JPH04126660A - 車両の内張り板配設構造 - Google Patents

車両の内張り板配設構造

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JPH04126660A
JPH04126660A JP24753890A JP24753890A JPH04126660A JP H04126660 A JPH04126660 A JP H04126660A JP 24753890 A JP24753890 A JP 24753890A JP 24753890 A JP24753890 A JP 24753890A JP H04126660 A JPH04126660 A JP H04126660A
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JP
Japan
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lining plate
vehicle
arrangement structure
plate arrangement
bone
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JP24753890A
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English (en)
Inventor
Keiji Omura
大村 慶次
Sumio Okuno
澄生 奥野
Kentaro Masai
正井 健太郎
Hideyori Oba
英資 大場
Senzo Hida
飛田 専三
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の内張り板配設構造において、特に鉄道
車両に好適な車両の内張り板配設構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の鉄道車両において、内張り板は例えば[車両技術
第182号第44頁(1988−3)に記載されている
ように、戸荻部では内骨を配設し、本内骨にタップねじ
なあけ、小ねじにより取付けている。この場合、内骨は
/J%ねじのねじ山を確保するため強度計算で必要とさ
れる以上の板厚で成形した小骨を溶接により組合せて製
作していた。
また、タップねじは内張り板な内骨に重ね合せた後、適
度の間隔で現場合せであけていた。
他の従来技術としては実公昭57−23262号公報に
記載されているファスナを用いる方法がある。本方法は
互にかみ合う突起部を有した2枚−組のファスナの一方
を車体骨に、他方を内張り板裏面に固着した後、該内張
り板を訂記車体骨に押付けて固定していた。
さらに他の従来技術としては実開昭60−15166号
公報に記載されているスペーサさんを用いる方法がある
。本方法は外壁のリブにアングル形材の様式のスペーサ
さんを配設し、該スペーサさんに内張り板を取付けてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の9J1の従来技術では、内骨にタップねじをあけ
るため、板厚が強度上必要な厚さよりも厚くなっており
、軽量化するうえで問題があった。
また、内骨は溶接により組立てるため溶接変形を生じや
すく、内張り板の配設に際してはハードボードを用いて
表面の凹凸がな畷なるようにしなければならず、製作工
数がかかるという問題があった。さらに、内張り板はタ
ップねじにより取付けられるため、位置合せが困難であ
り、切り粉も発生することからその除去に手間がかかる
。内張り板の取付は後においては、ねじ頭が車内より見
えて見栄えが悪いという欠点があった。また、内張り板
と該内張り板を取付ける内骨をそれぞれ別個に製作して
おり、部品点数の削減を図るうえで問題があった。
一方、第2の従来技術では、内張り板をファスナを用い
て車体骨に取付けた場合の信頼性確保の面が十分に配慮
されておらず、実用化するうえで問題があった。また、
第3の従来技術では外壁のリブにスペーサさんが配設で
きない場所たとえば戸装の内張り板配役には適用できな
いという問題があった。
本考案の目的は、車両の内張り板の内骨への取付けが容
