JPH04128465U - 画像読取り装置における光源寿命検出装置 - Google Patents

画像読取り装置における光源寿命検出装置

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JPH04128465U
JPH04128465U JP4325691U JP4325691U JPH04128465U JP H04128465 U JPH04128465 U JP H04128465U JP 4325691 U JP4325691 U JP 4325691U JP 4325691 U JP4325691 U JP 4325691U JP H04128465 U JPH04128465 U JP H04128465U
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JP
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light source
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magnitude
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JP4325691U
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Inventor
忠義 三好
一郎 宍戸
勝 長田
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読取り装置の光源の寿命を簡単に検出で
きる光源寿命検出装置を得る。 【構成】 光源6から放射された光によって標準白色板
4に生じた反射光を受光したカラーラインイメージセン
サ11から出力された加法混色の3原色信号の内の赤の
原色信号の大きさと青の原色信号の大きさとの比を求
め、前記した赤の原色信号の大きさと青の原色信号の大
きさとの比が予め定められた値よりも小さいとき、及び
光源6から放射された光による標準白色板4からの反射
光を受光したカラーラインイメージセンサから出力され
た加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大きさと
青の原色信号の大きさとの差を求め、前記した赤の原色
信号の大きさと青の原色信号の大きさとの差が予め定め
られた値よりも大きいときに、光源の寿命が来たものと
して表示素子17を動作させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は画像読取り装置における光源寿命検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像読取り装置において光電変換素子を用いて被写体からの光を画素毎の電気 信号に光電変換する画像読取り装置としては従来から各種の構成形態のものが提 案されて来ていることは周知のとおりであるが、画像読取り装置において光電変 換素子を用いて被写体からの光を画素毎の電気信号に光電変換して得た画像信号 には、光源の光強度分布の不均一性、光学系の光強度分布のむら、光電変換素子 の感度むら等の諸原因に基づく信号歪(シェーデング歪と呼ばれることもある)が 生じていることが多い。 それで、原稿からの反射光または透過光を光電変換素子によって光電変換して 得たアナログ画像信号をアナログ・デジタル変換回路( 以下、AD変換回路と記 載されることがある )によってデジタル画像信号に変換して出力するようになさ れている画像読取り装置において、前記した画像信号中のシェーデイング歪を除 去するために、原稿からの画像の読取り動作に先立って、標準の白色板からの反 射光を光電変換回路によって光電変換して得たアナログ信号をAD変換回路によ ってAD変換したデジタル信号を、予め補正用画像メモリに格納しておき、実際 の画像の読取りによって得たデジタル画像信号における各画素毎のデジタル信号 と、前記した補正用画像メモリから読出された各画素毎のデジタル信号とをデジ タル乗算器によって乗算することにより、シェーディング歪の無い画像信号を得 るようにすることが従来から提案されている。
【0003】 ところで、画像読取り装置において原稿の照明に用いられる光源から放射さ れる光の色温度は光源の使用時間の経過に伴って変化して読取られた画像信号の 状態にも変化を与える。特にカラー画像の読取りを行なうようになされている画 像読取り装置において、使用による経時変化によって光源の色温度が正規の状態 から大きく変化した場合には、既述したようなシェーディング歪の除去手段等の 適用によってシェーディング歪の無い画像信号が得られたとしても、色温度が大 きく変化した光源から放射された光によって読取られた画像信号は忠実性の低い ものになるから、画像読取り装置における光源の色温度が使用による経時変化で 許容範囲外にまで変化した場合には、その光源は寿命が尽きたものとして新しい 光源に交換されることが必要とされる。 それで、従来から光源の寿命を検出するのに、例えば光源に動作用電力が供 給された時間を積算して、その時間値が予め定められた時間値に達したときに光 源を交換するようにしたり、あるいは例えば光源に動作用電力が供給されてい るときの光源に流れる電流値の値を予め定められた電流値と比較して、光源の寿 命を検出するようにする等の手段が用いられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、光源の寿命の検出手段として既述したの従来技術においては、光源 の平均的な寿命しか判からず、個別の光源には対応できないし、また、この光源 の寿命の検出手段を採用する場合には、積算計を設けることが必要とされる、と いうことも問題になる。