JPH04127527U - 内燃機関のノツクセンサ - Google Patents
内燃機関のノツクセンサInfo
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- JPH04127527U JPH04127527U JP3446091U JP3446091U JPH04127527U JP H04127527 U JPH04127527 U JP H04127527U JP 3446091 U JP3446091 U JP 3446091U JP 3446091 U JP3446091 U JP 3446091U JP H04127527 U JPH04127527 U JP H04127527U
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- knock sensor
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製作性良く、ノックセンサの非対称性の影響
を排除した周波数特性がフラット化したノックセンサを
提供する。 【構成】 機関への取付け用のボルトを嵌入する円筒部
1aとその基端に形成された鍔部1bとからなるハウジ
ング1の円筒部1a外周に、円筒部1aのほぼ半径方向
に突出させて設けたコネクタ11の突出方向とほぼ直角な
方向に円筒部1aを挟んで相対させて中心角が90度の2
個の円弧状体4a,4bよりなる圧電素子を配置し、ウ
エイト7と共に、締め付け固定する。
を排除した周波数特性がフラット化したノックセンサを
提供する。 【構成】 機関への取付け用のボルトを嵌入する円筒部
1aとその基端に形成された鍔部1bとからなるハウジ
ング1の円筒部1a外周に、円筒部1aのほぼ半径方向
に突出させて設けたコネクタ11の突出方向とほぼ直角な
方向に円筒部1aを挟んで相対させて中心角が90度の2
個の円弧状体4a,4bよりなる圧電素子を配置し、ウ
エイト7と共に、締め付け固定する。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関の燃焼室でのノッキングを検出するため、機関本体(シリ
ンダブロック等)に取付けられてその振動を検出するノックセンサに関する。
【0002】
この種のノックセンサとしては、中央部に取付け用の孔が形成されたセンター
ホール型のものがある(実開平2−113133号公報参照)。
即ち、図3に示すように、円筒部1aとその基端の鍔部1bとからなる金属製
ハウジング1の円筒部1aの外周に、樹脂製の絶縁スリーブ2を介して、円筒部
1aの基端側から先端側にかけて、アース側リードプレート3,圧電素子4(図
4参照),出力側リードプレート5,絶縁シート6,振動加速度により圧電素子
4にストレスを与えるための金属製のウエイト7のそれぞれ環状のものを順に嵌
挿し、皿バネ8を介して、円筒部1aの外周のねじ部1dに螺合したナット9で
共に締め付け固定してなる。
【0003】
そして、これら圧電素子4,ウエイト7,ナット9等の周囲をモールド樹脂10
によって被覆してケースとしてある。
尚、アース側リードプレート3及び出力側リードプレート5は、円筒部のほぼ
半径方向に突出させて配置されたコネクタ11に、ターミナル12,13を介して導出
されている。
【0004】
かかるノックセンサは、円筒部1aの中空部1cに図示しないボルトを挿通さ
せて、ボルトによりシリンダブロック等に取付けられる。
そして、ノックセンサは、シリンダブロック等の振動を受けると、圧電素子4
に振動加速度に対応した電気信号を発生し、この信号を外部のコントロールユニ
ットに出力することにより、コントロールユニットでノッキング振動を検出する
ものである。
【0005】
しかしながら、このような従来のノックセンサにあっては、コネクタ11が円筒
部1aのほぼ半径方向に突出させて設けられているため、図5に示すように、ノ
ックセンサの非対称性に起因する周波数特性のうねりが生じるという問題点があ
った。
【0006】
そこで、圧電素子のコネクタ側に、或いは反コネクタ側にも、非分極部を形成
して、非対称性の影響を回避するようにしたものがある(特開平2−15411
9号公報,特開平2−218927号公報,特開平2ー221820号公報,特
開平2−221819号公報)が、これらは製作性が劣るという不都合があり、
また、圧電素子のコネクタ側を切り欠いたものがある(実開平2−41129号
公報)が、コネクタ側を切り欠いたのみでは、まだ周波数特性のフラット化には
不十分であるという不都合があった。
【0007】
本考案は、上記の従来の問題点に鑑み、製作性が良く、しかも周波数特性が乱
れることのない安定した周波数特性を有するノックセンサを提供することを目的
とする。
【0008】
上記の目的を達成するため、本考案は、機関本体への取付け用のボルトを嵌入
する円筒部とその基端に形成された鍔部とからなるハウジングの円筒部外周に、
圧電素子を配置して、ウエイトと共に締め付け固定し、前記圧電素子に繋がる出
力取り出し用のターミナルを前記円筒部のほぼ半径方向に突出させて設けたコネ
クタに導出してなる内燃機関のノックセンサにおいて、
前記圧電素子を、中心角が 180度以下の2個の円弧状体にて形成すると共に、
前記コネクタの突出方向とほぼ直角な方向に前記円筒部を挟んで相対させて配置
する構成とする。
【0009】
上記の構成によると、ノックセンサの非対称性による影響が大きいコネクタ側
と反コネクタ側には、圧電素子を配置せず、これらの箇所からは、ノック信号を
取り出さないようにして、コネクタの突出方向とほぼ直角な方向に円筒部を挟ん
で相対させて配置した2個の円弧状体の圧電素子から安定した周波数特性の信号