易に行なえる車両の内張り板配設構造を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では内骨を薄板によっ
て構成し各所にファスナを配設するための取付は穴およ
び内張り板が引っ掛かる部位を設けるなどして一体成形
により製作すると共に、内張り板と内骨なファスナな主
体に取付けるようにしたものである。また、内張りに関
する費用低減を図るため、内張り板の室外側に[接骨組
を配設するなどして、従来の内張り板と骨組が一体とな
ったものを内張り板とし、該内張り板を車体に取付ける
ようにしたものである。
〔作  用〕
内骨は薄板を用いて一体成形するため、従来の溶接方式
に比較して製作時の変形が減少し、ハードボードを使用
せずに内張り板を取付けることができる。また、内張り
板はファスナを用い押込むだけで取付番するようにする
。それによって、内張り板の取付けに要する製作工数が
大幅に低減する。
また、内張り板は表面にねじ頭がな(なるため見栄え向
上が図れる。内骨は薄板で製作するたとから、従来構造
より軽量化を図ることができる。
また、室外側に骨組を配設した内張り板を用いる方法で
は、内張り板を直接車体に取付けることができる。それ
により、内骨が不用となり部品点数の削減および内張り
板の配設に関係する製作工数の低減を図ることができる
。また、内張り板は小ねじにより取付ける箇所が少なく
なるため、車両の室内からの見栄えが大幅に向上する。
〔実 施 例〕
以下、本分明の一実施例および他の実施例を第1図ない
し第23図により説明する。まず、第1図ないし′s5
図において、本発明による車両の内張り板配設構造の一
実施例について説明する。同図において、lは車両の戸
袋の室内に配設する内骨、2は内張り板、3はファスナ
、4は車体である。前記内骨1は薄板を自動外板加工機
を用い、第2図に示したように要所に軽量化のための開
口部1mを形成すると共に該開口部1mの周囲にフラン
ジ部1tl設けながら成形する。なお本内骨lには必要
に応じて各要所、たとえば両側t 、cおよび1 c/
関の横はり部1dに金属製あるいは複合製の補強材を配
設してもよい。
次に、内骨lは第3図に示した車体4の戸袋部4aに設
けた骨組4b、4b’に上下端の接合部leを合せ、溶
接あるいはブラインドリベット、ねじ止めなどの機械的
手段で取付ける。その後、内骨1にはN4図に示したよ
うな互いにかみ合う突起部3aを有したファスナ3をた
とえば第2図の破線で示すような位置に配設する。ここ
で、ファスナ3の配設は、作業上支障がなければ内骨l
を車体4に取付ける前に行ってもよい。また、内張り板
2にもI記内骨lのファスナ位置に対応した箇所にファ
スナを配設する。内骨1および内張り板2は、それぞれ
このような状態にした後、j@4図に示したように互い
の71スナ3,3′がかみ合うように内張り板2を内骨
1に押付ける。(第5図中の矢印の方向)このとき、内
骨lと内張り板2のファスナ3,3′は、第4図に示し
たように互いの突起部3a、3a’がかみ合い、内張り
板2が第1図に示したように内骨1に固定される。ここ
で、該内骨lは内張り板2をねじ止めする必要がないた
め薄板化しており、さらに該薄板を自動外板加工機によ
り製作しており、軽量で製作工数が少なく、かつ、従来
の溶接構造と比較して製作時の変形が少ない。このため
、m記内骨1には従来内骨の変形を補うために配設して
いたハードボードを用いることなく、内張り板2を取付
けることができる。また、内張り板2は内骨1にファス
ナ3設置部を押込むだけで固定することができるように
なるため、従来のねじ固定方式と比較して取付は時間が
大幅に短縮できると共に、表面にねし頭がなくなること
から車内における見栄えが大幅に向上する。さらに、フ
ァスナ方式であることから、従来のねじ固定方式で問題
となっていたタップねじ加工による切り粉が発生せずそ
の除去に要する労力および時間を省略できるという効果
も生じる。
次に、第6図ないし第22図において本発明の他の実施
例について説明する。同図において、前記実施例と同一
符号は同一部材を示すものである。
まず、第6図の実施例について説明する。5は本実施例
の内骨である。ここで、内張り板2は前記第1の実施例
と同じようにファスナ3を配設して製作する。これに対
し内骨5は内張り板2との重ね合せ面のうち、内張り板
2の下部2aに対応する個所に内張り板2側に曲ったフ
ランジ部5mを設けている。該内骨5は前記第1の実施
