JPH0412709Y2 - - Google Patents

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JPH0412709Y2
JPH0412709Y2 JP1986040318U JP4031886U JPH0412709Y2 JP H0412709 Y2 JPH0412709 Y2 JP H0412709Y2 JP 1986040318 U JP1986040318 U JP 1986040318U JP 4031886 U JP4031886 U JP 4031886U JP H0412709 Y2 JPH0412709 Y2 JP H0412709Y2
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JP
Japan
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fall prevention
foot
side wall
recess
hook part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器を収容した装置の転倒防止構造であつ
て、装置側壁に設けられた凹部を有し、該凹部に
は転倒防止用足の引掛け部を通すスリツトを有
し、さらにスリツトに挿入された引掛け部の抜け
を防止する抜止め部材を設け、装置側壁に保持さ
れた転倒防止用足を外観上の違和感なく設けるこ
とができ、且つ装置の横置時、縦置時の足の設定
を容易に行うことができる。
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子機器を収容した装置の転倒防止構
造に関する。
昨今の卓上電子機器は、増設、拡張などを考慮
した設置パターンの多様化、システムとしてのデ
ザイン的要素及び操作性を含むエルゴノミツクス
的要素(人間工学的)より、縦置き、横置き両方
が可能であることが必須条件となりつつある。
例えば、机上に第3図イのように卓上装置1を
横置きした場合、通常はその上部2にデイスプレ
イコンソールを設置して使用することが多い。そ
の場合、使用姿勢より図に示すH寸法は可能な限
り小さく制限されている。しかし前述のような理
由により、第3図ロのような縦置きして使用した
い場合があり、この際は装置1の底面幅となるH
寸法が小さ過ぎて、装置が不安定となりがちであ
る。
そこで、縦置き時に装置の底面幅を広くする
為、装置に転倒防止用足を設け、縦置き、横置き
両方が安定して設置出来るようなものが要望され
ている。なお、3はフロツピイ挿入窓を示す。
〔従来の技術〕
第4図イ,ロは従来の転倒防止用足を説明する
図である。
第4図イにおいて、装置1の横側に転倒防止用
足4を設け、該足4は図の上下に移動可能なよう
に中溝5を有し、該中溝5に入れたネジ6で固定
する。例えば、縦置きした場合には、転倒防止用
足4を矢印のように上下方向に移動して装置の底
面幅を広げる。
第4図ロは装置1を転倒防止用台7(平板8上
に板9を直立させた形状)に挿入し、装置の縦置
き時の横幅を広げ、安定させている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第4図イの従来の転倒防止用足4は、装置1の
横置き時に、足4部が突出している為側面デザイ
ンが損われる。叉横置き時に足固定用ネジ6が見
えて外観を損ない、さらにネジ6を緩めて足を移
動させ、再びネジ6を締めると云う作業が必要で
あり、操作性が悪い。
第4図ロの従来の転倒防止用台7は、別部品と
して用意しなければならない等の問題点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図イ〜ハは本考案の原理を説明する図であ
る。
第1図イは装置1を横置きにした状態を示し、
転倒防止用足10を装置側壁に収容した状態であ
る。第1図ロは装置1を縦置きにした状態で、装
置側壁に設けた転倒防止用足10を、図の左右に
それぞれスライドさせ、装置底面の幅を広げ安定
を図る。
第1図ハは第1図イの−断面を示し、転倒
防止構造は装置側壁11(縦置時の底となる)
に、転倒防止用足10が収容される凹部(凹部は
転倒防止用足10の幅、厚みに対応さす)12を
設ける。該凹部12には、転倒防止用足10に設
けられた引掛け部13が通過可能で、且つ紙面に
垂直な方向に移動可能な大きさを有するスリツト
20を備える。さらに、転倒防止用足10の引掛
け部13に引掛けられ、引掛け部のスリツトから
の抜けを防止する抜止め部材15を設ける。
〔作用〕
即ち、装置1を横置きした場合は、転倒防止用
足10が第1図ハに示すように、装置側壁11の
凹部12に段差なく収容されており、外観上の違
和感がない。
叉装置1を縦置きした場合は、装置側壁に設け
た転倒防止用足10を、第1図ロのように図の左
右にそれぞれスライドさせて、装置底面の幅を広
くし安定させる。
このように、転倒防止用足10は、凹部12内
に収容支持させるための引掛け部13をスリツト
20に沿つてスライドさせるようにしているの
で、ねじ等による固定手段を必要とせず、スライ
ド操作が容易であると共に外観上の違和感もな
い。
〔実施例〕
第2図は本考案の実施例を説明する図であり、
同図イは分解斜視図、同図ロは組立状態を示す斜
視図、同図ハは足ロツクのスライド状態の説明図
である。なお、全図を通し共通する符号は同一対
称物を示す。
図において、足ロツク(抜止め部材)15はプ
ラスチツク樹脂で成形されたコの字形状を有して
おり、上方位置(図の裏面に凸)には装置側壁の
凹部12に設けた位置決め用穴14,14′と係
合して位置決めする為の凸部17を有する。さら
に転倒防止用足10を装置内側(矢印A方向)に
向けて引つ張り続けて、ガタをなくすガタ防止用
曲げ16を持つ。転倒防止用足10は足ロツク1
5を引掛ける引掛け部13を有する。装置側壁1
