JPH0244185Y2 - - Google Patents

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JPH0244185Y2
JPH0244185Y2 JP1983182646U JP18264683U JPH0244185Y2 JP H0244185 Y2 JPH0244185 Y2 JP H0244185Y2 JP 1983182646 U JP1983182646 U JP 1983182646U JP 18264683 U JP18264683 U JP 18264683U JP H0244185 Y2 JPH0244185 Y2 JP H0244185Y2
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JP
Japan
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piezoelectric sensor
piezoelectric
screw
cylinder head
pressure
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JP1983182646U
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JPS6090636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンに設けて、エンジンのノツ
キング時の振動や、シリンダー内の燃焼時のピー
ク圧等を挟圧型圧電センサーにより検知する内燃
機関の圧電ピツクアツプ装置に関する。 従来、この種の圧電ピツクアツプ装置は、第1
図に示すように、シリンダーヘツドbや、燃料噴
射装置を保持するためのホルダー等をシリンダー
ブロツクaに固定するための螺子cに挟圧型圧電
センサーdを外嵌し、前記圧電センサーdを締付
ナツトe(挟圧片)で締付け、前記シリンダーヘ
ツドの固定と同時に前記圧電センサーdの挟持を
施すようにしている。 また第2図に示すように締付ボルトfによりシ
リンダーヘツドb、ホルダー等をシリンダーブロ
ツクaに固定する場合には、前記圧電センサーd
を螺子頭(挟圧片)gと、シリンダーヘツドb上
面間に配置して、前記と同じく前記シリンダーヘ
ツドbの固定と同時に、前記圧電センサーdの挟
持を施すようにしている。 ところでかかる従来構成であると、前記シリン
ダーヘツドb等を固定するための前記挟圧片の締
付トルクは4〜15Kgmであつて、圧電センサーに
過剰圧力が定常的に掛かり、かつ挟圧片e,gと
シリンダーヘツドb等との熱膨張差により高温時
にはさらに圧力が増加し圧電センサーdに印加さ
れる総圧力は非常に大となる。また、圧電センサ
ーdはシリンダーヘツドa等に直接接触すること
となるため、各燃焼サイクル毎に生ずる熱衝撃が
大となる。このため前記圧電センサーfの圧電素
子の劣化が早く、耐用寿命が短くなる等の欠点を
生じる。 本考案は、前記従来構造の欠点を除去すること
を目的とし、内燃機関のシリンダーブロツクaに
設けられるシリンダーヘツドb等を固定するため
の固定螺子の、その締付ナツト、螺子頭等の挟圧
片の上方に螺子杆部を突出させ、該螺子杆部に圧
電素子を備えてなる環状の挟圧型圧電センサーを
外嵌し、さらに前記螺子杆部に前記圧電センサー
に適正圧力を付与する取付ナツトを螺着して構成
し、シリンダーヘツドb等の締付けを前記挟圧片
により施し、圧電センサーの固定を取付ナツトに
より施すようにして、前記挟圧片の締付による圧
電センサーの過剰圧力印加を排除し、また圧電セ
ンサーへの熱の影響をシリンダーヘツドb等との
間に挟圧片を介置することにより緩和するように
したものである。 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。 第3図について、1はシリンダーブロツクaに
植設した固定螺子であつて、シリンダーヘツドb
の透孔2から上方突出してある。前記固定螺子1
には、まず締付ナツト(挟圧片)3を螺着して、
所定の締付圧により締めつけて前記シリンダーヘ
ツドbをシリンダーブロツクaに固定している。
このとき前記固定螺子1を上方に少し長くして、
前記透孔2を螺着した状態で前記固定螺子1上部
の螺子杆部4が前記締付ナツト3上方に突出する
ようにしてある。 締付ナツト3上には、環状の圧電センサー5が
螺子杆部4に外嵌して配置されていて、さらに前
記圧電センサー5上にセンサー用取付ナツト6が
螺子杆部4に緊締されている。前記取付ナツト6
の締付けは、後記するように挟圧型圧電センサー
5への過剰挟圧を排除するため1Kgm〜4Kgm程
度とする。 第4図は第二実施例を示し、シリンダーブロツ
クa、シリンダーヘツドbの連結を締付ボルト7
によつて施すようにしたものであり、この場合に
は、その六角状螺子頭(挟圧片)8の上方に螺子
杆部9を突設している。挟圧型圧電センサー5
は、前記螺子杆部9に外嵌された後、取付ナツト
6により締付けられて固定されている。 前記環状の挟圧型圧電センサー5の構成の一例
を第5図について説明すると、10は上面が開放
され、この開口部の内周面に雌螺子11を形成
し、さらに底壁12中心部に透孔14を形成した
金属製筐体であつて、その底壁12と、前記雌螺
子11に螺着した受圧体13間に、板パツキン1
5,15を上下に配置して環状の圧電積層体18
が装着されている。前記圧電積層体18は、端子
板17を、上下に電極を有するPZTセラミツク
ス等の圧電素子16,16で挟持してなり、前記
受圧体13の螺進量を調整することにより該圧電
素子16,16に適正なバイアス応力を付加する
ことができるようになつている。 また前記圧電積層体18等の内面には連結パイ
プ19を内嵌し、その内部に前記固定螺子1が挿
通する上下方向の挿通孔20を生じさせている。 さらに前記筐体10の周壁1aの中腹部には導
通用パイプ21が嵌着されていて、該パイプ21
に導電コード22を挿通して、その導線を前記端
子板17に接続している。而て挿通孔20を有す