例と同じように車体に取付けられファスナ3を有してい
る。
内張り板2は下部2aを前記フランジ部51に載せた状
態で該内骨5に押付け、互いの71スナ3゜3′をかみ
合せることにより取付けられる。これにより、内張り板
2の自重に内骨5でも直接分担することになる。このた
め、ファスナ3,3′部において、内張り板2の自重の
分担量が低下する。したがって、本実施例では前記第1
の実施例と比較してファスナ3.3′の配設箇所を削減
できる。また、内張り板2は内骨5のフランジ部51で
確実に支持されることになり、ファスナ3.3′を利用
した取付構造に関する信頼性が大幅に向上する。
次に、gJ7図の実施例について説明する。同図におい
て、前記実施例と同一符号は同一部材を示す。6は本実
施例の内張り板である。ここで、内骨lは前記した第1
の5!施例と同じように車両に取付けられファスナ3′
を有した構造となっている。
これに対して1記内張り板6は、内骨lとの重ね合せ面
のうち該内骨lの上@1dに対応する箇所に内骨l側へ
曲ったフランジ部6aを設けた構造となっている。該内
張り板6は上端の7ラン9部6aを内骨1の上jlil
fに載せた状態で内骨1に押付け、互いのファスナ3,
3′をかみ合せて取付けられる。このような構造とする
ことにより該内張り板6の自重な内骨1でも直接分担す
ることになり、第6図に示した第2の実施例と同一の効
果を得ることができる。
次に、第8図の実施例について説明する。同図において
、前記実施例と同一符号は同一部材な示す。7はゴムな
どのクッシ曹ン材である。ここで、内骨lはH記第1の
実施例と同じように製作した後、車両に取付ける。一方
、内張り板6は第7図に示した実施例の場合に比較して
クッシ■ン材7の厚さ分だけ高さ寸法を大き鳴して製作
されており、該上端のフランジ部61の内骨1@の面に
クッシ嘗ン材7.内骨lのファスナ3′に対応した位置
にファスナ3が設置されている。該内張り板6は上端に
配設したクッシ嘗ン材7を内骨lの上端1gに載せた状
態で内骨lに押付けられ、互いの77スナ3,31をか
み合せて該内骨lに固定される。このような構造とする
ことにより、内張り板6は自重が内骨lの上jlll1
gの長平方向で均一に分担されるようになるため、ファ
スナ3.3′部の荷重分担もこれに対応して−様な状態
に近づく。
また、内骨1と内張り板6が直接接触しなくなり、本部
分におけるきしみ音がな畷なる。
次に、第9図の実施例について説明する。同図において
、前記実施例と同一符号は同一部材を示す。8は本実施
例の内張り板である。ここで、内骨lは前記第1の実施
例と同じように製作した後、車両に取付けられる。前記
内張り板8は上端に配設したフランジ部81の先端をさ
らに内骨1の背後に回り込むようにかぎ型に折曲げて構
成されている。また、該内張り板8にはフランジ部8麿
の形状に沿わせてり雫シロン材7′が設けられ、かつ、
内骨lのファスナ3′に対応した位置にファスナ3が設
けられている。内張り板8はその先端のフランジ部8m
を内骨lの上端1aに引掛けて位置合せした後、該内骨
1に押付けることにより互いのファスナ3,3′をかみ
合せて固定される。このような構成とすることにより、
内張り板8はファスナ3,3′部が何らかの原因で離脱
してもフランジ部8aでa実に保持されるため、落下の
不安が解消される。
次に、410図の実施例について説明する。同図におい
て、前記実施例と同一符号は同一部材を示す。9は本実
施例の内張り板、lOは前記内張り板9を内骨lに取付
けるためのピンである。ここで、内骨lは前記第1の実
施例と同じように薄板を自動外板加工機で加工すること
により製作するが、左右端のどちらか一端に内張り板9
をビン10を介して回動可能に支持する構造となってい
る。
該内骨lを車体4に取付けた後、ファスナ3′を前記実
施例と同じように配設する。一方、内張り板9は一端の
上部および下部を他の部分より長くし、ピン穴をあけた
後、内骨1方向に折曲げピン結合部91を形成する。該
内張り板9には内骨lのファスナ3′に対応した位置に
ファスナ3が設けられている。そして、前記ピン結合部
91を内骨1のピン支持部に合せ、ピンlOで結合する
ことに上り内骨1 #、−取付けられる。その後、内張
り板9をピン結合部9aを中心に回転させて、「記内骨
lに押付けることにより固定する。このような構成とす
