JPH0412762B2 - - Google Patents

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JPH0412762B2
JPH0412762B2 JP7689887A JP7689887A JPH0412762B2 JP H0412762 B2 JPH0412762 B2 JP H0412762B2 JP 7689887 A JP7689887 A JP 7689887A JP 7689887 A JP7689887 A JP 7689887A JP H0412762 B2 JPH0412762 B2 JP H0412762B2
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JP
Japan
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frame
laying
wooden
parts
holding
Prior art date
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Expired
Application number
JP7689887A
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English (en)
Other versions
JPS63241201A (ja
Inventor
Isao Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Bussan Co Ltd
Original Assignee
Hayashi Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hayashi Bussan Co Ltd filed Critical Hayashi Bussan Co Ltd
Priority to JP7689887A priority Critical patent/JPS63241201A/ja
Publication of JPS63241201A publication Critical patent/JPS63241201A/ja
Publication of JPH0412762B2 publication Critical patent/JPH0412762B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遊歩道、園路、あるいは一時的に開
催される催物会場用等の道路、その他の道路の木
レンガ舗装に使用する木レンガの敷設枠に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来木レンガを用いた舗装は、歩行者天国等が
行なわれるモール街や公園内あるいは庭園その他
で若干見られる。
これらの木レンガの敷設に、敷設枠を用いる技
術は、本発明者が初めて提案したものである。
(実願昭61−64888号、実願昭61−100729号等)。
なかでも枠体を縦横に区切つて複数の区画を構
成し、これらの区画を木レンガの挿入保持部と
し、各挿入保持部の底部付近に木レンガを固設す
る固設手段を構成したものが非常に実用的であ
る。
要敷設領域に適当な敷設下地を造成し、上記敷
設枠の挿入保持部に各々木レンガを保持させた上
で、敷設枠を上記領域に順次配置することで木レ
ンガによる舗装を行なうことができる。なお通
常、敷設枠の要敷設領域への設置の後に木レンガ
をその敷設枠の挿入保持部に保持させる手順とし
ても不都合はない。
木レンガの敷設にこのような敷設枠を用いる利
点は、透水性舗装が容易に得られること、施工を
スピードアツプできること、木レンガの敷設面を
容易に平担にできること、その他木レンガの敷設
が正確に行なえること等である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のようなタイプの敷設枠を用いて木レンガ
の敷設を行なう場合には、要敷設領域が、敷設枠
に端数が生じない面積かつ平面形状である場合に
は、特に不都合はない。しかしそうでない場合に
は、要敷設領域のいずれかの部分で敷設枠を該当
する大きさに切断分割して使用せざるを得ない。
ところが上記のようなタイプの敷設枠をこのよ
うに分割すると、木レンガを保持する区画壁が切
断部分で分断され、分割後の敷設枠の一方には該
当する部分で区画壁の一部が欠けることになり、
外観に欠点が生じ、かつ木レンガの保持も完全と
は言えなくなる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成の要旨とするところは、 木レンガを挿入保持する複数の開口保持部を、
枠体を複数に区切る区画壁で構成した木レンガの
敷設枠に於いて、 上記各区画壁を、枠体の外周部に位置するそれ
は一重構造に構成し、相互に隣接する開口保持部
間に位置するそれは相互に一部で連結する二重構
造に構成した木レンガの敷設枠である。
上記開口保持部の平面形状は、挿入保持すべき
木レンガの平面形状に合わせて定める。たとえ
ば、平面長方形とか正方形等が普通である。上記
区画壁は、この平面形状に沿つて底部より立上げ
構成する。
開口保持部の底部は、たとえば、その中央部に
保持板部を構成し、その外周部から四方にアーム
板を延長し、各区画壁の下部に接続する。中央の
保持板部は、接着剤による木レンガ底部の接着面
に構成し、又は木レンガの底部を木ネジにより固
