JPH04126487U - マイクロホン - Google Patents

マイクロホン

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JPH04126487U
JPH04126487U JP3026991U JP3026991U JPH04126487U JP H04126487 U JPH04126487 U JP H04126487U JP 3026991 U JP3026991 U JP 3026991U JP 3026991 U JP3026991 U JP 3026991U JP H04126487 U JPH04126487 U JP H04126487U
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outer cover
grip
microphone
grip portion
attached
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JP3026991U
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金 爐 張
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属鋳造によって生じるマイクロホンの握り
部表面の痕跡や気孔が見えなくなり、肉厚の違いによる
真円度の処理が容易となって、握り感触が向上され、か
つ、簡単に製造でき、製作コストが低廉な、任意に外カ
バーのカラーを多様に取合わせて変化を持たせ得るよう
にする。 【構成】 金属材料で一体成型してなる管状錐体の握り
部10に、電気音響変換器20、金網カプセル30、切
換スイッチ40、及び接続器60が適所に取付け、且
つ、導線50で適宜に連結されている。握り部10の外
周面には非金属製の外カバー80が貼着されており、握
り部10の外周面と外カバー80の内側とにはそれぞ
れ、複数の凹み溝12とこれに嵌合する凸起部810、
820が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は金属材料で一体成型された管状錐体の握り部を有するマイクロホン に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のマイクロホンでは、握り部はほとんどが金属材料で一体に鋳造 成型されており、手で持ち易いように、底端側(小指側)に向かって径が漸減す るいわゆる管状錐体に形成されている。径大の頂端には電気音響変換器が金網等 のネットカバーで覆われて取付けられており、底端側には電気音響変換器に接続 された接続器及び導線接続プラグが取付けられている。また、電気音響変換器は 握り部の側部に取付けられる切換スイッチで操作されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のマイクロホンでは握り部が金属材料で一体成型 されるため、商品のソフト感覚並びに多様性が重視される今日、種々の不具合が 見出されるようになった。
【0004】 すなわち、金属材料で鋳造成型する際、その表面に冷却等の原因による痕跡や 冷却過程の内部気体の逸脱による気孔などを生じて表面性状の劣化による外観の 見劣りを来し易く、また、真円度の処理が難しいことからも往々にして肉厚の違 いを生じて外観の見劣りを来している。
【0005】 また、金属成型の場合、成品はすべて一つのカラーを呈して消費者が好む色彩 を選択購買することができないとともに、金属表面は硬くて冷たいために特に冬 季では握り感触が低下する。特に今日においてこの種のマイクロホンはカラオケ などのレジャーないし娯楽分野での利用度が高いため、金属独特の地味な色彩及 び手触り感触は敬遠されがちであった。
【0006】 そこでこの考案は、握り感触ないし手触り感触及び外観上のソフト感覚を簡単 な構成の下に向上させることができるとともにカラフル化が容易であり、よって 使用性の向上を図ることができるマイクロホンの提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、その特徴は、握り部の 外周面にはゴム、プラスチック、紙質系、繊維質系などからなる外カバーが取付 けられていることにある。
【0008】 また、この考案によれば、握り部の外周面と外カバーの内側とのいずれか一方 には複数の凹み溝が形成され、他方には該複数の凹み溝に対応して嵌合する凸起 部が形成されている構成とすることができる。
【0009】 また、この考案によれば、外カバーが複数節に分かれている構成とするこがで きる。
【0010】
【作用】
この考案によれば、握り部の外周面にゴムや合成樹脂あるいは紙質系等の軟質 の外カバーが貼着され、これによって鋳造過程で生じる表面の痕跡や気孔が覆い 隠され、肉厚の違いなどによる真円度の処理が容易となって外観の向上がなされ るとともに、握り感触が向上される。また、外カバーの材質によって握り部にソ フト感覚が付与されるとともに多様なカラー付与が可能となる。
【0011】 また、この考案によれば、握り部の外周面と外カバーの内側とが相対的に有す る凹み溝とこれに嵌合する凸起部とによって、握り部の外周面に対する外カバー の位置決めが容易になされるとともにずれが防止され、外カバーの取付が容易と なる。
【0012】 また、この考案によれば、外カバーの各節に異なったカラーを使用することに より、単一のマイクロホンにおいて多様なカラーが付与される。
【0013】
【実施例】
図1及び図2はこの考案の一実施例を示す。マイクロホン2における表面構造 は、握り部10、電気音響変換器20、ネットカバーとしての金網カプセル30 、切換スイッチ40、導線50、接続器60、及び導線接続プラグ70などから 組立てられ、そのうち、握り部10は管状錐体をなして、その頂端に底座21に より電気音響変換器20を固着している。
【0014】 また、金網カプセル30の内周壁に発泡カプセルを重畳して、両者の環状周縁 を網座11に嵌挿固着させて電気音響変換器20を保護し、かつ、切換スイッチ 40を握り部10の所定位置に嵌着すると共に、握り部10底端に接続器60を 装着して閉端面にしている。
【0015】 また、接続器60は接地ボルト61によって緊密に亜鉛合金の握り部10に螺 着され、並びに導線50で電気音響変換器20、切換スイッチ40、及び接続器 60の三者を連結し、更に、接続器60を握り部10内に嵌着して、最後に、導 線接続プラグ70を接続器60の上に嵌合固着して構成する。