る環状の挟圧型圧電センサー5が構成される。 前記構成からなる挟圧型圧電センサーの作用に
ついて説明する。 エンジンにノツキングを伴う振動や、シリンダ
ー内の燃焼時のピーク圧等の被検出圧が生じる
と、取付ナツト6が圧電センサー5を前記螺子杆
1に沿つて加圧し、該圧電センサー5の圧電素子
16,16に軸方向への圧縮歪を生じさせる。こ
のため、該圧電素子16,16の上下面電極間に
電位差を生じ、端子板17から導電コード22に
より出力信号が取出される。かかる信号は、増幅
器等外部機器によつて増幅、整波等の処理が加え
られノツキング、噴射時期等の検知が可能とな
る。 挟圧型圧電センサー5の構成は、上下面に電極
を設けた圧電素子のみによつてなる単純構造のも
の等種々考えられ、その構成に限定されるもので
はない。 本考案による圧電センサー5への、その取付に
よつて生じる印加圧力を従来例と比較すると、下
表のようになつた。
【表】 上表のように、本考案は取付ナツト6によつて
圧電センサー5を挟持するものであるから、シリ
ンダーヘツドbをシリンダーブロツクaに固定す
るために必要な締付トルクを前記圧電センサー5
に付加する必要はなく、振動による圧電センサー
5の挟持の緩みを考慮して2Kgm程度に設定する
ことができ、このため圧電センサー5の劣化を軽
減することができる。 この場合に、圧電センサー5からの出力レベル
は、従来に比して燃焼圧力信号は1/10、ノツク信
号は1/4程度に夫々低下するが、S/N比の低下
は全くなかつた。従つて出力の低下分は増幅量を
増大することにより補うことができ、電気的処理
に支障を生じないことが確かめられた。 本考案は前記の説明によつて明らかにしたよう
に、内燃機関のシリンダーブロツクaに設けられ
るシリンダーヘツドb、燃料噴射装置を保持する
ためのホルダー等を固定する固定螺子1の、その
締付ナツト3、螺子頭8等の挟圧片の上方に螺子
杆部4,9を突出させ、該螺子杆部に圧電素子を
備えてなる環状圧電センサー5を外嵌し、さらに
前記螺子杆部に取付ナツト6を螺着して挟圧型圧
電センサー5を挟持するようにし、シリンダーヘ
ツドb等を締付けるための力を圧電センサー5に
作用させないようにしたから、挟圧片の締付によ
る圧電センサーの過剰圧力印加を排除し、圧電セ
ンサー5への圧力を取付ナツト6により最良に調
整でき、またシリンダーヘツドb等と、挟圧片の
熱膨張差による影響を防止でき、さらにまた圧電
センサー5への熱の影響をシリンダーヘツド等と
の間に介置された挟圧片により緩和でき、而て前
記圧電センサー5の劣化を軽減して耐用寿命を延
ばすことができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来装置を示す側面図、第3図は
本考案の第一実施例の一部切欠側面図、第4図は
第二実施例の一部切欠側面図、第5図は圧電セン
サー5の一例を示す縦断側面図である。 1;固定螺子、3;締付ナツト、4;螺子杆
部、5;圧電センサー、6;取付ナツト、9;螺
子杆部、a;シリンダーブロツク、b;シリンダ
ーヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関のシリンダーブロツクに設けられるシ
    リンダーヘツド等を固定するための固定螺子の、
    その締付ナツト、螺子頭等の挟圧片の上方に螺子
    杆部を突出させ、該螺子杆部に圧電素子を備えて
    なる環状の挟圧型圧電センサーを外嵌し、さらに
    前記螺子杆部に前記圧電センサーに適正圧力を付
    与する取付ナツトを螺着して構成したことを特徴
    とする内燃機関の圧電ピツクアツプ装置。
JP18264683U 1983-11-25 1983-11-25 内燃機関の圧電ピツクアツプ装置 Granted JPS6090636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18264683U JPS6090636U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 内燃機関の圧電ピツクアツプ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18264683U JPS6090636U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 内燃機関の圧電ピツクアツプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6090636U JPS6090636U (ja) 1985-06-21
JPH0244185Y2 true JPH0244185Y2 (ja) 1990-11-22

Family

ID=30395489

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JP18264683U Granted JPS6090636U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 内燃機関の圧電ピツクアツプ装置

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016188637A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社荏原製作所 ポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法

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JPS52115923A (en) * 1976-03-24 1977-09-28 Dooley Joseph L Monitor of engine

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JPS6090636U (ja) 1985-06-21

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