JPS6244051Y2 - - Google Patents

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JPS6244051Y2
JPS6244051Y2 JP1981133417U JP13341781U JPS6244051Y2 JP S6244051 Y2 JPS6244051 Y2 JP S6244051Y2 JP 1981133417 U JP1981133417 U JP 1981133417U JP 13341781 U JP13341781 U JP 13341781U JP S6244051 Y2 JPS6244051 Y2 JP S6244051Y2
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JP
Japan
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tempered glass
stile
door
thickness
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981133417U
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English (en)
Other versions
JPS5837382U (ja
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Publication date
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Priority to JP13341781U priority Critical patent/JPS5837382U/ja
Publication of JPS5837382U publication Critical patent/JPS5837382U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6244051Y2 publication Critical patent/JPS6244051Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は引き分け式の強化ガラス扉に係り、詳
しくは片引き戸が閉鎖時に召し合わせ部を備える
ものにおいて省エネルギーを目的として熱消失の
減少を図ることができる引き分け式強化ガラス扉
に関するものである。
従来の片引き戸が閉鎖時に召し合わせ部を備え
る自動開閉装置の強化ガラス扉は、その召し合わ
せ部分においては第1図に図示するように扉を吊
る金具及び振れ止めのための金具を取り付け、ま
た錠前を収める必要上、一般に引き戸側及びはめ
ころし側の強化ガラス1,1′上下に取り付ける
上下各横框2,2′、3,3′の見込厚Wを28mm要
していた。
そのため、これに12mm又は10mmの強化ガラス板
1,1を框の中心に収めると、框面とガラス面が
(28mmーガラス板厚)差の片面、例えばガラス板
厚12mmの場合には片面のクリアランスdが8mm、
ガラス板厚10mmの場合には片面のクリアランスが
10mmとなる。そして、この框と框との隙間に更に
スライドに必要な間隙5mmを加えると、ガラス板
厚12mmの場合は8mm×2とスライド必要間隙との
合計最低限19mm〜21mmとなり、框以外のガラス面
とガラス面との間隙lはそれ以上となる。
更に、前記各間隙に引戸取り付けに際しての框
と框との間隙が多い場合は25mmを越える結果とな
る。
従つて、上記の如き隙間を通じて扉内面側の熱
の放散が起り、あるいは冷気が侵入して折角の扉
であるに拘らず、その機能が減殺され、熱の消失
を免れない状態であつた。
そこで、本考案者は、さきに従来のかかる欠点
を解消し、前記隙間を減少して熱の消失を可及的
少なく抑制すべく吊り金具及び振れ止め金具の厚
みを改良すると共に、上下の横框形状をも改め、
かつ吊り金具、振れ止め金具を強化ガラス板と同
じ見込み厚にして内外よりガラスと前記金具を締
めつけて、前記一方のガラス面と他方のガラス面
との隙間を減じ、隙間を通じて放散する熱消失を
最少限に減少する構造を提案した。
しかし、前記提案に係る構成は主に横框、ある
いは吊り金具、振れ止め金具の改良であり、これ
によつて従来の欠点は大幅に改善し得るにして
も、なお、横框の框面における板厚分について
は、それ以上の隙間減少は不可能であり、依然と
して熱消失を完全に消滅させるには至らなかつ
た。
本考案は、かかる事実に鑑み、前記提案を更に
発展させ、より確実に熱消失を減ずべく強化ガラ
ス板上下の横框の板厚に着目し、これに見合う強
化ガラス板面の削り取りを行ない、ガラス板面と
框面とを面一状態に形成せしめた構成を特徴とす
るものである。
以下、更に、添付図面にもとづき本考案強化ガ
ラス扉の実施例につき説明する。
第2図は本考案強化ガラス扉の一部省略側断面
概要図、第3図は同要部拡大図、第4図は一部省
略横断面図である。
これら各図において、1,1′は第1図同様、
引き戸側及びはめころし側における各強化ガラス
板を示し、その上下には夫々、上部横框4,
4′、下部横框5,5′が接着剤等により取り付け
られて扉本体を形成していると共に、上部横框
4,4′には更に上部に吊り金具10が連設さ
れ、駆動モータM、該駆動モータMにより駆動さ
れてレール9上を走行するロール8を含む自動操
作駆動ボツクス7の前記ロール8に吊り金具10
が連結されて前記駆動により自動開閉作動を行な
い得るようになつている。
一方、下部横框5,5′にあつては、少くとも
その一方において振れ止め金具11が取り付けら
れている。
そして、前記横框4,4′は強化ガラス取付部
をH型断面構造とし、強化ガラス板1,1′の上
下ならびに吊り金具10、振れ止め金具板11を
略同厚としている。
そして、上記の如く構成された引き分け扉にお
いて少くとも召し合わせ部分6を含む両ガラス板
1,1′両面の互いに対面する側の上下における
横框4,4′、5,5への取付部分1a,1a′に
あつては、第3図に拡大図示するように強化ガラ
ス板1,1′が横框4,4′、5,5′の取付框面
の板厚t分だけ削取されており、従つて、該強化
ガラス板1,1′を上下横框4,4′、5,5′に
取り付けたとき、その対面する側及び反対面側に
おいては框の外面とガラス面とが面一となつてい
