JP2016188637A - ポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法 - Google Patents

ポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】運転状態を管理するための情報をポンプの形状にかかわらずに得ることができるポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法を提供する。
【解決手段】ポンプ装置は、配管に接続されて流体を圧送するポンプ装置である。ポンプ装置は、主軸と、主軸に取り付けられた羽根車と、主軸を軸支する軸受と、を備える。また、ポンプ装置は、ケーシングを形成する第1部材および第2部材と、センサユニットと、を備える。第1部材および第2部材は、ボルトにより互いに締結されて、主軸、羽根車、または、軸受のうち少なくとも1つを収容するケーシングを形成する。センサユニットは、振動を検出するセンサを有し、ボルトの頭部に取り付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法に関する。
ポンプ装置の点検・管理項目の一つとして、ポンプ装置の振動計測が挙げられる。ポンプの振動は、回転軸を支持する軸受の摩耗等が原因とされる。軸受の摩耗が進行すると、ポンプ装置の振動が大きくなる。したがって、ポンプの振動傾向を管理することにより、ポンプ装置の状態を把握することができる。
国際公開第2009/046005号 米国特許第8154417号明細書
ポンプ装置では、例えば吸込水域の水位が変化した場合にも運転状態が変化する。このため、振動計測だけでは、ポンプ装置を十分に管理できない場合がある。また、短時間における計測だけではポンプ装置を十分に管理できないおそれがある。このため、ポンプ装置には、計測部が常設されることが好ましい。しかし、ポンプ装置は、用途および設置される場所等によって形状が異なる。こうした形状が異なるポンプ装置ごとに計測部を新たに設計すると、コストが大きくなってしまう。
本発明は上記課題の少なくとも一部に鑑みてなされたものであり、運転状態を管理するための情報をポンプの形状にかかわらずに得ることができるポンプ装置、及び、ポンプ装置の監視方法を提供することを目的とする。
本発明のポンプ装置は、配管に接続されて流体を圧送するポンプ装置である。ポンプ装置は、主軸と、主軸に取り付けられた羽根車と、主軸を軸支する軸受と、を備える。また、ポンプ装置は、ケーシングを形成する第1部材および第2部材と、センサユニットと、を備える。第1部材および第2部材は、ボルトにより互いに締結されて、主軸、羽根車、または、軸受のうち少なくとも1つを収容するケーシングを形成する。センサユニットは、振動を検出するセンサを有し、ボルトの頭部に取り付けられる。
かかるポンプ装置によれば、第1ケーシング及び第2ケーシングを締結するボルトにセンサユニットが取り付けられる。そして、センサにより、ボルトの頭部の振動が検出される。これにより、ポンプの形状にかかわらず、振動を検出することができる。また、ボルトは、ケーシングに一体に固定され、その頭頂部は平坦である。このため、ボルトの頭部にセンサユニットが取り付けられてセンサにより振動を検出することによって、ポンプ装置の運転状態を管理するための適正な情報が得られる。
また、第1部材及び第2部材は、軸受を収容するケーシングを形成するものでもよい。
こうすれば、軸受の近くで振動を検出することができ、運転状態を管理するための更に適正な情報を得ることができる。
また、センサにより検出された振動を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された振動を外部に発信する発信部と、記憶部および発信部を収容するボックスと、配管に取り付けられ
てボックスを支持するボックス支持体と、を更に備えてもよい。
こうすれば、記憶部と発信部とをボックス内に一体に収容することができ、小型化を図ることができる。また、配管の形状はポンプごとに大きく変化しない。このため、ボックス支持体を介して配管にボックスを取り付けることにより、ポンプの形状によらず、記憶部と発信部とを設置することができる。
また、ボックス支持体は、配管の形状に合わせて変形可能な可撓性部を有してもよい。
こうすれば、配管の形状に合わせて、ボックスをより確実に取り付けることができる。
また、ボックス支持体は、ポンプ装置が接続される配管の外周を覆ってボックスを固定するバンドを有してもよい。
こうすれば、ボックスをより確実に配管に取り付けることができる。