また、光源の寿命の検出手段として既述したの従来技 術では、光源に動作用電力を供給したときに光源に流れる電流値が、光源の劣化 によって変化する量は比較的に小さく、また、電流値は各種の要因によっても変 化するから電流値によって光源の寿命を正確に判断することは困難であり、その 実施に際しては電流検出回路が必要とされる等の問題があり、それの解決策が求 められた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は光源から放射された光による標準白色板からの反射光を受光した光電 変換素子より出力された加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大きさと青 の原色信号の大きさとの比を求める手段と、前記した赤の原色信号の大きさと青 の原色信号の大きさとの比が予め定められた値よりも小さいときに表示素子を動 作させる手段とを備えた画像読取り装置における光源寿命検出装置、及び光源か ら放射された光による標準白色板からの反射光を受光した光電変換素子より出力 された加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大きさと青の原色信号の大き さとの差を求める手段と、前記した赤の原色信号の大きさと青の原色信号の大き さとの差が予め定められた値よりも大きいときに表示素子を動作させる手段とを 備えた画像読取り装置における光源寿命検出装置を提供する。
【0006】
【作用】
光源から放射された光によって標準白色板に生じた反射光を受光したカラーラ インイメージセンサから出力された加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の 大きさと青の原色信号の大きさとの比を求め、前記した赤の原色信号の大きさと 青の原色信号の大きさとの比が予め定められた値よりも小さいときに、光源の寿 命が来たものとして表示素子を動作させる。 また、光源から放射された光による標準白色板からの反射光を受光したカラー ラインイメージセンサから出力された加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号 の大きさと青の原色信号の大きさとの差を求め、前記した赤の原色信号の大きさ と青の原色信号の大きさとの差が予め定められた値よりも大きいときに、光源の 寿命が来たものとして表示素子を動作させる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の画像読取り装置における光源寿命検出装置 の具体的な内容について詳細に説明する。図1は本考案の画像読取り装置におけ る光源寿命検出装置の一実施例を示すブロック図、図2は光源から放射された光 の経時変化を示す特性曲線例図である。図1において1は読取り装置の機体、2 は原稿台、3は原稿、4は標準白色板、5は原稿抑え板、6は光源、7〜9は反 射鏡、10はレンズ、11は光電変換素子{以下の説明ではCCDカラー・ライ ンセンサ(CCDカラー・ライン・イメージ・センサ)}、12はラインセンサ駆 動回路、13はアナログ・デジタル変換器、14は信号処理回路、15はバス、 16は制御回路(マイクロ・プロセッサ・ユニット…MPU)、17は光源寿命 表示器(例えば発光ダイオード)、18はインターフェースである。 図1に示されている画像読取り装置における光源寿命検出装置において、原稿 3の読取り動作時には、例えば図示されていない移送機構によって光学系が原稿 台2の下方の空間中で所定の移動速度で移動されたり、あるいは例えば原稿3が セットされている状態の原稿台2を、図示されていない移送機構によって所定の 移送速度で移送させたりして、原稿3に対する読取り走査が行なわれるようにな されている。
【0008】 画像読取り装置が原稿3に対する読取り動作を開始するのに先立って光源6か ら放射された光によって照射される位置に設けられている標準白色板4は、光源 6から放射された光が原稿台2を通して照射されることによって生じさせた標準 白色板4からの反射光は、反射鏡7→反射鏡8→反射鏡9→の光路により結像レ ンズ10に入射される。前記の結像レンズ10から出射した光は光電変換素子と して使用されているCCDカラー・ラインセンサ(CCDカラー・ライン・イメ ージ・センサ)11に結像される。 CCDカラー・ライン・イメージ・センサ11は、ラインセンサ駆動回路12 から供給されている各種の動作用信号により駆動されることにより、加法混色の 3原色信号における赤の原色信号と緑の原色信号と青の原色信号との順次信号を 発生して、それをアナログ・デジタル変換器13に与える。アナログ・デジタル 変換器13は、CCDカラー・ライン・イメージ・センサ11から供給されたア ナログ信号形態の3原色の順次信号をデジタル信号形態の3原色の順次信号のデ ジタル・データに変換して信号処理回路14に供給する。
【0009】 信号処理回路14は、マイクロ・プロセッサ・ユニット16からバス15を介 して与えられる制御信号によって所定の信号処理動作を行なう。すなわち、信号 処理装置14では前記したアナログ・デジタル変換器13から与えられたデジタ ル信号形態の3原色の順次信号のデジタル・データを画素毎に記憶して、画像読 取り装置が原稿3に対する読取り動作を開始した後に、前記の記憶データによっ て原稿3から読取られたデータの補正が行なわれうるようにする。 ところで、画像読取り装置が原稿3に対する読取り動作を開始するのに先立っ て光源6から放射された光で照射された標準白色板4からの反射光を構成してい る3原色信号成分の割合いは、光源6の色温度が変化するのに伴って例えば図2 に示されているように変化する。
