JPH04127934A

JPH04127934A - 排水集合管の鋳造用消失模型

Info

Publication number: JPH04127934A
Application number: JP25120490A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Sato; 宏志佐藤; Masao Nakaishi; 正雄仲石; Yoshimichi Ogino; 荻野　義道; Kazunori Uemura; 植村　和典; Noriyuki Toyama; 敬之外山
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1990-09-19
Filing date: 1990-09-19
Publication date: 1992-04-28
Anticipated expiration: 2012-04-16
Also published as: JP2601559B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、排水集合管の発泡合成樹脂製の鋳造用消失模
型に関するものである。

（従来の技術）一般に、排水集合管は、管軸方向両端に排水立管接合部
が設けられると共に、管軸と直交方向に１又は複数の枝
管受は口が設けられた排水立管よりも大径の径大部を備
え、該径大部の下方に続いてテーパー管部を備えている
。そして、該集合管には、テーパー管部内周面に整流羽
根が設けられているものもある。

従来、上記集合管の鋳造には、発泡ポリスチレン等の発
泡合成樹脂で製作された消失模型を、鋳物砂（ドライサ
ンド）中に埋設して鋳型を構成し、溶融金属を消失模型
に注入して、該模型を燃焼気化させると共に、模型を溶
融金属で置換して鋳物を鋳造する方法即ち、フルモール
ド鋳造法が採用されている。そして、前記消失模型は、
−船釣には成形型内に発泡合成樹脂材を注入発泡させて
一体成形されるが、複雑な部分例えば整流羽根等の型抜
きができない部分は、本体模型成形後に接着剤により接
着されている。

（発明が解決しようとする課題）ところで、排水集合管は、枝管受は口が多種類あるほか
、内面の径大部からテーパー管部の下端にかけて、管軸
に対して傾斜した整流羽根が設けられているものと、該
整流羽根の設けられていないものがあり、夫々別個に模
型成形金型が必要で、模型成形が面倒でコスト上昇の一
要因となっている。

本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、模型成形性の向上特に羽根の
一体成形を可能にすると共に、模型成形金型の製作コス
ト並びに模型成形コストの低減を図ることができる排水
集合管の鋳造用消失模型を提供するにある。

（課題を解決するための手段）本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。

すなわち、本発明は、管軸方向両端に排水立管接合部５
，６が設けられると共に、管軸と直交方向に１又は複数
の枝管受は口３が設けられた排水立管よりも大径の径大
部７を備えている集合管の発泡合成樹脂製の鋳造用消失
模型１において、該模型１はその胴体２を前記枝管受は
口３の下方で上下に２分割して個別に成形し、上下部胴
体２ａ、２ｂの分割面は外周を外方に延出して外向鍔状
の接着圧（１２，１３として接着剤により相互に接合−
体化したことを特徴としている。

（作　　用）本発明によれば、模型胴体２の上部胴体２ａと、羽根１
４付及び羽根無下部胴体２ｂを夫々個別に成形し、上部
胴体２ａの接着圧１２に、羽根１４付又は羽根無の下部
胴体２ｂを選択してその接着圧１３を接着剤で接着一体
化し、２種の消失模型ｌを簡単にかり低コストで完成さ
せることができ、しかも羽根１４付の下部胴体２ｂを一
体的に成形可能である。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図及び第２図は排水集合管の完成模型の１例を示し
、該模型ｌは、発泡合成樹脂例えば発泡ポリスチレン製
で、模型胴体２、枝管受は口３及び閉塞蓋４とにより構
成され、夫々個別に成形された後接着剤により接着一体
化される。

前記模型胴体２は、第３図〜第６図にも示されているよ
うに、管軸方向両端に排水立管接合部５６が設けられ、
上部に排水立管よりも大径の径大部７が設けられると共
に、該径大部７と下部立管接合部６の間にテーパー管部
８が形成されている。

そして、上部立管接合部５と径大部７の境界部分内面に
は、内向鍔９が設けられ、該内向鍔９の下方径大部７に
は、管軸と直交方向三方に同径の枝管受は口接続孔ＩＯ
及び円形の平坦な接着圧ＩＩが夫々互いに直交状に設け
られている。また、径大部７は前記接着圧１１の下方で
、管軸と直交する面で上下に二分割され、上部胴体２ａ
と下部胴体２ｂを個別に成形した後、両者を接着剤によ
り相互に接着して一体化される。なお、模型胴体２を構
成する上下部胴体２ａ、２ｂの分割面は、円形でその外
周縁を外方に延出して外向鍔状の接着圧１２．１３とし
、接着部面積を増大し、鋳造欠陥の防止を図っている。

該外向鍔状の接着圧１２．１３は、径大部７外面から突
出しているので、排水集合管を据付ける際、据付金物の
受は座として利用できる。さらに、第４図〜第７図に示
す如く、前記下部胴体２ｂには、その径大部７からテー
パー管部８の下部にかけて、その内面に管軸に対して傾
斜した羽根Ｉ４が設けられており、模型胴体２を上下に
分割したことにより、成形金型の型抜きが容易となり、
該羽根１４を接着せずに一体的に形成することができる
。また、下部胴体２ｂには、羽根１４のないものを成形
して、必要に応じて羽根付又は羽根無下部胴体２ｂを選
択し、上部胴体２ａと接合一体化することにより、種の
上部胴体２ａで２種の模型胴体２を成形することができ
る。