る。
なお、図示例においては、横框の厚さ自体にお
いては従前同様、規格厚さが保持されている。
かくして、第2図、第3図に示す図示例におい
ては、対向する両ガラス板1,1の互いに対面す
る召し合わせ間隙は実質上、スライドに必要な隙
間のみとなり、従来の場合、必要とされた21mmの
隙間が0又は3mm〜5mmとなり、在来の間隙を大
幅に縮少することができる。
これは、強化ガラス扉として極めて重要な点で
あり、強化ガラス扉の取付スペースを低減すると
共に両ガラス板の召し合わせ部から放散する内部
のエネルギー熱の放散、冬季においては外部から
侵入する冷気を遮断し、熱の消失を最少限に抑制
する効用をもたらす。
現在、エネルギーに対する認識が昂まり、エネ
ルギーの有効な活用が各分野で叫ばれているが、
これに伴なつて自動開閉装置の強化ガラス扉にお
いても、強化ガラス間の隙間を減じ、隙間からの
熱の消失阻止を図ることはその一環として強く望
まれており、なかでも、空調設備の整備と相俟つ
て今後、熱の消失を低減させることは重要な課題
となることが予想されるところである。
従つて、前記本考案における引違い強化ガラス
板の対面側間隙を実質上、無に近くすることは前
記課題解決の大きな特色ということができる。
本考案強化ガラス扉は、以上のように、強化ガ
ラス板の互いに対面する側における上下の横框へ
の取付部分を、取付框面の板厚分だけ削取し、召
し合わせ対面側における框面とガラス面とを略面
一ならしめたものであるから、自動開閉装置付き
の強化ガラス扉の召し合わせは、在来のそれに比
して著しく小さく、0又は3〜5mmと大幅に低減
することができ、自動扉として該隙間を通ずる内
方の熱の放散を防止することはもとより、冬季に
おける外部冷気の侵入をも阻止して熱消失を最少
限となし、内部環境の好適を維持する上に頗る有
用な機能を発揮する。
しかも、召し合わされる強化ガラス板の横框へ
の上下の取付部分両面を取付框面の板厚部分だけ
削取しているので、強化ガラス板が横框の中央部
に位置してバランスがとれるため、他にバランス
対策を施す必要がなく、引き戸の動きはスムーズ
に移動させることができ、上記強化ガラス扉は特
に横框などを改変する必要もなく、在来の構造を
保つて、改良することが容易なもので、製作面か
らその実用性は極めて大きく、今後に順次、実施
化が望まれる有用性豊かな強化ガラス扉である。
【図面の簡単な説明】
第1図は在来の強化ガラス扉の要部を示す一部
省略側断面図、第2図は本考案強化ガラス扉の1
例を示す一部省略側断面図、第3図は第2図にお
ける要部拡大図、第4図は召し合わせ状態を示す
一部省略横断面図である。 1,1′……強化ガラス板、4,4′……上部横
框、5,5′……下部横框、6……召し合わせ部
分、1a,1a′……強化ガラス板の框取付部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 強化ガラス板上下に横框を取り付けてなり、閉
    鎖時にはめころし側に対し重ね合う召し合わせ部
    分を有する引き分け式強化ガラス扉において、 前記横框におけるガラス取付部分を断面H形状
    とし、召し合わされる強化ガラス板の横框への上
    下の取付部分両面を、取付框面の板厚部分だけ削
    取し、該ガラス板の削取部分を対面側の框面とガ
    ラス板面とが略面一となる如く前記横框の框面に
    取り付けたことを特徴とする熱消失を少くした引
    き分け式強化ガラス扉。
JP13341781U 1981-09-07 1981-09-07 熱消失を少なくした引き分け式強化ガラス扉 Granted JPS5837382U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13341781U JPS5837382U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 熱消失を少なくした引き分け式強化ガラス扉

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13341781U JPS5837382U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 熱消失を少なくした引き分け式強化ガラス扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837382U JPS5837382U (ja) 1983-03-11
JPS6244051Y2 true JPS6244051Y2 (ja) 1987-11-18

Family

ID=29926880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13341781U Granted JPS5837382U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 熱消失を少なくした引き分け式強化ガラス扉

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426626Y2 (ja) * 1985-03-30 1992-06-25
JPH0355741Y2 (ja) * 1985-03-30 1991-12-12

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632785B2 (ja) * 1974-04-04 1981-07-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114327U (ja) * 1978-01-31 1979-08-11
JPS5632785U (ja) * 1979-08-20 1981-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632785B2 (ja) * 1974-04-04 1981-07-30

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Publication number Publication date
JPS5837382U (ja) 1983-03-11

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