【0010】 図2は光源6の使用時間を横軸にとり、またCCDカラー・ライン・イメージ ・センサ11から出力された加法混色の3原色信号の各原色信号、すなわち、赤 の原色信号Rと緑の原色信号Gと青の原色信号Bとの信号レベルを縦軸にとり、 また光源6が新品の状態から寿命時間と定めた800時間までの使用によって各 原色信号の信号レベルがそれぞれどのように変化するのかを示した図である。 この図2に例示されている光源6の場合には、新品の光源6の使用開始時に光 源6から放射された光で照射された標準白色板4からの反射光を構成している加 法混色の3原色信号の各原色信号の割合いR:G:Bを1:1:1に調整した状 態の初期値に対し、その光源6が800時間だけ使用された状態において、光源 6から放射された光で照射された標準白色板4からの反射光を構成している加法 混色の3原色信号の割合いは、それぞれの原色信号の初期値に対しRが0.85 、Gが0.78、Bが0.6となる。
【0011】 前記のように光源6から放射された光で照射された標準白色板4からの反射光 を構成している加法混色の3原色信号の各原色信号の割合いは、光源6の使用時 間の経過につれて変化しているから、光源6から放射された光で照射された標準 白色板4からの反射光を構成している加法混色の3原色信号の各原色信号の割合 いに着目することにより光源6の寿命を検出することが可能である。 本考案では光源6の使用時間の経過によって出力変化が最も少ない赤の原色信 号の信号レベルと、光源6の使用時間の経過によって出力変化が最も大きく現わ れる青の原色信号の信号レベルとを用いて、前記した赤の原色信号の信号レベル と青の原色信号の信号レベルとの比が、予め定められた数値、例えば0.7より も小さな値になったときには光源6が寿命に達したとして、制御回路16が光源 寿命表示器17に制御信号を与えて、光源寿命表示器17に光源6の寿命が終っ たことを表示させる。また、光源6の使用時間の経過によって出力変化が最も大 きく現われる青の原色信号の信号レベルが、初期値に比べて予め定めた割合い、 例えば0.6以下になったときに、光源6が寿命に達したとして、制御回路16 が光源寿命表示器17に制御信号を与えて、光源寿命表示器17に光源6の寿命 が終ったことを表示させるようにしてもよい。
【0012】 また、本考案では光源6の使用時間の経過によって出力変化が最も少ない赤の 原色信号の信号レベルと、光源6の使用時間の経過によって出力変化が最も大き く現われる青の原色信号の信号レベルとを用いて、前記した赤の原色信号の信号 レベルと青の原色信号の信号レベルとの差が、予め定められた数値よりも大きな 値になったときには光源6が寿命に達したとして、制御回路16が光源寿命表示 器17に制御信号を与えて、光源寿命表示器17に光源6の寿命が終ったことを 表示させるようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したところから明らかなように本考案の画像読取り装置にお ける光源寿命検出装置は、光源から放射された光によって標準白色板に生じた反 射光を受光したカラーラインイメージセンサから出力された加法混色の3原色信 号の内の赤の原色信号の大きさと青の原色信号の大きさとの比を求め、前記した 赤の原色信号の大きさと青の原色信号の大きさとの比が予め定められた値よりも 小さいときに、光源の寿命が来たものとして表示素子を動作させるようにしたり 、光源から放射された光による標準白色板からの反射光を受光したカラーライン イメージセンサから出力された加法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大き さと青の原色信号の大きさとの差を求め、前記した赤の原色信号の大きさと青の 原色信号の大きさとの差が予め定められた値よりも大きいときに、光源の寿命が 来たものとして表示素子を動作させるようにしたりするものであるから、この本 考案の画像読取り装置における光源寿命検出装置では、画像読取り装置にもとも と備えられている記憶機能や演算機能等の既存の諸機能を有効に活用して、光源 の寿命の判断を適格、かつ、正確に行なうことができ、また、例えば発光ダイオ ードを用いて構成した表示器を付加するだけで、光源の寿命を明確に、しかも容 易に表示できるので、既述した従来の問題点はすべて良好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の画像読取り装置における光源寿命検出
装置である。
【図2】光源から放射された光の経時変化を示す特性曲
線例図である。
【符号の説明】
1…読取り装置の機体、2…原稿台、3…原稿、4…標
準白色板、5…原稿抑え板、6…光源、7〜9…反射
鏡、10…レンズ、11…光電変換素子、12…ライン
センサ駆動回路、13…アナログ・デジタル変換器、1
4…信号処理回路、15…バス、16…制御回路(マイ
クロ・プロセッサ・ユニット…MPU)、17…光源寿
命表示器(例えば発光ダイオード)、18…インターフ
ェース、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から放射された光による標準白色板
    からの反射光を受光した光電変換素子より出力された加
    法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大きさと青の
    原色信号の大きさとの比を求める手段と、前記した赤の
    原色信号の大きさと青の原色信号の大きさとの比が予め
    定められた値よりも小さいときに表示素子を動作させる
    手段とを備えた画像読取り装置における光源寿命検出装
    置。
  2. 【請求項2】 光源から放射された光による標準白色板
    からの反射光を受光した光電変換素子より出力された加
    法混色の3原色信号の内の赤の原色信号の大きさと青の
    原色信号の大きさとの差を求める手段と、前記した赤の
    原色信号の大きさと青の原色信号の大きさとの差が予め
    定められた値よりも大きいときに表示素子を動作させる
    手段とを備えた画像読取り装置における光源寿命検出装
    置。
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