定するためのネジ孔を形成する。
また上記区画壁は、前記したように、枠体の外
周部では、枠体の縁壁をも兼ねる区画壁を一重に
構成する。開口保持部が相互に隣接する位置の区
画壁は、相互の開口保持部の底部から各々壁体を
立上げ、各壁体の上部、途中又は下部が相互に接
続するように構成する。途中又は下部で接続する
場合には、接続部分に、雨滴等の通過する通孔を
形成しておく必要がある。二重構造にする後者の
場合は、各壁体間に若干の隙間をあけておき、両
者を上端で山形に接続するのが好都合である。
なお上記枠体の外周の一部には、必要に応じ
て、隣接する他の敷設枠と結合するための接続手
段を構成しておくことができる。
以上の枠体はプラスチツク等により成形するの
が適当である。
〔作用〕
本発明は、このように構成したものであるか
ら、次のようにして木レンガの敷設を行なうこと
ができる。
敷設の手順は、前記した本発明者の他の敷設枠
を用いた場合と異ならない。
まず所定の領域に敷設下地を造成する。コンク
リート下地でも砕石下地でも採用できる。いずれ
も平滑に仕上げる必要はある。
その後上記下地上に敷設枠に挿入保持させた木
レンガの敷設を行なう。
たとえば、木レンガを予め敷設枠の開口保持部
に配設した後、それらの敷設枠を下地上に連設す
る。なお敷設枠を敷設下地上に連設し、必要領域
に連設完了後、木レンガを順次敷設済の敷設枠に
配設する手順としても良い。この段階の手順は自
由に都合に応じて選択すれば良い。もつとも木レ
ンガを敷設枠の背面から木ネジで固定するような
保持手段を採用した場合には、予め木レンガを敷
設枠に挿入保持させる前者の手順を採用すべきで
ある。
ところで上記の要舗装領域の面積又は平面形状
との関係で、一部では、敷設枠を切断してその一
部を設置せざるを得ない場合がある。このような
場合には、隣接する開口保持部間の区画壁の中央
部で切断分割すると、分割後のいずれの部分敷設
枠にも、切断位置に於いて、区画壁が一重分だけ
は残ることになるため、両方の部分敷設枠がとも
に完全に木レンガの保持を確実に行なうことがで
き、外観的にも不完全でなくなる。
こうして敷設領域の周辺等に於ける中途半端な
面積の部分は、部分敷設枠を設置して埋めること
ができる。
なお敷設枠の開口保持部への木レンガの固定
は、保持板部の構成に応じ、接着面に接着剤を塗
布して木レンガを挿入保持するか、又は開口保持
部へ木レンガを挿入後、ネジ孔に木ネジをネジ込
んで木レンガの底部と螺合し固定することができ
る。
本発明によれば、当然に敷設枠を用いた他の木
レンガの敷設構造に於ける利点である透水性、ス
ピーデイな施工、得られた木レンガ施工面の平担
さ等も失われない。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
第1図〜第4図は第一の実施例である。
第1図及び第2図に示したように、枠体1を区
画壁により縦横に区画し、木レンガ2,2…を挿
入保持する複数の開口保持部3,3…を構成す
る。
上記枠体1の外周部に位置する区画壁は、開口
保持部3,3…の底部から立上がる一重構造の壁
体4aで構成し、相互に隣接する開口保持部3,
3間に位置する区画壁は相互に上部で連結する二
枚の壁体4b,4bで二重構造に構成する。上記
二枚の壁体4b,4bは、特に第1図、第3図及
び第4図に示したように、若干の隙間をあけて立
上げ、上端で山形に結合する。
なお上記開口保持部3,3…の平面形状は、挿
入保持すべき木レンガ2,2…の平面形状に合わ
せて正方形に定める。
また開口保持部3,3…の底部には、その中央
部に保持板部5を構成し、その外周部から四方に
アーム板6,6…を延長し、各区画壁の壁体4
a,4a…、4b,4b…の下部に連結する。上
記保持板部5,5…にはネジ孔7を形成する。
以上の枠体1の各部はプラスチツクにより一体
に成形する。
この実施例では、このように構成したので、次
のように木レンガの敷設を行なうことができる。
まず所定の要敷設領域に敷設下地を造成する。
この例では、第4図に示したように、コンクリー
ト下地8を採用した。
平滑なコンクリート下地8を造成後、上記コン
クリート下地8上に木レンガ2,2…をセツトし
た敷設枠の設置を行なう。
木レンガ2,2…の敷設枠へのセツトは次のよ
うに行なう。
即ち、敷設枠の全開口保持部3,3…中に上方
より順次各一個の木レンガ2を押込み、その後、
その敷設枠を裏返しにして、背面より、敷設枠の
保持板部5,5…のネジ孔7より木ネジ9をネジ
込み、各木レンガ2,2…を開口保持部3,3…
中に固定する。このとき、各隣接する開口保持部
3,3間の区画壁は壁体4b,4bによる二重構
造とし、その上端を山形にしてあるので、木レン
ガ2の挿入作業時には、区画壁により内部にガイ
ドされる如くなるので、挿入が容易である。また
壁体4b,4b間に若干の隙間があけてあるの
で、木レンガ2の寸法に若干のバラツキがあつて
も、壁体4b,4bによる区画壁が全体として伸
縮するので、挿入が支障なくできる。
このようにして木レンガ2,2…をセツトした
上で、敷設枠を、上記したように、コンクリート
下地8上に連設する訳であるが、主として要敷設
領域の周辺では、その面積又は平面形状との関係
で、敷設枠は、一部を切断して部分敷設枠として
設置せざるを得ない場合がある。
たとえば、第4図に示したように、要敷設領域
の周辺で縁石10が迫つていて一個の木レンガ2
を保持した敷設枠の幅しか残余のスペースがない
場合には、第3図に示したように、、隣接する開
口保持部3,3間の区画壁を、両壁体の4b,4
