JPH04127390U - 家具用前扉 - Google Patents

家具用前扉

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JPH04127390U
JPH04127390U JP526291U JP526291U JPH04127390U JP H04127390 U JPH04127390 U JP H04127390U JP 526291 U JP526291 U JP 526291U JP 526291 U JP526291 U JP 526291U JP H04127390 U JPH04127390 U JP H04127390U
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JP
Japan
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furniture
horizontal
front door
louver
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP526291U
Other languages
English (en)
Inventor
貞次 実石
Original Assignee
東海家具工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東海家具工業株式会社 filed Critical 東海家具工業株式会社
Priority to JP526291U priority Critical patent/JPH04127390U/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]前扉に内戸を設けることにより、家具における
内部を必要なとき一時的にその換気が行なえ、常時は、
ルーバの通孔を閉塞させてホコリや害虫等の侵入を防止
できる家具用前扉を提供する。 [構成]家具Aにおける前部へ開閉自在に取り付ける前
扉6を、方形状の枠体7へ多数の水平棧材12よりなるル
ーバ11によって形成し、ルーバ11の後側には、引き違い
による一対の遮蔽板23,23 よりなる内戸18を設ける。 [効果]家具における内部を、内戸の開閉により選択的
な換気が行え、また、換気の非必要時は、ルーバの通孔
を閉塞してホコリや害虫等の侵入を防止することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内等に載置して物品の収納等に使用する家具の前扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家具等においては、その内部の虫干しや換気を行うための装置として、 図5に示すように、前扉30の全面または一部をルーバ式に形成して、該ルーバ31 の通孔32より適宜新鮮な空気を取り入れて家具における内部状態の保全を行なっ ていた。
【0003】 しかし、前記した装置は、常時、ルーバ31の通孔32が開放されているので、ホ コリや害虫等がこの通孔32から内部に侵入して収納物を汚染,損傷したりするも ので、特に、食品や食品に使用する食器類を収容したときは非衛生的である問題 点を有するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記した問題点を解決するためになされたもので、家具における前 部へ開閉自在に取り付ける前扉を、方形状の枠体へ多数の水平棧材よりなるルー バによって形成し、ルーバの後側には、引き違いによる一対の遮蔽板よりなる内 戸を設けることにより、該内戸によって、家具における内部を必要なとき一時的 にその換気が行なえ、常時は、ルーバの通孔を閉塞させてホコリや害虫等の侵入 を防止できる家具用前扉を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本考案の手段は、 家具における前部へ開閉自在に取り付ける前扉において、左右の縦材と上下一 対の横材とにより方形状に形成される枠体と、該枠体へ嵌着した多数の水平棧材 より空気の通孔を有するルーバと、該ルーバの後側に設けて、ガイドへ昇降自在 に挿嵌した引き違いによる一対の遮蔽板よりなる内戸と、前記遮蔽板に連係させ た係止手段とを備えさせた、 家具用前扉の構成と、 前記したルーバは、下縁後部に設けた水平溝と、上縁前部に設けた水平斜面と からなる水平棧材を、上部に位置する前記水平棧材における水平溝へその一部が 臨むように配設した、 家具用前扉の構成にある。
【0006】
【作用】
前記のように構成される本考案の家具用前扉は、以下に述べる作用を奏する。 家具における前部へ開閉自在に取り付ける前扉を、方形状の枠体へ多数の水平 棧材よりなるルーバによって形成し、ルーバの後側には、引き違いによる一対の 遮蔽板よりなる内戸を設けた構成のものであるから、通常の使用にあっては、内 戸における遮蔽板をガイドに沿ってその上下へ移動させて閉戸させると、ルーバ における通孔は、前記一対の遮蔽板により閉塞されて家具の内部へは外気や害虫 等の侵入は防止される。
【0007】 また、内部の換気や虫干し等を行なうときは、前記内戸における遮蔽板をガイ ドに沿ってその上下へ、その一方または両方を移動させて開戸させると、最大遮 蔽板の一枚分が開放されて、ルーバの通孔を介して家具の内部と外気とが相通さ れて希望する換気が行なわれる。
【0008】
【実施例】
次に本考案に関する家具用前扉の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図4においてAは、収納棚,洋服タンス,飾り棚や書籍棚等の家具で、天板1 と底板2と両側板3,3および背板(図示せず)とにより、内部に物品の収納部 4を有するような箱形に形成してその前部を開口5し、この開口5へ両開き,片 開き等による前扉6を開閉自在に蝶着してある。
【0010】 7は前記した前扉6における枠体で、左右の縦材8,8と上下一対の横材9, 9とにより方形状に形成されるもので、その一側の前面に開閉用のつまみ10を突 設してある。
【0011】 11は前記枠体へ嵌着したルーバで、多数の水平棧材12を所定間隔に並設して形 成されるもので、該水平棧材12は、下縁後部に設けた水平溝13と、上縁前部に設 けた水平斜面14とからなり、上部に位置する前記水平棧材12における水平溝13へ その一部が臨むように構成して、該部分にスリット状の通孔16が形成されるよう に配設されるものであって、前記枠体7の内周縁に形成させた係止段部17へ嵌め 付ける。