ることにより、内張り板9はピン結合部9aで自重の一
部が分担されるため、ファスナ3,3′部の荷重分担割
合が低下する。このため、ファスナ3.3′の配設箇所
の削減あるいは内張り板9の取付けに関する信頼性向上
を図ることができる。また、内張り板9はピン結合部9
1を中心に開閉できるため、内張り板9を開けて行なう
内部部品の点検が容易になる。第11図は、第10図の
実施例で内張り板9を内骨lに押付けて固定した後、両
側に押え板11をファスナ3,3′を利用して取付けた
状態である。ここで、押え板lOは内張り板8側にクブ
シ、ン材nを配設し、内張り板9の端面10 bを押込
むように敗走ける。このような押え板1】を配設すると
、内張り板8の端部の見栄えが向上する。
次に、第12FXJの実施例について説明する。同図に
おいて、13は複合材で製作した内張り板、14は前記
複合材製の内張り板13に埋込まれるファスナである。
本実施例では、ファスナ14の外周部14aを広く形成
するとともに突起部13 bの高さを旧記冥施例のファ
スナ3より高く形成している。次に、本ファスナ14を
内張り板13の製作過程で、第12図に示したように該
内張り板13の中へ埋込む。
このようにファスナ14を埋込んで製作した内張り板詔
は、ファスナ14と内張り板13の間の接着強度が剪記
笑施例に比較して向上する。すなわち、ファスナ14と
ファスナ3′との結合部の強度信頼性が向上する。
次に、第13図の実施例について説明する。同図におい
て、前記実施例と同一符号は同一部材を示す。bは内骨
1のファスナ配役位置に設けられた穴、工6は火影に形
成され機械的自己装置機能を備え前記内骨1の穴δに押
込むだけで固定できるファスナである。エフは内骨lと
7アスナ16の接触面に塗布される接着剤である。本実
施例では、内骨lを薄板で製作する過程で、ファスナ1
6を取付けるための六巧を一緒にあける。
次に、ファスナ16の内骨側および内骨1の穴すの周囲
に接着剤17を塗布した後、ファスナ16を内骨lの穴
すに押込む。このような状態で、ファスナ16は接着剤
17と火影の自己*S機能を併用して内骨lに固定され
る。このような構成により、ファスナ160内骨lの六
巧内でのがたつきを抑制でき、内張り板を取付けた場合
における該内張り板自体の振動発生を防止できる。
次に、第14図ないし第15図において他の実施例につ
いて説明する。同図において、前記実施例と同一符号は
同一部材を示す。詔は本実施例の内骨である。本実施例
では、内骨用を薄板から製作する際、まず、第14図に
示すように内骨用の内部の開口部においてIBa、その
周囲の直線518bがコーナ部18cより凸形となるよ
うに形成する。
また、外周においても内部の開口部18 mと同様に直
線部18dがコーナ部18 eより凸形となるように形
成している。この場合、外周および内周の縁はそれぞれ
室外側へ少し曲げる。次に、内骨18の外周および内周
の直線部L8bおよび18 dを図中の破線の位置で室
外側に折曲げる。第15図は第14図のxv−xv視図
であって前記内骨18の状態を示したものである。両側
の骨組相当部分18 fおよび18 g間にはさまれた
横さん部分18hでは、コーナfg 18 cに比較し
てフランジ#isiの高さが大きくなる。これにより、
内管用は横さん部分18hの室外側への曲げ剛性が大幅
に増加する。この場合、横さん部分18hの曲げ剛性は
フランジ部18 iの高さと室内側ウェブ相当部分の幅
寸法を変化させることにより調整することができる。す
なわち、別の補強部材を配設する必要がほとんどなくな
る。
次に、第16図において他の実施例1こついて説明する
。同図において、前記実施例と同一符号は同一部材を示
す。19は本実施例の内骨、加は箭記各内骨玲に共通し
た部分の標準骨組、ガは前記標準骨組加以外の特殊骨組
である。乙は内柱、乙は戸尻柱、冴は組込み骨組である
。本実施例では、ます内骨19のそれぞれに共通した部
分の標準骨組9と個々の内骨に特有の特殊骨組乙に分割
してそれぞれ製作する。次に、第16図に示したように
単体の戸袋部に配設した内柱nと戸尻柱n間に標準骨組
加および特殊骨組ムを配設し、スポット溶接ないしねし
又はブラインドリベットなどによる機械的結合手段を用
いて固定する。標準骨組囚および特殊骨組乙の間には必
要に応じて組込み骨組冴を配設し、スポット溶接ないし
