JPS5828394Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents
電子機器筐体Info
- Publication number
- JPS5828394Y2 JPS5828394Y2 JP6989278U JP6989278U JPS5828394Y2 JP S5828394 Y2 JPS5828394 Y2 JP S5828394Y2 JP 6989278 U JP6989278 U JP 6989278U JP 6989278 U JP6989278 U JP 6989278U JP S5828394 Y2 JPS5828394 Y2 JP S5828394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- wall
- outer casing
- chassis
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばラジオ受信機やテープレコーダ、その他
の各種の電子機器の筐体に適用するのに最適なものであ
って、特に合成樹脂成形され、かつ割形構造をなす外筐
の接合面部分に、つまみ挿入用の凹所を設けである電子
機器筐体に関するものである。
の各種の電子機器の筐体に適用するのに最適なものであ
って、特に合成樹脂成形され、かつ割形構造をなす外筐
の接合面部分に、つまみ挿入用の凹所を設けである電子
機器筐体に関するものである。
従来からラジオ受信機等の外筐には、通常合成樹脂成形
された前面キャビネットと後面キャビネットとを前後か
ら接合して一体化するような構造が採用されている。
された前面キャビネットと後面キャビネットとを前後か
ら接合して一体化するような構造が採用されている。
しかしてこの種外筐の側面又は上面等において両キャビ
ネットの接合面部分につまみ挿入用の凹所を設ける場合
、両キャビネットの成形上大きな問題がある。
ネットの接合面部分につまみ挿入用の凹所を設ける場合
、両キャビネットの成形上大きな問題がある。
即ち先ず前記凹所の内周部分から外筐の内部構造が見え
るようでは体裁上域に好ましくない為に、その凹所には
必ず内周壁を設けなければならない。
るようでは体裁上域に好ましくない為に、その凹所には
必ず内周壁を設けなければならない。
しかして両キャビネットの合成樹脂成形上の特質から、
上記内周壁は、これら両キャビネットの側面壁又は上面
壁の内側に立上った(突出された)壁構造となる。
上記内周壁は、これら両キャビネットの側面壁又は上面
壁の内側に立上った(突出された)壁構造となる。
−万両キャビネットの成形時の型抜き方向は、これら両
キャビネットのビス止め用ボスの成形、外観体裁、その
他の問題から通常前後方向となる。
キャビネットのビス止め用ボスの成形、外観体裁、その
他の問題から通常前後方向となる。
従ってこの型抜き方向が前後方向である制約内において
、前記内周壁を両キャビネットに一体的に成形しようと
した場合には、必ず肉抜き加工が必要となる。
、前記内周壁を両キャビネットに一体的に成形しようと
した場合には、必ず肉抜き加工が必要となる。
しかしてこの肉抜き加工を行えば、両キャビネットの前
面壁又は後面壁にその肉抜き加工時に生じた穴が必ず出
来てしまう。
面壁又は後面壁にその肉抜き加工時に生じた穴が必ず出
来てしまう。
この際後面キャビネットに出来る上記穴は外観体裁上無
視出来るが、前面キャビネットに上記穴が出来た場合に
は外観体裁上商品価値が皆無となってしまう。
視出来るが、前面キャビネットに上記穴が出来た場合に
は外観体裁上商品価値が皆無となってしまう。
従って従来から後面キャビネットには前記内周壁を容易
に一体成形することが出来るが、前面キャビネットには
前記内周壁を一体成形することが出来ないものとされて
いた。
に一体成形することが出来るが、前面キャビネットには
前記内周壁を一体成形することが出来ないものとされて
いた。
この為従来は例えば半円弧状等に別成形した内周壁を、
前面キャビネットの成形後に、その前面キャビネットの
内側に接着する等の方法を採用していた。
前面キャビネットの成形後に、その前面キャビネットの
内側に接着する等の方法を採用していた。
この為従来は前記凹所の成形工数が多くなり、かつ作業
が面倒であり、著しくコスト高についていた。
が面倒であり、著しくコスト高についていた。
また前面キャビネットの内側に半円弧状等の内周壁を予
め接着した構造の場合には、その後においてこの前面キ
ャビネット内にシャーシを組込み際に、上記内側に突出
された内周壁が著しく邪魔になって、上記シャーシの組
込みを容易に行えないと言った不都合も発生していた。
め接着した構造の場合には、その後においてこの前面キ
ャビネット内にシャーシを組込み際に、上記内側に突出
された内周壁が著しく邪魔になって、上記シャーシの組
込みを容易に行えないと言った不都合も発生していた。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、外筐の成形が非常に容易で、がつシャーシの組
込みも非常に容易に行えるようにしたものを提供しよう
とするものである。
あって、外筐の成形が非常に容易で、がつシャーシの組
込みも非常に容易に行えるようにしたものを提供しよう
とするものである。
以下本考案をラジオ受信機に適用した実施例を図面に基
き説明する。