前記枝管受は口３は、第１図に示す曲管状の枝管受は口
３ａと、第８図〜第１０図に示す直管状の枝管受は口３
ｂ、３ｃ、３ｄからなっており、適宜選択的に組合わさ
れる。前記枝管受は口３ａは、第１図及び第２図に示す
ように曲管状で、一方の開口端には上部胴体２ａの枝管
受は０接着座１１に合致する接着部１５が偏心状に設け
られ、他方の開口端には枝管接合フランジ部１６が形成
されている。枝管受は口３ｂは、第２回及び第８図に示
すように直管状で、一方の開口端には上部胴体２ａの枝
管光は０接着座１１に合致する接着部Ｉ７が設けられる
と共に、内面には下側を除き内向鍔状の導水板１８が突
設され、他方の開口端に枝管接合フランジ部１９が形成
されている。枝管光は口３ｃは、第９図に示すように、
受は口径が若干小さい直管状で、一方の開口端には上部
胴体２ａの枝管光は０接着座１１に合致する接着部２０
が偏心状に設けられると共に、その内面には下側を除き
内向鍔状の導水板２１が突設され、他方の開口端に枝管
接合フランジ部２２が形成されている。さらに、枝管光
は口３ｄは、第１０図に示すように、受は口径が小さい
直管状で、一方の開口端には上部胴体２ａの枝管光は０
接着座１１に合致する接着部２３が偏心状に設けられる
と共に、その内面には下側を除き内向鍔状の導水板２４
が突設され、他方の開口端に枝管接合フランジ部２５が
設けられている。

前記閉塞蓋４は、上部胴体２ａの枝管光は口接続孔１０
に枝管光は口３を接着しない場合に、これを塞ぐもので
、第１１図に示すように、上部胴体２ａの枝管光は０接
着座１１に合致する円板状を呈している。

本発明の上記実施例において、模型胴体２を構成する上
・下部胴体２ａ、２ｂはもとより、各枝管光は口３ａ〜
３ｄ、閉塞蓋４は、夫々個別の成形金型により成形され
、模型胴体２と、各種枝管光は口３を選択的に組合わせ
て、その各接着部１５．１７，２０．２３を前記接着圧
１１に接着剤により接着し一体化し、必要に応じて閉塞
蓋４を用いて排水集合管の消失模型１として完成され、
多種多様の模型を成形することができる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、例えば、上部胴体２ａと枝管光は口３を一体的に成形
することができる。

（発明の効果）本発明は、上述のように、管軸方向両端に排水立管接合
部５．６が設けられると共に、管軸と直交方向に１又は
複数の枝管光は口３が設けられた排水立管よりも大径の
径大部７を備えている集合管の発泡合成樹脂製の鋳造用
消失模型ｌにおいて、該模型１はその胴体２を前記枝管
光は口３の下方で上下に２分割して個別に成形し、上下
部胴体２ａ、２ｂの分割面は外周を外方に延出して外向
鍔状の接着圧１２．１３として接着剤により相互に接合
−体化したことを特徴とするものであるから、模型１の
成形特に接着作業が面倒で高精度を得がたい羽根１４の
一体成形が可能であり、模型成形金型の製作が容易でコ
スト低減を図ることができる。また、上下部胴体２ａ、
２ｂを接着圧１２．１３は、接着部面積が広く外方に突
出しているので、鋳造欠陥の防止を図ることができ、据
付金物の受は座として活用でき、集合管据付作業性を向
上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は中央縦断
面図（第２図Ａ−Ａ線断面）、第２図は平面図、第３図
は模型胴体の中央縦断面図、第４図は第３図の平面図、
第５図は第３図のＢ−Ｂ線断面図、第６図は第４図のＣ
−Ｃ線断面図、第７図は第６図のＤ−Ｄ線断面図、第８
図は（イ）（ロ）（ハ）は枝管光は口の正面図、Ｅ−Ｅ
断面図及びＦ−Ｆ断面図、第９図（イ′）、（ロ）（ハ
）は他の枝管光は口の正面図、Ｇ−Ｇ断面図及びＨ−Ｈ
断面図、第１０図（伺（ロ）（ハ）はさらに他の枝管光
は口の正面図、Ｉ−Ｉ断面図、Ｊ−Ｊ断面図、第１１図
（伺（ロ）は閉塞蓋の正面図及び中央縦断面図である。１・・・消失模型、２・・・模型胴体、２ａ・・・上部
胴体、２ｂ・・・下部胴体、３・・・枝管光は口、５，
６・・・排水立管接合部、７・・・径大部、１２．１３
・・・接着圧。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）管軸方向両端に排水立管接合部（５）（６）が設
けられると共に、管軸と直交方向に１又は複数の枝管受
け口（３）が設けられた排水立管よりも大径の径大部（
７）を備えている集合管の発泡合成樹脂製の鋳造用消失
模型（１）において、該模型（１）はその胴体（２）を前記枝管受け口（３）
の下方で上下に２分割して個別に成形し、上下部胴体（
２ａ）（２ｂ）の分割面は外周を外方に延出して外向鍔
状の接着座（１２）（１３）として接着剤により相互に
接合一体化したことを特徴とする排水集合管の鋳造用消
失模型。