ねじ又はブラインドリベットなどにより取付ける。木組
込み骨組スは、標準骨組囚および特殊骨組ムを内柱4と
戸尻柱n間に配接する前後のどちらの段階で取付けても
よい。このような構成により、標準骨組加は型をプレス
加工により短時間に大量に製作することができるように
なり、内骨19の製作時間を全体的に削減できる。また
、特殊骨組ムも標準骨粗の種類を増やし、これらを組合
せて形成するように配慮することにより、製作個数を低
減することができる。
次に、417図において他の実施例について説明する。
同図において、5は内張り板、漢は側構体、nは前記側
構体Iの戸袋、Zは側構体謳の出入口に配設した出入口
柱である。囚はa記戸iZ7に配設した戸尻柱、箕は戸
袋4に配設した外板が1の補強材である。31は出入口
の周囲に配設した出入口フレームである。!は内張り板
6の板部、羽は剪記内張り板2の出入口側に配設した内
柱、箕は内張り板5の板部諺の補強材である。あは内張
り5と戸尻柱9を結合するためのねじ、%は引戸である
。i記内張り板2は出入口側に内柱33゜内柱おから戸
尻柱四との結合部まで同一平面である板部n、該板部(
の室外側に補強材あを配設した断面形状となるようにし
たアルミニウム製大形型材で形成する。一方、側構体謳
の戸袋部nは、外板26aと出入口柱公2戸尻柱四およ
び外板261の補強材加を配設して製作した後、出入口
の周囲部分に出入フレーム31を取付ける。内張り板5
は上記のように構成した側構体謳の戸袋部nの室内側に
、引戸あの厚さを考慮し、上下端を第3図に示したよう
に固定リブ4b、4b’、戸尻柱四側を戸尻柱四の補強
を兼ねて配設したリブ29aとねじあにより固定する。
なお、前記ねじあに代えてブラインドリベット等を用い
てもよく、また、必要に応じてスポット溶接によって接
合してもよい。
内張り板6の室内側表面には、化粧用シートを配設する
。点検用のふたを配設したいときは、適当の場所に開口
部を設ける。このような構成によれば、内張り板6が板
部支と門柱おおよび補強材調と一体となっており、従来
技術で配設していた内骨が不用となり、部品点数が削減
できる。すなわち、内張り板5を直接車体に取付けてお
り、従来技術の課題であった内骨の面の凹凸調整、タッ
プねじ加工などが省略して配設することができるため、
本作業に関する製作工数を低減することができる。また
、内張り板5をアルミニウム製の大形型材としたことか
ら、表面の凹凸がなくなり仕上り時の見栄えが大幅に向
上する。
次に、第18図において他の実施例について説明する。
同図において、酊記冥施例と同一符号は同一部材を示す
ものである。Mおよび羽は本実施例による内張り板、お
および鉛は内張り板部およびあの板部、41は内張り板
部の円柱である。ここで、戸尻柱側に配設する内張り板
部は、板部Jに補強材調を配設すると共に出入口側の端
部37mに凹部な設けたアルミニウム製の大形型材とし
、出入口側に配設する内張り板あの端部28aがフラブ
トな状態で重なり合うように構成されている。−方、出
入口側の内張り根羽は、出入口側に内柱41゜板部に補
強材あを配した断面形状のアルミニウム製大形型材する
。内張り板rおよびあの重ね合せ部37aおよび38a
はスポット溶接あるいは室内側表面がフラプトとなるね
じ、またはブラインドリベットを用いて機械的に結合す
る。内張り板ご。
羽は、このように分割すると、戸袋の幅寸法がアルミニ
ウム製大形型材の製造限界以上となっても、先に述べた
第1の実施例と同一の方法で車体に取付ける二とができ
る。ここで室内側に配設する化粧シートは、内張り板部
、38が組合されて車体に取付け、重ね合せ部37a、
38m隙間をパテで埋めた後貼付けられる。
次に、′M19図1こおいて他の実施例について説明す
る。同図において、Mle実施例と同一符号は同一部材
を示すものである。(は平板より成る内張り板、ぐは本
内張り板Cに取付ける円柱、楓は内張り板社に配設する
補強材である。本実施例では、内張り板社、内柱葛およ
び補強材材をそれぞれ別個に製作した後、内張り板42
に内柱荀および補強材材を接着剤あるいはスポット溶接
により結合する。この状態の内張り板招を第17図で示
した実施例と同一の方法で、−喝を戸尻柱四の補強用リ
ブ9暑に当て車体に取付ける。本実施例では、大形型材
が成形できない材質の内張り板が、アルミニウム製大形
