JPH04126965U - スライド式フツク装置 - Google Patents

スライド式フツク装置

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JPH04126965U
JPH04126965U JP4254791U JP4254791U JPH04126965U JP H04126965 U JPH04126965 U JP H04126965U JP 4254791 U JP4254791 U JP 4254791U JP 4254791 U JP4254791 U JP 4254791U JP H04126965 U JPH04126965 U JP H04126965U
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JP
Japan
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slide body
engaged
guide rail
hook
slide
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Pending
Application number
JP4254791U
Other languages
English (en)
Inventor
浩彦 藪田
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャワーヘッドを係止・保持するためのフッ
ク部を、簡単に昇降させ且つ目的とする高さ位置に静止
させ得るようにする。 【構成】 スライド本体10をガイドレール12に沿っ
て自由に昇降できるようにするとともに、スライド本体
10内部に板ばね48を装着し、板ばね48の係合部5
2をガイドレール12に沿って所定間隔で設けた被係合
溝22にばね力で係合させるようにする。またスライド
本体10に加えられる操作力によってそれら係合部52
と被係合溝22との係合が自動的に解除されるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシャワーヘッドを係止するためのフック装置に適用して好適なスラ イド式フック装置に関する。
【0002】 [従来の技術及び考案が解決しようとする課題] シャワーヘッドを係止するフック装置の一種に、フック部がスライド本体に設 けられ、そのスライド本体がガイドレールに沿って移動可能と成された形態のも のがある。
【0003】 図6はその一例を示したものである。この装置は、浴室内においてシャワーヘ ッド100を上下に所定距離昇降可能に保持するもので、図中102はスライド 本体、104はシャワーヘッド100を係止するためのフック部である。
【0004】 スライド本体102は、浴室の壁面に縦方向に設けられたガイドレールとして のバー108に沿って摺動可能とされ、ハンドル106の操作によって所定位置 に停止させられるようになっている。即ちハンドル106を操作することによっ てスライド本体102を任意の位置に固定し、シャワーヘッド100を所望の高 さ位置に保持できるようになっている。
【0005】 またシャワーヘッド100の高さを変えたい場合には、ハンドル106を緩め た上でスライド本体102をバー108に沿って移動させ、目的とする位置で再 びハンドル106を締めることにより、シャワーヘッド100をそこで停止させ 得るようになっている。
【0006】 しかしながらこの装置では、シャワーヘッド100の高さを変えたい場合にハ ンドル106を緩めてスライド本体を昇降させた上、再びハンドル106を締め なければならず、操作が面倒であるといった問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の装置はこのような課題を解決するために案出されたものであり、その 要旨は、(イ)ガイドレールと、(ロ)該ガイドレールに沿って移動可能なスライド本 体と、(ハ)該スライド本体に設けられたフック部と、(ニ)前記ガイドレールに沿っ て所定間隔で形成された凹状又は凸状の複数の被係合手段と、(ホ)前記スライド 本体に装着されたばね部材と、(ヘ)該スライド本体側に設けられ、前記ガイドレ ール側の摺動面に沿って該スライド本体と一体に摺動させられるとともに、前記 ばね部材によって該摺動面の側に付勢され、前記被係合手段に対応する位置に到 ったとき該ばね部材の付勢力によって該被係合手段に係合し、以て該スライド本 体を位置決・静止させる凸状又は凹状の係合手段と、(ト)前記スライド本体に加 えられる操作力に基づいてそれら係合手段と被係合手段との係合を解除するカム 手段とを含むことにある。
【0008】 [作用及び考案の効果] 本考案の装置においては、スライド本体に手をかけてこれをガイドレールに沿 って移動させると、所定位置で係合手段と被係合手段とが対向し、そこでばね手 段の付勢力によってそれら係合手段と被係合手段とが係合する。この段階で手を 離してもスライド本体及びこれに設けられたフック部はそれら係合手段及び被係 合手段の係合作用で所定位置に位置決・静止される。
【0009】 この状態で再びスライド本体に手をかけて力を加えると、カム手段の作用で上 記係合手段と被係合手段との係合が外れ、スライド本体が自由に移動できる状態 となる。そこでこれを所定位置まで移動させるとそこで再び係合手段及び被係合 手段がばね手段の付勢力により係合し、スライド本体及びフックを所定位置に停 止させる。
【0010】 このように本考案の装置によれば、スライド本体に直接(又は間接に)力を加 えることで、かかるスライド本体及びこれに設けたフック部を自由に移動させる ことができ、且つ目的の位置に停止させることができる。
【0011】 従って本考案を浴室内等のシャワー装置におけるシャワーヘッド保持のための フック装置に適用した場合、専用の操作部を設けたり、これを操作したりする必 要がなく、簡単にシャワーヘッドの位置を自由に変更することができる。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図2において10は上下方向に延びるガイドレール12に沿って移動可能な樹 脂製のスライド本体であって、同じく樹脂製のフック部材14を有し、このフッ ク部材14にシャワーヘッド16が係止されて保持されるようになっている。
【0013】 ガイドレール12は、図1に示しているように断面コ字形状の部材であって、 表面側の金属プレート18と裏面側の樹脂部材20とから成っている。