また、センサにより検出された振動に基づいてポンプ装置に異常が生じているか否かを判断する判断部を更に備えてもよい。
こうすれば、判断部による判断に応じてポンプ装置を運転することができる。
また、センサは、温度を更に検出してもよい。
こうすれば、ポンプ装置の運転状態を管理するための更に適正な情報が得られる。
本発明のポンプ装置の監視方法は、主軸と、主軸に取り付けられた羽根車と、主軸を軸支する軸受と、ケーシングを形成する第1部材および第2部材と、を備えるポンプ装置を監視する方法である。第1部材および第2部材は、ボルトにより互いに締結されて、主軸、羽根車、または、軸受のうち少なくとも1つを収容するケーシングを形成する。そして、この監視方法では、振動を検出するセンサをボルトの頭部に取り付ける。また、監視方法では、センサにより検出された振動を記憶し、記憶した振動を発信する。
かかるポンプ装置の監視方法によれば、ポンプ装置の形状にかかわらず、振動を検出することができる。また、ボルトは、ケーシングに一体に固定され、その頭頂部は平坦である。このため、ボルトの頭部にセンサユニットが取り付けられてセンサにより振動を検出することによって、ポンプ装置の運転状態を管理するための適正な情報が得られる。
また、センサにより検出された振動を記憶する記憶部と、記憶された振動を外部に発信する発信部と、をボックスに収容して、配管に取り付けてもよい。
こうすれば、記憶部と支持体とをボックス内に一体に収容することができ、ポンプ装置の小型化を図ることができる。また、配管の形状はポンプごとに大きく変化しない。このため、ボックス支持体を介して配管にボックスを取り付けることにより、ポンプの形状によらず、記憶部と発信部とを設置することができる。
本実施形態のポンプ装置の概略構成を示す図である。 本実施形態のポンプの概略構成を示す外観図である。 本実施形態のポンプの概略構成を示す断面図である。 監視部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のセンサユニットの概略構成を示す図である。 監視ボックス及び支持体の構成を示す斜視図である。 変形例のセンサユニットの概略構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明はあくまでも一例を示すものであって、本願発明の技術的範囲を以下の実施形態に限定する趣旨
ではない。また、各実施形態を構成する構成要素は任意に組み合わせることが可能であり、以下に説明する組み合わせに限定されるものではない。
図1は、本実施形態のポンプ装置の外観を示す図である。図1に示すように、ポンプ装置100は、モータ40と、モータ40に接続されたポンプ10と、ポンプ10に接続された配管44,45と、ポンプ10及びモータ40を監視するための監視部70と、を備える。
図2、図3は、本実施形態のポンプの概略構成を示す外観図、断面図である。図2及び図3に示すように、ポンプ10は、主軸12と、羽根車14と、軸受15,16,17と、ケーシング20とを備える。主軸12は、鉛直(重力)方向と直交する軸線ALの方向に沿って延びて形成されている。主軸12は、軸受15,16,17によってケーシング20に軸支されている。主軸12の一端側には、羽根車14が一体に回転するように固定されている。主軸12の他端側は、ケーシング20から延出して、モータ40が連結される。かかる構成によって、主軸12および羽根車14は、モータ40からの動力によって軸線ALを回転中心軸として回転する。
主軸12、羽根車14、軸受15,16,17は、ケーシング20に収容される。本実施形態では、ケーシング20は、羽根車ケーシング21、羽根車カバー22、軸受ケーシング23、及び、軸受カバー24を有する。これらは、軸線ALに沿って配置され、ボルト25〜27で連結されている。羽根車ケーシング21、羽根車カバー22、軸受ケーシング23、及び、軸受カバー24には、主軸12が挿通する貫通孔がそれぞれに形成されている。
羽根車ケーシング21と羽根車カバー22とは、軸線AL方向において羽根車14を挟んで収容する。羽根車ケーシング21と羽根車カバー22とは、複数のボルト25によって締結される。羽根車ケーシング21には、配管44,45が接続される。また、羽根車カバー22の内側には、軸受15が設けられている。かかる構成により、羽根車ケーシング21と羽根車カバー22とは、配管44,45を流れる流体の流路を構成する。
軸受ケーシング23の内側には、軸受16,17が設けられている。軸受ケーシング23の羽根車14側(図3中、右側)は、ボルト26によって羽根車カバー22が連結される。また、軸受ケーシング23のモータ40側(図3中、左側)は、ボルト27によって軸受カバー24が連結される。軸受ケーシング23には、軸受15を点検およびメンテナンスするための開口部23aが形成されている(図2参照)。また、軸受カバー24には、ポンプ10を支持するための脚部24aが形成されている。