型材とほぼ同じように製作することができる。また、内
張り板Cは戸袋の幅寸法が変っても、内張り板の幅寸法
が自由に変更できるので、アルミニウム製大形型材の場
合よりフレキシブルに対応できる。
次に、第20図ないし第23図において他の実施例につ
いて説明する。同図において、餌記冥施例と同一符号は
同一部材を示すものである。砺。
栃、および47は高さ方向で分割した内張り板である。
招は室外側に屈曲した側溝体、49は内張り板6.46
および47を支持する内柱、父は端フレームである。本
実施例では、車体の戸袋の上段、中段および下段の形状
にそれぞれ対応させアルミニウム製の大形型材で製作す
る。ここで、それぞれの内張り板45.46および47
は、第22図およびjI!23図に示すように補強材4
5a、46aを車体の長手方向に配設する。次に、内張
り板6,46および47は、車体の長手方向の両端を戸
尻柱9のリブ291および内柱49に重ね合せ、ねじな
いしはブラインドリベプトなどの機械的結合手段により
結合する。
内張り板柘、46および47と内柱49が同種材の場合
はスポット溶接で結合してもよい。この状態において、
出入口側の端面に端フレーム父を配設する。
ここで、内張り板の接合部は、第23図に示すように内
張り板6,46の端部にそれぞれ平坦部45bと凹部4
6bを設けて岨合せる。また、平坦部45bおよび凹部
46bの近傍には、接合部の剛性を高めるためそれぞれ
補強材45mおよび46aを配設する。
本実施例によれば、車両の側構体が大きく屈曲しても、
アルミニウム製の大形型材で内張り板を形成することが
できる。
なお、餌記各実施例は車体の戸袋の構造すなわち内骨お
よび内張り板について説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、前記実施例と同一構造とな
る箇所例えば車体の室内仕切り板あるいは妻部の内張り
等にも適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内骨は薄板を用いて一体成形し、内張
り板はファスナを用いて押込むだけで内骨に取付けるこ
とができるので、内張り板の取付けに要する製作工数が
大幅に低減すると共に、内張り板取付は部の軒量化がで
きる効果がある。さらに、内張り板は表面にねじ頭がな
くなるため、見栄えが大幅に向上できる効果もある。
また、本発明によれば、車両の室内において内骨を配設
しないで内張り板を1!接車体に取付けることができる
。それにより、内骨が不要となり、部品点数の削減およ
び内張り板の配設に関係する製作工数の低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内張り配設構造の一5!施例を示
す内骨および内張り板の正面図、第2図は′7s1図の
側面図、′!J3図は第1図の内骨および内張り板の車
体への設置状態を示す断面図、第4図および第5図は第
2図のファスナ部分の断面図、第6図は内骨の他の実施
例の下部取付部分を示す断面図、第7図は内骨の他の実
施例の上S取付部分を示す断面図、第8図および第9図
は内骨のさらに他の実施例の上部取付部分を示す断面図
、第10図は内骨のさらに他の実施例を示す傾視図、5
811図は第10図のA−A部断面図、第12図は内張
り板の他の実施例を示すファスナ部分の断面図、第13
図はファスナの他の実施例を示す断面図、第14図は内
骨の他の実施例を示す正面図、第15図は第14図のB
−B視図、第16図は内骨の他の実施例を示す正面図、
第17図、第18図および第19図は内張り配設構造の
さらに他の実施例なそれぞれ示す水平断面図、第20図
は内張り配設構造のさらに他の実施例を示す正面図、第
21図は第20図のC−C部所面図、第22図は第20
図のD−Ds断面図、第23図は第20図のE−E断面
図である。 l・・・・・・内骨、2・・・・・・内張り板、3・・
・・・・ファスナ代理人 弁理士  小 川 勝 男。 kノ・′ 第3 図 オl1m 第12閃 413図 ;t14圀 ′A15  図 1ざh 第17図 オts rb

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両の室内に内骨を配設し、該内骨に内張り板を取
    付けて形成する車両の内張り板配設構造において、内骨
    を薄板で一体成形し、該内骨と内張り板の接合部にファ