【0016】 この例では、握り部10を亜鉛を主とした亜鉛合金で形成し、その外周面の所 定箇所に複数の凹み溝12を鋳造成型して環状にあるいは不連続態様に設け、か つ、握り部10の外周面に例えばゴムやプラスチック、PVC等の合成樹脂、あ るいは紙質系、繊維質系などの素材で形成された外カバー80を接着すると共に 、外カバー80内側に握り部10の複数凹み溝12に対応して凸起部810、8 20を形成している。凹み溝12と凸起部810、820との嵌合によって、握 り部10に対する外カバー80の位置決め及び嵌合が容易であるとともにずれの 心配がなく、貼着強度が向上される。従って、外カバー80の貼着作業が極めて 容易となる。なお、外カバー80としては、熱収縮チューブ等も利用できる。
【0017】 このような組合わせから、簡単に製作できコストが低廉で、しかも色々な組合 わせによってカラーに変化を持たせ得るマイクロホンの握り部の表面構造を提供 することが出来る。また、外カバー80の材質によってソフト感が得られ、握り 感触の向上、ひいてはレジャー感覚や娯楽感覚にマッチした使用性の向上が得ら れる。
【0018】 なお、この例では握り部10の外周面に凹み溝12を設けるとともに、外カバ ー80の内側にこれに対応する凸起部810、820を設ける構成としたが、無 論、外カバー80の内側に凹み溝12を設けて握り部10の外周面に凸起部81 0、820を設ける逆態様としても良い。
【0019】 また、この例では、図2に示すように、外カバー80は双節の外カバー81、 82に分けて形成されており、それぞれを握り部10の外周面に貼着しているが 、これに限らず単節としたり、或いは握り部10の外周面に一体成型しても良く 、かつ該金網カプセル30下方の外カバー81所定位置に標示札83を周着させ 、及び握り部10の切換スイッチ40を装着した凹み溝内にスイッチ係合板41 を装着すれば、色々と異なったカラーの外カバー80を任意に射出成型すること ができ、任意のカラーを巧みに配設して変化を持たせ、消費者が多数のカラー配 合から自分の好むものを選ぶことが出来る。
【0020】 この例に示すマイクロホン2の組立作業は至って簡単で、先ず、電気音響変換 器20、金網カプセル30、切換スイッチ40、導線50、接続器60をそれぞ れ握り部10の内部に取付け、かつ、外カバー80の内側に粘着剤を塗布(若し くは、握り部周壁に粘着剤を塗布)し、外カバー80の凸起部810,820を それぞれ握り部10の外周面の凹み溝12内に嵌合させ、最後に、スイッチボル ト42と接地ボルト61で、切換スイッチ40と接続器60を電気音響変換器2 0に螺着し、更に、導線接続プラグ70を接続器60に嵌着すれば、組立てが完 了される。
【0021】 すなわち、この考案に係るマイクロホン2は、両節式、または単節式、若しく は握り部10と一体に成型するなど、色々と違った方式で外カバー80を構成し 、異なったカラーで組合わせることにより、カラーの多様化を図ることができる 。なお、上記例ではケーブル付のマイクロホンを示したが、ワイヤレスのものに おいても同様である。
【0022】
【考案の効果】
この考案によれば、金属鋳造によって生じる握り部の表面の痕跡や気孔が見え なくなり、肉厚の違いによる真円度の処理が容易となって、握り部の鋳造過程で の精度が許容されるとともに、外観の向上を図ることができる。外カバーの材質 によって握り感触の向上を図ることができるとともに、外カバーの有するソフト 感によって、レジャー感覚や娯楽感覚にマッチした使用性の向上を図ることがで きる。また、外カバーによって握り部へのカラー付与が容易となり、製品の多様 化を図ることができる。
【0023】 また、凹み溝と凸起部との嵌合構造によって、握り部に対する外カバーの位置 決めが容易となり、よって製作が容易となる。
【0024】 また、外カバーを複数節の分割態様とすれば、単一のマイクロホンにおいて複 数のカラー化が可能となり、より一層の多様化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るマイクロホンの一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1で示したマイクロホンの側面図である。
【符号の説明】
10 握り部 12 凹み溝 20 電気音響変換器 30 金網カプセル(ネットカバー) 40 切換スイッチ 50 導線 60 接続器 70 導線接続プラグ 80 外カバー 810 凸起部 820 凸起部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料で一体成型された管状錐体の握
    り部10に、電気音響変換器20、電気音響変換器20
    を覆うネットカバー30、切換スイッチ40、及び接続
    器60を適所に取付けて導線50で接続し、上記握り部
    10の底端には接続器60に接続して導線接続プラグ7
    0を取付けてなるマイクロホンにおいて、上記握り部1
    0の外周面にはゴム、プラスチック、紙質系、繊維質系
    などからなる外カバー80が取付けられていることを特
    徴とするマイクロホン。
  2. 【請求項2】 上記握り部10の外周面と上記外カバー
    80の内側とのいずれか一方には複数の凹み溝12が形
    成され、他方には該複数の凹み溝12に対応して嵌合す
    る凸起部810,820が形成されている請求項1記載
    のマイクロホン。
  3. 【請求項3】 上記外カバー80が複数節に分かれてい
    る請求項1又は2記載のマイクロホン。
JP3026991U 1991-04-30 1991-04-30 マイクロホン Pending JPH04126487U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950181B2 (ja) * 1979-03-07 1984-12-06 ト−レ・シリコ−ン株式会社 高温でセラミツク化するシリコ−ン組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950181B2 (ja) * 1979-03-07 1984-12-06 ト−レ・シリコ−ン株式会社 高温でセラミツク化するシリコ−ン組成物

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