b間で切断分割する。そうして分割後の該当する
方の部分敷設枠11を、第4図に示したように、
縁石10と他の設置済み敷設枠との間のスペース
に設置することができる。切断は、第3図に示し
たように、壁体4b,4b間に下方から刃物12
を差込んで行なえば簡単にできる。
上記のように敷設枠を分割した場合には、分割
後のいずれの部分敷設枠11,11にも、切断部
分の区画壁の壁体4b,4bのうちの一方が残る
ことになるため、両方の部分敷設枠11,11が
ともに確実に木レンガ2,2…の保持ができる
し、外観的にも不完全でなくなる。
こうして要敷設領域の周辺等に於ける中途半端
な面積の部分は、分割した部分敷設枠11を設置
して埋めることができる。
かくして敷設枠を用いた道路等の木レンガ舗装
は隅々まで確実に行なわれる。勿論当然に敷設枠
を用いた他の木レンガの敷設構造に於ける利点で
ある透水性、スピーデイな施工、得られた木レン
ガ施工面の平担さ等も失われない。
第5図は第二の実施例を示したものである。
枠体21を区画壁により区画し、平面長方形の
木レンガを挿入保持する三個の開口保持部23,
23,23…を構成したものである。
上記枠体21の外周部に位置する区画壁は、開
口保持部23,23,23の底部から立上がる一
重構造の壁体24aで構成し、相互に隣接する開
口保持部23,23間に位置する区画壁は相互に
上部で連結する二枚の壁体24b,24bで二重
構造に構成する。上記二枚の壁体24b,24b
は、前記第一の実施例と同様に、相互に若干の隙
間をあけて立上げ、上端で山形に結合する。
また開口保持部23,23…の底部には、その
長さ方向の途中に定間隔で二枚の保持板部25,
25を構成し、各両端で区画壁の壁体24a,2
4bの下部に連結する。上記保持板部25,25
には各々中央部にネジ孔27を形成する。
以上の枠体21の各部はプラスチツクにより一
体に成形する。
この第二の実施例の敷設枠もセツトすべき木レ
ンガを平面長方形とした外は実質的に前記第一の
実施例と同様であるので、第一の実施例と同様に
使用することができ、同様の作用効果を得ること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、要敷設領域の中途半端なスペ
ースに敷設枠を設置する際に、敷設枠を上記スペ
ースに相当する寸法にするために区画壁部分で切
断分割した場合に、両部分敷設枠の切断位置に、
区画壁の各一方の壁体が残るので、いずれも木レ
ンガの確実な保持が失われない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は第一の実施例を示したもの
で、第1図は一部切欠概略正面図、第2図は概略
平面図、第3図は木レンガをセツトした後に区画
壁部分でこれを切断する状態を示した概略断面
図、第4図は施工状態の概略断面図、第5図は第
二の実施例の一部切欠概略平面図である。 1,21…枠体、2…木レンガ、3,23…開
口保持部、4a,4b,24a,24b…壁体、
5,25…保持板部、6…アーム板、7,27…
ネジ孔、8…コンクリート下地、9…木ネジ、1
0…縁石、11…部分敷設枠、12…刃物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 木レンガを挿入保持する複数の開口保持部
    を、枠体を複数に区切る区画壁で構成した木レン
    ガの敷設枠に於いて、 上記各区画壁を、枠体の外周部に位置するそれ
    は一重構造に構成し、相互に隣接する開口保持部
    間に位置するそれは相互に一部で連結する二重構
    造に構成したことを特徴とする木レンガの敷設
    枠。
JP7689887A 1987-03-30 1987-03-30 木レンガの敷設枠 Granted JPS63241201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7689887A JPS63241201A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 木レンガの敷設枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7689887A JPS63241201A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 木レンガの敷設枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63241201A JPS63241201A (ja) 1988-10-06
JPH0412762B2 true JPH0412762B2 (ja) 1992-03-05

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ID=13618473

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7689887A Granted JPS63241201A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 木レンガの敷設枠

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JPS63241201A (ja) 1988-10-06

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