【0012】 このルーバ11の構成は、前記したように、上側の水平棧材12の水平溝13へ下側 の水平棧材12の上縁部が臨むように配されているので、外観上は通孔16における 隙間が見えにくいので内部の収納部5が見えないが、該通孔16によって十分な空 気の流通が行なわれる。
【0013】 18は前記ルーバ11の後側すなわち家具Aにおける収納部5側に設けた内戸で、 前記枠体7の係止段部17へ縦材19,19 および横材20,20 からなる方形状で内周に 係合溝21を有するガイド22を嵌着し、このガイド22へ引き違いによる一対の遮蔽 板23,23 を昇降自在に挿嵌してある。
【0014】 なお、本実施例においては、前記遮蔽板23,23 は、上下にスライドする構成を 用いたが、左右の横移動による開閉でも、斜めにスライドする構成等任意方向へ 移動する構造を採用し得ることはもちろんである。
【0015】 24は前記遮蔽板23,23 の係止手段で、図1に示すような、ばね片25を前記ガイ ド22における係止溝21の適所に一箇所または複数箇所設けるもので、ガイド22に おいて遮蔽板23,23 を任意の位置に係止させておくものである。
【0016】 なお、この係止手段24は、前記したばね式に限定されるものではなく、図示し てないが、ガイド22と遮蔽板23,23 とに穿設した係止孔へのピンの係合によって 係止させても良く、該遮蔽板23,23 がガイド22において希望する位置に固定され る構造であれば任意のものが採用し得る。
【0017】
【考案の効果】
前述のように本考案に関する家具用前扉は、家具における前部へ開閉自在に取 り付ける前扉において、左右の縦材と上下一対の横材とにより方形状に形成され る枠体と、該枠体へ嵌着した多数の水平棧材よりなるルーバと、該ルーバの後側 に設けて、ガイドへ昇降自在に挿嵌した引き違いによる一対の遮蔽板よりなる内 戸と、前記遮蔽板に連係させた係止手段とを備えさせた構成により、内戸を開放 すると、ルーバにおける通孔より内・外気の流通が行なわれて、家具内部の希望 する換気が行なわれる。
【0018】 また、常時は、遮蔽板を上下に操作してルーバーの通孔を閉塞させれば、該通 孔より外部からのホコリや害虫の侵入を防止できるものである。
【0019】 更に、前記したルーバは、下縁後部に設けた水平溝と、上縁前部に設けた水平 斜面とからなる水平棧材を、上部に位置する前記水平棧材における水平溝へその 一部が臨むように配設したものであるから、外観上は通孔における隙間が見えに くいので内部の収納部が見えないものでその体裁が良好であって、しかも、該通 孔によって十分な空気の流通が行なわれる。
【0020】 等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する家具用前扉の実施の一例を示す
もので、要部を縦断した側面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における背面図である。
【図4】本考案に関する家具用前扉を採用した家具の全
体を示す正面図である。
【図5】従来の家具用前扉の縦断側面図である。
【符合の説明】A 家具 6 前扉 7 枠体 8,8 縦材 9,9 横材 11 ルーバ 12 水平棧材 13 水平溝 14 水平斜面 18 内戸 22 ガイド 23,23 遮蔽板 24 係止手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具における前部へ開閉自在に取り付け
    る前扉において、左右の縦材と上下一対の横材とにより
    方形状に形成される枠体と、該枠体へ嵌着した多数の水
    平棧材より空気の通孔を有するルーバと、該ルーバの後
    側に設けて、ガイドへ昇降自在に挿嵌した引き違いによ
    る一対の遮蔽板よりなる内戸と、前記遮蔽板に連係させ
    た係止手段とを備えさせたことを特徴とする家具用前
    扉。
  2. 【請求項2】 前記したルーバは、下縁後部に設けた水
    平溝と、上縁前部に設けた水平斜面とからなる水平棧材
    を、上部に位置する前記水平棧材における水平溝へその
    一部が臨むように配設したことを特徴とする請求項1記
    載の家具用前扉。
JP526291U 1991-02-12 1991-02-12 家具用前扉 Pending JPH04127390U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP526291U JPH04127390U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 家具用前扉

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JP526291U JPH04127390U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 家具用前扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127390U true JPH04127390U (ja) 1992-11-19

Family

ID=31898811

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JP526291U Pending JPH04127390U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 家具用前扉

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154629A (en) * 1978-04-12 1979-12-05 Faber Castell A W Mechanical pencil with lead feed mechanism and brake element
JPS57100489A (en) * 1980-12-16 1982-06-22 Casio Computer Co Ltd Keyboard musical instrument

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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