のみ得ることができる。
【0010】
以下に、本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
尚、従来例と同一箇所には、同一符号を付して、その箇所の説明を省略する。
図1に示すように、圧電素子(例えば、PZT)を中心角がほぼ90度の2個の
円弧状体4a,4bにて形成し、コネクタ11の突出方向とほぼ直角な方向に円筒
部1aを挟んで相対させて配置する。
【0011】
尚、コネクタ11側と反コネクタ側の、円弧状体4a,4bが存在しない箇所は
、ケース用樹脂をモールドする際に、樹脂で埋まる。
このような圧電素子を用いたノックセンサの周波数特性は、コネクタ11の振動
が圧電素子の信号に現れないので、図2に示すようにフラット化され、良好なも
のとなる。
【0012】
以上説明したように、本実施例によると、ノックセンサの非対称性の影響が大
きいコネクタ側と反コネクタ側には、圧電素子を配置しないで、非対称性の影響
の小さい、コネクタの突出方向とほぼ直角な方向に配置した円弧状体よりなる圧
電素子よりノック信号を取り出すようにしたので、製作性良く、周波数特性がフ
ラット化したノックセンサを実現できる。
【0013】
以上説明したように、本考案によると、円筒部の半径方向に突出したコネクタ
の非対称性の影響の大きいコネクタ側と反コネクタ側には圧電素子を配置せず、
ノック信号を取り出さないようにして、コネクタの突出方向とほぼ直角な方向に
配置した2個の円弧状体の圧電素子から信号を取り出すようにしたので、製作性
良く、従来のような周波数特性のうねりのない、フラット化した良好な周波数特
性を有するノックセンサを具現化できる。
【図1】 本考案の一実施例を示すノックセンサの部分
断面図
断面図
【図2】 本実施例のノックセンサの周波数特性を示す
図
図
【図3】 従来のノックセンサの断面図
【図4】 従来の圧電素子の斜視図
【図5】 従来のノックセンサの周波数特性を示す図
1a 円筒部
1b 鍔部
4a 円弧状体
4b 円弧状体
7 ウエイト
11 コネクタ
12 ターミナル
13 ターミナル
Claims (1)
- 【請求項1】機関本体への取付け用のボルトを嵌入する
円筒部とその基端に形成された鍔部とからなるハウジン
グの円筒部外周に、圧電素子を配置して、ウエイトと共
に締め付け固定し、前記圧電素子に繋がる出力取り出し
用のターミナルを前記円筒部のほぼ半径方向に突出させ
て設けたコネクタに導出してなる内燃機関のノックセン
サにおいて、前記圧電素子を、中心角が 180度以下の2
個の円弧状体にて形成すると共に、前記コネクタの突出
方向とほぼ直角な方向に前記円筒部を挟んで相対させて
配置することを特徴とする内燃機関のノックセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991034460U JP2550077Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 内燃機関のノックセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991034460U JP2550077Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 内燃機関のノックセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127527U true JPH04127527U (ja) | 1992-11-20 |
JP2550077Y2 JP2550077Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=31916861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991034460U Expired - Lifetime JP2550077Y2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 内燃機関のノックセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550077Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241129U (ja) * | 1988-09-12 | 1990-03-22 | ||
JPH02218927A (ja) * | 1989-02-18 | 1990-08-31 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 非共振型ノックセンサ |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP1991034460U patent/JP2550077Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241129U (ja) * | 1988-09-12 | 1990-03-22 | ||
JPH02218927A (ja) * | 1989-02-18 | 1990-08-31 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 非共振型ノックセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550077Y2 (ja) | 1997-10-08 |
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