き説明する。
先ず第1図〜第4図は第1実施例を示したものであって
、外筐1は合成樹脂成形された前面キャビネット2と後
面キャビネット3とで構成される。
、外筐1は合成樹脂成形された前面キャビネット2と後
面キャビネット3とで構成される。
そしてこれら両キャビネット2,3は前後から接合され
、後面キャビネット3側から挿通された複数本の止ビス
4によって互にビス止めされて一体化される。
、後面キャビネット3側から挿通された複数本の止ビス
4によって互にビス止めされて一体化される。
なおこの際前記比ビス4は後面キャビネット3の後面壁
3aの内側に一体成形されたボス5bから挿入され、か
つ前面キャビネット2の前面壁2aの内側に一体成形さ
れたボス5aに先端を捩じ込まれて締めつけられる。
3aの内側に一体成形されたボス5bから挿入され、か
つ前面キャビネット2の前面壁2aの内側に一体成形さ
れたボス5aに先端を捩じ込まれて締めつけられる。
そして上記ボス5a、5bの成形、外観体裁、その他の
問題から両キャビネット2,3の成形時の型抜き方向は
前後方向に或っている。
問題から両キャビネット2,3の成形時の型抜き方向は
前後方向に或っている。
なお7は合成樹脂成形されたシャーシであり、前記構造
の外筐1内に組込まれ、前記止ビス4によって共締め状
態で前記両キャビネット2,3に固定される。
の外筐1内に組込まれ、前記止ビス4によって共締め状
態で前記両キャビネット2,3に固定される。
なお前記止ビス4はこのシャーシ7に一体成形されたボ
ス8に挿通される。
ス8に挿通される。
そしてこのシャーシ7の成形時の型抜き方向も両キャビ
ネット2,3と同様に前後方向になっている。
ネット2,3と同様に前後方向になっている。
そしてこ・では前記外筐1の両キャビネット2.3の側
面壁2a、3b部分における接合面10a。
面壁2a、3b部分における接合面10a。
10 b部分につまみ挿入用の凹所11を設ける実施例
を示している。
を示している。
なおこの凹所11は円筒状をなし、かつこの凹所11に
はダイヤルつまみ等のつまみ12が挿入されて取付けら
れる。
はダイヤルつまみ等のつまみ12が挿入されて取付けら
れる。
しかして上記凹所11の成形に関して、先ず前面キャビ
ネット2の側面壁2bには半円弧状の切欠き14が成形
されている。
ネット2の側面壁2bには半円弧状の切欠き14が成形
されている。
また後面キャビネット3の側面壁3bにはほぼ半円弧状
の切欠き15と、その切欠き15の内周縁から内側に立
上げられたはは゛半円弧状の内周壁16とが成形されて
いる。
の切欠き15と、その切欠き15の内周縁から内側に立
上げられたはは゛半円弧状の内周壁16とが成形されて
いる。
なおその内周壁16の一体成形は肉抜き加工によるもの
で、その肉抜き加工によって後面キャビネット3の後面
壁3aには穴17が出来てしまうが、その穴17は外筐
1の後面側である為、外観体裁上無視出来る。
で、その肉抜き加工によって後面キャビネット3の後面
壁3aには穴17が出来てしまうが、その穴17は外筐
1の後面側である為、外観体裁上無視出来る。
そして前面キャビネット2の切欠き14の内周縁に沿う
べき内周壁18が、前記シャーシ7の側面壁7a側に一
体成形されている。
べき内周壁18が、前記シャーシ7の側面壁7a側に一
体成形されている。
以上の如く構成された筐体構造によれば、両キャビネッ
ト2,3を接合面10 a 、10 bによって前述の
如く接合し、一体化すると、両切欠き14.15によっ
て円形孔が形成される。
ト2,3を接合面10 a 、10 bによって前述の
如く接合し、一体化すると、両切欠き14.15によっ
て円形孔が形成される。
そしてこれら両キャビネット2,3内に組込まれたシャ
ーシ7の内周壁18は、その両端面18 a 、18
bによって後面キャビネット3の内周壁16の両端面1
6 a 、16 bに接合され、かつその半円弧状の端
面18 Cが前面キャビネット2の切欠き14の内周縁
の内面14aに接合される。
ーシ7の内周壁18は、その両端面18 a 、18
bによって後面キャビネット3の内周壁16の両端面1
6 a 、16 bに接合され、かつその半円弧状の端
面18 Cが前面キャビネット2の切欠き14の内周縁
の内面14aに接合される。
従って凹所11の内周壁が、後面キャビネット3とシャ
ーシ7とに一体成形された内周壁16.18によって構
成され、この凹所11の内周部分から外筐1の内部構造
が見えるようなことはなくなる。
ーシ7とに一体成形された内周壁16.18によって構
成され、この凹所11の内周部分から外筐1の内部構造
が見えるようなことはなくなる。
なお当然のことながら、シャーシ7の内周壁18部分に
は、両キャビネット2,3の表面色と同色の塗装が施こ
され、外観上内周壁18は内周壁16と同様外筐1に一
体成形されたもの・、ようになる。
は、両キャビネット2,3の表面色と同色の塗装が施こ
され、外観上内周壁18は内周壁16と同様外筐1に一
体成形されたもの・、ようになる。
また前記つまみ12はシャーシ7に取付けられたバリコ
ン(図示せず)のダイヤル軸等の軸20に取付けられて
、凹所11内に挿入される。
ン(図示せず)のダイヤル軸等の軸20に取付けられて
、凹所11内に挿入される。
第5図は第2実施例を示したものであって、この場合は
両キャビネット2,3の側面壁2a、3bに半円弧状の
切欠き23.24を成形する一方、これら両切欠き23