    スナを配設し、該ファスナを介して内張り板と内骨を接
    合したことを特徴とする車両の内張り板配設構造。 2、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内骨にファスナ用の穴を配設したことを特徴とする
    車両の内張り板配設構造。 3、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内骨に内張り板が引っ掛かる部位を設けたことを特
    徴とする車両の内張り板配設構造。 4、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内張り板に内骨の一部に引っ掛かる部位を設けたこ
    とを特徴とする車両の内張り板配設構造。 5、請求項3または4記載の車両の内張り板配設構造に
    おいて、前記内骨と内張り板の引っ掛かり接合部に弾性
    材を配設したことを特徴とする車両の内張り板配設構造
    。 6、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内骨側のファスナを機械的結合手段と接着剤を併用
    して配設したことを特徴とする車両の内張り板配設構造
    。 7、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内張り板の内骨側接合面にファスナが埋込まれ、該
    内張り板と一体となったことを特徴とする車両の内張り
    板配設構造。 8、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    前記内張り板と内骨が一辺でピン継手により接合された
    ことを特徴とする車両の内張り板配設構造。 9、請求項1記載の車両の内張り板配設構造において、
    内骨の内部縁および外部弾のフランジ部高さがコーナ部
    よりコーナ間が大きいことを特徴とする車両の内張り板
    配設構造。10、請求項1記載の車両の内張り板配設構
    造において、内骨を標準形状と特殊形状に分割して別部
    材として構成し、該内骨を両側に配設した主骨組の間に
    設置し組合せたことを特徴とする車両の内張り板配設構
    造。 11、車両の室内に内骨を配設し、該内骨に内張り板を
    取付け形成する車両の内張り板配設構造において、内張
    り板の室外側に骨組を配設し、内骨を兼用した内張り板
    を車体に取付けたことを特徴とする車両の内張り板配設
    構造。 12、請求項11記載の車両の内張り板配設構造におい
    て、内張り板の室内側表面に化姓シートを配設したこと
    を特徴とする車両の内張り板配設構造。 13、板部と骨組部から成るアルミニウム製大形型材を
    内張り板として配設したことを特徴とする車両の内張り
    板配設構造。 14、請求項13記載の車両の内張り板配設構造におい
    て、複数のアルミニウム製大形型材を組合せて内張り板
    を形成したことを特徴とする車両の内張り板配設構造。 15、請求項13または14記載の車両の内張り板配設
    構造において、アルミニウム製大形型材の室内側表面に
    化粧シートを配設したことを特徴とする車両の内張り板
    配設構造。
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US07/752,014 US5188039A (en) 1990-08-29 1991-08-29 Method of fixing inside panel of car and structure for fixing the same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012081211A1 (ja) * 2010-12-14 2012-06-21 川崎重工業株式会社 鉄道車両の内装品取付構造
JP2014080191A (ja) * 2013-12-05 2014-05-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の内装構造

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