図4は、監視部の構成を示すブロック図である。監視部70は、ポンプ10の状態を監視するために設けられている。監視部70は、ポンプ10の振動および温度を検出するためのセンサ73を有するセンサユニット72と、センサ73に接続される監視制御部75と、を有する。
図5は、センサユニットの概略構成を示す図である。センサユニット72は、振動および温度を検出するセンサ73と、センサ73をボルト25に取り付ける取付部74と、を備える。センサ73は、取付部74によってボルト25の頭部25aに取り付けられ、ボルト25の頭頂部25bに接触する。
取付部74は、内部にセンサ73を保持している。取付部74は、剛性の高い金属などで形成されることが好ましい。取付部74は、ボルト25の頭部25aを覆うように、ボルト25の頭部25aに対応した形状に形成されている。本実施形態では、取付部74は
、本体74aと、締結具74bとを有する。本体74aは、ボルト25の頭部25aに対応した凹部が形成されて、その底面(図5中、上側の面)にセンサ73が取り付けられている。なお、センサ73がボルト25に密着するように、本体74aの凹部の深さは、頭部25aの高さより小さいことが好ましい。そして、本体74aの側面には、内側に貫通する雌ネジが形成されている。締結具74bは、この雌ネジに嵌合する。かかる構成により、取付部74は、本体74aがボルト25の頭部25aに被せられて頭部25aの側面に締結具74bが押し込まれることで、ボルト25の頭部25aに固定される。ただし、取付部74は、かかる構成に限定されず、たとえば接着剤などを介してボルト25に取り付けられてもよい。
センサ73は、振動を検出する振動検出部73aと、温度を検出する温度検出部73bとを有する。ここで、振動を検出するのは、軸受15〜17に摩耗などが生じるとポンプ10の振動が大きくなることに基づく。また、温度を検出するのは、軸受15〜17に摩耗などが生じると軸受15〜17での発熱が大きくなることに基づく。振動検出部73aは、例えば、速度センサまたは加速度センサ等で構成することができる。また、温度検出部73bは、例えばサーミスタ又は熱電対等で構成することができる。一般に、ポンプ装置100に用いられるボルト25の頭頂部25bは、平面に形成されている。このため、ボルト25の頭頂部25bにセンサ73を接触させて、振動および温度を検出することにより、安定した検出値を得ることができる。しかも、ボルト25は、軸受15が設けられている羽根車カバー22に固定されている。このため、センサ73は、軸受15に近い位置で振動および温度を検出することができる。したがって、センサユニット72によって、ポンプ10を管理するための好適な情報を得ることができる。
説明を図4に戻す。監視制御部75は、センサ73と電気的に接続される。監視制御部75は、データ記憶部76、データ解析部77、発信部78として機能する。監視制御部75は、本実施形態では、CPUとメモリとを有する情報処理装置として構成されており、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって、所要の機能を実現する。ただし、監視制御部75の機能の少なくとも一部は、専用のハードウェア回路によって実現されてもよい。また、監視制御部75の各機能は、2以上の装置に分散配置されていてもよい。
データ記憶部76は、センサ73によって検出された振動および温度のデータを一定期間記憶する。また、データ記憶部76は、センサ73についての初期値が記憶される。かかる初期値には、本実施形態では、ポンプ装置100の正常時における定格運転時に、センサ73によって実際に測定された値が使用される。なお、振動の検出値の初期値としては、最大振幅、平均振幅、または、特定の振動数における振幅などを用いることができ、複数の初期値を記憶してもよい。また、振動の検出値としては、振幅に代えて、または加えて、速度または加速度を用いてもよい。初期値の測定および記憶は、真空ポンプ100の出荷前に行ってもよいし、真空ポンプ100を使用場所に設置した後(例えば、試運転時)に行ってもよい。なお、初期値は、設計上設定された値であってもよい。