.24によって形成される円形孔の内周縁に沿う直径の
円筒状をなす内周壁25をシャーシ7の側面壁7aに一
体成形したものであり、前述した凹所11の内周壁をこ
の内周壁25が構成する。
両キャビネット2,3の側面壁2a、3bに半円弧状の
切欠き23.24を成形する一方、これら両切欠き23
.24によって形成される円形孔の内周縁に沿う直径の
円筒状をなす内周壁25をシャーシ7の側面壁7aに一
体成形したものであり、前述した凹所11の内周壁をこ
の内周壁25が構成する。
なお以上述べた実施例では外筐1の側面壁に凹所11を
設けたが、上面壁においても同様な構造の凹所11を設
は得る。
設けたが、上面壁においても同様な構造の凹所11を設
は得る。
また外筐1は3つ以上の割形構造のものであっても良い
。
。
本考案は上述の如く外筐の接合面部分に設けられた凹所
の内周壁の少なくとも一部を、シャーシの一部に一体的
に成形して、このシャーシを外筐内に組込むことによっ
て、凹所の内周壁を構成するようにしたものである。
の内周壁の少なくとも一部を、シャーシの一部に一体的
に成形して、このシャーシを外筐内に組込むことによっ
て、凹所の内周壁を構成するようにしたものである。
このように構成することによって、凹所の内周部分から
外筐の内部構造が外部に見えないような完全な目隠しを
行えて、外観体裁の非常に良いものが得られる。
外筐の内部構造が外部に見えないような完全な目隠しを
行えて、外観体裁の非常に良いものが得られる。
それでいて外筐の成形が非常に容易であり、また外筐内
にシャーシを組込む際に前記内周壁が邪魔になるような
ことが全くなく、そのシャーシの組込みを非常に容易に
行える等、成形、組立てが非常に容易で、大巾なコスト
ダウンを図り得る。
にシャーシを組込む際に前記内周壁が邪魔になるような
ことが全くなく、そのシャーシの組込みを非常に容易に
行える等、成形、組立てが非常に容易で、大巾なコスト
ダウンを図り得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をラジオ受信機に適用した実施例を示した
ものであって、第1図は第1実施例における分解斜視図
、第2図は同上の組立て完了状態の斜視図、第3図は同
上の側面図、第4図は第3図■■−IV線断面図、第5
図は第2実施例における分解斜視図である。 また図面に用いられた符号において、1・・・・・・外
筐、7・・・・・・シャーシ、10a・・・・・・接合
面、10b・・・・・・接合面、11・・・・・・凹所
、14・・・・・・切欠き、15・・・・・・切欠き、
16・・・・・・内周壁、18・・・・・・内周壁、2
3・・・・・・切欠き、24・・・・・・切欠き、25
・・・・・・内周壁である。
ものであって、第1図は第1実施例における分解斜視図
、第2図は同上の組立て完了状態の斜視図、第3図は同
上の側面図、第4図は第3図■■−IV線断面図、第5
図は第2実施例における分解斜視図である。 また図面に用いられた符号において、1・・・・・・外
筐、7・・・・・・シャーシ、10a・・・・・・接合
面、10b・・・・・・接合面、11・・・・・・凹所
、14・・・・・・切欠き、15・・・・・・切欠き、
16・・・・・・内周壁、18・・・・・・内周壁、2
3・・・・・・切欠き、24・・・・・・切欠き、25
・・・・・・内周壁である。
Claims (1)
- 合成樹脂成形され、かつ割形構造をなす外筐の接合面部
分につまみ挿入用の凹所を設けである電子機器筐体にお
いて、前記凹所の内周壁の少なくとも一部を、前記外筐
内に組込まれ、かつ合成樹脂成形されたシャーシの一部
に一体的に成形したことを特徴とする電子機器筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6989278U JPS5828394Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6989278U JPS5828394Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 電子機器筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54172604U JPS54172604U (ja) | 1979-12-06 |
JPS5828394Y2 true JPS5828394Y2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=28979159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6989278U Expired JPS5828394Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828394Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-24 JP JP6989278U patent/JPS5828394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54172604U (ja) | 1979-12-06 |
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