【0014】 そしてこの樹脂部材20の対向する一対の側壁部には、図3に詳しく示してい るように上下に所定間隔で谷形状の被係合溝22が形成され、ここに後述の板ば ね48の係合部52(図1参照)が係合させられるようになっている。
【0015】 スライド本体10は、二分割形式の分割体24とバックプレート26とを組み 付けた形態のハウジングを有している。ここで分割体24とバックプレート26 との組付けは、バックプレート26に設けた嵌合溝28と、分割体24に設けた 凸条30との嵌合に基づいて成されている。
【0016】 ハウジングは内部中空構造のものであって、上面と下面とにそれぞれ開口32 が形成され、図2,図3及び図4にも示しているようにそれら開口32を上記ガ イドレール12が挿通している。
【0017】 ハウジングには、一対のア−ム34が設けられており、これらア−ム34によ り上記フック部材14が回転可能に保持されている。詳述すると、フック部材1 4の外周面はほぼ部分球面状を成していて両側面の一部が平坦に切り落され、そ の切落し部分にリング状の嵌合凸部38が設けられている。
【0018】 一方ア−ム34の内面側には、これに対応する形状の環状溝40が形成されて おり、この環状溝40内部に上記嵌合凸部38が嵌まり込み、フック部材14が 軸42の周りに回転可能に保持されている。
【0019】 このフック部材14は、自身の弾性能に基づいて拡開方向に付勢されており、 上記リング状の嵌合凸部38の頂面と環状溝40の底面とが密着させられている 。
【0020】 これら嵌合凸部38の頂面と環状溝40の底面とには、図5に詳しく示してい るように放射状の浅い係合歯44がそれぞれ形成されており、これらが互いに噛 み合わされている。即ちこれら係合歯44の噛合いに基づき、フック部材14が 所定角度位置に保持されるようになっている。つまりフック部材14に力を加え るとかかるフック部材14が回転角度を変え、力を除けばその特定角度位置に保 持されるようになっている。
【0021】 前記ハウジングの内部には、ばねケース46が収容保持されており、このばね ケース46に、対称形状のV字状を成す一対の板ばね48が装着されている。
【0022】 ばねケース46は4ヵ所に開口50を有しており、この開口50より、板ばね 48に設けられた山形状の係合部52が外向きに突き出している。
【0023】 次に本装置の作用を説明する。 スライド本体10は、内部に装着された板ばね48の山形状の係合部52とガ イドレール12の側に形成された谷形状の被係合溝22との係合により所定位置 に停止した状態となっている。
【0024】 この状態でスライド本体10を掴んで操作力を加えると、この操作力に基づい てV字状の板ばね48が収縮し、係合部52と被係合溝22との係合が外れる。 即ち係合部52及び被係合溝22における山形状,谷形状の形状効果により、操 作力を加えると板ばね48が収縮して係合を解除する。つまりここでは板ばね4 8における係合部52の山形状,係合溝22における谷形状が、操作力を板ばね 48の収縮運動に変換するカム手段を構成している。
【0025】 さて係合部52と被係合溝22との係合解除により、スライド本体10はガイ ドレール12に沿って自由に移動可能となる。そこでスライド本体10を上下に 移動させ、目的とする高さ位置に持ち来してこれを上下に微小移動させると、板 ばね48の係合部52とガイドレール12の被係合溝22とが、板ばね48の付 勢力によって自動的に係合するに到り、そこにおいてスライド本体10、これに 設けられたフック部材14、フック部材14に係止されたシャワーヘッド16が 停止・保持される。
【0026】 以上のように、本例によればハンドル等スライド本体の固定・解除用の特別の 操作部を操作しないでスライド本体を自由に上下に移動させることができ、且つ 目的とする位置にこれを停止させることができる。 これによりシャワーヘッド16を所望の高さ位置に位置変更する操作が楽にな り、シャワー装置の使い勝手が向上する。
【0027】 以上本考案の実施例を詳述したが、これはあくまで一例示である。例えば本考 案においては係合部の側を凹形状に、被係合部の側を凸形状に形成することも可 能であるし、係合部材をばね部材とは別途に設け、これをばね部材にて被係合手 段との係合方向に付勢するようにしても良い。
【0028】 この他本考案は、上記シャワーヘッドの係止・保持用のフック装置のみならず 、髪を乾かすためのドライヤーを係止・保持するためのフック装置その他の種類 のフック装置に適用することも可能である等、その主旨を逸脱しない範囲におい て、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるスライド式フック装置
の分解斜視図である。
【図2】同じフック装置の組付状態の斜視図である。
【図3】同じフック装置の正面断面図である。
【図4】同じフック装置の平面断面図である。
【図5】同じフック装置におけるフック部材の角度を位
置決めする機構部の説明図である。
【図6】本考案の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 スライド本体 12 ガイドレール 14 フック部材 16 シャワーヘッド 22 被係合溝 48 ばね部材 52 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)ガイドレールと、(ロ)該ガイドレール
    に沿って移動可能なスライド本体と、(ハ)該スライド本
    体に設けられたフック部と、(ニ)前記ガイドレールに沿
    って所定間隔で形成された凹状又は凸状の複数の被係合
    手段と、(ホ)前記スライド本体に装着されたばね部材
    と、(ヘ)該スライド本体側に設けられ、前記ガイドレー
    ル側の摺動面に沿って該スライド本体と一体に摺動させ
    られるとともに、前記ばね部材によって該摺動面の側に
    付勢され、前記被係合手段に対応する位置に到ったとき
    該ばね部材の付勢力によって該被係合手段に係合し、以
    て該スライド本体を位置決・静止させる凸状又は凹状の
    係合手段と、(ト)前記スライド本体に加えられる操作力
    に基づいてそれら係合手段と被係合手段との係合を解除
    するカム手段と、を含むことを特徴とするスライド式フ
    ック装置。
JP4254791U 1991-05-10 1991-05-10 スライド式フツク装置 Pending JPH04126965U (ja)

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