データ解析部77は、データ記憶部76に記憶されているデータに基づいて、ポンプ10の運転状態を解析する。つまり、データ解析部77は、軸受15の摩耗などによる異常の有無を判定する。本実施形態では、データ解析部77は、データ記憶部77に記憶されている一定期間(例えば、1時間など)の振動および温度の検出値の平均値が、データ記憶部76に記憶されている初期値から所定の程度離れているか否かを判断する。そして、振動と温度との少なくとも一方が初期値から所定の程度離れている場合には、データ解析部77は、ポンプ10の運転状態が異常である、または、その予兆があると判定する。本実施形態のように平均値を使用して異常の判定を行えば、ノイズなどの瞬間的な変動によって誤判定がなされるのを抑制できる。ただし、平均値に代えて、または加えて、瞬間値
を用いて異常判定を行ってもよい。
発信部78は、データ記憶部76に記憶されているデータと、データ解析部77により解析されたデータ結果とを、外部に発信する。なお、発信部78による発信は、任意の方法で行うことが可能であり、有線または無線で外部に信号を発信すればよい。たとえば、発信部78は、NFC(近距離無線通信)で構成されればよい。なお、監視制御部75は、データ記憶部76に記憶されているデータを外部に送信するだけでなく、画面などを備えて表示してもよい。なお、発信部78による発信は、たとえば受信機が近づけられたとき、ユーザによって所定の発信操作がなされたとき、または、データ解析部77により異常が判定されたときに、行われるものとしてもよい。また、発信部78による発信は、上記の条件にかかわらず、予め決められた期間ごと、または、常時に行われてもよい。こうすれば、ポンプ10の運転状態を常時監視することができる。
図6は、監視ボックス及び支持体の構成を示す図である。監視制御部75は、本実施形態では、単一の基板上に設計されて監視ボックス80に収容される。本実施形態では、監視ボックス80は、支持体82を介して配管44に取り付けられる。支持体82は、可撓性のある樹脂などで形成された可撓性体83と、監視ボックス80に取り付けられたバンド84と、を有する。
可撓性体83は、板状の可撓性の部材が円弧状に折り曲げられた形状に形成されている。かかる構成により、可撓性体83は、配管44の径などの形状によらず、配管44の外周に密着して取り付けることができる。監視ボックス80は、可撓性体83が配管44に取り付けられた状態で、可撓性体83の上に載置される。これにより、監視ボックス80を配管44の上に安定して取り付けることができる。ここで、可撓性体83には、監視ボックス80の載置が安定するように、平坦な座部が形成されることが好ましい。なお、可撓性体83は、監視ボックス80と別々に設けられるものに限定されず、監視ボックス80と一体に形成されてもよい。そして、バンド84は、可撓性体83と監視ボックス80とが配管44に取り付けられた状態で、配管44の外周を覆うことにより可撓性体83と監視ボックス80とを固定する。これにより、監視ボックス80を配管44に確実に固定することができる。なお、バンド84は、監視ボックス80に一体に取り付けられていてもよい。
以上説明したポンプ装置100では、ポンプ10のケーシング20を締結するボルト25にセンサユニット73が取り付けられている。これにより、装置の形状にかかわらず、振動と温度を検出することができる。しかも、ボルト25の頭頂部25bは平坦であるため、センサ73を頭頂部25bに接触させて振動と温度を検出することにより、ポンプ装置100の運転状態を管理するための適正な情報を得ることができる。
上記の実施形態では、羽根車カバー22と軸受ケーシング23とを締結するボルト25bにセンサユニット73を取り付けるものとした。しかし、この例に限定されず、センサユニット73は、主軸12、羽根車14、または、軸受15〜17のうち少なくとも1つを収容するケーシングを締結するボルトに取り付けられればよい。たとえば、センサユニット73は、ボルト26,27に取り付けられてもよい。
上記の実施形態では、センサ73は、取付部74の底部に設けられて、ボルト25の頭頂部25bに直接に接触するものとした。しかし、図7の変形例のセンサユニット72Aに示すように、センサ73Aは、取付部74Aに収められて、取付部74Aを介してボルト25の頭頂部25bに接触してもよい。こうした構成によっても、取付部74Aを介して、センサ73Aによりボルト25の頭頂部25bから振動と温度を検出することができる。なお、温度検出部73bが取付部74に内蔵される場合には、取付部74は熱伝導率
の大きい素材で形成されることが好ましい。
上記の実施形態では、センサ73は、振動検出部73aと温度検出部73bとを有するものとした。しかし、こうした例に限定されず、センサ73は、温度検出部73bを有しなくてもよい。
上記の実施形態では、監視制御部75は、データ解析部77として機能するものとした。しかし、データ解析部77として機能せずに、センサ73により検出されたデータがそのまま発信部78によって発信されるものとしてもよい。
