,20が取り付けられている。この補強材20は、木片又はビスねじ込み可能 な合成樹脂片等からなり、下面側の取付面20aを奥に向かって下り勾配として ある。側板16a,17aに対する補強材20の取り付けは、ビス止め21又は 接着剤接合等で行われている。補強材20は、手前側に化粧板22が貼着され、 化粧板22の下方部分を傾斜した取付面20aの手前部より下方に突出させてあ る。
【0013】 前記補強材20,20には、手前側に幕板24が取り付けられている。幕板2 4の取付は、前記補強材20の内側面20bにL字状等のブラケット25をビス 止め26等で取着し、幕板24の所定箇所に植設した鬼目ナット等で雌ネジ部2 7を設け、ブラケット25の挿通孔25aに挿通した蝶ボルト等の雄ネジ28を 雌ネジ部27に螺着してある(図3(A),図4(A)参照)。幕板24の取付 の別態様としては、図示は省略したが、幕板24に雄ネジを植設し、この雄ネジ をブラケット25の挿通孔25aに挿通し、この雄ネジに蝶ナット等の雌ネジを 緊締するもの等がある。
【0014】 前記幕板24は、表面24aが化粧仕上げされ、裏面24b上方にスペーサー 30,30…が貼着され、これらスペーサー30を介して化粧板31がビス止め 32,32…されている(図4参照)。
【0015】 前記左右の補強材20,20は、図1及び図3に示すように、傾斜した取付面 20a,20aにニーパネル33が取付られている。ニーパネル33は、上下の 芯材34,34を挟むように化粧板35と裏板36が芯材34,34に接合され たものである。ニーパネル33の取付は、図3に示すように、ニーパネル33の 上方両端寄りにビス挿通孔37を予め穿設しておき、幕板24が取り付けられた 補強材20,20の取付面20a,20aにニーパネル33の接合面33aを当 接し、ビス挿通孔37に挿通したビス38を補強材20にねじ込んで行う。
【0016】 前記ニーパネル33は、上述の如く補強材20,20にビス38で取り付けら れているので、補強材20の取付面20aの勾配と同一の下り勾配で取り付られ ることになる。その結果、本実施例にあっては、ニーパネル33の勾配及び両側 板16a,17aとニーパネル33との散りを左右とも均一にして取り付けるこ とが容易にでき得る。
【0017】 前記ニーパネル33の奥側には、図1に示すように、ニーパネル33と別体に 形成された前パネル40が排水管41等を目隠しするように配置されている。前 パネル40は、上下の芯材42,42を挟むように化粧板43と裏板44が芯材 42,42に接合され、下端面側に逆凹溝45が形成されたものである。前パネ ル40は、図2に示すように、裏板44の左右上方にローラーキャッチャー8の 突起側8aが夫々取着されている。
【0018】 前記キャビネット16,17は、両側板16a,17aの奥側内面に、木材又 は合成樹脂素材等からなる縦ガイド材46がビス止め47,47で夫々取り付け られている。ガイド材46は、内面側上方にローラーキャッチャー8のローラ側 8bが取り付けられると共に、正面側下方にコ字状の係止片48が取り付けられ ている。
【0019】 前記前パネル40の取り付けは、先ず前パネル40の逆凹溝45(図1参照) に係止片48を係止させ、次に前パネル40の上方を奥側に押すことにより、ロ ーラーキャッチャー8の突起側8aをローラ側8bに係止させて行う。前パネル 40の取り付けの別態様としては、図示は省略したが、前パネル40の上方にビ ス挿通孔を予め穿設し、このビス挿通孔に挿通したビスで前パネル40の上方を 縦ガイド材46に接合することもある。本実施例にあっては、前記ニーパネル3 3と別体に形成された前パネル40が両側板16a,17aの奥側内面に夫々配 設された縦ガイド材46に取り付けられているので、両側板16,17との散り を左右とも均一にして前パネル40を取り付けることが容易にでき得る。
【0020】 図5に示す如く、洗面化粧台15の化粧領域Bは、洗面器1がないのでニーパ ネル33及び前パネル40を設ける必要がなく、幕板24のみを補強材20(図 4参照)に取り付けてある。なお、前記排水管41(図1参照)がメッキ等で化 粧されている場合には、前パネル40を設ける必要がないので、幕板24及びニ ーパネル33のみを補強材20(図3参照)に取り付ける。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本考案は、次の如き実用的効果を有する。 ニーパネルの勾配及び両側板との散りを左右とも均一にして容易に取り付け ることが可能となる。その結果、本考案は、施工者に高度の熟練を要することな く、見栄えのよい洗面化粧台が提供できる。 幕板とニーパネルとが別体に形成されているため、幕板及びニーパネルの精 度を従来程度まで高める必要がない。その結果、本考案は、製造コストの低下と 歩留りの向上が図れる。 幕板とニーパネルを板状のまま梱包できる。その結果、本考案は、梱包容積 が非常に小さくなり、梱包材料の節約と梱包の省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案構造の全体を示す断面した側面図である。
【図2】本案構造の要部を分解して示す斜視図である。
【図3】(A)は本案構造の要部を分解し且つ一部断面
した側面図、(B)はその組立られた状態の一部断面し
た側面図である。
【図4】(A)は組立られた状態の断面を左側に示すと
共に分解した状態を右側に示す平面図、(B)は要部の
組立られた状態の中間省略した正面図である。
【図5】本案構造が適用された洗面化粧台を示す斜視図
である。
【図6】(A)は従来の洗面化粧台を示す斜視図、
(B)は分解した斜視図である。
【図7】(A)は従来の洗面化粧台の要部を断面した側
面図、(B)は幕板の取付構造を分解して示す斜視図、
(C)はニースペース板の取付構造を分解して示す斜視
図である。
【符号の説明】
20…補強材 24…幕板 33…ニーパネル
40…前パネル Sa…洗面器設置空間

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面化粧台における洗面器設置空間より
    手前側に幕板を取り付ける構造において、前記洗面器設
    置空間を介して対峙する両側板の手前側上方内面に、下
    面側の取付面を奥に向かって下り勾配とした補強材が取
    り付けられ、該補強材の手前側に幕板が取り付けられた
    ことを特徴とする洗面化粧台における幕板の取付構造。
  2. 【請求項2】前記幕板と別体に形成したニーパネルの接
    合面を前記補強材の取付面に当接してニーパネルを補強
    材に接合させることにより、ニーパネルが奥に向かって
    下り勾配に取り付けられた請求項1に記載の洗面化粧台
    における幕板の取付構造。
  3. 【請求項3】前記ニーパネルの奥側に、前記ニーパネル
    と別体に形成された前パネルが配置され、前記両側板の
    奥側内面に縦ガイド材が取り付けられ、この縦ガイド材
    に前パネルが取り付けられた請求項2に記載の洗面化粧
    台における幕板の取付構造。
JP1991067424U 1991-05-17 1991-05-17 洗面化粧台における幕板の取付構造 Expired - Fee Related JP2534376Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000210139A (ja) * 1999-01-25 2000-08-02 Matsushita Electric Works Ltd ニ―スペ―ス付収納ユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174488U (ja) * 1986-04-24 1987-11-06

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