1には第1図イに示すように、転倒防止用足10
が収容される凹部12を設ける。該凹部12は足
10の幅+αの幅と足の厚み+βの段差を有して
おり、転倒防止用足10を収容し、装置を横置き
した時に外観上の違和感を防ぐ。さらに、該凹部
12に転倒防止用足10の引掛け部13が通るス
リツト18と、転倒防止用足10の出入時の位置
決め用穴14,14′(14は横置き、14′は縦
置き時に使用)を設ける。
そして、転倒防止用足10の引掛け部13を、
装置外側より矢印Aのように凹部12のスリツト
18に差込む。次に、装置内側に突出した引掛け
部13と装置側壁11の内側との間に、足ロツク
15を矢印B方向より嵌め込む。この時足ロツク
15はプラスチツク樹脂であり、C方向にたわみ
ながら装着されて第2図ロのように組立られる。
以上説明した構成とすることにより装置の横置
の場合〔第2図ロの状態〕、転倒防止用足10は
装置側壁11に収容され、段差がなく、外観上の
違和感がない。この位置では、足ロツク15の凸
部17が装置側壁11の凹部12の位置決め用穴
14と係合してロツクされ、かつ足ロツク15の
ガタ防止用曲げ16により、転倒防止用足10が
引つ張られ、凹部12に密着する。
叉装置の縦置きの場合は、矢印D方向に転倒防
止用足10をスライドさせる。この時足ロツク1
5は、凸部17が位置決め用穴14より外れ、
〔第2図ハ参照〕弾性変形してたわんだ状態とな
るので、スライド操作を容易に行うことができ
る。転倒防止用足10を引続き矢印D方向に移動
し続けると、凸部17が右側の位置決め用穴1
4′に入りロツクする。
この位置では、足ロツク15の凸部17が凹部
12にある別の位置決め用穴14′と係合してロ
ツクされ、さらに足ロツク15のガタ防止用曲げ
16により、転倒防止用足10が凹部12に密着
される。このように、本実施例においては転倒防
止用足10の移動及び位置決めは足ロツク15の
ばね性を利用して行なう為、従来のようなネジの
ゆるめ、締めの作業が不要となり、ワンタツチで
転倒防止用足10の設定が可能となる。さらに足
ロツク15のガタ防止用曲げ16で、足を引張り
続け足10を固定することができる。叉足の幅方
向のガタは、全幅(外形)で抑えるかスリツト1
8で制限するかどちらでもよい。
なお、引掛け部13、スリツト18及び位置決
め用穴14,14′の位置を適当に決めることで、
足の突出方向、突出距離が決定される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば装置の横
置時は、装置側壁の凹部に転倒防止用足を収容す
るので、段差がなくなり、外観上の違和感を防ぐ
ことができ、装置の縦置時は転倒防止用足をスリ
ツトに沿つてスライドさせ底面幅を広くしている
ので、簡単な操作で、装置を安定化させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ハは本考案の原理を説明する図、第
2図イ〜ハは本考案の実施例を説明する図、第3
図イ,ロは卓上電子機器の設置を説明する図、第
4図イ,ロは従来の転倒防止用足を説明する図で
ある。 図において、1は装置、10は転倒防止用足、
11は装置側壁、12は凹部、13は引掛け部、
14,14′は位置決め用穴、15は足ロツク
(抜止め部材)、16はガタ防止用曲げ、17は凸
部、18,20はスリツトを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器を収容した装置1の側壁11に、該側
    壁面内の該側壁面の辺縁にほゞ直交する方向に直
    線的に移動可能に設けられた転倒防止用足10を
    備え、該転倒防止用足を該側壁の辺縁より突出さ
    せて該装置の転倒を防止するようにした転倒防止
    構造であつて、 該転倒防止用足の一方の面はほゞ平坦であり、
    他方の面には該側壁内に嵌め込まれる引掛け部1
    3が設けられており、 該側壁には、該引掛け部以外の該転倒防止用足
    をほゞ過不足なく収容する平面形状および深さを
    持つ凹部12が設けられており、 該凹部には該転倒防止用足の引掛け部が嵌め込
    まれる貫通孔であつて、該引つ掛け部が嵌め込ま
    れた状態で該転倒防止用足の該移動方向への移動
    が可能な大きさのスリツト18,20が開けらて
    ており、 更に、該引掛け部の突出部分と該側壁内面との
    間に挿入されて該引掛け部の該開孔からの脱落を
    防止すると共に、挿入状態の弾性変形に対する復
    元力によつて該転倒防止用足を該側壁に押し付け
    る抜止め部材15を備えて構成されることを特徴
    とする転倒防止構造。
JP1986040318U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH0412709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986040318U JPH0412709Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JP1986040318U JPH0412709Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JPS62168682U JPS62168682U (ja) 1987-10-26
JPH0412709Y2 true JPH0412709Y2 (ja) 1992-03-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027193A (ja) * 1983-07-22 1985-02-12 株式会社リコー デ−タ処理装置等の収納筐体

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