上記の実施形態では、監視制御部75を収容する監視ボックス80は、可撓性体82及びバンド84によって配管44に支持されるものとした。しかし、監視ボックス80は、可撓性体82とバンド84の一方のみで配管44に支持されてもよい。また、監視ボックス80は、配管44以外の配管または場所に設置されてもよい。さらに、上記の実施形態では、監視制御部75が一体に監視ボックス80に収容されるものとした。しかし、監視制御部75は、監視ボックス80に収容されることなく、別々に配置されてもよい。
上記の実施形態では、ポンプ装置100は、主軸12が横向きとなるように設置されるものとしたが、この例に限定されず、縦向きに設置して利用されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、実施形態および変形例の任意の組み合わせが可能であり、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
10 ポンプ
12 主軸
14 羽根車
15,16,17 軸受
20 ケーシング
21 羽根車ケーシング
22 羽根車カバー
23 軸受ケーシング
24 軸受カバー
25〜27 ボルト
25a 頭部
25b 頭頂部
40 モータ
44,45 配管
70 監視部
72 センサユニット
73,73A センサ
73a 振動検出部
73b 温度検出部
74,74A 取付部
75 監視制御部
76 データ記憶部
77 データ解析部
78 発信部
80 監視ボックス
82 支持体
83 可撓性体
84 バンド
100 ポンプ装置

Claims (9)

  1. 流体を圧送するポンプ装置であって、
    主軸と、
    前記主軸に取り付けられた羽根車と、
    前記主軸を軸支する軸受と、
    ボルトにより互いに締結されて、前記主軸、前記羽根車、または、前記軸受のうち少なくとも1つを収容するケーシングを形成する第1部材および第2部材と、
    振動を検出するセンサを有し、前記ボルトの頭部に取り付けられるセンサユニットと、
    を備えるポンプ装置。
  2. 請求項1に記載のポンプ装置であって、
    前記第1部材及び前記第2部材は、前記軸受を収容するケーシングを形成する、
    ポンプ装置。
  3. 請求項1または2に記載のポンプ装置であって、
    前記センサにより検出された振動を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された振動を外部に発信する発信部と、
    前記記憶部および前記発信部を収容するボックスと、
    前記配管に取り付けられて前記ボックスを支持するボックス支持体と、
    を更に備えるポンプ装置。
  4. 請求項3に記載のポンプ装置であって、
    前記ボックス支持体は、前記配管の形状に合わせて変形可能な可撓性部を有する、
    ポンプ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のポンプ装置であって、
    前記ボックス支持体は、ポンプ装置が接続される配管の外周を覆って前記ボックスを固定するバンドを有する、
    ポンプ装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のポンプ装置であって、
    前記センサにより検出された振動に基づいてポンプ装置に異常が生じているか否かを判断する判断部を更に備える、
    ポンプ装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のポンプ装置であって、
    前記センサは、温度を更に検出する、
    ポンプ装置。
  8. 主軸と、前記主軸に取り付けられた羽根車と、前記主軸を軸支する軸受と、ボルトにより互いに締結されて、前記主軸、前記羽根車、または、前記軸受のうち少なくとも1つを収容するケーシングを形成する第1部材および第2部材と、を備えるポンプ装置を監視する方法であって、
    振動を検出するセンサを前記ボルトの頭部に取り付け、
    前記センサにより検出された振動を記憶し、
    前記記憶した振動を発信する、
    ポンプ装置の監視方法。
  9. 請求項8に記載のポンプ装置の監視方法であって、
    前記センサにより検出された振動を記憶する記憶部と、前記記憶された振動を外部に発信する発信部と、をボックスに収容して、ポンプ装置が接続される配管に取り付ける、
    ポンプ装置の監視方法。
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